触手、ハエ男、サキュバス、月の女子。人の形が多様になった世界で普通の青春を送るボーイズ&ガールズの話。「侵撃の触手祭り」(2018.8.1〜9.6)参加作品。
最終更新:2018-08-21 23:07:46
25243文字
会話率:34%
―――20XX年、吸血鬼は実在の存在として認知されていた。
世界中で発見された吸血鬼を始めとする、特殊な偏食嗜好を持った者が確認された。
人の形をした彼らは怪物、鬼と称され、いつしか"偏食鬼"、もしくは"欲す
る者(ウォンター)"と呼ばれるようになった。
人ならざる力を持ち、時には捕食対象に人間をも選ぶ彼らは人類にとっての脅威とされ、いつしか彼らを狩る者も現れた。
狩人――ハンター達はやがて徒党を組み、"偏食鬼駆除協会(Association for Extermination of Wanter)"、略称"AEW"なる組織が力を持つようになる。
これは、AEW本部にて活躍する一級ハンター、"世界一美しい手を持つ女"リコリス・ワーカーの来日より始まる物語。
日本を舞台にして、暗躍する偏食鬼と、ハンター達の争いの火蓋が切って落とされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-07 01:24:31
18192文字
会話率:33%
昭和初期、季節は夏、小説家を目指す陰気な青年・裕吾(ゆうご)が出会ったのは人ならざる美貌の青年・セツだった。
セツに囲われ、過ごすうちに裕吾はセツを知りたいと思うようになる。
人外×小説家の仄暗いお話。
※この小説では人の形の人でないもの
として人外という単語を使用しています
※この小説はピクシブにも載せております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-02 10:49:05
12585文字
会話率:29%
所詮は有象無象だ。
とてもではないが、誰しもが憧れる様な人間でない。
ただ、逃げてしまえる事を破棄してしまった姿は、誰かの目には勇敢な青年と映るかもしれない。
理屈を容認出来る程に頭は良くなかった。
だが、自分を悪だと言われる事を意に介せ
ずにいられるほど聖人ではなかった。
結局の所は辺り一面に雑踏する人間と何ら代わりのない、主役には成れない様な彼は自ら手を汚す事を選んでいる。
狂人のように悦に浸れず、常人のように畏怖に溺れる事は出来ず、ただただ、不幸とも呼べない可哀想な彼は戦う事から逃げる事を破棄した。
思考停止して停滞する事が自身の保身として、人の形をした化け物の様な人外を相手取る自分を勇敢と少なからず思っていたのだろうか。
壊れるのではない、壊れていた。
壊されるのではない、壊れていた。
知らない間に、とっくの前に――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-13 02:52:49
46312文字
会話率:16%
ハル様主催【真夏の蜜夜】企画参加作品です。
とある国の凄腕魔術師モーフィアスとミアの物語。
愛の形、幸せの形はひとそれぞれ。この二人の形は果たしてどちらだろう?
最終更新:2016-08-20 21:00:00
10517文字
会話率:32%
「不倫する? それとも死ぬ?」
不倫とは人の道を外れた行為。そんなことをするのは果たして人間と呼べるのか?
それを実行できる者は『人の形』をした何かではないだろうか?
倫理を教える教師は、教え子に呼び出された。
不倫か死かの究
極の二択を選ばされ、決められなかった男は死を覚悟したのだが――
待っていたのは、人形が新しい人類になっていた現実だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-25 22:45:50
46298文字
会話率:38%
※この小説は、重複投稿作品です。
人の形に惚れ込んだ男子美大生と彼の友人の尾崎優との物語。
彼女は背が高く、スタイルがいい。同じ学年の幼馴染みである。いつも周りには友人がいて、辺りを太陽のように照らしている。それに引き換え犬飼友広は背が低く
、印象は暗く、友人と呼べる友人は殆どいない。
正反対に位置する友広と優に接点があるとすれば、それは描き手とモデルという関係だけだった。(第一章)
友広は大学内でも指折りの描き手で、その技術だけは周りの人間たちを驚かせていた。
もちろん優も美大生ではあるのだが、何故か描くことよりも描かれることの方が多く、彼女の絵の技術がどれほどのものなのか、それを知っている人間は殆どいない。
ある日、いつものように優をモデルにデッサンを描いていると、唐突に彼女は言った。
「私って、無能なのに綺麗なんだね。」
それは自信の表れのようでもあるし、自身を皮肉っているような言葉でもあった。
優にはコンプレックスがあった。それは、絵が描けないということ。モデルとしてでしかこの学園にいる意味を見いだせない彼女の悩みは切実で、しかし、それでも友広にとっては羨望の眼差しを送るには十分な自信だった。
絵を描くことしかできない友広と、人形のようにモデルになるしかない優の淡い恋愛は始まっていく。(第二章)
段々と打ち解けていく二人の関係は親密なものになり、そしてそれに気が付いた周囲の様子も変わっていった。
足りないものを補うように、自分の欠点を埋め合うように近づいては離れたりを繰り返していく。(第三章)
学園を卒業後、友広は芸術家として顔が売れ始め、優はモデルとして生きていくようになり、必然のように二人の関係は終りを迎えた。それでも、二人は時折お互いを探してしまうのだ。駅のホームやデパートの本屋、喫茶店の窓辺、二人が生活していた部屋の窓の向こう。
手に入れたいものが一番遠くにあって、それは手に入らないと知っていても、求め合ってしまう心の形。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 13:43:52
11078文字
会話率:46%
いじめられていた同級生を助けたことが暴力沙汰になり、伍幢勇(ごどういさむ)は退学になってしまう。
学校生活、親友、明日からの目標、多くのものを一度に失い泣き沈む勇の前に、白一色のセーラー服を着た美少女、天庄照子(てんしょうしょうこ)が現
れた。照子との出会いにより新たな学園へ招かれるが、そこはあらゆる行為が容認される狂乱蛮野の園だった。
監獄のような灰色の高い壁。壁の内側、グラウンドに突如開いた巨大な穴。穴から這い出てくる、人の形をした黒い異形。異形を迎え撃つために組織された生徒の集団。
異形の狙いが照子だとわかったとき、勇は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-28 05:00:00
289885文字
会話率:46%
2012年。
何らかの理由により地球は滅ぶ。
ありきたりな予言は少しだけ当たっていた。
それは日蝕の日に起こり、そして人類の歴史は秒読みで終了する。
時は流れて1年後。
人類は僅かながらに残っていた。
いずれも人の形や中身、もしくは両方
を失っていたが。
そして今日も、歴史上最後の人類は、神を恨みながら数を減らしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-29 02:21:54
33515文字
会話率:20%
彩香はオナニーが好きだ。
小学生のころから時々、秘部をいじって淡い快感を得ることはあったが、中学生になり性器が大人の形状へと変化するにつれ、本格的にオナニーに親しむよようになった。
最終更新:2011-03-26 01:49:34
3030文字
会話率:5%