繋ぎの一族と呼ばれる者たちがいる。この一族は男女問わず別の種族と交わることが可能な身体を持つ者たちであった。子を成しにくい種族と縁を結ぶことが可能であるが、それは一度のみであり、初めての相手としか子を作れない。
「お前、犬とか好きか」
「は
い?犬ですか?好きですよ、可愛いし」
「おお、じゃ、婚姻希望出してたよな。永久就職して来なさい」
「え?は??うちの一族の婚姻ってそんなゆるっと始まるの??うそでしょ??」
一族の長に告げられるまま里を出たアスレであったが───
▪︎男性妊娠あり
▪︎特殊設定平気な方
▪︎ゆるっとギャグなライトエロをサクッと、が書きたかった。
▪︎あらすじで地雷ありそうでしたらノー読でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 19:25:24
10420文字
会話率:44%
「強情だな」
忠頼はぽつりと呟く。
「ならば、体に証を残す。どうしても嫌なら、自分の力で、逃げてみろ」
滅茶苦茶なことを言われているはずなのに、俺はぼんやりした頭で、全然別のことを思っていた。
――俺は、この声が、嫌いじゃねえ。
*
******
雑兵の弥次郎は、なぜか急に、有力武士である、忠頼の寝所に呼ばれる。嫌々寝所に行く弥次郎だったが、なぜか忠頼は弥次郎を抱こうとはしなくて――。
やんちゃ系雑兵・弥次郎17歳と、不愛想&無口だがハイスぺ武士の忠頼28歳。
身分差を越えて、二人は惹かれ合う。
けれど二人は、どうしても避けられない、戦乱の濁流の中に、追い込まれていく。
※南北朝時代の話をベースにした、和風世界が舞台です。
※pixivに、作品のキャライラストを置いています。宜しければそちらもご覧ください。
https://www.pixiv.net/users/4499660
【キャラクター紹介】
●弥次郎
「戦場では武士も雑兵も、命の価値は皆平等なんじゃ、なかったのかよ? なんで命令一つで、寝所に連れてこられなきゃならねえんだ! 他人に思うようにされるくらいなら、死ぬほうがましだ!」
・十八歳。
・忠頼と共に、南波軍の雑兵として、既存権力に反旗を翻す。
・吊り目。髪も目も焦げ茶に近い。目鼻立ちははっきりしている。
・細身だが、すばしこい。槍を武器にしている。
・口は悪いが、割と素直。
●忠頼
忠頼は、俺の耳元に、そっと唇を寄せる。
「お前がいなくなったら、どこまででも、捜しに行く」
地獄へでもな、と囁く声に、俺の全身が、ぞくりと震えた。
・二十八歳。
・父や祖父の代から、南波とは村ぐるみで深いかかわりがあったため、南波とともに戦うことを承諾。
・弓の名手。才能より、弛まぬ鍛錬によるところが大きい。
・感情の起伏が少ない。
・端正な顔立ち。塩顔。
●南波
・弥次郎たちの頭。帝を戴き、帝を排除しようとする武士を退けさせ、帝の地位と安全を守ることを目指す。策士で、かつ人格者。
●源太
・医療兵として南波軍に従軍。弥次郎が、一番信頼する友。
●五郎兵衛
・雑兵。弥次郎の仲間。体が大きく、力も強い。
●孝太郎
・雑兵。弥次郎の仲間。頭がいい。
●庄吉
・雑兵。弥次郎の仲間。色白で、小さい。物腰が柔らかい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 23:30:00
129082文字
会話率:27%
俺、花和杉 百生(かわすぎ ももお)は人に言えないちやほやされたい願望がある。そのため会社の同期のイケメンにメラメラとライバル心を燃やしているのだが、なぜか奴は俺にやたら構ってくる。
くそう、俺はお前よりもちやほやされてみせる…!!
X(旧
Twitter)はじめました。宜しければフォローしてださい!https://x.com/fuyumori112?s=21&t=yOM8NRc01yXSfCs-sHJizA折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 21:57:41
16099文字
会話率:61%
高校ボクシング部のエース、佐藤遥斗は全国大会を目指す有望な18歳。しかし、父親の突然の死と大会での敗北をきっかけに、彼の人生は暗転する。
父の言葉「お前には期待してたんだがな」が耳に残る遥斗は、ある晩、出会い系アプリで知り合った中年男性・健
介との出会いを境に、薬物と性的快楽の世界へと引き込まれていく。当初は単なる好奇心から始まったはずの関係は、徐々に遥斗を深みへと誘い、やがて彼は「佐伯」という謎めいた男の「コレクション」の一部となっていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 21:55:12
73186文字
会話率:35%
独占欲が強いザルと、ツンデレな下戸の話。
最終更新:2025-03-09 13:55:20
3575文字
会話率:62%
何でも無かったある日。
俺はここ日本で、異世界の王子を拾った━━━━━━
「拝み屋」を生業としている俺、結城春彦は、依頼主の元へ急ぐ山中で行き倒れている綺麗な男を助けた。
その男は自称『王子様』
やばい人間に関わってしまったのでは
無いかと、助けた事を若干後悔し始めたその時、
「俺は今日からお前のモノとなろう」
なんて、その王子がとんでもない事を言い出す始末…。
どうしたものかと悩む俺の脳裏に、突如として響くドス黒い声。
『泣かせたい』
『色慾に溺れさせたい』
『俺を求め善がり狂わせてやりたい』
自分も知らなかった己が大開花!
いや、相手…男ですけど…?
ギラギラと刺す陽射しがうるさい夏。
燃えたぎる恋が、いま始まろうとしている━━━
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 21:00:00
19091文字
会話率:41%
“好きを凶器に、愛は弱みに。明日、世界が消えてなくなるなら……ただその胸で眠りたい”
壊れる事のない超高性能ロイド──人間の生み出した怪物は侵略戦争を起こし、今まさに人間に取って代わろうとしていた。
人々は、奪われ、虐げられ、
苦しみ喘ぎ死んでいくしかない。
“屈辱を人間に”
人間の都合で生み出され、弄ばれたあげく壊され無残に捨てられる──合言葉にはロイドの憎しみが込められている。
燃える街、尽きていく命、略奪、裏切り、不信……涙も流れない絶望を包み込む一人の男。
「守ってやる。お前を一人にはしないから」
そして……もう一人。
「どうぞ、ご勝手に」
突き放す男、女は離れていく背中をいつまでも見つめている。
これは愛の物語。
残酷な戦場に──愛の花は咲くのか。
☆この物語は「あなたはだあれ? 」の特別編ですが、本編未読の方でも読んで頂けるよう過去の関係性なども説明しつつ書いています。もちろん、本編既読の方はぜひ。
※注意
そこまでリアルではありませんが、戦争、暴行、性的描写、希死念慮、裏切りなどの描写があります。つらくなる方はお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 20:20:00
239436文字
会話率:53%
幼馴染の平十郎はスクールカーストの一軍でいつも周りに人が集まっている。そんな彼がいつも構うのが前髪カーテンでぼっちの、ももこ。そのせいで、いつも嫌な目にあってしまう、ももこが平十郎から離れる為にとった行動が、何故なのかとんでもないことに……
!?ヒロインは口が悪いです。ハッピーエンドです。青春ラブコメが大好きです。エロ薄め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 19:18:55
11855文字
会話率:45%
平凡な高二男子『白幡菊理(しろはたくくり)』とその幼馴染であり許嫁でもある『黒金夜々(くろがねやや)』は、オカルト巡りデートの最後に訪れた廃神社で出会った縁結びの神様に説教される。
「お前ら、いつになったらセックスすんねん。両想いだからっ
て油断しすぎとちゃうかー? ほんま危機感持った方がええで。とりあえず、そんなんじゃ足元すくわれるでってことわからせたるから。ほな、あっちの世界で頑張りや~」
こうして、菊理と夜々は魔女(間女)たちが支配する女だだ余りな貞操逆転世界にまとめて異世界転移させられたのだった。
※黒金夜々のHシーンがある回には♡、その他の間女のHシーンには♥を付けています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 22:10:00
59306文字
会話率:52%
「霧島。お前さ、願いが十個叶うなら何にする?」
前の席の寺尾が突然振り返って言った。十個も願い事が思いつかない中、霧島は何とか九個ひねり出すもあと一つが出ない。すると寺尾が「好きな人と結ばれる」、と提案するが……。
最終更新:2025-03-05 01:00:00
6968文字
会話率:47%
中学一年生の千夜子は憧れの二歳年上の先輩、藤森晃と親同士の再婚で義兄妹となるも、学校では人気者の晃は実は女嫌いで冷酷な人物だったことを知り、愕然とする千夜子。戸惑いながらも本当の家族になろうと頑張る千夜子だったが、晃から「今日からお前は俺の
奴隷決定」と言われ、千夜子の新しい人生は先行き不安な幕開けとなったのだった。
*義兄妹ものに憧れて書いた作品です。途中、不快な描写等ちょこちょこ入ってきますが、ご了承下さい。
*全28話となっております。
*後半にR-18あります。
*この作品は他誌にも掲載中です。
*誤字脱字報告ありがとうございました。3/7修正させて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 19:09:17
111169文字
会話率:39%
ある日、一人の少女、山田洋子(やまだようこ)は彼氏に。
「見た目が可愛いから付き合ってたけど、お前は話しててつまらないんだよ、退屈な女だな」
と酷い言葉を投げ掛けられ、振られてしまう。
その事がきっかけで洋子の性格は少し変わってしまうが。
純粋な少年、赤井光二(あかいこうじ)との新しい恋で洋子の傷付いた心も癒されて行く。
そんなある日、洋子は光二に予想外のアプローチをかけて行き…二人は身体を重ねる。
変わり者同士の純愛小説!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 10:10:00
11522文字
会話率:32%
俺は何のとりえもないクズだ。それだけははっきり言える。
ある日、夢の中で神を自称する老人から告げられた。
「一日だけお前が指定する施設をお前の好き勝手にさせてやろう・・・」
その言葉を聞いた俺は…
男はひょんなことから女性自衛官に興味を持ち
、自衛隊の駐屯地で無数の女性自衛官相手に肉欲を発散させることになる。そしてその後は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 20:09:13
195490文字
会話率:36%
騎士団専門の食堂でウェイトレスとして働くティティルの密かな楽しみは、慕っているゼムロス騎士団長の姿を眺めること。
「今日も素敵すぎます、騎士団長……!」
彼の顔には呪いで消えない傷があるけど、そんなこと気にならないくらいカッコいい。ティティ
ルの想いは日に日に深まるばかり。
そんなある日、おばあちゃんを手助けしたお礼にと「猫になれるキャンディー」をもらったティティル。半分冗談で受け取ったものの、ゼムロスが猫と戯れる姿を見かけ。物は試しにと食べてみるとまさかの猫に大変身! どうなっているの、これ!?
しかも、猫好きなゼムロスに「うちの猫になるか?」とお屋敷に連れていかれ…。いろいろあって人間に戻れば「3カ月後の夜会まで期間限定の恋人になってほしい」と頼まれてしまう。さらに、夜は実は絶倫だったらしい彼から甘いささやきと共に熱く何度も求められ…。
「お前さんはどこもかしこも敏感で可愛いな。ほら、ここも」
……だ、団長、私って期間限定の仮の恋人だったんじゃないですかっ!?
*頑張り屋の女の子が大人な男性に溺愛される系のお話です。
■注意事項■
・以前投稿していた『オジサン騎士団長に甘やかされたくて、猫になりました。』の設定と展開を大幅に変更したものです(現在は削除しています)。
・前半は所々同じ文章が出てきますが、後半はほぼ書下ろしです。
・全34話。完結済み。
・感想、評価、リアクション、誤字報告など、ありがとうございます♪ 感謝感謝(*^-^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 19:10:00
113402文字
会話率:33%
お前は何のために雇われたのか。プログラマーのくせに、セクサロイドの頭に仕込まれたマルウェアくらい消去できないのか。営業開始前に対処できないなら廃棄処分にしろ。その分の損害はお前の給料から引く。それで済むだけラッキーだと思え。万一、船の存在が
公になったら、何人の首が飛ぶか分からないのだからな。ああ、お前の祖国では解雇を斬首に例えるそうだが、私が言っているのは文字通りの意味だぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 22:20:06
13374文字
会話率:43%
『結婚なんて、幻だ。
守られない約束なんて、もう欲しくない──』
立派な王城の端に隠れ建つ、朽ちかけた『魔女の塔』。この古い円塔に研究室を構える魔術師アズレイア。
彼女は長らくひきこもり、平穏な研究生活をエンジョイしていた。
人知れず研究
を続ける彼女だが、研究費のためならばと裏で『淫紋描き』も引き受ける。
「魔術師だってお金がなければ食っていけないのよっ」
顔を合わせるのは、稀に来る怪しい客とお堅い門番のカルロスのみ。
そのカルロスが、淫紋紙をきっかけにアズレイアに求婚し始め──。
「悪いけど、私、結婚はしないつもりよ。可愛い奥さんがほしいなら他をあたってちょうだい」
すでに一度、婚約破棄で苦しんだ彼女は、カルロスの求婚を受け入れない。
だが長らくアズレイアへの想いを拗らせてきたカルロスは、結婚するまで絶対彼女を抱きたくない。
「私みたいな女、好きに抱いて捨てていいわよ。研究さえさせてくれるなら、いっそここに監禁して好き勝手にして──」
「お前はそんな女じゃない!」
研究以外は徹底的にずぼらな魔女と、色々訳ありな堅物門番の、大人でちょっと切ないラブストーリーです。
ーーーー
以前短編で出したずぼら魔女の長編版です。
1話目は短編と同じ内容。
アルファポリス様でも投稿済み(内容はほぼ同じ、ただしこちらのほうが一話が長めで出してあります)。
本編は完結済み。
個人的にR18判定の回には★付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 05:37:53
125951文字
会話率:23%
趣味や好きな事に真っ直ぐな一族、オルミリル侯爵家。
第二王子が婚約者探しをするということで、オルミリル侯爵の娘、小説大好きミーシャ・オルミリルも王都に行くことに。
領地に引き篭もり、王宮に官職を持たない一族なので政治的旨味も無い。直ぐに帰
れるだろうと思っていたのに、……何故か、婚約者候補に選ばれて、第二王子エイベルのお気に入りに!?
ミーシャはこうなったら美青年エイベルを参考に、小説のネタにエロい妄想を繰り広げていたけど、何故か様子が可笑しい?
領地大好き超鈍感一族の娘恋愛音痴のミーシャと、訳あり品行方正第二王子エイベルの、お前ら早く結婚しろ系物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 23:22:20
300505文字
会話率:40%
世間知らずの女子大生、志眞は、関 朝霞という幼なじみの男に幼い頃からずっと恋をしている。しかし、いつの間にか、彼は、軽薄な態度で女を誑かし、志眞の前でだけは傲慢になる、二重人格のような男に変わってしまっていた。「いつまでこんなこと、続けるの
?」「お前が俺のところにおりてくるまで?」―――離れることも、分かりあうこともできない二人の恋の行方は。
※以前、別の筆名で公開していたものの再掲です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 21:20:31
187788文字
会話率:63%
クラウス・フィツェックは、幼い頃、戦争で家族を失った。彼は、敵国の革命王、オーディン・マークスを憎んでいた。そしてジャンビエールの息子、エドゥアルドも。
そんなクラウスを、エドゥアルドは、仔犬のように慕ってくる。
オーディンの死後、宰相メ
トフェッセルは、その血筋を、エドゥアルドで終らせようとしていた。
「お前は孕むことはあるまい、クラウス。エドゥアルド王子に、いろいろなことを教えてやるがいい。女を抱こうという気を、金輪際起こさせぬほど、いろいろなことを」
だがクラウスには、命懸けで彼を守護するゲシェンク(魔物)、ギルベルトがついていた。
◆欧州革命と王政復古の時代の物語です。下敷きにした史実はありますが、全く違う世界のお話です。
◆エブリスタ様に転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 17:39:56
228864文字
会話率:42%
「お前、姫香とヤッたことある?」
昼休み、何気なく聞いた噂は信じられないものだった。
"幼馴染の姫香は、頼んだらヤラせてくれる。"
清楚で可憐な彼女がそんなビッチなわけがない。
でも、試しに冗談で頼んでみたら——
「……山田となら、いいよ?」
嘘だろ!? もしかして俺以外の男とも!?
心が乱れる俺の前で、姫香は恥ずかしそうに身を寄せてくる。
”頼んだらヤレる”幼馴染の真相とは――。
疑似NTR×勘違い純愛
※ノクターンスレ晒し中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 04:07:26
8501文字
会話率:32%