アンシェラは十六歳のときに、皇帝の寵臣であり黒い噂が絶えないバルトサールの元に嫁いだ。そこから二年経過し、九歳年上の夫とは冷え切った白い結婚を続けている。アンシェラの父親は皇帝を裏切りかねない不穏分子で、この結婚はいつか破綻するものだとわか
っていたからだ。
義母からの酷い仕打ちに耐えながら、息を殺すように生きてきたアンシェラだが、ある事件からバルトサールとの距離が縮まって……。夫への恋心は、破滅への一歩だった。なぜならバルトサールは、いつかアンシェラを捨てるから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 19:30:00
12770文字
会話率:28%
女子高生の伊関 椋(いせき りょう)が帰宅すると、自宅リビングが血の海になっていた。その中心には人の肉を削ぎ落し、床一面に並べている一人の男の姿があった。彼に見出された椋は、謎のHN(ハンドルネーム)を与えられ、殺しを楽しく演出する“処刑人
”たちと協働させられることになる。
激しく拒絶する椋だったが、知らず知らずのうちに己の内面に宿る猟奇性に気付かされていく……。
そして、散りばめられた小さくも不穏な謎が、少しずつ明らかになっていく――(ように頑張る所存)。
※昔見た夢を元にした、暴力と残酷描写だらけの群像劇です。全編通して性的な描写は少なめですが、一部に凌辱や同性間性的接触のエピソードがあります。また、ちょこちょこエグイ表現(グロ・ゴア描写、差別的・攻撃的なワード含む)があるので、閲覧の際はくれぐれもご注意ください。
※後半に国言葉の描写があります。発音等、文字にするのが難しい言い回しも拾っていきたかったのですが、読みやすさとのバランスを考慮した結果、正確性に欠けた自覚あり。細かい部分はどうかご容赦を!
※ジャンルは一応ミステリー・サスペンスで推理っぽい要素も含みますが、リアルさはあまり重視せず、ファンタジーだと思って読み進めていただくと安心です。
※不快描写注意の回はタイトル横に【⚠】が付きます。
※本作には、主人公が3人います。基本的には女性主人公視点で進みます。男性主人公視点の場合は、タイトル横に【♠】、【♤】、それ以外の人物の場合は【☆】が付きます。
※アルファポリス様にも同じものを投稿しています。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 12:28:44
317466文字
会話率:39%
(※=R18描写アリ)
◆2024/01/12 冒頭に神話を追加◆◆2024/01/26 5章まで修正◆
王都で学んでいた若い人狼、語り部(シグマ)は、ようやく務めを終えて郷に戻るが、懐かしい匂いに包まれ歓喜するが、郷はなんだか少しおかし
いように感じてしまう。
人狼としての歓びの半分である番を得ることを諦めていたシグマは、不穏な郷の状態に心が冷えていく。
人狼は森に在って精霊と共に生きている。上位種として在るが、ひと族は人狼が在ることを知らない。
ひと族は取るに足りない生き物で、理を乱すと嫌う人狼は多い。しかし危機感を持つ者も、現れはじめていた。
※この作品はエブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 21:00:00
368232文字
会話率:38%
ドラゴンが治める土地、エラルドの王子アルシュの物語。
土地神である鎮守神ポポのドラゴンを怒らせてしまった人族と獣人族は滅亡の危機に立たされたが、人族の王子アルシュと獣人族のウーディの活躍によって救われた。その後、アルシュとウーディと同性結婚
をし、レザックという子供を授かり、幸せに暮らしていた。
けれどもアルシュは最近、不穏な視線を感じるようになっていた。また新生活における様々な悩みも尽きない。そんな時、かれの乳兄弟の賢者テオスが旧友の魔法使いに会うために旅に出るという……
※獣人、男子の出産、子育て。何でもありの異世界・冒険ファンタジーBLです。
基本はウーディ×アルシュの溺愛甘々ですが、主人公アルシュ(受け)は旦那以外からも色々されてしまいます。主人公に少しでも優しくない要素があると辛い方にはお勧めできません。
※一部で残/酷なシーンがあります。
※このお話は「俺と貴様とドラゴンのいる世界」の続編ですが、前作を読まなくてもわかるように書いています。全部で15万文字くらいの連載で考えています。
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~なお前作についてはkindleで販売中で、定期的に無料キャンペーンもしています。よろしければ筆者Xなどで情報をご確認ください~
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 12:15:03
135357文字
会話率:42%
勇者パーティに属していた。
ある日、女メンバーに呼び出された。パーティを抜けるように言われた。理由はイケメン勇者とハーレムパーティを作りたいからだと。
このままでは勇者パーティは真の勇者パーティにはなれない。勇者を邪魔する悪女どもを寝取って
離脱させる必要がある。そして大義名分のもと、やりたいように復讐するんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 22:57:48
3566文字
会話率:38%
昭和の初め 経済不況と東北冷害などで国民は貧窮のどん底にあえいでいた 日本活路を求め大陸に出兵し戦争始めるという 不穏な時代を迎えていた
主人公の立夫は淫売業を母に持つが幼きときに棄てられ 荒れた暮らしをしていたが 転機が訪れた
特高警察の
捜査課長している実兄から特高にはいることを薦められて
一躍 乞食生活からオンナ付きの恵まれた身分になったのだ
立夫の価値観は一変し ある野望を持ったのである・・
現実にありそうな小説にしました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 18:32:39
2663文字
会話率:77%
私の名前は、八万寺ハルカ。人からは、お姉さん気質あるよねとから、明るいねって言われます。最近、女子高生になりました。……私には、ある秘密があります。
〜少女の肛門にある生き物が棲みついた。
ハルカのアナルに棲みついたソレは、アナルの快楽
によって、ハルカを籠絡しようと試みる。
おまんこには処女膜を残したまま、開発されていくハルカのアナル。
歪んでいくハルカの性癖。
そんな中、ハルカの住む羽根川市不穏な影が忍び寄っていた。羽根川市に現れた謎の化け物「ダーク」。
彼らは、生物の調教し、性奴隷にし、支配する寄生生物だった。
ダークと戦う為に、肛門に棲む触手『テイル』とハルカは共に力を合わせ、凄惨な戦いに身を投じていくこととなる。
ハルカはダークと戦いに身を置くにつれて、確実に、アナルの快楽に蝕まれていく。
テイルと名付けた触手と次第に仲を深めるハルカ。触れられずとも、愛液を滴り落とすおマンコ。快楽に絆された心と身体はアナル以外の快楽を期待し始める。
ハルカはダークとの戦いの中で、彼らの性奴隷となってしまった人とも出会っていく。性に溺れた彼女たちの姿にハルカはいつの間にか….。ハルカは身も心も快楽に堕とされてしまうのか?
主人公は段階堕ちをしっかりとやる予定です。アナルも少しずつ、広げていきます。
他にも登場人物は登場する予定です。
エロバトルもします。
女主人公ですが、男性視点、触手視点、混在します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 23:29:40
166261文字
会話率:31%
目を覚ますとそこは巨大な城の一室だった。
美少女のメイドに騎士にと囲まれて暮らすことになるがほんのり不穏。
起伏の少ない以上な日常ものを目指します。
最終更新:2024-11-18 00:10:00
47895文字
会話率:41%
pixiv投稿済み。
先生と生徒。不穏。
全4話予定。1話のみ18禁。他は全年齢。(予定)
最終更新:2024-11-12 23:18:33
17743文字
会話率:28%
心霊系配信者の小林は、その日も廃墟ラブホで撮影をしていた。途中で車が廃墟の前に止まったので窓から覗くと、いかにも不穏な男達が降りてきて廃墟に入ってきている。とっさにクローゼットへ隠れた小林は、恐ろしい現場を目撃してしまい……!3人の個性ある
社会不適合者な美形達と、霊感がある配信者の不穏でホラーな物語。※美形3人はあまりモラルがありません。※残酷な描写あり。※モブが死にます。※幽霊でます。【本編完結済み】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 20:30:00
53461文字
会話率:23%
佐藤 笑美花(サトウ エミカ)28歳。表情筋が死んでいることに定評のある地味OLの私。子供の頃は笑顔を絶やさない普通の女の子だった私が笑うことをやめ、自分を偽るようになったのには、ある理由があった。
けれど、本当は昔の自分のまま、あの子が好
きだと言ってくれた私でいたい。子供の頃に一緒に遊んでいた『とらくん』との淡い初恋と約束。
『とらくん』は私のことを今でも憶えてくれているのだろうか。
ある日、職場で嫌味やパワハラまがいの悪口を受けた私は、ストレスを発散するため行きつけのBarを訪れた。
そこで出逢ったスーツの大男――寅田さんはマスターの知人で、マスターから聞かされていた「私に会いたがっていた人物」だった。
ストレスのせいか、彼との会話が心地良かったためか、私は人生で初めて酔い潰れてしまう。
次に目を覚ました時、私は何故かラブホテルに居て。ベッドの上で寅田さんに組み敷かれていて――!?
「――笑美花。ずっと、もう一度お前に会いたかった。だから……今日、迎えに来た」
「虎之助。この名前を聞いてもまだ、信じられないか?」
ワンナイトした男がかつての初恋の人――とらくん!?しかも彼の背には虎の刺青があり、どうやら危険な人物で…!?
たった一度の甘い夜を思い出に、サヨウナラをした私だったが、怪しげな黒塗りの高級車に連れ去られ辿り着いた先は、黒田組の屋敷。
そこで私を待っていたのは、黒田組若頭を名乗る男――黒田虎之助。私の初恋の人で一夜を共にした、自称とらくんだった。
そして何やら不穏な彼の心の声も勝手に聴こえてくるようになり――。
こんな展開、地味OLの私にはどう考えてもついていけないんですが…! ?
【注!】章タイトルの頭に(※)のマーク付きの回は性描写あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 18:11:02
102868文字
会話率:56%
この異世界を旅するたったひとつのルール
それはクラスメイトや奴隷や異種族の女の子にエッチな処理をお願いしながらスローライフすること。
フクハラシュンスケは気づくと異世界にいた。
この世界では勇者の召喚が行われ、魔王と戦ったとい
う。
しかしそれは百年前の伝説だった……。
平和になっていた異世界でどうするか。
フクハラが選択したのは、ほどほどに頑張ること。
チートな能力は与えられなかったが、フクハラはある特殊能力を持っていた。
緑の森に覆われた異世界で、薬草を集めたりウサギを狩ったり。
魔物の発生や国の戦争など不穏な動きも……。
それでも重要なのは女の子たちと一喜一憂する日々の暮らしだ。
だが困ったことも。
理由は不明だが、なぜだか自分であれの処理ができない……。
自分でできないなら、女の子たちにやってもらうしかない?
これは元の世界に戻るために旅をしつつのスローライフ。
奴隷や仲間に助けてもらいながら、ときにはエッチなことも。
クラスメイトや仲間を探し、気づけばハーレムができていた?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 20:08:49
242689文字
会話率:41%
フェリクス王国第二王子のエリオは子供を助けて魔物に噛まれ毒に侵される。さらに大型の魔物に襲われたエリオは謎の美形に助けられる。毒の痛みに苦しむエリオを見た美形は自分の血を飲ませ「俺の血は感覚を麻痺させる毒だ。お前が生きている限り、死の瞬間ま
で痛みを麻痺させる」と言う。その美形はエリオを助けるつもりがあるのかないのか、表情がよめない。なんでもその美形は、母である魔物とずっと森を彷徨って暮らしており、外に出たことがないのだとか。魔物に育てられ表情に乏しい美形と、死亡回避のため王都へ向かうことになったエリオ。ちょっとずつ言葉を教えるうち、言葉のあやから美形はエリオを「好き」だと言ってきて…。
※森で出会った謎の美形攻め×魔力なし、地味かわいい第二王子受け
※不穏なタイトルですがハッピーエンド
※R18は※でお知らせします
※カクヨムでコンテスト用に投稿したものを改稿しながらゆっくり掲載予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 06:52:23
31868文字
会話率:51%
剣と魔法がやや翳(かげ)りを見せはじめ、鉄・火薬・蒸気が人々に浸透し始めた時代。
『大陸の魔王』と称された帝国の王が勇者達によって討ち取られた。
しかし、英雄譚のように平和は戻らなかった。
強大な帝国が滅ぶや否や傘下にあった諸国は分裂
し兼ねてからの凶作に続き疫病が蔓延した。
一触即発の不穏な空気が大陸を覆い、諸国は総じて軍備を拡大・増強し始めた。
それを見計らうかのように、魔王の一人娘を君主とする勢力が奇襲によって旧帝都を奪還し『新生帝国』として大陸全土に宣戦布告した。
大陸は全土を巻き込み郡湯割拠の狂気の時代へと突入したのである。
その戦火を逃れ、大陸の東部を目指していた青年は一人のエルフの少女に出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 15:22:27
165179文字
会話率:39%
聖女の『影』だったオルカは、聖女の罪をなすりつけられ断罪された。
死の間際に自分を嫌っているはずの王太子に抱きしめられる幻を見た後、自称・闇の神獣の助けによって自分の死につながった日にタイムリープする。
今度は選択を間違えず幸せな日々を送
りたいオルカだが、月日が経過するにつれ王都から聞こえてくるのは「聖女が偽者だった」などという不穏な噂ばかり。 死に戻る前とはいろいろ様子が違うようで――。
※断罪からの死に戻りファンタジー寄稿作品となります。
※エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 09:36:37
41356文字
会話率:33%
幼い頃から強くなる事だけにすがって生きてきた美しい銀髪の青年騎士シーグル。その彼を深く愛する、最強と呼ばれる黒い騎士セイネリア。最強ではあっても空虚な男が唯一心から望んだ存在は、唯一彼の手に入らない。追い詰められたシーグルの心を救うため、一
度は彼の前から去ったセイネリアだったが……王宮の権力抗争と魔法使い達の思惑の不穏な影が迫る中、二人は再会する。『銀の拍車と黒の剣』続編、前作から約2年後のお話となります。本人サイト「瑠璃の木」との同時連載となっています。本編は完結しました。このシリーズはこれで完結で、以後は番外編の更新になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 23:08:33
2305564文字
会話率:45%
※月に叢雲、花に風の続篇です。
これまでのあらすじ
西園寺若菜(さいおんじわかな)はキョウの都で義弟の朔と共に秘めた恋心をお互い抱きながら、陰陽師として陰陽寮に属していた。そんな中、陰陽頭の土御門光明(芦屋道満)の次の転生の器として朔は
選ばれた。
若菜は凌辱の受難を越え、前世の恋人でもある安倍晴明と共に、朔を取り戻す為に光明と戦うのだった。しかし、光明の思惑に反し、娑婆世界(人間界)を恐怖に陥れた第六天魔王によって、朔と瓜二つの第六天魔王の封印は解かれ、彼らの魂が融合する。しかし復活した第六天魔王は、以前とは異なり、若菜を深く愛してしまう。若菜への思いを秘め天魔界で過ごしていた二人だったが、魔王復活をよしとしない天界との戦が始まった。
若菜は神々の英雄、阿修羅王によって瀕死に追いやられ神の素質を持って生まれる『神の繭』として覚醒し、女神になる。しかし彼女は阿修羅王によって捕えられ、慰めものになってしまった。一方、天帝に捕えられ魔王は自分の出生と実父である天帝と向き合い、新たな天帝となって、阿修羅王を打ち負かしたのだった。
そして、若菜達の元に天魔界から不穏な知らせが舞い込んでくる。
注意⚠
※月に叢雲、花に風の続編です。前作を読まれていることを前提に書いておりますが、主要人物など説明を入れております。
※TLというより官能小説。
※無理矢理、凌辱表現があり、愛され主人公で逆ハーレムでヒーロー以外との性行為のシーンがあります。
※神話や神様は元にしていますが、創作部分が多いです。
※戦闘描写などもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 16:16:56
97876文字
会話率:42%
診断メーカー「3つの単語お題」を元に、Twitterで書いていた140文字の三題噺をまとめたものです。1ヶ月ごとにまとめてあります。意図せず不穏な展開が多かったため、7月の途中から2パターン書き始めました。
最終更新:2024-10-02 07:59:30
26576文字
会話率:1%
十数年前の事故で魔力を失ったソールは、精霊魔術師で治療者でもある恋人のクルトと一緒に海辺の村で暮らしている。故国の王都では魔術書を商う古書店を共同経営者の助けを借りて運営する一方、住んでいる村では子供たちの教師の役割も果たし、穏やかで平和な
毎日を過ごしていた。しかし海底から引き上げられた遺物をきっかけに、過去の事故以来ソールの中に秘められた「力の書」をめぐって不穏な気配がわきおこり…
魔術師×古書店主。R18 10歳差、年上受 完結済
*あらゆるいのちが「魔力」を持って生まれるこの世界には、精霊系と技術系、性格が異なる2種類の魔術がある。そんな架空世界のお話です。
*『きみがいなくなっても教室はそこにある』の続編ですが、単体でも読めます。他サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 00:00:00
393565文字
会話率:50%
女児の性的絶頂からエネルギーを作り出す永久機関、アクメドライヴ。それによって繁栄する惑星、グレイス。
惑星を覆う巨大な外殻に住む人々と不穏分子として地上に追放された物。
ユートピアを謳う政府に抗わんとするレジスタンスの下に、爐と呼ばれる不老
不死の少女があらわれる時、反抗の火蓋が切られるのたっだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 19:20:09
89179文字
会話率:50%