美味しい人肉を食べる事。そのために人食いの魔女である雪椿は同じく魔女である姫林檎を騙して捕らえた。
食べれば絶対美味しい相手。けれど、姫林檎の性癖のためか、雪椿はなかなか彼女を食い殺すことが出来ずにいた。まずは太らせてから考えよう。雪椿はそ
う思い、呆れながら姫林檎を荒々しく抱くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 20:04:41
4562文字
会話率:39%
ドМで14年下オトコとの依存しまくりの恋愛、運命?宿命?前世?だと。
「お前の全てが好きだから、全てを許さない」
「俺の知らない世界は許容しない」
「お前の人生めちゃくちゃにして、地の底まで行ってやる。俺が拾うけどね。」
最終更新:2022-06-15 21:33:27
29295文字
会話率:43%
【普段は紳士で素敵な婚約者。でも、彼の本性は――サドでした】
子爵令嬢のフィリーネは幼い頃から婚約している侯爵令息アルフレートに恋をしている。
たとえこの気持ちが一方通行でもいいから、この関係が続きますように。そう、願ってきた。
しかし
、挙式を一年後に控えた十八歳のある日。フィリーネはアルフレートに「初夜で辛くないように」という名目で閨のレッスンをされることになる。
しかも、アルフレートにはサドな片鱗があって……! 挙式を行うまでは最後までしない。その約束だけを胸に、フィリーネは彼に翻弄されていく――……。
「大丈夫。初夜までは最後までしないから」「僕意外にそんないやらしい顔を見せたら……殺すからね」
ちょっぴりヤンデレ気味の侯爵令息は、愛する婚約者の身体を自分好みに作り変えていきます。
※アルファポリスにも掲載中。
※とにかくエロに特化した短編形式のオムニバスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 20:17:25
16387文字
会話率:47%
キーツクライド王国の最貧困の出自のエミルは、七呪いと呼ばれる猫の耳と尻尾を持った一族の末裔の少女。その容姿の特異さからサーカスできつい労働を強いられたり、好事家な貴族に玩具にされたりと、散々な人生を送ってきた。自分たちを踏みつけにしてヒエ
ラルキーの頂点である王侯貴族たちが楽をして暮らしていることを知り、この国の破滅を願うエミル。
なんでも国王には息子はひとりしかおらず、庶子であるレナルド・シャノンさえ死ねば、跡取りが途絶えることを知ったエミルは、あらゆる手段を用いてレナルド・シャノンに近付き、彼を殺そうとする。
ところがレナルドの口から語られたのは「この国をめちゃくちゃにしてやりたい」という、エミルと同じ願いだった――。
若き美しき妾腹の王の息子と、最下層で育った呪われた血を持つ少女。ふたりが共謀していくうちに、徐々に宮廷内が変化しはじめる。
【注意】
不快でグロテスク(弱)な描写、性的暴行のシーンがございます。なんでも許せるかた向けです。
不快、グロテスクな描写のある章には「※」、性描写のある章には「*」がついておりますので、あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 06:01:20
100552文字
会話率:52%
田辺 圭。53歳、若いころはかっこよくモテたがまじめな性格が災いして、エッチな事は何もできなかった。今になってあの頃は、あの時やっとけばよかった、と有り余る性欲を妄想オナニーで解消する日々だった。
ある日、子供を助けた事で車にひかれ死んでし
まう。ところがこれは予定外だった。この子供は悪魔契約で悪魔がここで殺すことになっていたのだ。悪魔は契約を達成できず、悪魔王に処罰されてしまう。
圭は悪魔と融合し、別人として転生し、数々の妄想プレイを実現していく。だが、この裏には悪魔王と天使王の思惑が隠されていた。
ピッコーン!肉体的支配がレベル1になりました。心と身体を支配して数々の美少女を奴隷にしていく。
圭は悪魔の力を使い何を目指すのか。
とまあ、こんなストーリーですが皆様の夜のお役に立てればと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 20:41:05
93708文字
会話率:58%
小説家である私、フリズィ・オーソレスの部屋に降りたった黒猫は、少し隈がひどいが貴族のような美貌の男へと変わった。自らをグールだと言う男・フェロンは、同族のお嫁さんを探していると言い、雌の仲間が訪ねて来るかもしれないからと私の隣の部屋へ引っ越
して来る。ねえ、貴方うちで新聞を読んで行くのはいいけれど、猫ちゃんになって撫でさせてよね! ※軽度相貌失認と能力の低さゆえに小説家になるしかなかった天涯孤独引きこもり労働者階級ヒロインと、同族の雌と結婚しなければならない人食いの身で好きとか言えない、上流階級悪党ヒーローのもだもだする恋の話。 最初は余裕のある女慣れしたヒーローが次第に募る恋心と性欲に悩み切なくなったり人外理由で葛藤したり。革命とか軍とか暗躍とかを添えて。 ※グロ度低めハピエン(ただし喰われる)。 ※R18描写にはタイトルに※印をつけています。 ※イラストのあるページには■をつけています。 ※作者的に面白いのは23.24話と30〜42話あたり ※番外にガチ猫R18回追加しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 18:02:12
205453文字
会話率:31%
突如現代に現れた化け物『妖魔』。出現当初は何かの自然災害だと直視していなかった政府やマスメディアも大都市が壊滅し数万人が犠牲になる未曾有の妖魔被害にようやく妖魔の存在を認識した時には既に遅く、警察や自衛軍では妖魔の侵攻を止めることは出来なく
なっていた。
そんな中現れた、妖魔を討伐する2つの組織、『騎士団』と『退魔組織』が名乗りを上げて妖魔に侵略された都市を奪還。妖魔の脅威に怯える人々に希望をもたらし、以降この2組織が対妖魔の最前線を担っていた。
よくある現代での主人公とエッチすることで強くなっていく正義のヒロインもののような世界です。そんな中で主人公は何故か死なない体になっているのに世界に絶望して、死にたくても死ねなくて、妖魔さんに殺してもらうために騎士団で泥と血みどろになりながら妖魔とそして騎士団からのパワハラと闘う物語です。
…なお、退魔組織の本当の頭領となるべき人物が主人公であり、現在退魔組織には資産に目がくらんだ俗物が主人公を暗殺して頭領の座に居座り、主人公の精液を取り込むことで本来は強大な神通力を得るはずの巫女達が何の価値もない精液を流し込まれて、無様に妖魔に虐殺されているものとする。
どうしようもなく救いようのない世界で、自らを殺するために闘い続ける男の物語。
※作品の都合上、自殺に肯定的な表現が出ます。また寝取られや強姦描写も出てきますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 04:00:00
114847文字
会話率:35%
生まれつき不運なメルは、小さな猫の獣人だ。ある夜、触手の魔物に襲われていたメルは、偶然通りかかった魔法使いのキトに助けられる。
メルを救ったキトは、日本からゲームの世界に召喚された元勇者だった。
勝手に召喚された恨みから、この世界に馴
染めない彼は、勇者失格の烙印を押されたはぐれ者だ。城から追い出された今は、ゲームの知識とチートな魔法を生かしてトレジャーハンターをしているという。
出会ってすぐ、猫好きなキトに気に入られて手を出され、メルは彼のペット兼旅の仲間に認定されてしまう。
自分勝手な思考のキトと、すぐ人の口車にのせられるちょろいメルが、ときどきエロ漫画のようなえっちな目に合いつつ、一緒に神界樹の街を目指して旅をする話。
触手×猫獣人
自分勝手な異世界転移元勇者×不運でちょろい猫獣人
ご注意
※触手姦
※♡喘ぎ
※受けは快楽堕ち気味
※R18はサブタイトルの後に※印
※旧題「好奇心は猫を殺す」と「心配は猫をも殺す」です
短編と続編を合体しました
※最後まで書ききってから連載したいため、更新再開までしばらくお待ちください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 17:41:06
47851文字
会話率:45%
主人公「園崎カケル」は高校の春休みを利用してアルバイトを考えていた。
短期で出来るバイトの求人雑誌を見ていた時、背後から「高坂リアス」と呼ばれるアイドル的女性が求人雑誌を取り上げる。
高坂が金持ちでアイドル並みの容姿という、全てを兼ね備えて
いる事にカケルは快く思っていなかった。さっさと雑誌を返せと高坂に告げるが、高坂は園崎がバイトを探している事を知り、話を持ちかける。
「日給十万円」
そんな馬鹿げた話あるわけが無いと、突っぱねるが、何としても金が欲しい園崎は
高坂の胡散臭いバイトに乗っかる事にした。
高坂の指示に従い、バイト当日倉庫街に二人は足を運ぶ。
そこで言い渡される条件。それを園崎が飲み、怪しげな契約書にサインをする。
それは高坂のパートナーとしての契約。
「これから貴方には悪魔を殺す手伝いをしてもらうわ」
突然日常から切り離される園崎。
人外と戦う園崎と高坂。窮地の園崎の右腕に宿る黒い犬の顔。
倉庫で人外と戦った後、高坂は液体を浴びてしまい、それは性的興奮を作用させる薬であった。
知らず園崎もその液体に触れてしまい、園崎は高坂の肢体を弄ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 00:00:00
23258文字
会話率:35%
西暦××45年。
突如宇宙から飛来した地球外生命体「インパイア」が現れ人類は窮地に陥る。
世界がこのインパイアに対応を追われる中、日本政府は独自にインパイア専門の部隊「フィン」を設立する。当初フィンはインパイアに対抗する手段がなかったが、イ
ンパイアが地球に現れたのと同時期に発見された未知の遺跡によって、インパイアが地球を襲ったのは過去にもあり、その時の技術がその遺跡の中にまだ残されていた。
フィンは遺跡の超越した技術と現代の科学を融合し、対インパイア用戦闘スーツ「リベリオン」を開発することに成功。これはスーツに装着された「コアエレメント」が装着者の衣服を再構築することによっていかなる場合でも戦闘スーツに変わるというものであった。
但し、このコアエレメントは波長が合う人間でなければ決して動かないという欠点もあった。
そのリベリオンを身に着け、フィンの組織の一員として戦う「ミタ=クリス」
銀髪をもつ外国人のハーフで、その豊満な肉体と見事な体型をもつ美女。
彼女は何時も通り、組織の命令でインパイアを殲滅するが、事情により罠に填められる。
閉じ込められた彼女を待ち受けていたのは、トカゲの姿をしたインパイアであった。
トカゲはクリスを殺すことなく、その身体を弄ぶ。窮地に立たされるクリスは度重なる凌辱の果てに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-01 00:00:00
12565文字
会話率:23%
西暦2082年、日本列島は突如発生した謎の黒い霧「黒の蜃気楼《ブラックミラージュ》」により日の当たることのない夜の国へと変わって行き、人々は富裕層と貧民層の二つの階級に別れた。さらには人間を恐るべき怪人「オーヴァロン」へと変えていった。オー
ヴァロンは人間の姿で社会に溶け込んでいき、あるものは人として生き、あるものは欲望のまま人間を殺すものもいた。
これはそんな絶望的な日本で三人の主人公達がそれぞれの正義を胸に悪を狩る物語。
特撮シリーズ第二弾!空前絶後の怪人VS怪人の特撮ダークヒーローアクション!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 17:11:47
8324文字
会話率:34%
ローザは27歳のジュエリーデザイナーだ。父とローマでブラッテンという宝石店で働いていた。ある日ボルブルク国から首飾りの修復を依頼される。父のアントニオが過去にその国からの仕事をしたことがあったからだ。だが、父は心臓を患っているのでローザに
仕事が任された。ローザは早速ボルブルク国に向かう。ボルブルク国にはニースの空港コートダジュールから車で向かう。だがコートダジュール空港をおりて何者かに車に引き込まれそうになる。そこにちょうどアダムが居合わせ助ける。アダムはボルブルク国から首飾りの修復をする間の警護を頼まれたシークレットユニバーサルという警備会社のCEOだった。ローザは腕に怪我をしてアダムはホテルに連れて行って手当てをする。そしてふたりは情熱のおもむくまま関係を持ってしまう。ローザはそのまま迎えが来た車で去ってしまう。だが翌日ふたりは宮殿で再開して驚く。互いを意識しないように仕事に集中しようとするふたりだが、アダムは彼女が、ローザは彼が気になって仕方がない。だが国王の侍従のクルムから大変な秘密を聞かされる。おまけに父を殺すと脅される。ローザは首飾りの偽物、そして本物を完成させなければならなくなる。ローザはアトリエにこもり、ひとりで秘密を抱えて首飾りの作成に奮闘する。そんなローザを見るうちにアダムの心は次第にとりこにされていく。ローザも彼を必要として行くようになる。だが、ローザにはやらなければならないことがあった。彼女は首飾りが完成すると行動を開始する。アダムはそんな彼女を誤解してしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 06:28:05
85954文字
会話率:27%
少女はとある事情から、「自分を殺してくれる」というサイトから、自分を殺して欲しいと殺人依頼を申し込む。
そのサイトの主は、殺人に対して何の感情も持てない同年代の高校生の少年だった。
少年との会話を通して、次第に少女はその正体がクラスメイトだ
ということに気付いていく。
しかし、少年の正体に気付きながらも、それでも少女は「殺してほしい」と少年に告げる。
少女は何故、自分を殺して欲しいと依頼したのか?
そして、少年は少女を殺すのか?
登場人物の視点が切りかわりながら、物語の真相が明らかになっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 13:00:00
84308文字
会話率:32%
【TSロリ美少女】
魅力ステータス999(王都一の美少女でも100ぐらい)のせいで酷い目ばかりに遭う!!
人助けをしても最後は何故か殴られる!!
……あの、あらすじしたので……これで約束通り、リョナは少し控えてもらえ……作者さん? あ
の、え…? ちょっ、まっ、ひぎぃっ! がぁ゛ッ、も゛、やだぁ゛!
世界を頑張って救った英雄クリストフは、催眠術のせいで功績を奪われる。
二年後、牢屋の中で、TS薬を持ったハゲが言った。
ハゲ『この薬を飲んで結婚相手を探す旅に出るなら、出してやんよ。メスガキパンチ労働組合の出張販売だよ』
かなり強引に契約を交わされ旅に出るクリストフ(クリスティアに改名)。
その先で様々な人に会い、様々な出会いをして、様々な場所で怪我をする……
その中でなんか大切なものを学んでいくとかそういう話です。
★ケース①★
様々な人「第三者から見たらまるで強〇みたいじゃん? ――だからさ、今ここで合意してくんない?」
クリス「…………ぇ…?」
★ケース②★
クリスティア「……ひぐっ、ひぐっ…もう……やらぁ、もう、やべで、だじゃ…」
様々な出会い「俺に指図すんな雌ガキの分際でぁああああああああああああああ!!」
★ケース③
様々な場所「偉い偉い。腹パン受ける?」
クリスティア「そんな『飴ちゃん舐める?』みたいなノリで聞かれましても……ひぃっ!!」
※ リョナシーンは☆がついています。
※エロシーンには♡がついています
リョナシーン
【★1】基本的なリョナ表現(作者主観)
【★2】人生に間違いなく後遺症を残すレベルのリョナ表現
エロシーン
【♡1】基本的なエロ(作者主観)
【♡2】マニアックなプレイの混ざったエロ
一章ではエロシーンは4話ほど予定しております。
日刊ランキング114位!! ありがとうございます!ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 20:00:00
138270文字
会話率:44%
拗らせた愛がもたらす愛憎劇
◆
リリアが生きていられるのは、彼の好意による。
しかしリリアは、彼を殺すために生きていた。
嬲られたあとに殺され、女に転成させられた恨みを晴らすために。
【 ご注意 】
!ファンタジー世界の転生もの
(
転生といいつつも、世界は変わらない)
!性転換もの
肉体的には男女ですが、精神的には男同士になります
!一途を拗らせている陵辱シーン、リリアが不憫なシーンが多々あります
また、作中に女性や男性、子供を玩具のように扱うシーンがありますので、ご注意ください
【 備考 】
メクる:サービス終了しています
個人サイト:メクる掲載時に個人サイトでも掲載
ハーメルン:https://syosetu.org/novel/210820/
ムーンライトノベルズ(ここ):https://novel18.syosetu.com/n2625ho/
に掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 22:00:00
62615文字
会話率:57%
廃城で人に化けた魔物にそうとは知らずに監禁されてた子供たちが逃げ出した部屋の中で1人だけ眠ってて逃げそびれた少女。逃げた子供たちは部屋の外に生息する人喰い虫に食い殺されたが、少女は部屋の入り口にあった人喰い虫を殺す魔の木に絡め取られて犯され
ながら生き延びてしまう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 11:39:25
2134文字
会話率:54%
水の《戦乙女》、ヴェイロンを意外な形で葬った俺は、次の国、ジャグアルトゥルスに足を踏み入れた。
雷の《戦乙女》、エイクレア。その名前はよく覚えている。何の取り柄もない、つまらない男だったフビト、すなわち俺が、《戦乙女殺し》と成り果てるきっか
けを作った女。
その顔、その声、その立ち振る舞いを思い浮かべるだけで、《戦乙女殺し》の中に、フビトがよみがえってくる。
俺には仲間がいた。好きだった女も。そして、それが奪われたことも。そんな単純なことを思い出すのに、ずいぶん時間がかかった気がする。
まあ、それは仕方がない。《アブソルトヴァージニティ》がすすった血が、俺に影響を及ぼすには、時間と、数が必要だったのだ。
それに、なんであれ、結果は変わらない。俺が、フビトが、《戦乙女殺し》がやることは、ただ一つ。
俺を《戦乙女殺し》にたたき落とした、雷の《戦乙女》エイクレアを、殺すことだけなのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 21:39:52
126547文字
会話率:54%
自由気ままに殺戮を繰り返すのはいいけど、ずっとそのままでいられるはずがない。
殺せば殺すほど、殺したものの血と魂が重くのしかかるし、そんなバカを利用しようとする人間も出てくる。
それは仕方のないことだ。利害が一致するなら利用されたっていい。
言われるままに人を殺しているのは、責任を感じなくていいから楽だろう。
もちろん、そんなうまい話が、そうそう転がっているわけではない。
誰かに頼れば、誰かに裏切られることもある。自分一人で立ち続ければ、疲れ果てて倒れたくもなるだろう。
それを、俺は、エーデルメルスで学ぶ。土と岩に彩られた、《戦乙女》の治める地で。
誰にも干渉させず、彼女自身が作り上げた、彼女のための城で。
ああ、もちろん、人殺しはちゃんとやってる。何しろ、俺は、《戦乙女殺し》フビトは、そういうやつだからな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-30 22:13:33
223140文字
会話率:50%
歌姫『金の竪琴』ことエコーは、貴族の枕元で入眠のための歌を歌うことを仕事にしている。しかしそれは表の顔で、真の姿は、裏社会を取り仕切る悪辣非道な『マスター』の命令に従う女スパイだった。エコーはマスターから、第一王子レオニードの暗殺を命じられ
る。館に現われたエコーを見てレオニードはすぐにスパイだと見破り、追い返そうと冷たい仕打ちを繰り返し、無理やり押し倒す。しかし相手を殺す罪悪感から、エコーはレオニードの言う事をなんでも聞くのだった。お互いの腹を探りながら過ごすうちに、相手の抱える孤独に気づき、ふたりは惹かれあうようになってしまう――。
人生のすべてを諦めている王子×本当は人を殺したくない歌姫の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 18:00:00
124481文字
会話率:46%
とある王国で「復讐屋」を営む三人の兄弟。
欲望の為に殺す長男。生きる為に殺す次男。そして、正義の為に殺す三男。
彼らは多くの復讐依頼をこなしていく。
人の道を踏み外した三兄弟の、それぞれの人生の行く末は果たして……?
殺人描写と人
間の死体への性的行為の描写あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 09:14:35
5105文字
会話率:42%
霜山茂は、中学時代虐められっ子だった。
どいつもこいつも自分を見下し、そしてそんな無能共に虐められるというストレスと屈辱。
霜山茂はそんな環境下で暮らした中で、ある日。とうとう爆発を迎えた。
ある日叫んだ、「死ねよ屑がッ!」という
言葉。学生の喧嘩ともなれば、「死ね」だの「殺すぞ」だの、そんな言葉の応酬は日常茶飯事であり、それ以上の意味など持たない。
否、持たないはずだった。
突如疼き、そして痛みと熱を発し始めた左目。その視界は赤く染まり、しかし何故かその男子の輪郭だけは、くっきりと浮かんで見えていた。
そしてその男子は、なんと茂の言葉に従うようにして教室の窓際へと向かうと、そのまま「助けてくれ」と叫びながら窓枠を踏切り、自殺したのである。
これを機に、茂の魔眼は覚醒を迎えた。
これまで見下し、自らのことを舐めていた奴らは祟りだと言って茂を恐れ、立場は逆転。これまで虐めていた人間までもが茂を恐れるという中、茂はその能力を用いて好き勝手に実験していた。
何せ、何をやろうと『祟り』で事が片付いてしまうからだ。
(さぁて? これまでの鬱憤も溜まってることだしなぁ。折角だ。俺のことを誰も知らない環境、存分に荒らしてやるとするかぁw)
4月に高校入学を控えた茂は、歪んだ笑みと共に内に孕んだ欲望を熱く熱く滾らせるのだった――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 16:54:55
32876文字
会話率:48%
フラテイン王国は、女性優位の女神を崇拝する国家である。
そんな王国で騎士になったルクトは、研修後女性だらけの小隊に配属される。
始めは喜んだルクト。しかし、その後に地獄を見ることになる。
男性嫌いの小隊長を筆頭に、ルクトは尊厳を踏みにじられ
るレベルの辛い虐めを受けることに……。
そんな中で、ルクトは自殺すらも考えた。そして、遂に理性が壊れた。
「なんで俺が虐げられなきゃいけない? あんなクソみたいな女どもに、なんで俺が虐げられなきゃいけないッ!」
ルクトの内で燻っていた昏い炎が、全身を燃やす――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-15 21:38:37
74618文字
会話率:32%
異世界から勇者が召喚されて、魔王を倒した。だが、その後訪れるのはめでたしめでたしではなく、人間同士の醜い争いで、勇者は人を殺すための兵器として利用されていた。
最終更新:2022-03-11 21:00:00
6273文字
会話率:34%