ボルデン王国第一王子ニコラウスの妃リーリエ。彼女に想いを寄せる男たちは、彼女の手で葬られる事を望む。女神なのか悪妃なのか、彼女の想いとは裏腹に、時代は流れていく。19世紀初頭、民主化の嵐が吹き荒れる、欧州仮想国家の、王族一家のお話です。”フ
ーチフェル”はラテン語読みで、悪党・悪役 の意です。鬱展開多めで重いです。残虐なシーンも多いので、ご注意ください。作者の都合で、一話が長いです。すみません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 06:08:35
567440文字
会話率:43%
女なら誰もが生まれつき持つ花籠魔法を行使できない侯爵令嬢シトゥルーナ。
結婚は絶望的との判断から、男装を強いられ、勉学と騎士の道に進まされた。
辺境からの出戻り王子カトラスの側仕えへの抜擢を受け、限界を感じて王都を去ることにした彼女は最後
の思い出にと女姿で参加した夜会で、よりによってカトラス王子に執心され、強引な遊蕩児という彼に弱音を吐いたところ、唇を奪われる。
普段の姿はバレなかったものの、以降カトラス王子はシトゥルーナを探しはじめ、誤解して妹と縁談まで結んでしまう。勘違いに気づき怒り狂う王子に
「惚れた相手の正体は友人の男、シトゥなのです」
と誤魔化して断り諦めさせようとしたが、それでは済まず、カトラス王子は男色に目覚めシトゥルーナを無理矢理に自分のモノにするのでは、と噂までされ始めた。
//男装の麗人ヒロインと、彼女に惚れ女をわからせて恋させたい、一途な王子のお話です。R18部分には★マークあり。全36 話+番外1話【完結済】
*第7回ムーンドロップス恋愛小説コンテストにて佳作を受賞しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 00:28:19
137276文字
会話率:35%
未亡人桜井マドカは亡き夫の探偵事務所を継ぎ、事件を通して肉欲に堕ちていく
桜井マドカ
財閥桜井家の令嬢、母性の塊の様な女性でふんわりとボリュームのある茶色い髪、夫の好きだった白いワンピース、大きい胸の上で縛られたワンピースの紐がより大
きさを強調している、慈愛に満ちた性格が男に対して貞操を無防備にする、彼女の周りには彼女に対して邪な気持ちを持つものが少なくない、そして女盛りに夫を亡くした彼女は夜に自分を慰めている。
リー
夫の助手だった男装麗人、常にスーツを着てマドカを支えている、マドカでも知らない事の多い人物
原田ジロウ
警察署の所長で桜井家に頭が上がらない、カエル顔でマドカに欲情している
拝島レンジ
原田に個人的に使われている刑事、蛇の様な男で欲望に忠実なゲス、裏でかなり悪い事をやっている。
桜井家に多額の借金をしていて、海に沈められそうな所を原田に助けられた過去がある折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 03:57:49
39067文字
会話率:46%