「今度は、必ず貴方を捕まえます」
大学四年生の篠田七瀬は、友人の宮城和佐に卒業旅行に誘われ、ヨーロッパの小国・シュヴァルツヴァルト王国を訪れていた。楽しい旅行の最中、七瀬達は謎の男達に攫われてしまう。囚われの身になっていたものの、一人なん
とか抜け出した七瀬は森をさまよい、湖に落ちてしまう。溺れかけた七瀬を救ったのは、シュヴァルツヴァルトの美しき王子・エアネストだった。
七瀬に優しく接するエアネストだが、その顔にはどこか暗い笑みを浮かべていて……。
「人魚姫」の人魚の生まれかわりの王子様×「人魚姫」の王子様の生まれかわりのトラウマ持ち少年の暗めのストーリーです。
※露骨な性描写と暴力描写が予告無く入ります。
※キーワードを確認の上、苦手なものがある方は閲覧をお控え下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 22:52:25
11406文字
会話率:33%
短いあらすじ:離宮の大火災で殺されたアーチェの記憶を持って生まれたレナが、そのアーチェに助けられた王太子殿下のダグラスと心を通わせ、結ばれるまでの物語。
長いあらすじ:平民の魔導士レナ・カーラーは、第一王子ダグラス・リューネブルクを産んだ
王妃の連れ子アーチェ・マイフェルトの生まれ変わりだった。
八歳の時、アーチェが離宮の大火災時に殺された記憶が蘇ったレナは、成長するごとに大火災のことやダグラスの消息が気になり始める。
母に魔導士になりたいと告げると、実はその大火災で実父ディート・カーラーも犠牲となっていたと知り、ますますレナは大火災に感心を寄せるようになった。
魔導士になったレナは協会の図書施設を利用し事件を調べ始める。ある時、図書施設の頻回利用から目をつけられ、魔導士協会の協会長に呼び出されたレナは、大火災の死亡者名簿を見せられ、事件の真相が分かったら情報提供することと引き換えに、ダグラスの様子見役になるように依頼を受ける。
レナは、アーチェが助けたダグラス殿下が元気で生きているのか知りたくてたまらない。辺境伯領で平民に紛れて傭兵として働くダグラスにレナは会いに行くことにした。
ダグラスはアーチェと同じ髪と瞳の色を持つレナに一目ぼれしてしまう。一か月世話を焼き、二か月目で付き合い始めた。
前世の記憶に振り回されていると感じるレナは、好きという気持ちさえアーチェの記憶がもたらすもので、自分の気持ちではないと感じていた。さらにアーチェは隣国の貴族令嬢だが、レナは平民。身分の差も著しい。
色々考えたレナは、ダグラスが王太子になるタイミングで、彼の元を去ることを決意する。
『私を忘れて』という花言葉を持つ黒いチューリップを残し、レナはダグラスの前から去った。
レナに去られ、ショックを受けるダグラスは、辺境伯のつてを頼りに、レナを求めて動き出す。
前世の記憶に翻弄されるレナは平民であることを理由にダグラスを拒否し続け、レナの事情を知らないダグラスはただひたすらに彼女を求め続けるが、なかなか二人の歯車はかみ合わない。
(本編:執筆期間22年11月25日~23年2月2日:(C)礼)
・R18:※(前半と後半のみ)
・中盤は噛み合いません。二人がかかわり合うのは四章からです。
・改題『生まれかわり魔導士は王太子殿下の一途な愛を拒否したい』→『平民魔導士の前世受容』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 17:00:00
153285文字
会話率:26%
手
会社へ向かう途中の交差点で交通事故・・・即死でも・・変・・・生きているけど????
一番目
キャー!! ヤメテー!! イヤー イヤー イヤー ヤメテー 許して!! お願い許し・・・
アアァァー!!!! 人で無し!! こん
な酷いことするなんてー!! 一生 怨んでやる!!
私は24歳のOLです・・・・
うわっー! 止めろ!! 何すんだ!! そんな・・・ くそおぅー!! ちきしょう!!
俺は27歳のサラリーマンです
実は俺・・ そして私は・・ たまたま横断歩道を渡ってて交通事故に巻き込まれ即死でした
複数の人達が渡っていたはずなのに 何故か跳ねられたのは私と俺の二人だけ・・・・
気が着くと 何かか変・・・・ 死んだのなら死んだで何かあるはずなのに
私は確かに生きている感じはあるんです! 俺だって寒さも暖かさも感じる・・・ でも
目も見えるし 音も聞こえる なのに 手足の感覚が無いんで・・・
あぁ そうそう 実は俺もなんだよ 一体 ここは何処なんだろう それにしても・・・
いい匂いがさっきからするんだけど・・ 君は感じないかい?? えぇ! お腹空いてるのかしら
でも空腹感が無いって言うか・・・ 妙な感覚なのようねー・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 07:45:34
13305文字
会話率:0%
50過ぎの男が、死後に並行世界の近世に生まれかわり、鍼医として生きるという短編です。
最終更新:2020-08-12 18:10:23
31065文字
会話率:35%
私は探す。
失われた半身であるつがいを。
何度も何度も生まれかわり。
試すことでしかわからない虚しさと切ない思いを抱えて。
それでも諦めきれないから。
短編だったのですが、男性編を追加するにあたり、編集しなおしました。
最終更新:2018-10-26 21:00:00
4227文字
会話率:24%
なぜでしょうか……なぜ、私は、この方のことを知っているような、気がするのでしょうか……初めて会ったはずなのに、どうして?…… ----勇者と魔王が存在する世界の、勇者の仲間と呼ばれるポジションの人びとの話。勇者は空気です。
最終更新:2014-08-05 12:00:00
15156文字
会話率:25%