夏休み前の、高校教員たちの暑気払い。
隣同士になった、尾野と滝島。二人の何気ない会話が、思わぬ闇につながっていく。
——それはまるで、暗い森の奥へと続く蛇の道。
※どろっと薄暗いBLです。
最終更新:2023-11-27 15:28:13
5273文字
会話率:29%
大人しく控えめな性格の少女、桐生巫夜。
彼女には想い人がいた。
それは血を分けた実の兄、桐生神夜。
それは決して叶わない想い、叶ってはならない想いであると理解し、心の奥底に閉じ込めた想い。
だがある日、ひょんなことから願った兄のようになりた
いという願いが、巫夜と神夜の身体が入れ替わるという形で叶ってしまう。
それをキッカケに、二人の関係にも変化が訪れる。
これはそんな家族の儚い想いを追う物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 19:25:06
39662文字
会話率:54%
巫女の家系の少年エリ。充分に神子の力はあるのに、祖母の跡継ぎの巫女になるには女でなければならないという条件は覆らない。ずっと巫女になりたい、女になりたいと願いつつ叶わない想いを抱えてきた。十五歳になり、周囲の男仲間は女を求めたがるのに対して
、エリは何も女に感じない。村では十六歳で成人になり、婚姻するのが常識だが、狩りの相方である村長の息子カリヤはもはや二十二歳。婚姻もせずに女遊びをしているカリヤを侮蔑しつつも、「お前は女だ」といつも揶揄してくるカリヤからエリは眼を離せられない。巫女である祖母も床に伏せるようになり、エリは祖母の代わりに神に捧げる巫女舞を振舞うこととなる。職業も全て世襲、民は自由には生きられないが、神に守られた狭い島内の安寧な村で、綻びは起こってきていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-09 22:35:16
25798文字
会話率:26%
きっと叶わない想い。
ただひと目、この目に映して散っていってほしいだけの、想い――。
※性描写は予告なく始まります。
※改稿いたしました。【】→追加項/『』→5行以上の追記/《》→変更なし(5行未満の調整含)
最終更新:2017-02-17 20:00:00
96219文字
会話率:44%
塩谷桜也(しおたに おうや)は同じマンションの隣に住む崇矢翔平(たかやしょうへい)に恋心を抱いていた。叶わない想いならいっそ距離を置いてしまえば楽になるのかと思いきや…。高校生×高校生。
最終更新:2016-04-27 00:06:23
59879文字
会話率:39%
叶わない想いだとわかっていても消えない想いがある。
愛しいと想うほど届かない想いがある。
片想い同士の一方通行。
ゲイの渉は長くノンケの友人に片想いをしていたが――思い虚しく振られてしまう。
そんな時にいつの間にか傍にいた瀬名に心をかき乱さ
れて――。
※性描写なし
※こちらの作品は自サイトからの転載となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 00:00:00
42744文字
会話率:58%
亜人というだけで奴隷でいなくてはいけない運命を持ったソウ(蒼星)。誰しもが目を奪われるほどの美しい亜人の運命は、奴隷解放という条例で変わることができた。一つの命を持つものとして生きていくことを選択したソウは、ただ平凡な日常を愛して日々を過ご
していた。そんな中で知り合った盲目の青年アマネと距離を測りながらも、次第に叶わない想いに目覚める。それはソウにとっての初恋だった。目に見えるものだけが全てではないと考えるアマネに、しかし言葉の行き違いで伝わらず、ソウは自身が亜人であることを伝えられないまま悩む――ただ穏やかに暮らしていたかったソウにとって、この気持ちは神からの祝福の贈り物なのか、それとも苦悩という贈り物なのか。***緩やかにお話は進みます。また、ストーリー重視で進み、ほとんどの性描写は後半になります。一部、それほど重くはないつもりですが無理矢理な表現が含まれる予定でもあります。苦手な方はご遠慮くださいますようお願い致します。登場人物の中に、主人公の家族的存在で女性が出てきます。ご了承ください。2014/09/10完結しました。ありがとうございました。***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-10 12:08:59
222741文字
会話率:38%
根暗で落ちこぼれの魔術師が、友人の騎士に恋をした。叶わない想いに焦れて惚れ薬を飲ませて両想いになったのはいいけれど、罪の意識が消えない。そんな時、彼にはもともと恋人がいたという噂を聞いて……。
自ブログからの転載です。
8/28 第2話が
抜けてました。すみません。修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-20 19:45:54
17703文字
会話率:33%