俺は今をときめく美少女アイドル・藤島凜花のマネージャーだ。そして誰にも秘密のことだが、彼女と俺はらぶらぶな恋人同士でもある。ある日の休憩時間、二人きりの楽屋で凜花が「イチャイチャしたい♡」とおねだりしてきて――。マゾ性癖持ちの雑魚めす爆乳ア
イドルと、あまあまドすけべ変態セックスする幸せなお話。※淫語責め、イラマチオ、踏み付け、無様エロなどの要素があります。【他掲載サイト→fantia(名前変換機能有り)、pixiv】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 21:17:26
14589文字
会話率:63%
『ああ、お前って本当にかわいそう』
暴漢に襲われて純潔を散らされた紫苑(しおん)は、最愛の許嫁との婚約を解消され、さらに両親にも見放される中、自害を決意して山へと足を踏み入れた。
しかし首を括ろうとしたその瞬間、かつて大切に祀られていた
だろう祠の残骸を見つけた彼女は、堪らずそれに縋りついてしまう。
あの暴漢に惨たらしい死を与えてほしい――そう願った紫苑へ『お前の残りの人生を捧げてくれるなら望みを叶えてあげる』と返した〝それ〟は、紫苑を自身の神域に招き入れ、彼女の復讐に手を貸し始めるが……?
***
2024.8.2/公開
『NTR企画2024夏』参加作品
2024.8.4/日間ランキング(短編)14位
2024.8.9/週間ランキング(短編)28位
ブックマーク・評価等ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 20:00:00
14378文字
会話率:24%
プロカメラマンの父と、保育士の母をもつ雨池智景(あまいけ ちかげ)は、裕福な家庭で大事に育てられた、天真爛漫でちょっと気弱なカメラ好きの少年。
何不自由なく幸せに暮らしていたある日、母の死で生活が一変する。
母の葬儀に現れたのは見知らぬ
美しい母子。父の愛人とその息子だという。父の再婚で、智景は半分血の繋がった弟、玲(れい)と一緒に暮らすことに。
玲は目を疑うほどの美少年。しかし口数が少なく表情も乏しい。智景が我慢強く接しているうちに、徐々に心を開いていく。だが、玲の智景に対する懐き方はちょっと過剰で…
ある日、智景にヒートが来たのをきっかけに、兄弟は禁断の道へと足を踏み入れてしまう。
玲と恋愛関係になってしまった一方で、写真部の先輩、大矢侑人(おおや ゆうと)に憧れを抱く智景。
侑人に告白されて付き合うことになるが、あることをきっかけに、玲に無理矢理襲われてしまい──
智景と番になれないことを知った侑人のとった行動は、予想外のものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 00:00:00
163872文字
会話率:44%
旦那の不倫を知り、ミキは、禁断の世界に足を踏み入れる・・・
最終更新:2024-08-01 19:16:09
2765文字
会話率:19%
サヤカはふたつ年上のケントと付き合ってる大学一年生だ。ある日ケントの部屋で彼の帰りを待っていると、ケントの弟ユージンに話しかけられる。
「この部屋さぁ、壁が薄いって知ってた?……サヤさぁ、アノ時の声おっきいね」
ユージンは偶然録音したと
いうケントとの情事の声をサヤカに聞かせてきて、これをバラ撒かれたくなければ自分と寝ろ……と脅してきた。
「オレのケンちゃんよりデカいよ?」
サヤカはユージンに手を引かれて、彼の部屋に足を踏み入れてしまい――。
※なとみ様主催「#NTR企画2024夏」参加作品です。あらすじ、タグにご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 12:00:00
10051文字
会話率:39%
女子高生の傘町凛は昼は学生、夜は妖魔共生管理官として活動していた。妖魔にも種類が様々あり、その中でも女性を孕ませることに特化した妖魔を人間と共生させるために管理する。それが妖魔共生管理官である凛の仕事だった。凜は一週間に一度ある仕事、夜の
闇に満ちた金曜日、自分の担当区域である自らが通う高校へと向かった。妖魔を管理するために高校の各所に貼ってあるお札を確認するだけの簡単な仕事。それを果たすため、凜はいつも通り夜の校舎へと足を踏み入れた。いつもと違う、濃厚な淫靡な空気が淀む妖魔の巣窟へと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 17:47:55
89778文字
会話率:49%
都会の雑踏の中、ひっそりと佇むadult shop。それは求める人にしか見えない不思議な隠れ家。惹き込まれるように店に足を踏み入れた男女。彼らは相手を知らずに擬似体感で交わる。そこから繋がる物語
1話以外ほぼ全話に男女の絡みがあるので全話
R18になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 01:47:16
79896文字
会話率:36%
織田蒼樹は小学5年のころから両親がお互いに不倫し始め6年の春に一人で生活するようになる。それが原因で心が壊れた。中学の時に夜の街へと足を踏み入れ夜の街を彷徨うになる。彷徨うから彼の容姿をもとに蒼い華「蒼華」と呼ばれるようになり、誰かに抱かれ
たり抱いたりを繰り返していた。そんな彼を守るのは親友で幼馴染の苗代翔太が率いる暴走族「ZEA」だった。蒼華を傷付ければZEAが報復をする夜の掟が存在していた。ある日、蒼樹が夜の公園で一人でいたら金色の狼が現れた。金狼と名付けられた彼はある目的のために蒼華に近づいたのだ。ゆっくりと二人の運命が動き始める。恋をすることを恐れる蒼樹は金狼を求めながらも拒み続けるのだが…
*性行為だけじゃなく暴力行為等もありますのでご注意ください。そこまでグロいわけではないのですが注意表示はさせていただきます。
*「アルファポリス」にて連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 18:40:00
11749文字
会話率:30%
怪奇(ゴース)と呼ばれる異物が人間を襲う未来。「パンドラの女神」と呼ばれる厄災から世界は、大きく変わってしまった。ゴース・ブレイカーと呼ばれる殲滅組織が設立され、人類は怪奇(ゴース)に立ち向かっていた。
そんな狂った世界で幼き日に凌駕と真
姫は、将来を誓いあう。
そして西暦2050年、凌駕は真姫の姉の許嫁に、真姫は凌駕の従者に………
残酷な運命は二人を大きく引き離すのだった。
そして人類は、怪奇(ゴース)とのさらなる戦いへ足を踏み込んでいく。
それは人類の希望
それは禁断の遊戯
それは憎悪の具現
それは絶望の真実
それは鮮血の魔女
それは幼き日の誓い
それは目に写る狂気
それは逃れられぬ恐怖
それは悪意の呪い
それは魔の教団
それは死の病
それは黒き復讐者
それは破滅への序曲
それは殲滅者達の乱舞
それは悲恋の彼方
二人の進む先にあるのは希望か絶望か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 01:19:10
279480文字
会話率:48%
その日、20名余りの女子高生を乗せた通学バスが突如姿を消した。
異世界転移という摩訶不思議な事象に巻き込まれた彼女達は、迷宮と言うべきか複雑怪奇かつ広大なダンジョンへと迷い込んでしまう。
更に獰猛な獣の襲われた彼女達は成り行きでそのダンジョ
ンに足を踏み入れてしまい、出口を求めて彷徨う事となった。
しかし彼女達が迷い込んだのは受胎と寄生に特化した生物達が蠢く魔窟であり、一人また一人とその餌食になってしまうのであった。
⬜︎ ⬜︎
普段あまり文を書かない筆者が性欲に乗せて衝動書きした作品です。
恐らく読みにくく、更新も不定期で、かつ途中で投げ出すかもしれません。
表現分かりにくい部分は妄想で補完して頂き、温かい目で観て頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 23:00:00
6290文字
会話率:18%
千葉県内のベイエリアにある中堅高校、県立第二高校の文学研究部。1年B組の山田太郎は、憧れの先輩であった3年生の及川祐佳と二人きりになる時間がありながら、何ごともなく終わってしまっていた。
そんな彼と会話を交わす1コ上の先輩、加藤純也。こ
の先輩からの誘いがきっかけとなり、太郎は新たな世界に足を踏み入れることになる。
以前このサイトで『始まりは放課後から ~憧れの先輩を手に入れろ~』を連載していましたが、あの作品で空白となっている1993年10月~1994年10月、この1年間を埋める物語として作ったものです。
執筆自体は何年も前にしており、それに多少の手直しを加える形で、新たに公開していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 00:00:00
57577文字
会話率:32%
この作品を読む前に、宜しければ①~④の各項目をお読みください。
①ヒロイン「乃亜」に関して
②あらすじ
③ジャンルとしての注意点
④各話エッチシーン・挿絵の有無
①本作のヒロイン・「乃亜」はpixiv等で活躍されている
絵師「siron
ora」さんの看板娘です。
本作はsironoraさんのリクエストに応えて執筆した小説であり、
ご本人からたまに挿絵を描いて頂けることになっています。
今作のヒロインに対して興味をもたれた方は、
彼女のあられもない姿が見られる以下のURLへどうぞ
(※pixivへのリンクです)
https://www.pixiv.net/users/13000627
②【あらすじ】
血の繋がらない兄妹、瞬と乃亜。
しかし二人は、互いのことを想い合っていた。
未発達ながら、ジュニアアイドル顔負けの容姿と均整の取れた身体を持つJC・乃亜。
兄に甘え、ことあるごとに好意をアピールする乃亜だったが、
義兄の瞬は彼女を子供扱いし、いつでも結ばれる事が出来ると、
キス以上の関係に踏み込まないでいた。
そんな折、乃亜は兄の通う大学で、イケメンの大学生・陽斗と出会う。
陽斗は恋愛相談に来た少女たちの願いを叶えることで有名だったが――?
③このお話はいわゆる「寝取られモノ」です!
ジャンル「寝取られ」を知らない方、また知っているけど嫌いな方は
決してこの小説を読まないでください。
不快な気分になっても責任は取れません。
下手な小説読んで別の意味で不快になったら申し訳ないですが…。
④今作のヒロインは「乃亜」のみです。
それぞれの章でエッチシーンの有無が分かる様、
タイトル後に(※)を表記しています。
(「※A」=寝取られシーン、「※B」=通常シーン、「※?」=その他のシーン)
また挿絵が付いている話にはタイトルの頭に☆(通常?挿絵あり)
或いは★(18禁?挿絵あり)を表記しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 00:03:08
246585文字
会話率:23%
二泊三日の長野県旅行のはずだった――。
大学のサークル仲間達と共に夏期休暇を利用して旅行に出かけた圭佑。しかし迂回路の山で道に迷い、さらには車が故障してしまった。山中で偶然出会った五十嵐という男に助けられた圭佑達は、五十嵐に連れられて彼の住
む村へと向かう。
村に足を踏み入れてからというもの、サークル仲間達の様子がおかしい。だが車は故障していて帰れないし、なぜかスマホも通じない。焦る圭佑に五十嵐は親身になってくれ、圭佑は徐々に五十嵐に惹かれていく。
五十嵐の話によると、村では二日後に祭りが行われることになっているらしい。
それはおぞましく、実に奇妙な祭りだった。
※都市伝説っぽい感じのホラーを目指そうと思った話です。
※リバ、3P、残酷表現、胸クソ表現、下品な表現があります。性格のよくない人、気持ちの悪い人も出てきます。
※2020年8月~2020年11月までムーンに投稿・連載していて、諸事情で2022年に一度削除した同タイトルを加筆修正したものです。2020年版とは一部変更点があります。
※pixivにもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 07:19:21
188682文字
会話率:53%
禍福神(かふくがみ)に関する揉め事を請け負う奉禍師(ほうかし)を生業にしている多聞は、依頼を受けて地滑りが頻繁に起こっているというある山里を訪れた。多聞は地滑りの原因を調べるため山へと分け入ったが、途中で季節外れの嵐に遭遇してしまう。幸いに
も山奥で一軒の家を見つけ、「屋根を貸してくれないか」と戸を叩くと、中から返ってきたのは低い男の声。「──雨が止むまでなら家に上げてやる。ただし、一歩この中に足を踏み入れたら俺の言うことに従ってもらう」。男が多聞に従うよう求めてきたこととは、実に奇妙なもので…。
・多少流血表現があります。苦手な方はご注意下さい。
・他サイトにも掲載中。他サイトに掲載しているものを加筆修正して投稿しています。
・2018.6.10 完結しました。ありがとうございました。
・2019.1.2 番外編を追加しました。
・2019.4.29 SSを追加しました。
・2019.8.2 番外編その2~
・2019.8.7 番外編その2完結しました。
2019…同人誌化しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-07 00:30:01
207610文字
会話率:55%
異世界に迷い込んだら、いきなり罠に捉えられた。あなたを捕まえたのは、白キツネ耳の妖魔獣の男、キツネ目で柔らかい話し方をするが、やる事は超ひどい! 自分の領域に足を踏み込んだんだから、何か払えと良い、何も持って無いと言うと「じゃあ、身体で払う
しかないよね」と明るく言われて、なんだかエッチな事をされだす。元の世界に帰りたいのに。
ドSで容赦ない白キツネ耳の男の、超ひどい孕ませエッチで、わけわからなくなる異世界小説。
【ギコ】
白キツネの妖魔獣で、人型の姿に白いキツネ耳を持ち、笑うと糸目になるキツネ目をしてる。炎系の力が使え、その高い魔力で権力を有し、森一つを自分の領域としている。自分の領域に迷い込んできた人間が罠にかかると、通行料と称して、いろいろな物を払わせる。
他の世界に帰る方法を知っているが、タダで教える気は無い。性格は超ひどい。
「第一回がるまに大賞」 応募作品
「部門名(異世界ファンタジー)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 16:32:22
19947文字
会話率:35%
飢饉に耐えかねたある村で、祀る山神様に花嫁を送り出すこととなった。寡婦の女が送り出され、社へと足を踏み入れたのだが……それは鬼の罠であった。
最終更新:2024-07-07 00:00:00
17441文字
会話率:23%
飢饉に耐えかねたある村で、祀る山神様に花嫁を送り出すこととなった。寡婦の女が送り出され、社へと足を踏み入れたのだが……。
最終更新:2024-01-13 23:00:00
2779文字
会話率:25%
SM趣味のない男性が他人を踏む話です。半分倒錯エロス、半分サイコホラー風味。硬質寄りの文体がお好きな方はぜひどうぞ。
注意:ダイレクトに残酷ではないですが、多少の暴力的な描写があります。
SM文芸部 様への寄稿作品。初公開は2023/03
/16@Twitterで、甘栗八の小説処女作でした。本サイト向けに様式を調整しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 11:30:00
4743文字
会話率:6%
下記サイトにて発売中のR18音声作品の台本になります。
・DLsite https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ138049.html
・FANZA https://www.dmm
.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_070846/
【作品概要】
薬の材料を集めるため、樹海の奥深くまで足を踏み入れたあなた(実は高名な薬師)。
凶暴なモンスターに襲われ、雇い入れた護衛は全滅。
すんでのところを屈強なオーク族の女戦士に助けられ、森から脱出するまで護衛を引き受けてもらいます。
ところが、実はその女戦士は陰陽あわせもつフタナリ。
フタナリオークのオレっ娘戦士はその旺盛な性欲処理を護衛の報酬代わりとして求めます。
それからあなたたちは毎夜毎夜、出したり出されたりの汁だく交尾に励むのでした...。
【内容】
・チャプター1「プロローグ 〜出会い〜」(3分22秒)
・チャプター2「戦闘で昂ったフタナリオークの勃起肉を鎮めよ」(18分25秒)
・チャプター3「フタナリオークに操を捧げて」(22分42秒)
・チャプター4「フタナリオークのメスの部分」(22分16秒)
・チャプター5「フタナリオークと求婚ラブファック!」(33分56秒)
・チャプター6 「エピローグ 〜北へ〜」(1分00秒)
・キャラクター立ち絵 (基本1枚・差分込み5枚・JPEG2507×3541ピクセル)
・イベントCG (基本1枚・差分込み8枚・JPEG2400×1800ピクセル)
【声の出演】 赤羽咲
【イラスト】 んぼ (http://www.pixiv.net/member.php?id=6604 )
【総再生時間】 101分41秒 (6ファイル)
【再生形式】 mp3 (320kbps/16bit/44.1khz/ステレオ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 06:44:16
23642文字
会話率:0%
「賢い君なら分かってくれるだろう、オリヴィア」
夜会に出席したオリヴィアは、貴族が大勢揃う中で婚約を破棄される。結局こういう役回りを押し付けられるのかと、自身の運命に呆れ諦め、周囲からの辱めに耐えていたところ、状況を把握した夜会の主役
である第二王子がオリヴィアをダンスへと誘った。
「楽しかったよ、またね」
婚約者もおらず、何やら不思議な瞳を持つ第二王子は、オリヴィアにいやらしく触れることなくダンスを終えた。その後も私的に会いに来ては、オリヴィアとふたりになろうとする第二王子だが、オリヴィアの元婚約者のように身体中へ手を這わせることはなく、どこへ行っても紳士的なエスコートを忘れなかった。
オリヴィアの不安などお見通しで、先回りして解決してしまう第二王子になら、家族に狙われている処女喪失を任せられるかもしれない。第二王子から仮面舞踏会への招待を受け取ったオリヴィアは、完全にふたりきりの客室へ足を踏み入れ、故意に第二王子を煽って…?
◇
周囲に恵まれず人生諦め気味な侯爵令嬢と、令嬢の周囲を囲いつつ甘えてほしいと奮闘する第二王子のお話。
ヒーローが別の女性と関係を持っていたことを仄めかすシーンがあります。
pixivにも掲載しています。
◇:ヒーロー視点、※:Rシーン
20241125-26に全体的な見直し(改稿)をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 18:20:00
117936文字
会話率:45%
勇者のパーティに属するイブは、薬剤師としてその務めを果たしていた。
勇者一行の仕事は、街を襲う魔族の討伐と、魔王の討伐。
イブには戦闘力はないけれど、その分祖母から教えてもらった薬学の知識で、仲間や傷ついた街の人々の身体を守っていた。
とある日、いつものように小さな町を魔物の襲撃から守り、祝いの宴が催されていた夜のこと。
宴の喧騒に少し疲れてしまったイブは、町から出てすぐのところにある森へと足を踏み入れた。在庫の切れかけていた薬草があったのを思い出したのと、それと、草木の匂いの中に身を浸したくなったから。自然の匂いを身体いっぱいに吸い込んで、浮ついた心を鎮めたかった。
けれど、そこで鼻についたのは慣れ親しんだ草木の匂いではなかった。いや、別の意味で慣れてはいる。けれど決して親しみを感じることのない、血の、臭い。
イブは走った。怪我をした人がいるなら助けなければ。反射的に、イブは走り出す。
そして、そこにいたのは人ではなかった。
銀色の毛をした、大きな獣。狼に似ている。けれど狼より、さらに大きい。そんな獣が、浅い呼吸で、今にも死にそうなほどに大量の血を垂れ流し続けていた。
そんな状態にあるならば、人であろうと獣であろうと関係ない。イブは有り合わせの薬で獣の手当てをし、獣は一命を取り留めた。獣はゆっくりと身体を起こすと、イブを一瞥し、そしてすぐに駆けて行ってしまった。まだ走れるような状況ではないはずなのに。イブの静止の声も、振り切って。
仕方なくイブも町の人が用意してくれた宿屋へと帰る。毎晩飲んでいるお茶を煎じて、一気に飲み下してからベッドに倒れ込んだ。疲れていた。着替えることもせずに、睡魔に誘われるまま沈んでいく。
そうして、目を覚ました朝。
イブは、信じられないものを目にする。
眠る自分に覆い被さる銀髪の男。その男の頭からは、二本の角が生えていて。
ーー魔族。
混乱するイブに、男はにやりと笑った。
「ああ、やっと起きたか」
これが、イブと魔族の男、エディとの出会い。
本来ならば、決して相いれることのない存在の二人。
この魔族の男がどうしてここにいるのかも。
自分がこれからどうなるのかも。
ーーイブには、何もわからなかった。
※Rは激しめに行く予定です!よろしくっす!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 01:34:41
120214文字
会話率:35%
大学生の瑞己(みずき)は、過干渉な母の元育てられ、全てに無気力に生きてきた。
進学先も、着るものも食べるものも、全て母の意向に沿うように。例えば大学近くに時折出店しているキッチンカーのクレープでさえ、瑞己は食べたことがない。
けれど
そんな母が、急死した。
突然の自由に、瑞己は戸惑う。そして自らが母の言葉や周囲に流されているだけの、空っぽな人間であることに気づいてしまった。
叫び出したいのに、それすら上手くできなくて。
衝動的に、ペン立ての鋏で髪を切った。毛束を引っ掴んで、気が済むまでざくざくと鋏を入れ続けた。鏡には、ぼろぼろの姿の自分が映っていた。
もうこんな自分は嫌だった。
髪型だって好きに変えたいし、着るものだって自分で選びたい。クレープだって、食べてみたい。
そうして、泣きながらも瑞己は決意する。
変わりたいと、強く願う。
と言っても、何から始めたらいいのかさえわからないけれど。でもまずは、このぐちゃぐちゃに乱れた髪を、整えてもらうたころからだろう。
そうして、瑞己は一歩を踏み出す。
一歩一歩、恐る恐る進んでみる。
瑞己は何を見て、何を感じていくのか。
今まで何事にも無気力に生きてきた女の子の再出発が、今、始まる。
髪の毛切ったら、クレープ食べて。
その先にあるのは、なんなのだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 05:50:14
9807文字
会話率:24%
とある事情から、村八分になっている若者アンサス。
身よりもなく、幼い頃から人と関わらずに、ずっと一人、辛い仕事をしながらも生きてきた。
リザードマンの縄張りに足を踏み入れたら食べられてしまう、それはわかっていたのに道に迷ってリザードマンの
巣穴とは気づかずに洞窟で眠り込んでしまう。
目が覚めたときには身体の大きなリザードマンに肩に担がれ運ばれていた。
殺されて餌になってしまう、と怯えるアンサスだったが……?
※異世界のお話です。
――――
Twitterの#一日一花BL企画に参加した作品です。
花の名前:アガパンサス(愛の花)
花言葉「恋の訪れ」「ラブレター」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 21:00:00
80682文字
会話率:12%