メルレ伯爵夫妻は結婚十年目を迎えようとしている仮面夫婦だ。夫のクロードは借金返済のため、成金の貿易商の十歳の娘フェリシテを妻に迎えた。メルレ伯爵家は妻の実家の支援で生活をしているが、夫は薔薇の栽培にしか興味がない。ところがある日、夫が知人の
伯爵家で開催される仮面舞踏会に出席しようと言いだしたところで、夫婦の関係に変化がもたらされる――。
幼くして結婚したふたりが白い結婚から本当の夫婦になる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 20:00:00
21094文字
会話率:33%
基本一話完結ですが全体は繋がっています。
貿易商のカイは東の国で生きた人形を買った。
性奴隷のような扱いではあるが、彼なりに人形を大切にしている。
感情のあまり読めない人形は何を考えているんだろうか。
ゼロ:買われた人形。東洋人。
カイ:貿易商。父が早逝したため若いながらに会社をまとめている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 23:08:21
6701文字
会話率:18%
貿易商×ショタ人魚。全8話予約投稿済。
最終更新:2019-02-17 20:00:00
31904文字
会話率:17%
2014年8月──。
ボクは絵を描きたい。もらった色鉛筆は残り少なくなっていた。
母とその女友達、立野ママ、深見ママ。
三人の女たちとボク。
カメラを買ってくれた。
それで撮って欲しいという。そして絵にして欲しいという。
彼女たちのよくわか
らない欲望と、ボク自身のよくわからない欲望が、交錯していく。
そして、その頃、遠いどこかで同級生の首を切断した女子の事件があったのだ。
ボクは誰かの首を切り落とすだろうか。それともボクの首が切り落とされるのだろうか。
主な登場人物
ボク 佐川遊(さがわ ゆう)
母 佐川さとみ 遊の母 肉感的。三十半ば。
深見ママ 深見恭子 三十代後半。メガネをかけたかわいらしい女。夫は公務員で遠くに単身赴任中。
立野ママ 立野景子 二十代後半。夫は中国人貿易商で月の半分を海外で暮らしている。背が高く体が柔らかい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 10:41:21
50699文字
会話率:27%
舞台は栖暦(せいれき)1428年、中世の都市国家ヴェネツィア。
四旬節を目前に、元首が主催する謝肉祭が連日のように行われていた。
前元首の末孫姫ディアーナに仕える少女エーヴァは、主の一生のお願いを叶えるため、彼女に変装して祭りに参加
していた。そんな彼女は異国からやってきた貿易商の息子、デーヴィットと出逢う。だがふたりは互いに仮面で顔を隠し、ダヴィデとディアーナと名を偽ったまま、恋に落ちてしまった。
次の祭りの夜、二人は仮面で素性を隠したまま再会を果たす。デーヴィットはエーヴァに月下美人の鉢植えを手渡し、「ただ一度の恋」という花言葉を告げ、彼女がディアーナではないと暴きつつ、彼女と一夜限りの関係を結んでしまう。
二人は思いがけない形で再会する。
それはディアーナの結婚話。十五歳になった彼女に、両親はデーヴィットを紹介したのだ。
けれどデーヴィットは謝肉祭の夜に出逢った少女の存在が忘れられずにいた。その少女がディアーナのお気に入りの侍女、エーヴァで……
身分違いのふたりは無事に想いを貫き、遂げることができるのか?
*中世ヴェネツィアの世界観をベースにした半分架空のヒストリカルロマンスです。そのため時代考証などあえて無視している描写もあります。ご了承くださいm(__)m Rシーンは予告なしに入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 18:00:00
146251文字
会話率:42%
欲望渦巻く暗黒街
かつて『掃除屋』として暗躍していたその日暮らしのうらぶれた男・ディランは、貿易商の主・ミアの護衛を頼まれる。
ミアは過去に家族を失い、家業を継ぐという未来しかない立場にあり、自分の人生を諦めていた。
ディランはそんな彼女と
心を通わせていくにつれて、知らず知らずのうちに少女の笑顔を取り戻していく。
そして、過去に過ちを犯し自暴自棄になっていた彼自身の荒れ果てた心にも、変化が訪れ…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-10 00:21:57
109300文字
会話率:37%
貿易商で成功したランブレー一家の長男、ユアン・ランブレーは、ある日、経済学校の帰り道に、謎の女性を拾った。下心たっぷりに持ち帰った彼だが、あくる日、謎の女性は謎の生き物に変化していた。ユアンは謎の生物を「リゥ」と名付けて飼いはじめるが、遊び
心からの残酷さは、やがて、天真爛漫なリゥとの時間への執着へと変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-30 01:48:49
4606文字
会話率:18%
今の私があるのは、オリヴァーがいたから――。
自分の全てがオリヴァーに支えられた結果だと、ルーシェは感じている。男の子と気軽に遊べる年を越えてしまってから、だんだんと顔を合わせる機会が減ってしまったけれど、ルーシェが落ち込んだり悩んだり
したときに、支え慰めてくれるのは記憶の中に深く住みついているオリヴァーの笑顔だった。
だから、どれほど魅力的な相手に望まれようとも、ほんの少し、誰でも浮かべてしまう小さな胸の高まりを、軽く味わうだけで終わってしまう。そしてそれを感じた後は、必ずオリヴァーへの思いが湧き上がり、疼くような痛みを胸に感じるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-13 17:00:00
10244文字
会話率:45%
宇宙貿易商人である太郎は、主な取引先の惑星であるギガボルトの高官であるセバスチャンに若く美しい女奴隷であるセシリアをプレゼントされる。こうして太郎とセシリアの物語が幕を開けた。
最終更新:2014-03-31 03:45:18
45103文字
会話率:57%
上海租界。ただ音楽がすきなだけだったはずの青年は流れ流され歌姫としてすごしている。エキゾチックな酒場で出会った貿易商。情勢の中流されていく恋の行方。
サイト『六月の忘れ物』で掲載していた小説です。今はもう消してしまいましたが、どこかに残し
ておきたくて投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-27 02:41:59
30566文字
会話率:27%