※テキストサイト「化野」からの転載となります※
陰陽師「遠野一花」と行動を共にするあやかし「深」のおかしな関係を書いた短編集。
「ニュームーンに逢いましょう」http://novel18.syosetu.com/n2605bk/の続編となり
ます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-09 21:19:10
4059文字
会話率:42%
※テキストサイト「化野」からの転載となります※
「京」の陰陽師、遠野一花(トオノイチカ)はあやかしに印をつけられてしまった為、一年半前から陰陽寮付属の病院に隔離されていた。
新月の夜はあやかしが最も力を増す日であり、一花の身につけられた印か
らは蛇のようなものが這い出して声を上げさせようとする。
印をつけたあやかしは結界に縫い付けられる直前、こう言った。
「――貴女の声を頼りに忍んでゆくよ」
あやかしに印をつけられた人間はいずれ、あやかしに囚われる運命にある。
あやかしと一花の間には印を介した縁が存在し、思考を支配される可能性があるため死ぬまで病院から出ることができない。
人生のほとんどを奪われた挙句、新月の夜に肌を這い回る何かの感触に耐えなければならないという屈辱に耐えかねた一花は命をかけてあやかしと再び対峙することを選び、陰陽寮は「あやかしを降すこと」という条件をつけて許可を出した。
満月の夜、あやかしとの対話に挑んだ一花は名を聞き出すことに成功するがなぜかあやかしも一花の名を知っており、しかも一花から離れられないと言い出す。
印も消え、陰陽師に復帰できそうではあったがあやかしが「ついてきた」事に困惑を隠せない一花だった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-28 15:41:30
16265文字
会話率:40%
あやかしに魅せられて昇った月の世界。そこでは恐ろしくも幽艶な都が栄えていた。
女の居ない都の謎・固く閉ざされた門・腹の裂かれた妖怪・奇怪な神の正体に迫る。
人ならざる者に魅せられた主人公の行く末とは―――?
■こちらは本家サイトの名前変換な
しバージョンとなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-24 20:24:39
174033文字
会話率:26%
外界から隔絶された森の奥にある『綾樫学園』(あやかしがくえん)。なんとそこは妖怪と人間の混血児・半妖が、人間社会に適応するための教育機関だった。そんなことは露知らず、生徒会執行部の一員となることを条件に、特待生として転入した主人公・穂村琥
太郎(ほむらこたろう)。彼に下された使命は、問題を抱えた女生徒とキスをすることだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-05 23:50:28
545文字
会話率:27%
雨宿りのために立ち寄った館で、智也は蠱惑的な三姉妹とベッドを共にする。山奥の洋館で繰り広げられる、一夜の夢物語。
最終更新:2006-05-25 08:11:35
6399文字
会話率:27%