大きな樫の木の下にくくられて、もうどれくらい経つのか。
何度季節が巡ったのかも判らない、もう身体は食べ物を摂らずとも衰えなかったので俺はもう普通の犬ではないのだろうが、別段困ることもなかったので、ただ、ずっと長いことここに居る。
なにかや
りたいことがある訳でも、やらねばならないことがある訳でもない。
しかしある時、本当に何の気なしに――何十年も何百年も渾身の力で外そうと試みていたのにびくともしなかった、俺を縛り付けていた太い鎖が、ぶつりと切れた。
忘れ去られた狗神・樫太郎(かしたろう)と環(たまき)の物語。
++++++++++
和風民話風ファンタジー。狗神X人間?。俺様攻X美人受。
同棲・妖怪・攻視点。
当サイトより本人が転載しております。
えろ味は少なめですが、サイトが年齢制限ありなので、こちらへ登録させていただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 17:14:54
27329文字
会話率:35%
―私は、好きな人に時間を売っている―
高校一年生の五十嵐瑞佳(いがらしみずか)は、学生の傍らモデルとして活躍する日野陽介(ひのようすけ)にあることがきっかけで時間を売っていた。同じクラスであることしか接点の無かった二人が、
時間を売り、そし
て買う日々が半年と続いた冬、
陽介へ募る想いが限界に達した瑞佳はある決断を下す。
※なろうに投稿していた幸せな食卓をあなたとの続きです。
一話はなろう掲載分になり、二話から続編で、本編完結済。
日野視点一話追加予定。
※異物挿入など「食べ物に関する性的な描写」はありません。
※性的な描写はあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 14:00:00
43840文字
会話率:28%
──僕の好きな彼女、琴塚恭子はビッチである。
そんな周囲の誤解も解けて、彼女と出会って二回目の秋のこと、ある朝目覚めたら、体の上に自称従姉妹が乗っていた――
突然転校してきた同い年の親戚モドキ、彼女も交えて朝からドキマギ、旧交を友人たちと含
めて温めていられた内はまだ良かったのだ。やがて彼女が引き金になったのか、僕達の周囲の平穏は秋の日暮を見るかの様に、急速に夜の帳となって覆いかぶさり――
一章「花よ滴よ涙の痕よ」
真っ赤なシチューは好きですか、ボルシチって言うらしい。こんな状況じゃなければ素晴らしい食べ物だと思うんだ。
敗北の味は苦い、だが負けたままでは居られない。立ち上がった僕の前に、命がけの鬼ごっこをしたアイツが再び現れた。男の名はウラジーミル、彼は僕を深夜の屋上に誘うと、徐に同盟を提案してきた。敵の敵が味方とは限らない、僕は彼女と誇りの為に、差し出された手をとって――
二章「雨よ怒りよ獣の声よ」
反撃の時は来た。
これからこの街は夜の帳に沈む。つけなければならない決着は三つ、僕達は果ての見えない夜に向けて走り出した。アメリカの街角で、繁華街の裏路地で、或いは車の途絶えた大橋の上で。僕達は一つ一つの因縁と正対する。
「お前が行く所ならどこにだって行ってやる」
「あまり調子に乗らない方が良いんじゃないか」
「これを出すってのはそういうことだ、そのつもりなら文句は無いよな――」
「僕だけが知っている、そして、──お前には絶対に教えない」
三章「友よ裏切りよ夜の帳よ」
「あのさ」
「うん」
「二人で、どっか逃げよっか」
※この物語は拙作「琴塚さんはビッチである。」の第五編になります。単独でも読めないことはありませんが、本編や登場人物はネタバレの塊なので、興味を持たれた方は是非そちらからどうぞ。
※文中の記号に付いて。
※ カメラの切り替え
※※ 同一人物視点でシーンの切り替え
※※※ 人物視点の大幅な切り替え折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-02 12:00:00
403340文字
会話率:29%
この病棟は変態老人の巣窟なのか?
おしぼり、歯磨き、検尿カップ。
日常が非日常へと変わってしまう。
(新人看護師の逢坂史緒苗(あいさかしおな)
彼女は「頼まれたら断れない」性格。
それはもう病的で一種の呪いとも呼べるレベル。
好い人が白衣
を着て老人達のいる病棟で勤務する。
そんな彼女の平等な優しさが
老人達を化け物にしてしまう。)
【老人に指を舐められる
・熱いおしぼりで下着の中まで拭き取られ、絞ってそれを飲まれる
・患者のアナルを舐めて座薬を入れさせられる
・排泄物を歯ブラシにつけて磨かされる
・おしっこを検尿カップにする所を観察される
・租借した食べ物がはいったまま口移し
・母乳を搾り取られる】
その光景を直ぐ隣で「私」は見て、聞いていた。
彼女にICレコーダーを渡し録音させる。
連鎖的に変態から変態へ
終わらない彼女の看護師ライフ。
⚫最新ストーリーは調教編入ります…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-30 17:38:46
50081文字
会話率:21%
超オヤジのメンズラブ
年齢層は高め設定です。
主人公はアラフォーの教師です。
年下総受けですが、年下と、言ってもオヤジ
攻めのオヤジは最高アラフィフもおります。
かといって20代から30代の 若者 も
登場します。
jazz liveの
お店もちょくちょく登場し、そこに集まる人たちのMLもあります。
食事の話もちょくちょく登場します。
結論、ML雑記帳みたいなものかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-11 16:33:37
110273文字
会話率:35%
*こちらの作品は「カクヨム」様にも掲載しております。
***********
「私の消化器官・・・!!」
ある日、『小数点以下の人数』が存在する現代の日本で、僕の彼女は頭部のみになってしまった。
食事をとる度首の断面から食べ物を
こぼしてしまう彼女の顔からは、日に日に笑顔が失われていく・・・
彼女の笑顔を取り戻すため、そして栄養失調を防ぐため、
僕らは君の消化器官を探す旅に出る———
***********
簡単な待ち時間計算を行っていた作者の浅はかな思いつきにより
「小数点以下の人間がいたらおもしろーーい(^▽^)」
と考えてみたお話。
少々ブラックユーモアかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-03 22:00:00
3968文字
会話率:38%
少しだけ早い夏祭りに行った真尋(まひろ)と鏡也(きょうや)は、いろんな屋台の食べ物とひとつのお土産を買って帰る。暑い夏のちょっとした物語。
[後輩×先輩 / BL / R18]
最終更新:2018-07-30 17:09:48
4008文字
会話率:34%
一夜を過ごしたそのお相手は、
「君を食べちゃいたいよ」
就職先の社長でした
「私は食べ物じゃありません!」
再会したその日から、
社長の猛攻撃が止まりません!
※他サイトで掲載していた作品を加筆修正しました
最終更新:2018-07-27 21:13:04
99724文字
会話率:39%
ある日大好きな弟の為の料理の材料を買いに来た棚町 春翔(たなまち はると)は人参を物色していると天啓のように前世の記憶を思い出す事になる。
BLは見てみたいけど食べ物や弟を粗末にする奴らなんかに弟は渡さない!俺が守る!そんな話
!性的表現
にはサブタイ横に※が付きます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-09 00:00:00
29769文字
会話率:35%
主人公・亘輝は目を開けたら檻の中にいた。この世界の食べ物は硬すぎて亘輝一人では食べることも出来ない。飼い主である鳥のバケモノに飼育され、鳥のバケモノの優しさに次第に恋心を抱いていく。言葉も伝わらない異世界と、鳥のバケモノの歪な愛情表現に戸惑
いを隠せないでいる亘輝だが…。鳥のバケモノ×大学生。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-20 00:00:00
67670文字
会話率:30%
『心の月。』の翌日。
大野家に長女のつぐみが突然帰ってきて…。
家族の会話と、将と吉央のちょっと先の話です。
相変わらず食べ物の話がちょろちょろ出ています。
最終更新:2018-01-22 18:59:08
4395文字
会話率:44%
信じることができないなら、あたしを食い殺して。
十代最後に、なにかを見出だしたいと願い、叔父がすむ異国、ルーシカで羊飼いのバイトをする少女、前園梨々香(まえぞのりりか)は、ある日、ひょんなことから、呪いによって普段は狼の姿に、満月の晩に
のみ、人の姿に戻ることができる美女、レイシャと出会う。
レイシャは、狼の姿であるから、食べ物を得るのが容易ではなく、梨々香に食べ物を乞う。
梨々香は、自身の名をリィと名乗り、レイシャをボディガードの代わりに雇い、共に行動するようになる。
しかし、彼女たちが出会って初めて迎える満月の晩、人の姿に戻ったレイシャを見つめ、リィは、彼女の妖艶な美に惑わされ……。
誰も幸せにならない恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-13 21:32:08
7977文字
会話率:25%
大喰らいな謎の少女トリカナと暮らす画家のメリッサ。成り行きで一緒に生活していただけが、いつの間にかトリカナがかけがえのない大切な存在になってしまう。しかし、トリカナのために毎日大量の食べ物を揃えるにはお金がかかり過ぎる。愛するトリカナのため
、メリッサは画家の夢を諦めてある決断を下した。金持ちの愛人になり、私が一生トリカナを養う…。
しかし、自体は思わぬ方向へ進み、二転三転していき…。アレ?いつの間にかこの国で一番偉い男の愛妾になっていた。
そしてその男は、傲慢で自尊心が高く、いつもメリッサに対して生意気。全然素直じゃないのに、メリッサは彼と過ごす時間に癒されていき…。
トリカナは不幸を呼ぶ貧乏神か?それとも幸運を呼ぶ青い鳥なのか?
年も身長も下の男×貧乏で男ぶりの良い女のケンカップルラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 23:20:05
2916文字
会話率:48%
ある日のこと。
とある幻想世界で、5人の少女たちによるお茶会が開かれました。
とてもとても酷くて辛い体験をしてきた少女たち。
なんども悲惨に死にかけ、いや実際には残酷な死を迎え、目覚めたこの幻想世界。
其処ではすべてが終わって
、幸せが取り戻せたかのよう。
そこで開かれたお茶会での、とっても甘くて美味しい飲み物や食べ物は
これまでずっと口にしてきた白く濁ったものとは違って天国です。
そんな少女たちが打ち解けて仲良くなったとき、とあるカミサマが言いました。
『この中の4人が助かり後遺症もなく幸せに暮らせるが、1人だけがこれからこの世界の全員の責めを受け続ける。お前らでその1人を選べ』
そんなの、全員、残りたくないし怖くて堪りません。
自分から残るなんて、とても言い出せません。
かといって、誰かに残れとも絶対言えない優しい少女たちばかりです。
しかし話し合いを進めるうち、結局は同時に名乗り出て、
こんどは全員が自分が残ると平行線な、強いココロを持つ少女たち。
――そんな中、最後に、ひときわ強いココロで
「私には、戦う力は有りませんから、ここに残ります」
全員を説得したのは、
「いつか……みんなが助けに来てくれるのを待ってますから」
世界の呪いにたった独りで抗う中学生の少女、――藤咲瑠奈――でした。
※ ※ ※
お茶会の詳細は作者活動報告の
「ヒロインお茶会【リョナラーのサロン】」などの記事をご覧ください。
この作品は「中学生性奴隷 瑠奈の絶望の日々(N2270DW)」の二次創作です。
作者の山田太郎先生より許可を頂いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-13 19:00:00
13131文字
会話率:24%
家が隣で職場が一緒で、食べ物の好みも一緒。本屋で最後の一冊に同時に手が伸びた。これって、”運命”っていうフラグな奴?
最終更新:2017-08-27 07:00:00
22353文字
会話率:36%
異世界交流×ごはん×ショタ
ナチュラルにショタコンサラリーマンだがYN徹底派
(YN派:イエスろりしょた・ノータッチを基本理念に掲げる紳士淑女の意)
×
感情直球合法ショタ
R18枠投稿ですがニュアンス程度で直接的エロはないです。
最終更新:2017-08-26 12:36:51
6773文字
会話率:40%
食べることが生きること。とにかく食べ物のことばかり考えている鳥人(とりびと)の落ちこぼれラキと、そのラキを一途に思い続ける鳥人(とりびと)の若長(わかおさ)ガルーバンの恋物語。番外編も含めて全4話、25000文字弱。書いても書いてもR18に
たどり着けなかった色気なしヒロインですが、楽しんでいただけると幸いです。※白ヶ音雪様主催の「蛮族の嫁企画」参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 21:00:00
23347文字
会話率:50%
どこにでもいる男子高校生学志は、あるたい焼き屋さんに行く事にハマっている。
正確に言うと、大好きな合法ショタから買った大好きなたい焼きを串刺しにして食べる事にハマっている。
ストレートに言うと、I have a taiyaki. I hav
e a stick. ahn an●lsexな物語である。
※直接的な性表現はありませんが、苦手な人はこの小説を読むのを控えて下さい。
※続編は書くつもりですが、念の為短編にしております。
※期待しないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-29 12:42:43
644文字
会話率:15%
水沢 縁(みずさわ ゆかり)17歳の世界の全ては小さな狭いアパートの中だけだった。
母親からの暴力と食べ物もまともに与えられない生活、学校にすら通わせてもらえなかった縁にはそとの世界は未知のモノでしかなかった。
そんなある日、事件が起きる…
…
そして縁は初めて外の世界へと飛び出した。激しく雨が降りしきる中、縁は1人の男と出会う。
その男は…広域指定暴力団・山室組2次団体「黒龍会」会長である黒田 和真(くろだ かずま)。
冷酷非道と名高いその男は縁を見て今まで感じた事の無い感情を抱く……
※印はR18指定なのでご注意下さい、ぬるい表現のモノにも※を付けさせて頂いております。
★こちらの作品は以前同人誌で配布したものとなります★
本サイトにてイベント情報、通販等こちらで確認できます。
下にバナーがございますので宜しければ遊びに来てやってくださいw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-27 00:00:00
62430文字
会話率:52%
目が覚めたら少年たちは知らない場所で目が覚めていた。
右も左もわからない廃村で埃や泥、血に汚れても今日という日を生きるために、知恵を振り絞り、協力して生き抜いていく。
少年の心を支えるのは手紙とダガー、そして5人の少年少女。
(今後、増
えるかもしれません)
人類最後の砦イヴィルスから出たことのない少年たちは自分の目で世界を知り、そして学ぶ。
物をつくること、食べ物をつくること、戦うこと。
明日を迎えるために。
この世界は崩壊した世界。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-08 14:43:57
202786文字
会話率:44%