「今回イベの姫様の新衣装、露出度低いのにエロくてシコリティ高いですよね~」……そんな下ネタ会話も余裕でぶつけ合える後輩のイナは男装女子。そんなイナとはオタク同士話が合う。「三次は惨事」と豪語し、二次元オタクでいたレオンハルトだったが、しかし
イナの女装姿を見てからはからはイナでシコる日々。でも当のイナはそんなことは知らないわけで、今日も極狭パーソナルスペースでレオンハルトに絡んでくる。だが、うわの空のレオンハルトをイナは心配して――。
※雑導入の馬鹿馬鹿しくてすぐ終わるエロコメディーです。本番(挿入)はないです。異世界設定は非現実感を出すためだけのものになっています。
※他投稿サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 00:00:00
7775文字
会話率:58%
pixivで頂いた匿名さんからのリクエストです!ありがとうございます!
Fate Grand Orderのレクイエムコラボに出てくる黒いマリーに搾り取られちゃうお話というリクエスト内容でした!(少しおまけもあります。)
黒いマリーいいです
よね…実装されたらガチャ回します。
史実では100cm超えと呼ばれるおっぱいを見事に体現してますね!
(劇中で赤い普通のマリーが食べても胸に栄養がいくような話をしていて、サンソンが驚きつつ赤面するシーンがあるんですが、なるほどな…と。)
Hシーンをいっぱいリクエスト頂いており、全部詰め込みました!
こんなに色んなシーンを詰め込んだことなかったので、上手く出来てるとよいのですが…
^^;
また、「このシーン的に、こういう事もありえるよな…こういうのもいいな…」と途中で思いついたルート分岐したエンドも書きました!
よければどうぞ!
最初の方がリクエストルート、最後の方がアナザールートになります。
途中にルート分岐がありますので、アナザールートを通しで読む際にはお手数ですがそこから最後の方を見ていただけると嬉しいです。
ちなみに、レクイエムコラボを久々に見返しましたが、黒いマリーってかなりいい線いってますよね。
途中の人狼ゲームで上手い事だます。
最後の方まで立夏を誘惑し続ける。
最終局面では、エリセの戦意を失くし(すぐ戻っちゃった点だけは痛い。)、紅葉との仲間割れの誘発。
マシュとボイジャーも戦闘に参加するためカルデア陣営の戦力を仲間内で落とす事に成功しています。
更には最後の助っ人は本物のマリーで戦力としてはそれ程期待できない上に、遊戯界のプレイヤーから魔力を搾取しまくってる…。
「戦闘後に体力が回復する謎のお約束さえなければほぼ勝ち確なのでは?」っていうかなりありえるIFだったので書いててテンション上がりましたね!
あのお胸で魔力を搾取されたい…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 08:09:36
13450文字
会話率:39%
召喚失敗のレッテルを貼られた聖女はケダモノ辺境伯を溺愛する( https://novel18.syosetu.com/n1945ie/ )の続編です。
聖女として異世界に召喚された詩織はすったもんだの末に辺境伯であるアデミル様とラブラブ夫
婦になりました!子供も生まれて幸せいっぱい・・・ですよね?
詩織とアデミル辺境伯の日常を御覧ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 15:00:00
44081文字
会話率:47%
都内のどこかに住んでいる女子大学生の日記。それだけです。ただ、人よりちょっと性欲が強くてSっけがあるだけです。恥ずかしそうな顔とか惨めな姿っていいですよね?そういうのが好きなら読んでくださいな。
最終更新:2023-04-19 01:34:30
44520文字
会話率:56%
とある地下闘技場にて、バトルファックの女王を倒さんと三人の挑戦者が立ち向かう。女王は連戦を耐え、その座を守ることができるのか?それとも、絶頂に次ぐ絶頂であえなく敗北してしまうのか?今、ゴングが鳴らされる!
皆さんお久しぶりです。
戦争とか
ね、そういうので色々大変な時代ですね。そーいうののオシントとかしてるとなかなか時間が取れなくて、ランブルビーストの続きを投稿できずすみません(言い訳)
でも先日ですね、ネコに指を嚙まれまして、これが結構深くて、死にはしないんでしょうけど仕事なんかロクにできないのでお休みをもらったんですよ。
で、片方の手は動くもんだから退屈はせずに済みまして、ケガをいいことに遊び三昧なわけですよ。何が起きたか。
ゲーム飽きました。三日で。ニートは飽きるってやつですよね。もうそこから苦痛です。
小説書こうにもタイピングが辛い。100文字はできても1000文字は振動で指が痛くなってきます。でも100文字じゃノッて来ないんですよね。文章が降りてこないので、実質なんも書けんのです。
で、しゃーないからChatGPTに頼んで書いてもらうんですけど、小説書く用としてはポンコツですね。有料プラン入ってGPT-4使えば行けるかもしれないですけど、そもそも書かせるためのプロンプト作るのがまたなげーこと。やっぱり痛くなってくるんですわ。あと若干使い辛い。
で、餅は餅屋だなと思いましてAIノベリスト使うと、やっぱりこっちの方が筆は進むんです。ChatGPT以上にポンコツだけど。自分の書いたことくらい覚えろよなあ。あと何回擦られたんだって感じのシチュエーションばっかり出てくるのも、学習型AIの限界ですね。
でもいきなり1000文字書かなくていいので、傷病の身にはありがたい。ということで初めてAIノベリストを使って小説を書いてみました。半分くらい自分で書いてますけどね。
話の展開をもっとこう濃密にしてほしいですね……手抜きみたい、とまではいいませんがあっさりしすぎてて個人的には燃焼不良……そういうのはトレンドじゃないのかなあ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 09:34:06
11995文字
会話率:50%
「お母さん、あの人デ◯ン・ザビみたいでザビエルみたいな頭してて気持ち悪い!」「あなたストーカーですよね?私人逮捕します!」俺は夜道を歩いていると突然ストーカー扱いされ、格闘技の技で首を締められ気絶させられ、気がつくと留置所にいた。顔が気持ち
悪いというだけの理由で逮捕されるなんて。「殺してやる…」留置所内でそのようなことを考えていると、突如つるピカハゲの老人が目の前に現れた。直感で神だと分かった。神は俺を通報した人妻と娘、それにその旦那を洗脳して俺の奴隷にしてくれた。人妻と娘には復讐として大量の子を産ませてやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 19:00:00
5624文字
会話率:46%
題名通りの内容です。耽美風な小説を書いてみたい、という願望から架空ヨーロッパ風を捏造しました。死んだらコンドームだったという身もふたもないおバカな短編です。
主人公は生まれ変わりと思ってますが、条件つきの地縛霊みたいなものです。
ち〇こ地縛
霊。←耽美消滅。
攻め側による女性との性描写あります。女性との絡みが地雷の方はすみません、バック推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 15:10:23
9055文字
会話率:51%
北の集落で慎ましく暮らす千代には、誰にも打ち明けていない悩みがあった。それは、新月の夜に必ず見る奇妙な夢の中に、麗しき神主によく似た鬼のような何かが出てくるという悩みだ。しかもその夢は成人に近づくにつれ、徐々に淫猥で生々しいものに変わってい
く。
一方的に繰り返される夢に、千代は神主を過剰に恐れて接触を避けるが、成人を迎えるその日、とうとう神主に捕まってしまう。神主は「元服まで君を守る代わりに君の肉を喰らう契りを交わしただろう」と言い、鬼の姿となって千代を幽玄の世界に連れ去るが、幽玄での暮らしは思いのほか優しく、温かくて――?
「私が食べたいんですよね? それならどうして食べないんですか……!」
「君がいなくなるのに、美味いと思えるわけがない」
「弱った。君が泣くと心の臓が痛んで仕方がない。君が消えてしまうことの方が苦痛だ」
――愛おしいから食べてしまいたい。愛しているから食らいたくない。
これは孤独な鬼が愛する女性を喰らうまでのお話。
「千代、鬼の執着を舐めるなよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 21:25:28
49717文字
会話率:37%
ルテスラ・アイユルンツは魔法使いだ。
2人の王子を巡る王権争いに一切関与することなく。魔法研究所で静かに自分の研究を行っていたルテスラは、第一王子の護衛騎士であるギルガル・オボスタが「好きな人に洗脳魔法薬を飲ませ、自分を好きになってもらい
たい」という思いから、第一王子と共に友人が洗脳魔法約の研究をしている所に呼ばれた。
本来であれば洗脳魔法薬を飲んだギルガルは、王子からの命令に無条件で従うはずなのだが。彼は従う様子がないらしい。「俺を隅々まで検査してくれ」と懇願されたルテスラが困惑していると、ギルガルが好きな人はルテスラであると告白し。ルテスラの前で一糸まとわぬ姿を披露した。
ギルガルが自分のことを好きだとは到底信じられないルテスラは、彼からの様々な溺愛行為に押され気味。そんな中で、彼の剣技演習を見たルテスラは、彼の剣裁きに惚れ、彼を意識するようになる。
ギルガルとルテスラは人知れず、両想いの状態になったはずなのだが。ギルガルはルテスラが「自分のことを嫌いになった」と勘違いして、ギルガルは夜会の席で彼女に洗脳魔法薬を飲ませてしまう。本来であれば、洗脳魔法薬の効果が持続している間意識がなくなるはずだが、はっきりと意識を保ったままのルテスラは「洗脳魔法薬など使用しなくても、ギルガル様と相思相愛」であることをわからせる為。彼へ復讐を企てるのだが……?
*
☆微エロは*、前戯、行為は※マーク。
☆ヒロインの意思を奪い行為をします(無理矢理感はあまりありません)苦手な方ご注意ください。
☆全23話+番外編7話(ヒーロー視点含む)
☆「初めて対面した時に愛し合ったことを忘れたからって、洗脳魔法薬を使って私を愛玩人形にするのはやめてください!」に改題・設定変更等した上で電脳都市に転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 20:00:00
131698文字
会話率:58%
お金があれば、ハーレムも実現できる
でも色々大変ですよね
ご安心ください、専門家に任せれば
あなた好みのラブラブハーレム、しっかり実現します
とゆーわけで
具体的には
美少年が御主人様のメイドハーレム
眼鏡有能美人、困り眉ダークエルフ美少女
、優しいお姉さん、落ちこぼれじとじとサキュバスさんの四人ヒロインで
ラブラブなハーレムの構築と成長を書いてみたいです
作者の趣味により、フェラチオ、ハーレム山盛りになります
月曜木曜の夜に更新予定
六回から八回くらいで完結させたいです
Pixivにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 19:46:50
20767文字
会話率:32%
トラック野郎の出会いの無さは凄いですよね?
その中で恋愛に発展してくれたお話です。
最終更新:2023-01-09 01:54:42
2945文字
会話率:0%
12話で放置状態となり、すみません。
数話をまとめ、元12話は現在5話に収録されています。
愛する人と政略結婚したものの愛されず鬱々と過ごしていたある日、余命1年の未来を夢に見たことで前世を思い出し、家を捨てたら、逃亡先で出会った双子獣人
に溺愛されました。どうやら獣人の番認定されたようです。生涯に唯一無二の存在である番。なのに、なぜ2人揃ってすり寄ってくるんですか?番って1人なんですよね!?
R指定は※印を付けています。
すべてはご都合主義です。
設定ゆるゆる~wなため矛盾があっても気になさらない方向け☆
自己満投稿なので設定もそこそこにちゃちゃっと終わらせたいな~と思いつつ、なかなか進んでません。
前世の感情に近づいたり理性が飛んだりすると言葉が崩れていく…かもしれません♪
カットしたRシーンは番外でできたらいいなーと思ったり。
いつも本文短め、完結したら短編にまとめようかな、とも考えてます。
ヒロインのご奉仕はその内書きたい・イキっぱはあってもイクの禁止等はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 18:22:54
15966文字
会話率:20%
ガトーは異世界転移者だ。神様からチートをもらっている。
その名も【安眠】。気持ちよく眠れるスキル。絶対強い。
しかし転移先の世界で【安眠】は役立たなかった。ただ気持ちよく眠れるだけのスキルに使いみちはなく、しかもガトーは怪しさから逮捕
され、貴族の屋敷で拷問されることになってしまう。
……どうしてもっと早く気づけなかったのだろう。
【安眠】というスキルは、自分以外も対象にできるということに。
ガトーの立場はこうして逆転する。ヤバいメスガキを眠らせて犯す自由気ままな異世界生活の始まりだ。
2022/12/03 ノベルピアでの投稿を開始
ノベルピアに完全移行を予定しています
ノクターンノベルズからは完全に削除される予定です。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 22:00:00
303454文字
会話率:30%
二十歳の女子大学生二人が、同時に異世界召喚された。あら、互いに初対面だけど妙に気が合うわ。蔓延している魔素を浄化するために召喚されたんだって! いやー、無理無理! だって私たちはごくごくフツーのJD。チートな能力なんてあるわけないない! …
…はず、ですよね??
聖女とかヤメテ。いやもう、夢なら早く覚めてください!!
※異世界転移した二人の女子大学生がワチャワチャ頑張るドタバタコメディです。ラブはもだもだじれじれな感じ。
※「魔女の三つの予言」の二百年後の世界。そちらを読まなくても全く問題ございませんが、懐かしい名前が時折出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 07:00:00
232409文字
会話率:51%
「前向き」って、大切ですよね。どんな困難にあっても、それに真正面からぶつかっていく。生きる上で最も大事な心構えだと思います。
大勝負のときに、横へ飛んで逃げるような真似など、してはいけません。ましてや、猫だましなんて、最も恥ずべき行為です。
結果だけを求め、手段は問わないという者は、しょせん小物なのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 13:00:00
569文字
会話率:0%
男女平等の意識がもっと高まって、女性が土俵に上がれるようになるといい、と思っている方々へ――。本当にそうですよね。女性が上半身裸で、ふんどし姿に……。見てみたいわあ。
最終更新:2020-03-26 23:00:00
1244文字
会話率:12%
ほら、国会の前とかに出没して、妙な節回しで意味不明な抗議活動かなんかやってる方々、いるじゃないですか。あの人たちに、今こそデモをやってほしんですよね。――「オリパラやめろ」ドンドコドン、「バッハもやめろ」ドンドコドン(あのへんてこりんな節回
しで)――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 23:00:00
2083文字
会話率:35%
結婚後、一年足らずで未亡人になってしまった前ボルレビット子爵の妻コーネリア(22歳)。今は義理の弟であり兄のような存在のブレアンが後を継ぎ、コーネリアは敷地の一角にある日当たりの良い別邸で一人静かに暮らしていた。そんな彼女に、領主の息子であ
り幼馴染のユーグ・ベリガモルトの閨指導の依頼が舞い込んできた。閨指導をする婦人には条件があり、その一つが『複数の指導係が交代制で行う』というものだった。→「えっ、交代制なんですよね!?」ってなるお話。
誤字報告・ブックマーク・評価・いいねをいただき、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 20:08:26
15045文字
会話率:62%
地雷系女子ってかわいいですよね?自分は好みです。
pixivに同じものを投稿しています。
キャラ紹介
粗チン君
いつもの粗チン君。もちろん過去作の繋がりはない。ペニスは短小包茎の粗チン。多分5センチから8センチくらい。皮はすっぽり覆われ
てしまって尚且つ激しく扱かれても剥けない真性包茎。夢子のことは好きなので普通にデートもするしエッチもする。苗字は大城だが、粗チン君には不要な情報。
夢子
地雷系女子。ぶりっ子とかしそう。デカパイの爆乳、ムチムチの太い太腿持ちでお尻も大きい。性欲が強く、普通にデートしてもすぐエッチしたくなる。恋愛映画が好きかもしれない。粗チン君のことが好きなのでデートもするしエッチもする。その為にスケベランジェリーだって着る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 07:14:29
8272文字
会話率:67%
とんとん優しく叩かれると、気持ちがいいですよね。
最終更新:2022-11-06 15:57:06
3199文字
会話率:57%
「ただただ可愛いんですよね、悪気は無いんだ。可愛い男の子が俺に縋って媚び売る姿、1回味わったら止まらなくなっちゃった」
西條はロクでもない男だ。話を聞いてるだけでこんな男近寄った所で不幸になるだけ。わかっている筈なのに。
「確かに俺は西條さ
んに比べたら底辺みたいな人間ですけど、だからと言って西條さんに全て頼ろうなんて思ってませんよ」
「どうでしょうね」
西條の口元は緩く微笑んでいたが目は重く暗く澱んでいた。
「もう俺に片足を突っ込んでるの自覚してますか?」
歪んだ年下エリートに翻弄されるバニーボーイの男の子の話です。甘いイチャラブと仄暗い病み要素があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 19:49:21
9988文字
会話率:57%
氷の聖女と呼ばれるルルの婚約者だった第二王子は、ルルに一方的に婚約破棄を言い渡す。この婚約がルルをこの国に繋ぎ止めておく為に、国王がルルに頼み込んだものであったにもかかわらず、だ。大勢の貴族が集まる舞踏会。しかも、今日はルル達聖女の功績を讃
える舞踏会だ。その場で第二王子は、婚約破棄を宣言した。ルルにとってはありがたいことこの上ないが、国王が知ったら怒り狂いそうだ……とそこへ、国王陛下が現れ案の定、顔を真っ赤にしてプルプルと震えている。人は起こりすぎると震え始めるものらしい。
これだけの人の中で、声高らかにルルとの婚約破棄を宣言したのだ。今更、あれは無かった事に……とはならないだろう。第二王子と言えどれっきとした王族。コロコロと口にした言葉を二転三転とさせる訳にはいかないのだ。だからこそ行動にも発言にも、慎重にそして熟考してから口にするべきなのだ。
なのに、だ。もう、婚約破棄を宣言してしまった。それも、2度も言った。取り消すのはまず、無理だろう。
本人は何も分かってはいないだろうけど。
「陛下、発言を許可していただけますか?」
そう言ったのは、若き公爵閣下。
「許す」
陛下の言葉に頭を下げて、第二王子に向き直った公爵はその、通る声で静かに問うた。
「婚約破棄をなさるのですね?」
その質問に、第二王子は得意気に顎を逸らして
「ああ。こんな化け物じみた女との婚約は破棄する!」
と3度目の婚約破棄宣言をした。
「ならば陛下」
クルリと第二王子に背を向けて、公爵閣下は再び陛下に頭を下げる。
「私がルル嬢に結婚の申込みをしても、よろしいですよね?」
……………は?
「そなたが?」
「ええ。私がです」
何を言い始めたの……この人?
陛下も周りの人達も、みんな困惑している。
それはそうだ。中でもルルが1番困惑しているだろう。
「第二王子の婚約者だからと諦めておりましたが、婚約破棄されたのであるなら、私が求婚しても問題はありませんでしょうから」
サラリとそう言って、ルルの方へと視線を寄越す。
……………無理、むり、ムリ!
「……そう……だな」
え?陛下?今、まさかですけど、許可しました……?
またもや、私の意見はスルーなんですか?
私、出来れば結婚しないって選択肢が欲しかったんですけど〜!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 23:26:34
5799文字
会話率:4%