氷雨楼には、生駒という男娼が居た。
彼は類い希なる美貌を持つ代わりに、人間誰もが持ち得る、四肢と声を持っていなかった。
それでも当人は己の生に運命に、粗方満足していたのだ。
己を不幸と理解しながらも、その不幸に酔うだけの俯瞰と理性があったの
だ。
――あの娘に出会うまで。
なろう様の怪談企画に投稿した、『怪談、生駒』の年齢制限版になります。
あちらと合わせて読むと互いにまた違った解釈が出来るように作ってあります。
元のお話では省いたり淡々とした言葉で濁した表現がそのまま出て来ます。
ある種の身体的欠損を取り扱いますが、それに対してフォローや表現の緩和を殆どしません。
匂わせる程度に同性愛描写もあります。
あくまでフィクション、下世話な見世物だと割り切ってお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-11 00:00:00
26296文字
会話率:25%
金を湯水のように使う男好き馬鹿王女と噂される姫君アデライードと、ある事がきっかけで女体化してしまったエヴァリーサ。二人は、突然下された女王の命令に度肝を抜かれる。
「そなたの後宮を作って、男を数人住まわせるゆえ、そいつら襲って、子を作れ
」
「ええっ! ちょっと待ってください。私、……〇女…なんですけど」
「そんなこと言われずとも知っておるわ。アデラ、王太子であるそなたがそんなもの後生大事に取っておいても、クソの役にも立たん。エヴァともども捨てて来い!」
「ちょっと待てー! 俺は関係ないだろうー!」
「そうです! それに、私には『あの問題』が!」
「ぐだぐだうるさいのぅ。これは命令じゃ。否やは許さぬ」
これは、ドS女王を母に持つ、ちょいっと天然だけど計算高い享楽淫乱?王女と女体化してしまったガサツで鈍感なお人よしの影武者(元男)をめぐる後宮LOVE&コメディファンタジー。
西洋+ちょい東洋ファンタジー
シリアスちょっと。コメディ+ほのぼの系になる予定。
18禁表現は徐々に濃厚になるかもです。ヒロイン二人とも襲われ傾向にあります。当初予定にはなったかったのですが、お犬様も参戦です。作者もびっくりです。
*視点は切り替わります。(主にヒロイン目線。時々他者目線あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-27 00:32:58
40037文字
会話率:31%
『──初恋は支配欲に似ていた。』退屈な日々を過ごしていた男が出会ったのは、地味で目立たない、引きこもりがちな女だった。
歪んだ不良と孤独な少女の恋愛モノ。※管理人の自己満。
最終更新:2013-04-25 19:06:24
4852文字
会話率:21%
「そなたは我を憎め。殺めたい程強く。心の底から」
鬼の屋敷へ捕われる事となった盲目の少女かごめ。
敷かれた運命は、誰に定められた物だったのか――。
残虐な表現、無理やりな性行為についての描写があります。
また、ラストは決してハッピーエンド
ではございません。
閲覧にはご注意下さい。
※2011年、7月頃にモバスペBookにて公開していた物を、加筆・修正を加えて移動させた物となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-20 13:15:39
25569文字
会話率:34%
韓国、ソウル。偶然の事故で出会った大学生のイ・スンイルと年上の実業家キム・ミスル。住む世界も年齢もかけ離れた二人は、惹かれあい、盲目的に愛し合うようになる。これから道を進んで行くべき若者と、完成された女の愛の行方は・・・
最終更新:2012-07-16 04:24:15
23634文字
会話率:24%
病弱な若様と盲目のメイドの禁断関係。
誘惑したのは果たしてどちらなのか・・・?
最終更新:2012-07-15 16:09:29
9994文字
会話率:27%
壮絶な過去を持つ、盲目の騎士キージェントと自制の利かないヘタレ騎士ジェイラスの痴話喧嘩。親友から恋へ落ちたのはその一瞬。
存在しない本編「ゴスペルとグラント」の番外編。
いきなりレイプシーン注意。わりとシリアス。
処女作なんて、天才でもな
い限りこんなもんですよね。と、温かい目で見てくれると嬉しいです。一応、一部完結済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-15 01:00:00
80834文字
会話率:46%
風俗街の暴君と、盲目の美しいヘルス嬢。
2人は偶然の邂逅を果たす。
光の中に生きながら、心を暗く染めた男。
闇の中に生きながら、心に輝きを宿す少女。
ここに示すのは、男の人生の分岐点。
最終更新:2010-10-09 23:20:29
7171文字
会話率:15%
生まれつき盲目だった兄は、大切な妹を守り養っていくために、街頭に立ち六弦琴を爪弾いて、失われた女神を讃える歌を歌う。彼の力になりたいと思った妹は踊りを覚えて舞姫となる。これは、ある兄妹の物語。美しい舞姫である妹と、妹に溺れ彼女を愛してしまっ
た楽師の兄の記憶。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-19 06:54:30
28477文字
会話率:7%
今にも壊れてしまいそうな人。お節介なあたしはどうして良いか解らないくせにただ手を差し延べていた。流れに身を任せ盲目的に受け入れることしかできないあたしの幸せって…?
最終更新:2009-07-06 22:49:41
36611文字
会話率:25%