王宮の魔法薬・魔道具課に勤めるソフィアは、ある日廊下の曲がり角で騎士マクシスにぶつかり、キスをしてしまう。
「キスは神聖な誓いです。年頃の男女がキスをすると、赤ちゃんができるのです。ですから、責任をとります。結婚しましょう」
いや、ここは異
世界ですけど、そんな設定はないと思います。
純粋すぎる騎士マクシスは、責任をとる必要はないと断っても聞く耳を持たない。
キスをするとコウノトリがやってきてお腹に宿ると諭され、ついにソフィアはキレた。
18禁同人誌を買い漁っていた前世オタクの知識を活かし――
「赤ちゃんの作り方、私が教えてさしあげます」
ピュア騎士様とのモダモダです。ネタの特性上、下ネタ多め。
本番エロは本編が終わったら書けるようになるので少々お待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 20:20:00
16897文字
会話率:29%
幼馴染みの瑠李(るい)と学校から帰宅しようと、学校の階段を降りようとしていた時、後ろから誰かに押され二人して転げ落ちてしまう。
そしてそのまま俺達は命を落としてしまう。はずだった。
俺はなぜか無傷で目を覚ました。あれは夢だったのかもしれない
。そう思った俺はいつも通りの毎日を過ごそうとした。だが、世界がいつも通りではなかった。
家にいる姉と妹と義妹が、胸を丸出しにしてパンイチで過ごしている。幼馴染みの瑠李はブラジャーをせず超が付くほどのミニスカ。乳首はスケスケで目のやり場に困る。
外に出ると、女子達は全員露出が高い服でほとんど裸同然の服装で出歩いている。
さらに困惑するのは、そんな男にとってはパラダイスな状況に、周りの男子達は全員が嫌悪感丸出し。電車は男性専用車両があったり、男が胸を隠すサラシがあったりと、俺が知ってる世界ではなかった。
ここはまさか、貞操観念が逆転してますか!?
転校した高校は元女子校だが、男子は俺一人。うまくやって行けるか不安だったが、女子高生達は俺を見るなり狂喜乱舞して、俺を求めてくる!教室で、廊下で、トイレで、図書室で、屋上で、プールで、更衣室で、職員室で、あちらこちらで女子達と濃密なエッチしまくり!
姉と妹と義妹の三人は、家でも求めてきて……!
毎話必ずエッチシーンあり!女子の年齢は最高で30代前半まで。全員が若い女!巨乳で巨尻の女子だけしかいない世界。男を蔑む女は誰一人としていない!(義妹だけが唯一ツンデレです)心もアソコも癒やされる作品です!
※不慣れなので拙い文章になると思いますが、温かい目で読んでいただけると幸いです!(残酷な描写ありは、女子達が泣き叫ぶので念の為入れています)。
↑首絞めやビンタ、スパンキングなどの描写が入ります……!
投稿当初より、書きたいことが増えてきたので、色んな描写が増えると思います! それでも、変わらず愛してくださるととても嬉しいです……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 18:00:00
362835文字
会話率:58%
プロローグ(転生直後)
私は転生した。
よりによって、大好きだった乙女ゲーム『聖なる恋と呪いの王子』の世界に——しかも、物語とは何の関係もないモブ令嬢「レティシア=グランフォード」として。
この世界には、私の“推し”がいる。
黒髪に
赤い瞳、氷のように冷たい顔立ち。そして、心に深い傷を抱えた第二王子・ジークハルト=フォン=ルーベンス。
ゲームでは、聖女に恋をし、そして彼女を第一王子に奪われてしまい、呪いの力に飲み込まれて命を落とす……そんなあまりにも切ない運命だった。
でも今は違う。
私はこの目で、彼が笑うところを見たい。
彼が誰かを愛し、愛されて、生きていく未来を、今度こそ——
私が、推しを幸せにしてみせる。
そう決意してから数日後。
「……お前、俺に何の用だ?」
学園の廊下で声をかけると、彼は冷たい目で睨みつけてきた。けれど、その奥にはかすかな怯えが見える。
(……やっぱり、誰も信用できないんだね……)
「ただ……殿下とお話がしたくて」
「……ふざけるな」
彼は私を壁際へと追い込み、鋭い瞳で覗き込んだ。
「お前ら女は……俺を気味悪がって近寄らないくせに、なぜ媚びる?」
「私は……殿下が好きだから」
「……好き? くだらん」
吐き捨てるように言った彼の目が、赤く光った。
「なら——証明してみろ」
「……え?」
「口先だけの言葉など、信じられない」
その時、彼の声が低く震えた。
「……俺の……肉棒を舐めろ」
頭が真っ白になった。
でも、怖くはなかった。
この人が、どれだけ孤独で、疑い深くて、誰かに“受け入れられる”ことを諦めているか、知っているから。
(……大丈夫。私は、殿下のためなら……なんでもできる)
——私の転生物語は、最初から常識なんて通じない。
でも、それでもいい。
だって私は、推しの幸せだけが欲しいから。
愛の証明は、快楽と共に。
疑うことしか知らない彼に、私は何度でも愛を囁く。
——そう、たとえその始まりが、“淫らな口づけ”からだとしても。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 22:00:00
11401文字
会話率:31%
斉藤一真は3年間付き合った彼女にこっ酷く振られ、同じく彼氏であり、婚約者に二股をかけられ、裏切られた近江マドカ。
主人公の一真くんが泥酔して帰宅すると住んでいるマンションの廊下で酔い潰れて蹲っているヤンデレ彼女事、近江マドカと偶然出会い愛
を深めていく話です
ドMでド変態なマドカちゃん。ほんのりSっ気がある一真くん。2人のバカップルが織りなす風変わりなイチャラブぶりを堪能して頂ければと思います。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 22:09:21
1055387文字
会話率:50%
パツンパツンのプルンプルン──。
まさに、そんな形容が相応しい〝聖愛光輪女子学院〟の女生徒たちの制服。
大学を出て初めて教師として赴任したばかりの今朝。校内の廊下に溢れ返る女生徒たちの光景は尋常では無かった。
……若手教師一年目の男
の私が、クラス名簿を抱えて歩いて居ると自然と生徒たちからの視線が集まる。
(……くっ! ど、どの娘も可愛いっ!!)
純粋無垢──。そんな彼女たちに振り回される一年が、まさにこれから始まろうとしていた。
私は、色んな意味で耐え切れるのだろうか。教師として……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 02:35:34
125313文字
会話率:47%
放課後、グラウンドの渡り廊下の屋根の下で僕は雨宿りをしていた。ずっと片思いをしている後輩が駆け込んできた。
『あいつと付き合ってる』と噂の君。
好きな人と付き合ってるはずなのに、どうしてそんな顔をするんだよ。
「あいつなんかやめて、
僕と恋人となって」
君が泣くような恋なら、僕が全部壊してもいい。抑えていた気持ちが、雨宿りで溢れ出すーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:56:41
1575文字
会話率:41%
お紅茶とお菓子と午後の優雅なひととき──
そんな令嬢・伊集院美織の午後は、“突然の即ズボ”から始まりました。
「今日は君の好みに合わせたイケメンを四人、用意してあるんだ」
微笑む許嫁・清史郎の後ろから現れたのは、鍛え上げられたマッチョ系イケ
メンたち。
「……は? 何言ってるの、この子」と心の中でツッコミを入れたその瞬間、
スカートをめくられるより早く、美織は“即ズボ”され──
オホ声をあげながら廊下、音楽室、階段、あらゆる場所で乱されていく。
そして最後に、美織の奥に“とどめ”を刻むのは──
彼女の身体をすべて知り尽くした、愛しき男・清史郎だった。
「君の奥は、俺のカタチしか知らない」
肉体が記憶するのは、誰の愛か──
快楽と愛の交差点で、令嬢は悦びの絶頂へ堕ちてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 21:53:43
6771文字
会話率:28%
王太子妃となるため、侯爵令嬢エリスには極秘裏に“夜の伽”の訓練が課されていた。指導役を務めるのは、王宮に仕える唯一の男性伽師。その日エリスに課されたのは、「どんな場所、状況でも受け入れる」能力の最終確認。舞台は、彼女の実家・フォンブラウン家
の館──。
ふだんと変わらぬ廊下、書斎、バルコニー、そして彼女の寝室までもが“訓練の舞台”に変わる。躾けという名の唐突な挿入。声も出せず、逃げ場もない中で、エリスの身体は羞恥と快楽に染め上げられていく──
※悪役令嬢/レイプ/即ズボ/羞恥/快楽堕ち折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 05:00:00
7314文字
会話率:31%
高校2年生になった始業式の日、僕はクラスの人気者に告白された。
放課後、教室に残るように言われると彼女は突然服を脱ぎだし、廊下に出て行ってしまった。
最終更新:2025-06-12 00:00:00
36407文字
会話率:34%
王国騎士団の第一部隊と第二部隊はライバル関係にある。
両隊のエースをやっている、カインとユーリスもその例に漏れず。廊下ですれ違うたび中指を立て合い、鼻に皺を寄せ合い、フンと顔を背け合い、大変良好()な関係を築いていることで有名だった。
ある
日、そんな犬猿の仲の二人が任務中のトラブルで「仲直りしないと出られない部屋」(悪趣味魔道具)の中に閉じ込められてしまう。
まさかこのいけすかない男……それも「出世のため、その美貌で貴族に取り入っている」なんて噂のあるユーリス・クリスタインと関係を持つなんて冗談じゃない。
そう思ったが、他に手もなく、渋々腹を括ることに。
けれど普段そっけないユーリスの最中の様子が思っていたものと違っていた。
てっきり挑発的に跨ってこちらを小馬鹿にしながらことを勧めてくるタイプだと思っていたのに、枕に顔を埋め、殺しそこねた嬌声をいじらしく漏らしたりなんかしているのだ。
最終的には、(医務室に行くたびバカを見る顔で鼻を鳴らしてくるあのユーリスが)グズグズと鼻を鳴らしながらこちらにしがみついて、「かいん」なんて好きな相手に甘えるように頬を擦り付け、死ぬほど可愛い顔で懐いてくるのである。……今俺なんて言った? 死ぬほど可愛い??
**
「ユーリス・クリスタインと泊まりがけの任務だって? 大変だったろ、お疲れさん」
「……」
「お、見ろよ、カイン。噂をすればユーリスだ。相変わらず美人だけど無愛想な顔してるよな。そういえばアイツに、ずっと片思いをしてる相手がいるって噂知って……カイン? 聞いてる? ……あ、おま、そっちはドブ……カ、カイ~〜~ン!!!」
このたび自分を嫌っている犬猿の仲の同僚にうっかり恋してしまった攻め✖️
実は攻めにずーっと片思いをしている素直になれない強気美人受け。
初恋を拗らせた男たちによる、すれ違い勘違い両片想いアホラブコメディー(予定)です。
次回更新予定は未定。
温かい目で見守っていただけると助かります。
※感想・評価・ブクマ・誤字報告などいつも本当にありがとうございます……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 21:00:00
11163文字
会話率:24%
山崎和彦、冴えない高校教師。彼の秘めた愉悦は、電車の中でペン型カメラを握りしめ、女性を盗撮する事。
だが、ある日、廊下に落としてしまったペン。
その「罪の道具」に、気付いたのは静かな瞳の女生徒、佐藤美咲だった。
真面目で内気、だが機械
に詳しい彼女は、和彦の秘密を一瞬で見抜く。
秘密を握る少女と、追い詰められる男。
美咲の静かな支配が、彼をマゾの深淵へと誘う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 17:04:04
347220文字
会話率:22%
俺はどこにでもいる大学生。20歳。実家で気ままに遊んだりして過ごしている。
ある時、昼過ぎにリビングでゴロゴロしてたら、弟の部屋の方から変な音が聞こえてきた。階段を上がって廊下に出ると、ドアが少し開いてる。そこから漏れてくる声が、さっきより
はっきり聞こえた。「んっ、ちょっと…」とか、なんか甘ったるい感じの女の声。
弟が女連れ込んでるってこと? いや、まさかな。中学生だぞ、14歳だぞ。自分なんか20歳でまだ童貞なのに、弟がそんなことしてるわけないよな、って思うんだけど、耳に入ってくる音と声がそれを否定してくる。ドアの隙間から中覗こうかとも思ったけど、なんかそれやったらヤバい気がして、足が動かなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 11:09:55
18697文字
会話率:2%
聖剣を持って生まれた勇者フルル。
私は魔王を倒して、世界を平和にする使命を持っている。
神官見習いのレムスと、剣士のティーカー……同い年の幼馴染と冒険を繰り広げながら、いつか来る旅立ちの日を夢見て暮らしていた。
でも十歳のとき、魔
族によって村は壊滅した。
私の他に生き残ったのは、たった一人の幼馴染だけになった。
魔王討伐を誓ってから、八年。
今、勇者パーティは、ついに辿り着いた魔王の部屋の前にいた。
みんな、顔面蒼白。
お昼ご飯の毒キノコが原因だ。
お花摘みに慌てて仲間が飛び降りていくから、毒耐性を持つ私は、終わるまで待っていたけれど……。
「仲間はどうした」
一人で、廊下で、魔王とばったり出会ってしまった。
囁き声に『魅了』と『催淫効果』まで持つ史上最強の魔王オルディア。
「勇者フルル、僕の妻になれ」
倒さなきゃいけない敵同士……なのに、惹かれてく。
『落ちこぼれ勇者』フルルは、果たして魔王を討伐出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 09:00:00
111668文字
会話率:25%
深い夜の帳が降りると、古びた洋館の一室は、まるで時を忘れたかのように静寂に包まれていた。月明かりが窓辺を銀色に染め、そこにはひとりの女性、蒼井瑠美が佇んでいた。彼女の瞳は、何かを求めるかのように虚空を見つめ、心の奥に秘めた情熱をそっと燈して
いた。
その夜、館に足を踏み入れたのは、長い年月を経ても色あせぬ魅力を放つ青年、藤原蓮斗だった。彼の歩みは静かでありながら、確固たる情熱に満ち、まるで運命に導かれるかのように、瑠美のもとへと近づいていく。廊下の奥で二人の視線が交錯すると、互いの内に秘めた欲望が、一瞬にして静かな炎となって燃え上がった。
蓮斗の瞳は、瑠美の繊細な表情を捉え、柔らかくも確固たる温もりを伝えるように微笑んだ。その笑みには、これまでの孤独や切なさが溶け、官能的な期待と興奮が滲んでいた。瑠美は胸の鼓動が速まり、まるで長い間待ち望んだ愛の訪れを感じるかのように、そっと蓮斗の手に触れた。
二人は、静かに灯りが揺れる応接間へと進む。アンティークなソファに腰掛けると、ふとした瞬間、時の流れが一瞬止まったかのような錯覚に包まれる。互いの存在を肌で感じながら、言葉少なに交わされる視線と言葉のかすかな吐息は、確かな約束のように響いた。蓮斗は瑠美の頬に、そっと指先を這わせ、その柔らかい肌を愛撫する。指先が通るたびに、瑠美の全身に官能的な震えが走り、秘めた想いが形を変えて溢れ出す。
そして、二人は互いの世界に深く溶け込み、熱い吐息とともに身を委ねた。やわらかな布団の上で、まるで音もなく流れる時間の中で、官能と情熱が一つとなり、深い愛情と欲望の交響曲を奏でる。蓮斗の唇が瑠美の首筋をなぞり、甘いささやきが夜の静寂を切り裂いた。瑠美はその瞬間、今まで感じたことのないほどの幸福と恍惚に身を震わせ、すべてを忘れるほどに没頭していった。
やがて、静かな夜の中に、二人の心がひとつに溶け合い、官能的な世界が現実と幻想の境界を曖昧にしていく。彼らの情熱は、ただ一度限りの出会いではなく、永遠に続く物語の始まりを告げるかのように、静かに、しかし確かに輝いていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-04 13:12:20
1029文字
会話率:0%
甘やかし、悲劇のヒロイン気取り、ちょい病み 淫乱 気質 の 少女と 恋仲になった。
そこまでーーー。良かったんだけど。。。
検索ワード
家から水着。
プールの後
替えのパンツ。
濡れたパンツ。
肌の露出
恥ずかしい。
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旧型無地 ナイロン100%とかのごわごわしたものなのだ。
服がこすれただけで。
見せちゃった 愛液。
濡れた。
廊下から丸見え。
太もも。
脚の付け根。
はしたない真似はできない。
恥ずかしい格好を強制され。
嫌悪感。
お通じ。
学校 トイレ 長く入る。
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生理的嫌悪感。
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肌の露出への抵抗感。
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洗脳
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強制変態性癖
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処女淫乱アナル
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男の娘娼婦
首輪
貞操帯
ドライオーガズム
変態ネットアイドルデビュー
変態ストリップダンス披露
変態ブログへのカキコミ数がノルマに達しなかった場合に調教
変態ポーズ固定
セルフボンテージ
自慰行為にふける女の子折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 01:17:36
50140文字
会話率:15%
平凡な大学生の吉良紡は今をときめくスーパーアイドル・東雲律の大ファン。およそ8年前のデビュー日、音楽番組で歌う律の姿を見て、テレビに釘付けになった日を今でも鮮明に覚えている。
歌うことが唯一の特技である紡は、同級生に勝手にオーディション番
組に応募されてしまう。断ることが苦手な紡は渋々その番組に出演することに……。
緊張に押し潰されそうになりながら歌い切った紡の目に映ったのは、彼にとって神さまのような存在ともいえる律だった。インタビューで夢について聞かれた紡が「律と一緒に歌ってみたい」と答えるのを聞いて、番組に退屈していた律は興味を持つ。
そして、収録を終えた紡が廊下を歩いていると、誰かが突然手を引いて――…。
孤独なスーパーアイドルと、彼を神さまと崇める平凡な大学生。そんなふたりのラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 17:14:59
121815文字
会話率:34%
(素敵なお父さん♥)
夏帆が義父を見た第一印象はそれだった。007役をしていたピアーズ・ブロスナン似のイケオジで、二十二歳で大学の先輩と結婚することになった夏帆の義父は、まだ五十代前半でロマンスグレーの髪をオールバックにしていた。
義
父はイギリス人のように整った顔立ちで、一見するとハーフのように見えた。
背が高く、身長は百八十センチ前後、細身の体型で腹も出ていない。
榎木夏帆は、初めて彼氏の家に招かれ緊張していた。
渋谷区松濤にある一軒家で、センター街から目と鼻の先にあるというのに閑静な高級住宅街が広がっていた。
彼氏の瀬名一朗の住居は、大きな古民家を田舎から移築して、現代風に内部を改装していた。玄関を入ると、広い居間があって、天井には太くて大きな梁があった。
家の柱は黒光りしていて、壁には白い漆喰が塗られ、板張りの廊下はツヤツヤしている。庭は植木が剪定されていて、池に錦鯉が何匹も泳いでいた。
瀟洒な豪邸が建ち並ぶ松濤のなかでも、かなり個性的な和風の邸宅だった。
(それに比べたら、自分なんて……)
夏帆は肩身の狭い想いを味わっていた。夏帆の両親は幼い頃に離婚して、父子家庭で育った。夏帆の母親は元キャバ嬢で、お金にも男にもだらしなくギャンブル好きで、他に男を作って夜逃げしたらしいと親戚の叔母が教えてくれた。
それに、夏帆自身にも人に言うのは憚られる疚しい過去があった。そのことを思うだけで心臓がキュッと締め付けられるような遣る瀬なさを感じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 18:24:52
20000文字
会話率:27%
同じ高校に進学して同じクラスになった翔真と桜子は、ある日廊下でぶつかって、入れ替わった。その日から、1年、ほぼお互いに関わらず生きてきた桜子と翔真だった。翔真は入れ替わってすぐに女の子を取っ替え引っ替えのヤリチンになって、桜子はおとなしい系
の美少女として処女を守り通してきたのだ。
その翔真くんが、入れ替わって1年の記念日に突然桜子に「お祝いしよう」なんて話しかけてきた。ヤリチンになった翔真に、1年間処女を守ってきた桜子は、あっさり処女を捧げて、翔真くんのことが好きって気づいて、彼のお嫁さんになっちゃった♡ってお話。全13話。(当初10話くらいの予定でしたが、整理した結果そのくらいに落ち着きました)全話完成済みです。1日1話ずつで、セリフありの生成挿絵つき。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 22:00:00
43572文字
会話率:78%
僕は東京から3時間ほどで行ける観光地に来ていた。
温泉地として有名な土地だ。本当は彼女と来るはずだったのだが、別れてしまい旅行だけキャンセル忘れで予定だけが残ってしまっていた。せっかくなので気分転換に一人旅行を楽しむつもりだ。
早速、今夜の
宿にチェックインすることにする。町外れにある隠れ家的な小さな旅館だ。
僕は受付を済ませ、部屋の鍵を貰うと自分の部屋に荷物を置くため廊下を歩いていた。
「ん?」
「うわー! ごめんなさい!」
「おっと、すみません」
すれ違い様にぶつかってしまった着物姿の若い女性に声をかけたが、彼女は謝りながら走ってどこかに行ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 07:50:06
3060文字
会話率:41%
教室から出てきたところで、ふと前方から歩いてくる彼女が見えた。すぐに気づかれないように視線をそらすけど、どうしても意識してしまう。あと少しで、すれ違う距離。
(どうしよう…声をかけた方がいいのか? でも何を話せば…)
自分の心臓が聞こえそう
なほどに鼓動が早まる。彼女は友達と話しながらこっちに近づいてきて、ふと、まっすぐ俺の目を見た。一瞬、お互いに動きが止まる。まさか、こんなに真っ直ぐに見つめ合うなんて思ってもみなかった。
(やばい、どうしよう…けど、なんか目が離せない…)
ほんの数秒だったはずが、ずっと彼女の目を見ていた気がする。何も言えずにすれ違ったけど、振り返らずにはいられなかった。思いきって振り向くと、彼女もこっちを見ていた。
ドキッとして、急に恥ずかしくなって前を向き直す。でも、顔が熱いのはどうにもならない。廊下を歩きながら、ふと笑みがこぼれた。
(ああ…これは、好きってやつかもな)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 00:22:15
4857文字
会話率:41%
南雲和葉は、日ノ本皇国出身の32歳で、テクノクラシア帝国の総合商社「テクネ商事」の営業部に勤務するエリート社員。彼女は優れた成績と自信を持つ勝ち気な女性であり、常に自分の力で道を切り開いてきた。帝国本社からの異動辞令を受け取り、和葉は憧れ
のテクノクラシア帝国での新たな生活に期待を膨らませる。
帝国に到着後、和葉は「K9管理局」のリサ・クロサキに迎えられるが、すぐに彼女の身に異変が起こる。管理局による裏切りによって和葉は拘束され、無力な状態で自分が「K9」として帝国に利用される運命にあることを知らされる。
K9とは、帝国で人権を持たず、ペットや家畜として扱われる人々のことであり、和葉もその対象として選ばれたのだ。和葉は屈辱的な身体検査を受けさせられ、彼女の肉体が冷酷に品定めされ、羞恥心に苛まれる。彼女の反抗心にもかかわらず、身体はK9としての素質を認められ、サラや看護師たちに辱められていく。
屈辱的な検査を受けた後、和葉はさらに追い詰められ、帝国のK9としての運命を受け入れざるを得ない状況に立たされる。廊下を無様な姿で運ばれ、人々の前で見世物にされる中、和葉のプライドと尊厳は次々と打ち砕かれていく。しかし、和葉は内心で屈しない決意を固めている。彼女は絶え間ない屈辱と快感に揺さぶられながらも、なんとか自分を守り続けようとするが、帝国の管理者たちの冷酷な支配の下、和葉の未来はさらに暗いものへと進んでいく1人のK9となった女性の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 12:00:00
31311文字
会話率:23%
『そばにいるだけで元気になれる』と評判のデラニーは、ちょっと不思議な癒やしの力を持っている。
ただし魔法使いが多く活躍する貴族社会で、魔法がいっさい使えない。
この力をもっと役に立てることができたらいいのに。
そう思いつつも、これとい
った方法を見つけられないまま18歳になったデラニーは、文官見習いとして王宮に上がる。
ある日王宮の廊下を歩いていると、奇妙な声が聞こえてくる。おまけに謎の黒い靄まで発見してしまう。
あれはなんだろう? 声と靄に導かれた先で出会ったのは怪物――ではなく、かつて邪竜を倒したといわれる英雄の一人クリード。
美貌の大神官だったはずの彼は、討伐の際にひどい穢れを負ってしまったが、なぜかデラニーに触れていると元の姿に戻れるらしい。
「今この瞬間、きみを好きになりました。どうかきみと結婚する栄誉を僕にいただけないでしょうか?」
出会って秒で求婚してくるクリードにびっくりするものの、穢れによって苦しむ彼を気の毒に思ったデラニーは、「穢れがなくなるまで」という条件つきで結婚を承諾する。
ほんの少しの間彼に触れるだけでいい。そんなふうに軽く考えていたが、クリードの穢れは思ったよりもひどく、さらなる接触が必要で――?
「……えっ? け、結婚ってそういうことだったんですか!?」
お人好しで超鈍感なヒロイン × 優しい男に擬態したソフトヤンデレヒーロー 慈善のための結婚のはずが――?
─────────────────────────
◯完結まで予約投稿済み(約12万字)
◯軽い性描写には☆、しっかり性描写には★マークあり
◯pixivにも掲載中
※12/31改稿
(ストーリーに変更はありません。誤字報告歓迎です)
─────────────────────────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 12:00:00
133316文字
会話率:34%