完璧な助手スキルを持つ僕(朝倉水城)は、待ち望んでいた運命の探偵(山縣正臣)と出会った。だが山縣は一言で評するとダメ探偵……いいや、ダメ人間としか言いようがなかった。なんでこの僕が、生活能力も推理能力もやる気も皆無の山縣なんかと組まなきゃ
ならないのだと思ってしまう。けれど探偵機構の判定は絶対だから、僕の運命の探偵は、世界でただ一人、山縣だけだ。切ないが、今日も僕は頑張っていこう。そしてある日、僕は失っていた過去の記憶と向き合う事となる。※独自解釈・設定を含むDWバースです(詳細は2022/11/27活動報告)。モブ(脇役)レなど性的に悲惨なネタも含みますので、苦手な方は回避願います。【(※)残酷】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 01:43:36
57718文字
会話率:52%
五年前、ある夏の名残……黒猫館殺人事件の悲劇は、既に人々の記憶から風化している。フェリーに乗り込んだ語り部たる秋保祈と、秋保にとって唯一の名探偵・駿河相は、探偵資格を発行する協会のイベントで、金島へと向かう。果たしてこの時、そこに待ち受け
る衝撃の事実を予測した者はいたのだろうか。歯車が回り出す。名探偵と助手、運命の二人―― ※DWバースですが、独自解釈・設定てんこ盛りです。探偵×助手(助手の一人称)です。なお、あらすじは嘘ではないですが、若干詐欺です、ご容赦下さい。他サイトにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 18:18:00
9992文字
会話率:66%
ミステリ好き大学生の希は、ある日突然、現代日本によく似たパラレルワールドに異世界転移してしまった。
途方にくれる希の前に、ひょろっとした顔色の悪い男が現れ、希の両手をしっかり握ってこう言う。
「やっと見つけた。僕のW、運命の人」
◆男女の
他に、染色体の違いで「D(探偵、Detective)」「W(ワトソン役、Watson)」「それ以外の一般人」に分類されるDWバースの世界の物語。
◇ 向井 希(むかい のぞむ)──受け、 W。大学1年生、文系。身長低め。
現代日本から異世界転移してきた。
自分では普通の若者だと思っているが、流され世話焼きタイプの助手の素質あり。
◇ 糸田川 久智(いとたがわ ひさとも)──攻め、D。20代後半。痩せ型で不健康そうだが妙なオーラがある。
変人系天才という典型的なタイプのD。自分の番のWをずっと探していた。
◆ 不定期更新、ペース遅め。☆★は性描写あり。性描写は少なめ。ミステリあるある設定をふんだんに含みますが、推理要素はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 22:46:06
14667文字
会話率:35%