神龍によって建国された帝国オルデウス。
この国には、神託によって選ばれる“男”が皇帝の伴侶になる慣習があった。
帝国軍で連隊長を務めるジュノはある時、幼馴染でもある皇太子・オライエの伴侶となる神託が自分に下ったことを知る。軍を辞め皇
太子妃として皇宮に上がるように告げるオライエに対し、ジュノは思わず拒絶の言葉を放っていて……
本編21話+おまけ2話の23話完結です。
※拙作『後宮を作ってあげようと思っただけなのに』と同じ世界観のお話です。
話は繋がっていませんが、あわせてお読みいただけると設定など理解しやすいところもあると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 21:30:00
92686文字
会話率:21%
翔太はある日定番の異世界転移をした。
転移した先は女性であっても見上げる程体格の良い人間ばかりの世界。
驚きつつも気のいい国民性にすっかり馴染んだ翔太は現実を受け止めながらも異世界での生活に適応していく。
そんなある日、翔太がお世話になっ
ている国を実質的に傘下に置いている大国から数年に一度の『娶りの儀』と呼ばれる結婚相手を探す一団が訪れる。
――権力に物を言わせて女性達を浚っていくのか?!
怒り心頭の翔太。だが優しく紳士的な大国からの一団に選ばれることはこちらの世界ではとても名誉なことで女性たちは素敵な相手に見付けて貰えることを楽しみにしているらしい。しかしとてもじゃないが信じられない翔太は現場を直接見たいと申し出る。
見学しつつ見張る気持ちで言ったのに何故か「参加者」の位置に席が用意されていて……。
※大国の守護者と呼ばれる極めて大柄な強面将軍(こちらの世界では驚愕の粗チン☆だけど前戯は神テク)×みんな異常なほどデカい世界に放り込まれたヒョロガリオタク日本人(相対的粗チン)受け。
※真面目に読まないでください。軽ーく読み流すくらいの寛大なお心でどうかお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 19:00:00
62429文字
会話率:31%
現代アメリカの某大都市に暮らす、名門吸血鬼一族の一員で美少年と名高いソノラ。ヴァンピールの異母弟と、可愛い(マッチョ)ペットの人狼と共に投資と怠惰に耽っていた彼の元へ、ある日幼馴染のマリアンヌが押しかけて来る。サイコな性格の彼女が連れてきた
美しい男パナシェは、なんと大司祭候補に選ばれるような清い心の神父。しかもマリアンヌは彼を自らの眷属にすると言い張り、実際に吸血鬼へ変えてしまう──
手記形式で進む、一人の聖職者が美しい吸血鬼に堕落するまでの物語。
登場人物が性別問わず男とも女とも誰にでも欲情します。あとメインのカップルは女上位、フェムドム(身体、精神含め女×男)です。また少なめではありますが、予告なく性描写、近親相姦(精神的に)、流血、暴力、人体破壊描写、触手、これらを組み合わせたものが登場します。地雷が一切ない方向けです。読んだ後に不快感を覚えられても一切責任を負いませんので、自己責任での閲覧をお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 19:00:00
147464文字
会話率:49%
「ようやく見つけましたよお嬢様。どうぞお覚悟を」
「ひ、ひいい!」
裕福な貴族令嬢だったレティーシャは実家が没落し神殿の巫子になっていた。かつての我儘ぶりを反省し大人しく過ごしていたレティーシャは突然、美貌と噂の公爵様の「つがい」に選ばれ
る。つがいとは魔力を受け止めるための妻でいずれは離婚される立場だった。どうして自分が?と首を捻りながら顔合わせをしたところ、現れたのは令嬢時代に散々虐げていた使用人のヴィンセントで……!?
もしかして復讐のため!?と怯えるレティーシャと、長年探していたお嬢様に再会するも不器用過ぎて溺愛できないヴィンセントのドタバタラブコメディ
※タイトル長すぎたので修正しました
元タイトル「没落令嬢ですが美貌の公爵様のつがいに選ばれました~私を恨んでいる元使用人にどうやら復讐されるようです」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 18:00:00
112685文字
会話率:33%
何も教えられず神殿で育った獣人のナナ。
ある時異世界からの落ち人が賢者として現れる。賢者と結婚すればその地は潤い、莫大な富が約束されるという。彼のお見合いの為の旅の従者に指名されたナナだったが一目会った時から賢者に恋をしてしまう。
獣人であ
るナナが賢者に選ばれる事などないのだと――ナナが一番わかっていたことだった。
**第4回ムーンドロップス恋愛小説コンテスト竹書房賞受賞作品**
『異世界から来た賢者様はお嫁様をさがしている: 獣人の乙女は運命のつがいに愛されて』
~2021年4月12日書籍発売中
*コミカライズしました*
2024年10月16日より『恋愛天国 Vol.59』より配信開始
茨芽ヒサ先生です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 00:38:32
178921文字
会話率:59%
私が選ばれることは絶対ない。 それなのに「あわよくば君に愛されたい」だなんて。
“仕事はできるが愛想がない”と呼ばれる堅物OL・遠藤 仁奈。ある日“顔はいいが女に見境のないクズ”で有名な営業部エース・佐久間陸に目をつけられてしまう。 不
覚にも惹かれてしまったこの恋の行く先は──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 14:02:54
113580文字
会話率:66%
王城でのガーデンパーティーに参加した伯爵令嬢のシャルロットは第二王子の婚約者候補に選ばれる。
それが気に食わないもう一人の婚約者候補にビンタされると、騎士が助けてくれて……。
第二王子の婚約者候補になったシャルロットが堅物な専属護衛騎士のア
ランと両片思いを経たのちに溺愛されるお話。
※前作「婚活に失敗したら第四王子の家庭教師になりました」と同じ世界観ですが、単品でお読みいただけます。
※アルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 13:00:00
70780文字
会話率:43%
本作は「全身串刺し美少女の手記」において、主人公・里奈が全身を槍で串刺しにされる過程について描写した短編となります。
<あらすじ>
里奈は、ある秘密基地で全裸での生活を送っていた。何も知らされず、ただ日々を過ごしていた彼女に、突然「人体発
電システム」の生贄として選ばれるという運命が訪れる。里奈は抵抗する間もなく、システムへの設置が進められていく。
その過程で、彼女の全身は一本ずつ槍で串刺しにされていく。鋭利な槍が皮膚を突き破り、肉を裂き、内臓を貫通するたびに、彼女の体から大量の血液が激しく噴き出す。圧倒的な痛みと恐怖が彼女を襲い、身体は限界を超えた苦痛を受け続けるが、不思議なことに死に至ることはなく、彼女は生かされ続ける。
里奈の世界は、無限に続くかのような苦痛と流血の中で、次第に現実感を失っていく。彼女は、生贄としての運命を受け入れざるを得なくなり、その凄惨な日々の中で耐え続けるしかなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 14:38:10
3390文字
会話率:0%
高橋瑞希は特別な身体検査の被験者に選ばれる。
指定された病院を訪れる瑞希だったが――
最終更新:2024-07-14 21:00:00
13184文字
会話率:27%
双子の国王が統治するドナシャルド王国。王位継承者である双子の王太子の花嫁は選定の儀で選ばれる。しかも1人だけ。2夫1妻。
王太子は選ばれた女性と結婚しなければいけない。それが彼らの義務であり責任だから。
そして花嫁選定の儀で選ばれたのは、中
流伯爵家令嬢である私だった。
2人の王太子と1人の伯爵令嬢、そして周りの思惑が絡んだこの結婚、一体どうなるの??
3人の純愛物語です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 01:13:50
56702文字
会話率:63%
十七の冬にオメガだと診断された。通っていた高校と塾をやめ、オメガを守るための施設に入った。ベータからオメガへの性転換はごく稀にあるらしいが、その大半が幼少期に起こる。ベータとして育ち、恋をして。報われるなんて夢は見ていなかった。それでもより
によって年に一度の番選び直前に性転換するなんて本当についてない。番選びなんて名前だが、オメガに決定権はない。楽しむのはアルファだけ。オメガになった途端に知らない男のブツを突っ込まれるなんて惨事でしかないが、それを一回だけ回避する方法がある。それは田賀谷さんに選ばれることだった。※『嘘の日の誤解を正してはいけない』シリーズの連載版です。1~続々までは短編の内容と同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 18:00:00
74642文字
会話率:41%
嘘の日こと、番選びの日が近づいてきた。周りのオメガ達はどんなアルファに選ばれるのかとソワソワとしている。この中で番に選ばれるのは一握りだけ。大抵は行為に耽って、数日後に何もなかったように施設に戻される。どんなに愛を囁かれても首筋を噛んでもら
えなければ、気に入ってもらえなければ番にはなれない。その決定権をオメガは持っていない。 次の年に選んでもらわなければ再び会うことさえ叶わぬ、嘘をいくらでもつける日。それが嘘の日。そんな日に参加するのも今年で七回目。けれど一度だって抱かれたことはない。俺を選んだアルファ達は皆、性欲や恋愛感情を欠片も向けてこなかったのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 12:00:00
14203文字
会話率:29%
嘘の日--それは一年に一度だけユイさんに会える日。ユイさんは毎年僕を選んでくれるけど、毎回首筋を噛んでもらえずに施設に返される。それでも去り際に彼が「来年も選ぶから」と言ってくれるからその言葉を信じてまた一年待ち続ける。待ったところで選ばれ
る保証はどこにもない。オメガは相手を選べない。アルファに選んでもらうしかない。今年もモニター越しにユイさんの姿を見つけ、選んで欲しい気持ちでアピールをするけれど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 12:00:00
9491文字
会話率:28%
※アンダルシュノベルズ様より、6月10日出荷予定で書籍化決定いたしました。電書版の発売は、その一ヶ月後になると思います。
アルファポリスの規定により、こちらの作品6月12日には取り下げさせていただきます。続編のほうも取り下げさせていただきま
すが、そちらはアルファポリスさんのほうで、引き続き閲覧することでができますので、よろしかったらそちらで続きをお楽しみください。
44人の魔法少女達とともに異世界に召喚された“おじさん”コウジ。
将来に夢も希望もないコンビニのバイトだった彼は異世界転移とともに、中二病まっさかりの頃、自分が考えたキャラ“最強のおじさん”になっていたのだった。
フォートリオンとよばれるこの異世界で、魔法少女達は“運命の王子様”とパートナーとなって世界に降り注いだ“災厄”をうち払うという。
少女達が王子様に次々と選ばれるなか、コウジは当然最後まで残っていた。
そこに大遅刻した9番目の王子ジーク・ロゥが現れた。
美形ぞろいの王子達の中でも飛び抜けた美貌の王子様はくたびれたスーツ姿で椅子に腰掛けるコウジの前にひざまづいて、その手をとり口づけて言った。
「貴方こそが我が運命のパートナー」
銀髪黒軍服超絶美形の運命の王子様となぜか魔法少女に選ばれてしまったおじさんの活躍が始まる!
※R18シーン入りの話には章タイトルの末尾に※がつきます。
タイトル上のリンクでシリーズ一覧に飛べます。
(第3部まで完結済み)
また目次や後書き下部の各リンクからもシリーズにとべます。
pixivさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 19:49:35
137496文字
会話率:34%
リッチモンド伯爵家に仕えるメイドのセリーナは、秋の暮れに温室の世話係に選ばれる。
伯爵家の所有する巨大な温室は、世界中の珍しい植物が集められ、厳しい冬も花が咲く「最も天国に近い場所」と称されていた。
完璧な管理は魔法でまかなわれているものの
、冬の間だけは草木が枯れる恐れがあり、メイドが一人常駐する必要があった。
初日の夜、誰もいないはずの温室に「虜囚」の男が現れる。
虜囚の名前はシオドア。
セリーナは情交と引き換えに草木に恵みをもたらす囚われの男、精霊シオドアとまぐわい、草木を枯らせないための「燃料」にならなければならないと知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 22:37:33
19929文字
会話率:42%
あるところに、5人の王女候補から一人の王女を選ぶ王国がありました。王女候補たちにはそれぞれ一人の騎士が与えられ、己の資質に磨きをかけて競いあうのです。しかし、ある一人の候補者だけが何も知らずに暮らしておりました。その名はリリル・ミュゼ・シャ
ロン。王国の高級貴族にして美貌の王女候補。彼女は「選択の時」をどのようにして迎え、はたして王女に選ばれるのでしょうか?
※番外編がこの物語の本編かもしれない。
※本編は塩分多めで、番外編は糖分多め。*=R18
※【本編完結】凌辱・流血シーンがあったりするので読まれる際はご注意ください。
※横柄な使用人男性と高飛車なご令嬢のお話
※『愛しき王女のためのパヴァーヌ』を加筆修正&大幅に変更したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 16:53:23
93561文字
会話率:39%
男子高生の水城悠は、ある日突然見知らぬ世界に召喚される。その世界では、王位継承権を持つすべての王子が聖女召喚の儀式を行い、儀式に成功した者の中から次代の王が選ばれる風習があった。他方、男である悠を誤って召喚した第二王子・ルイ(ルイトポルト)
は、はなから王位を継ぐ気はなく、第一王子を次代の王にしようと画策していた。悠は無事に元の世界に帰るため、ルイの企みに加担する。
ブラコン王子×シスコン男子高生。
Pixivで連載済みのもの(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15498531)に手を加えながら掲載しています。
【番外編更新中です】
たくさんのブックマーク、評価、感想、いいねをくださり本当にありがとうございました! また、誤字報告も助かりました。
とても有難いことに番外編を望んでくださる声もありましたので、完結済みを解除して、ゆっくりと番外編を更新予定です。なお、番外編の方は直接的な性描写があるものも含まれております(※をつけています)ので、苦手な方は避けていただけますと幸いです。
〔追記〕いいね、ブックマーク登録、評価、感想などたくさんの反応をいただきありがとうございます! 書いている当初から思っていた以上の人に読んでいただけて驚いていたのですが、完結してからさらに多くの人に読んでいただけて恐縮しています。本当にありがとうございます!!
(2023年4月8日)
〔追記〕誤字報告ありがとうございます! 見落としていた部分をご指摘いただけて、大変助かっています。
(2023年4月18日)
【追記】マヌエルの方の連載(https://novel18.syosetu.com/n0458ir/)も終了し、こちらの番外編も完結いたしました。素人の書きなぐったものに、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました!
(2024年5月5日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 18:04:10
479532文字
会話率:42%
資産家だった祖父の遺言によって多額の遺産を相続した椚 廉也は、金と時間が有り余る悠々自適な日々を過ごしていた。
そんなある日、椚は自分が女性に興奮できなくなってきていることに気が付いた。
きっかけは何度か世話になっていた風俗へ行ったときだっ
た。
接客をしてくれた女性の裸体を見たときに、何も感じなかったのだ。綺麗だなと感じることも、触れたいという欲求も、何もかもがなかった。ただそこに女性の裸体が在る。そんな感想しか抱けなかった。
それは酷く気持ちの悪い感覚だった。どうにかしたい、と心から強く思った。
ゆえに椚は、ある計画を打ち立てた。
「椚 廉也が興奮できる環境と状況を人為的に作る」
人ひとりの人生では使い切れないほどの大金を使い、協力者を得て、自身が興奮するためだけの「場所」を整える。愛情など欠片ほどもない、ただただ情欲に塗れた歪な場所を作り上げる。真っ当な感覚であれば、狂っていると軽蔑されるような計画を〇〇は実行に移した。
選ばれるのは三人の女。対価は金。普通の人では味わえない、異常な日々を共に過ごすためにーー。
ーーーー
毎回三人の女性を家に招き、エッチなことをするだけの小説です。
強引なのは多いと思いますが、無理やりなのはあまりないと思います。
変態的なシチュエーションが多いですが、アブノーマルなのは苦手なので少なめです。
よくわからないなと思ったら読んでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 01:07:55
25100文字
会話率:29%
【2022年10月28日にeロマンスロイヤル様から書籍化されました】
【番外編も完結しました】
ここではない竜がいる国。
セシリア・ヒューズは、早くに母を亡くし、病弱な父とまだ幼い弟と共に暮らす子爵令嬢だ。気丈な彼女が家を切り盛りしてい
るが家は没落寸前で、遂に幼い頃からの婚約者に婚約破棄を申し渡されてしまう。
ある日、遠縁にあたるが冷徹な領主により、引退した竜騎士の身代わり婚約者としてセシリアが選ばれる。
実家への経済的援助と引き換えにされ、他の打つ手のないセシリアが、竜騎士の屋敷を訪れると、姿を表したのはボサボサの髪に、無精髭の大柄な男で!?
かつて国の英雄と呼ばれた竜騎士を相棒に持つほどの彼に刻まれた心の傷と理由をセシリアはやがて知っていくことになる。
愛を知らないと思っていた竜騎士が、愛を知っている子爵令嬢に、愛を誓う話。
※Rは後半です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 19:00:00
201364文字
会話率:47%
家政婦のわたしは、かつて一緒に仕事していた縁で、老齢の家政婦から彼女の後任【住み込み家政婦】として選ばれる。
だが、新しい雇用主は、素晴らしい見た目のわりに、冷淡で愛情のかけらもない男だった。
**
公式企画「春の短編祭2024」(テーマ
:ふたりの関係性)参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 22:02:45
6131文字
会話率:32%
魔導暦545年1月2日。新年の2日目に当たるこの日………大陸を席巻するランギレーム魔導帝国……魔王軍の通称で知られる大勢力の最高指導者である魔王 アテルス・テネブレイは、魔王城に帰還していた。
敵対する国々から恐れられる彼は、この日の夜、あ
る儀式を行おうとしていた。
それは、姫初め――――――――魔王の前世において、それは新年の最初に男と女が交わる事。
その儀式の為に魔王の後宮――――――奴隷ハーレムに収められた少女達が選ばれる。
選ばれたのは5人の人間の姫君。
魔王による姫初めが行われようとしていた。
一人称視点メインです。
新作です
魔王の姫初め+1日 新年3日目に魔王様が魔族の美女達とヤりまくり!
https://novel18.syosetu.com/n1952fy/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 19:39:49
602535文字
会話率:36%
「ねぇ、知ってる?
1番好きな人とより2番目に好きな人との方が幸せになれるんだって」
「それって選ぶ方は妥協だし、選ばれる方は…知りたくないよね」
「そう?
幸せになれるんなら良いと思うけど」
「…それでも1番好きな人と幸せになりたくな
い?」
「まぁ、理想としてはそうだよね」
そんな会話をしたのは楽しかったあの頃。
1番でも2番でも一緒に幸せになりたかったけれど、1番にも2番にもなれなかったボクに残されたのは苦い初恋の思い出。
これは3人の初恋の物語。
敗れた初恋、叶った初恋、綺麗な思い出のまま大切にされる初恋。
「初恋は叶わないものだよ」
その言葉にボクは、苦笑いを返すことしかできなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 21:00:00
195882文字
会話率:34%
年子の弟は僕から全てを奪っていく。
親の愛も、友人も、大切な人も、大好きな人も。
誰からも選ばれることのない僕は、いつか誰かに選ばれる事を夢見て、積み重なっていく傷を、癒ることのない傷を増やしていく事しかできなかった。
最終更新:2023-09-27 22:35:21
138530文字
会話率:30%