死後の天国ライフを夢見て、献血などの小さな善行をちまちまと積んできた「私」
献血回数と貧血になりそうにない血の成分の多さが自慢だ。
そんなところが原因なのか、事故死を機に異世界に聖女召喚されてしまった。
聖女だ何だと祭り上げられ、ゆくゆくは
神の子に仕えるために育てられたが、ふたを開けると、え!?生贄?城に一生閉じ込められて血を捧げて生きる?
城に行ったら行ったで、お約束のように登場するイケメンな神の子たち。しかも聖女改め巫女の血しか食事にならないって?しかも複数人に食事と称して献血しろ、と?
おまえら、吸血鬼かっ!それでも神の子か!っていうかこの世界、R18の逆ハーレム世界(ただしバッドエンドしかない)ってやつの典型やん!
そしてどう考えても数か月しか持たない私の血液。
でも相手に対して『情』があれば必要量を減らせるらしい。
良し!私はペットに愛情(=血液=エサ)を注ぐよ!多頭飼いは得意ですから!
売り言葉に買い言葉。これで自尊心こじらせて牽制したり遠慮したりするかと思いきや、なんかすり寄ってくるんですけどっ!えっ?私がご主人?いや、おまえらここの城の主でしょ!
R18も逆ハーレムもイケメンすらもノーサンキューなのに、世界が設定を強要してきてる感が半端ない。
このまま世界の設定に飲まれてしまうのか?そもそも長生きできるのか?
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R18設定は個人的には保険のつもりですが、そうでもない?かも。元々はR15~全年齢目指して書き始めたものですが、設定上どうしても沼にはまるのが避けられなくなり、そんな経緯で全年齢投稿は諦めてムーンライトノベルズの方に投稿することにしました。(なので徐々に?)
という訳でR的表現はありますが、そこがメインではない、はず。たぶん。
・Rの予告は入りません
・リアルな時間軸内にはないはずですが、過去シーンには不幸なRがあります(「不幸」の定義が人それぞれなので保証はしません)
・神の子が登場しますが、数えたり指したりする際「人」を使用しています(1人2人、あの人は、等)
(後から「匹」があることに気が付きましたw。つまり気にしないで読んでねってことで)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 18:00:00
273715文字
会話率:36%
家にいるときは首輪をつけなさい。
そう飼い主に命令され、梅衣は首輪を日常的につけるようになった。
飼い主に多頭飼いなのか、梅衣は特別なのか聞くことすらできずに、毎日やりとりをする日々。
仲の良い友達には、既婚者なんじゃないかと指摘されて
いた。それすら否定することができずに梅衣は悶々とする。
結婚したい。子供が欲しい。と、いう梅衣の願いは、梅衣がMである以上高望みなのかもしれない、と梅衣は思いながらも、飼い主のために毎日梅衣はピルをのむ。
デキ婚していく周りを羨ましく思いつつも、自分でデキ婚できない道を選んだ梅衣。
そんな梅衣と飼い主の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 00:00:00
45175文字
会話率:25%
子供の頃に狼に襲われて重傷を負って以来、引きこもり生活をしている貧乏貴族の子息ノエリオは、姉の婚約パーティに来た第三王子クラエスに、出会って五分でプロポーズされてしまう。王子で美貌で聡明と、一見、非の打ち所のない完璧な貴公子に見えるクラエス
には、生まれた時から魔女に呪われているという噂があった。事件以来、ノエリオは犬も狼も大嫌い。それなのに、クラエスにかけられた呪いは、感情が高ぶると狼に変じてしまうという呪いだった。ときめいたら文字通り狼に変じてしまう王子様と、気を失うほど犬が嫌いな少年の恋のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 05:33:11
168641文字
会話率:32%
SM風、変態小説。男性同士が中心。
箱もので、主人が一人に多頭飼い。
出稼ぎ労働に人身売買を手引きする裏社会の大物斉木の私用の館で、捕らわれた桂木然。これは十年も押し殺してきた恋が暴走した結果なのか。冷静に判断しようとする然だが。斉木の息
子透夜と桂木の息子の恵一の息を潜めるような攻防に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 01:05:20
63986文字
会話率:39%
三十代の女教師は嫌っていた美術講師の言葉に囚われ、不思議な世界へと足を踏み込む。
以前ボツにした原稿を保存も兼ねて投稿します。ボツの理由は後書きにて。
最終更新:2014-10-04 13:15:57
11367文字
会話率:29%