僕の結婚式で最愛の人に“魂の半身“が現れ、僕はいきなり捨てられた。
しかも、「君が生きているだけで、私の魂の半身が苦しむ」……なんて言う全く訳のわからない理由で、僕は黒き森の鎮守の神子に選ばれてしまった。
神子なんて言っても、つまりは生贄。
だけど、そんな僕を魔王の奥方とカラスが救ってくれた。
しかも、魔王は僕が復讐したいのなら手伝ってくれるとまで言ってくれた。
だから闇落ちした僕は、次代の魔王となって、この理不尽な異世界の全ての人類に、ちょっと呪いをかけたのだけれど……。
なぜか怖い勇者様が僕を殺しに来てしまった。僕、歴代最弱魔王なのに。
闇堕ちして魔王になったポンコツ転生者(役立たずなチート持ち)と、 何を考えているのかわからないけど愛が重めのヤンデレ勇者様の、理不尽すぎる異世界の恋愛ファンタジー
タイトルは仮ですので、途中変更すると思います。
運命の番がいる世界ですが、オメガバースではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 09:32:59
84765文字
会話率:29%
高校入学式当日、三上離央(みかみりお)は実の両親から捨てられた。愛されたことは一度もなく、相手にすらされず、何時も二人から「いらない子」「邪魔な子」と心ない言葉を浴びせられ続けてきた。寂しい思いを必死に我慢していたが、親に捨てられた現実を受
け入れられず、離央は辛くて苦しくて泣き続けた。気付いたら離央は見知らぬ森の中にいて、其処で得体の知れないバケモノに襲われる。殺されそうになっていた離央を助けたのは、黒い髪に紫色の瞳をした「龍の化身」と呼ばれている美麗な男、軍人のヒサメだった。彼は深く傷付いた離央を保護して自分の屋敷に住まわせた。ヒサメは離央をたくさん褒めとても大切にしていた。ずっと欲しかった愛情を与えてくれるヒサメに、離央は少しずつ心惹かれていく。彼とずっと一緒に居たいと、強く願うほどに……けれど、それは我儘な願いだと離央は分かっていた。彼には愛する伴侶が存在する。伴侶は魂の半身とも言える最愛。ヒサメの伴侶は見付かっていないが、見付けるのは時間の問題。ヒサメの幸せを壊してはいけない。伴侶との仲を邪魔してはいけない。そう思った離央は自分の気持ちを押し殺し、ヒサメの屋敷を出て行くことを決意する。
龍の化身×不憫な子。両親から愛されず、捨てられた子が異世界に迷い込み、とっても強い軍人さんに溺愛されて幸せになるお話。
※前半に虐待や流血などの描写あり。
この作品は他サイト(http://m-pe.tv/u/?shiki31)とアルファポリスさまにも掲載しています。
2024.11.04追記
サブタイトル追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 19:00:00
24631文字
会話率:66%
その女騎士の名前は、クワトロ・バーミリオン。女ばかり四人も生まれたからと、親が投げ遣りに付けた名前が“クワトロ”
バーミリオン子爵家の四女として生まれた彼女は、その名前の通り、燃えるような赤毛と紅玉の瞳。女で170cmと言えば、決して
小柄ではない。
そんな彼女には秘密があった。
それは、前世の彼女はこの世界ではなく、全く別の世界にある小さな島国で生まれ育ったらしい。
何故、“らしい”かと言うと、神様(?を名乗る人物)から教えられた話。
まぁ、早い話が、五才まで向こうの世界で育ったけど、死に掛けた時に魂の半分だけが、何故かこっちの世界に転生してしまったと言う。
こっちの世界の人間は、魂が欠けた状態で生まれてくる。だから転生した事自体は仕方がない。らしい…。
(ちなみに、あっちに残った方の魂は、そのまま成長して、天寿を全うした。…んだとー?!)
「じゃあ、こっちの世界で自分の半身を見つけるなんて、無理じゃねーか!」
そう詰め寄ったら…
神様(?)曰く、「こんな事は初めてで、儂も困っとる。兎に角、後は自力で頑張って“魂の半身(番)”を見つけ出し、ゴール(天寿を全う)してくれや。」そう言って、煙のように消えやがった。バカヤロー!!
板額御前が結構気に入ってて、彼女を参考に何か書いてみたいと思って書いて見ました。
話の大筋は(多分)変わりません。と言っても、参考にするだけなので、内容、結末は変わると思います。
ヒロインは元貴族令嬢ですが、傭兵歴が長かった為言葉遣いが悪いです。
文章を書くのはあまり得意ではないので、ざっくりと、細かい所は拘らず読んで頂ければ有難いです。
よろしくお願いいたします。
フィクションです。当然、実在の人物とは違うので、名前も世界も違う話になっています。
R18は念の為、入れさせて頂きます。
戦闘シーンがあるので、残酷、グロテスクな描写等、予告なく入ります。あと、恋愛要素もあるので(と言っても薄い)、R18シーンも予告なく入ると思います。(一応、目次に何か目印入れます。)
不定期更新です。(出来れば長い目で見て頂けたら…)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 11:25:22
8147文字
会話率:12%
「公爵家令嬢のマルグリットは王太子妃殺害未遂の罪を従者に被せ、自分はのうのうと生き存えている」
巷で噂される事実がマルグリットの命の蝋燭を削っていく。
確かにマルグリットは嫉妬に狂ってあの泥棒猫を亡き者にしようとした。だって王太子妃の座
は元々、マルグリットのものだったのだ。取り返そうとして何が悪い。
でも、噂には嘘が混じっている。
「ルー」
マルグリットは今際にかつて彼女のために身も心も捧げたとある従者の名を呼んだ。幼少の頃より共にあった魂の半身は二度と戻らない。
マルグリットは祈る。
「もし人生をやり直せるなら、あなたの愛に応えたい」と。
これは元悪役令嬢が意識だけ時を遡り、かつて彼女を愛してくれた従者とやり直そうとする物語である。
だが、そこには大きな壁が立ちはだかる。それは――
「なんでルーが前の私に惚れたのか、全く分からない」
それでもマルグリットはもう一度ルーに惚れてもらおうと頑張るのだが、空回ってばかり。
そこに前は彼女に無関心だったはずの王太子様や関わりのなかった侯爵様まで加わってさあ大変。な物語になるはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-17 22:21:22
10045文字
会話率:22%
闇に浮かんだ白い光。
時が重なり、引き寄せられた二人。
魂の半身を求める龍。
その龍と幼い日に出会った娘。
再び巡り逢った二人の運命は?
【自サイト転載作品です】
続きの一章からは、通常マイページにて御覧頂けます。
最終更新:2011-05-10 04:18:27
4957文字
会話率:21%