会いに行くね。だから、受け止めて。
***
伯爵令嬢シュティーナは、顔も知らない王子と結婚予定だけれど、とある事情で自宅待機中。
花嫁が自宅待機? なにそれ美味しいの?
「また脱走して町に行ったのですね!」
侍女のリンや家令イエーオリの心
配もどこ吹く風で、勝手に屋敷を脱走する。ある日、港町スーザントで、サムという男に出会う。
「彼と会った瞬間、美味しいものを食べたときと同じ気持ちになったの」
「お嬢様、自覚されたほうがよろしいと思うのですが、ひとはそれを一目惚れと呼びます」
また、会いたいと思ったの。
「俺も、また会いたいと思っていた」
青空色の瞳が見つめる。
わたしはお人形じゃない。心がある。結婚は、家の為だって分かっているけれど……。
「きみの笑顔はひとを幸せにして、俺を強くする」
あなたに残す、わたしの思い。受け止めて。
***********
※不定期更新 ※R18シーンはマーク付けますが、予告なく入ります。
※Berry's cafe 同作品掲載
何かありましたら、こちらのメールアドレスまでお願いします。
moonthiefruby@gmail.com
ツイッター @moonthiefruby折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 07:13:14
62707文字
会話率:54%
花嫁BLがあるなら、出戻りBLがあってもいいじゃない!と、模索した結果です。
大地主の花宮家の令嬢で、数年前に清瀬財閥に嫁いだお藤と桜並木の下で再会した栄太郎。
栄太郎は、お藤が実は男だと知っていた。
……的な出戻りBLです。なにも
かもがフワッフワなので、フワッフワの気分で読んでください。
和レトロ感を醸しつつ、スチームパンクの風味がしますが、厳密には和レトロでもスチームパンクでもありません。ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-10 20:05:26
50296文字
会話率:36%
とてもとても寒い国の貴族は、王に勧められて「日記係」を雇い入れました。
自サイトより転載。
最終更新:2017-11-13 01:36:29
3368文字
会話率:38%
ひどい悪政で領民から憎まれていた侯爵家にはサリアの花と呼ばれた麗しの令嬢フェリシアいた。
彼女は何も知らず、知らされず、ただ幸せな箱庭の中で一人の青年に惹かれていく。その青年が自分を破滅させる者になるとは思ってもいなかった…。
愛した人達
に裏切られ、捨てられ、侯爵令嬢から最下層の身分へ。
嫌われ、虐げられる生活のなかで少女は自分を見失っていく…。
裏切った青年は少女を探している様だった。「いまさら私に何の様なのか。何の価値もない私に…。」
一度は地に落ちた少女が懸命に生き、自分を取り戻していく物語。…になるはずです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 21:48:28
73480文字
会話率:27%
ノアは王であるレナードの専属使用人。
いつも通りの生活を送っていたが
レナードの執事であるハリーから
ある知らせを聞かされて、ノアは未練
を残してレナードが出張している間に
城を去ることにした。
一方、それを知らないレナードは帰って
きた後
にその事実を他の使用人達に知らさる。
それを知ったレナードは怒り狂い、ノアを
探すよう命じる。
果たして、ノアとレナードの運命は?
残酷な描写は一応あるかもしれない
ので保険です。
R18の場合は※をいれます。
個人的には、監禁・束縛・妊娠が好き
なので作品に入れると思います。
それが苦手な方やBLを知らない方は
スルーして下さい。
感想やレビュー等も、よろしければ
お願いします。励みになります!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-10 12:10:13
10073文字
会話率:34%
海底国のお姫様・フォースは海上国の漁師・ライオに片思い中。
年の差?身分差?種族の差?そんな些細な事は気にしな~い。可憐なフォースちゃんの魅力でライオ様を悩殺よ。
だがしかし、愛らしくせまってみても、せっせと賄賂を贈ってみても、ライオはちっ
とも靡かない。しかしフォースも粘り強い。何度断られても起き上がりこぼしの如く愛を叫ぶ。
そんなフォースがとった強硬手段はライオの元への押しかけ女房。ライオ宅に強引に居座って、あの手この手でせまりまくる。
さてさてさて、積極的なお姫様・フォースは様々な困難を乗り越えてライオの愛を獲得できるのか?
**注** 童話の人魚姫とは何の関係もありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 22:15:16
129565文字
会話率:34%
ライルが王都に住み始めて早十年。友達も知り合いも増え、王都に根を下ろすことも悪くないと思えてきた。そんなとき、『騎士と民間兵の合同調査依頼』--断れやしない依頼のせいで、ライルは関わりたくなかった男と出会う羽目になる。ライルに出来るのは過去
に眠る秘密をひた隠しにすることだけ。R18は保険、後半予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 19:05:34
27171文字
会話率:42%
落ちぶれた中流貴族の次男坊であるエミリオは、ある夜、屋敷の使用人でもある幼馴染みのアリエッタと兄の淫行を目撃してしまう。胸の奥にわだかまるその想いの正体に気付かないまま、エミリオはアリエッタに嫌がらせをはじめる。一方で、アリエッタはエミリ
オの突然の冷たい態度に戸惑いつつも、エミリオを慕い続けていた。
不器用なツンデレ坊ちゃんと純真メイドの、身分差の壁を越えるひたむきな恋の話。
エミリオ視点「使えない女中のアリエッタ」
アリエッタ視点「わたしの意地悪なご主人様」
エミリオ15歳の春「未成熟な僕等の秘密」
エミリオ18歳の冬「それぞれの選択」
本編完結しました。
※2017.10.17 加筆修正終わりました。
※なんちゃって近代西洋貴族風のお話です。
※エブリスタ・アルファポリスにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-13 22:17:33
72523文字
会話率:32%
戦争で父を亡くし、病に侵された母と共に暮らしていたクレアは、職業紹介所へと足しげく通う毎日を送っていたある日、アディントン伯爵夫人と名乗る女性に出会う。
伯爵夫人は言った。
「夫を誘惑して欲しいの。夫があなたを抱いたなら、あなたの望む報
酬をさしあげるわ」
※ヒーローが既婚者なので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-11 23:00:00
7078文字
会話率:32%
☆東西南北、変動の世。
東の国のエミリシャ姫は、戦場で出逢った異国の軍人に生まれて初めての感情を抱きます。
☆それは嬉しくて、悲しくて、とても不可解な甘い″安らぎ″。
辛い過去を抱えて戦い続ける姫君の、「初めて」のラブストーリー。
※直
接的なR18要素があると思われる話にはサブタイトルの後ろに「※」を付けています。
※不定期更新です。
※素人があくまで娯楽で書いているので、完璧な国語・文章作法を求める方はご注意下さいm(__)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-28 18:54:24
58824文字
会話率:24%
現代日本のように見える異世界。
そこには男と女にプラスしてバース性というものがある。
気づいたらこの世界にいた榊原春樹19歳はΩだと診断された。
平凡な見た目のΩは職業選択が極端に狭い世界でなんとか
「SMクラブ下剋上Ω」で下働きを始める
が、
αの客を見て急に発情期(ヒート)。
相手が運命の番だと理解する間もなく一晩中つながった。
翌朝、相手にはすでに番がいると教えられて……。
オメガバースの設定については作中説明の通りです。
独自設定と感じるものも常識として語られているかもしれません。
主人公がそうなるかはともかく男性の結婚妊娠出産がありえる世界。
※タグは後から追加する可能性があります。
両片思いや三角関係は読んだ方の感覚による気がするので今は保留。
▼倉庫サイト、pixivなどにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-18 05:00:00
62346文字
会話率:20%
十九世紀末のパリ。ゴシップ新聞の記者、クロードは、上司である編集長からクラブ・シャ・ドールという秘密クラブを探って来いと命じられる。そこは上流階級の人間が集まる場所という以外は謎だったが、おそらく麻薬取引が行われているというのだ。気は進ま
ないながらも、なんとかシャ・ドールに潜入。そこは一見、普通のバーで、クロードはアルと名乗る金髪の青年と知り合う。クラブの秘密に少しでも迫ろうとアルに探りを入れる内に、二階にある個室に誘われる。その時になって、やっとここが男色家たちの出会いの場であることを知る。アルの巧みな誘惑により、クロードは彼と一夜を共にすることに。
その後、本名すら知らないアルのことが忘れられずにクロードは悩み続ける。実は、アルは社交界の寵児、ヴァクレール伯爵だった。クロードはアルと意外な場所で再会するが、彼は徐々に知ることになる。自分がいかに無謀な恋をしているのかを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 20:22:20
47598文字
会話率:46%
幼い頃兄のように慕っていたサイネスは、ある日王宮からの使者に連れて行かれてしまった。それから幾月も経て、一人で暮らしていたノーファの元に使者が訪れる。ノーファはサイネスと再会するため王宮へ行くが、待っていた彼はなんと王になっていて、しかも「
側室にする」と言ったっきり親しい反応は何もしてくれなかった。優しかった彼の変化を未だ信じようとしないノーファだが……
展開は遅いと思います。最初ゆったりと話は流れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-13 16:52:11
20473文字
会話率:53%
憎い憎い、憎いなんて醜い感情なのかしら。
憎む資格も、愛を求める資格も私にはないのに。
恥ずかしい、この気持ちが恥ずかしい。
最終更新:2017-08-30 00:43:14
28391文字
会話率:52%
身分のない娘と、彼女を見初めた王子。二人の関係は許されるものではなく、恋に現を抜かす王子は己の定めを忘れ、娘を囲い込み結婚を強行しようと画策する。王国の未来の為に宰相は娘を妻にすると人里離れた屋敷に囲い込んだ。(救われないお話です。タグをご
確認ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-29 20:00:00
26571文字
会話率:46%
旦那さんとの、初夜…今夜、私は愛する貴方と一つなる。
だけど、少し不安な事もあって…
旦那さん、私の初めてを貰って下さいますか?
最終更新:2017-08-27 01:05:35
5278文字
会話率:52%
19世紀初め、ロシヤ帝国。
元・美男で元・放蕩者の領主様。
三十歳を目前に、放蕩に飽きた領主様は二人の女性を強引にご自分のものにし、生涯見守ることにしました。
ぼうっとした料理女で農奴の恋人アクリナと、理知的な奥様リザヴェタを十数年にわたっ
て延々可愛がったり虐めたりしつつ、領主様は平和な日常を過ごしたり、真面目にお仕事をしたり、ロシアのさまざまな行事をこなしたり、時折訪れる危機に対処したりして、どんどん自分の女性たちへの愛情を深めていきます。ですが、領主様は次第に【何か】に追い込まれていきます。
シリアスなはずなのに、途中から半ばコメディになっています。
文章は硬め。1話が長い。登場人物の平均年齢高め。全体に暴力的(ロシアだから)。
………………
★性描写ありの回、●ほぼ最後までの性交描写のある回、*残酷描写のある回です。官能場面は、男性が女性にソフトに羞恥を与える、露出させたがるなどがあります。苦手な方はご注意ください。残酷描写は時々とても残酷。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-26 02:18:55
935181文字
会話率:45%
速水真織、28歳、警視庁刑事部捜査一課二係に所属するアラサー刑事。日々、凶悪犯罪に立ち向かっている。そんなある日、いきなり警視総監に呼び出されて直々命じられたのは、シンガポールの大富豪、ヘーゼルグリッターグループの御曹司、榛原瞬の警護だった
。
なぜ、刑事の私が!? そんなの、警備部のSP達に任せればいいのに! しかもどうして男の警護対象者(マルタイ)に女の私がつくの!?
そしていざ羽田に向かうと、瞬は4歳になる甥っ子リントを連れて現れた。その姿は目を見張るばかりに秀麗で優美。なんだか心臓がドキドキと高鳴ってしまう。
この人と、これから20日間一緒に生活するの!?
そうは思うが、自分は大した魅力もない女子力低い刑事。こんな美形で大富豪の相手にされるはずがないと思い直す。ところがなんだかとっても優しくて、いきなりキスを! 真織のうぶな心は翻弄され、もうどうしていいのかわからず、されるがままに!
その日から溺愛される日々が始まった! アラサー女刑事と大富豪の甘々溺愛恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-22 00:00:00
101744文字
会話率:57%
叶わない恋だとわかっていた。幼い頃からの恋心と決別するため、少女は今夜、一歩踏み出す。
※当作品は、あっきコタロウ様 作「そしてふたりでワルツを」https://ncode.syosetu.com/n9614dm/から、一部キャラクターを
二次創作としてお借りしています。
※お借りしているのはヒーローのヘルトゥです。その他キャラクターや世界観は石河翠のオリジナルになります。
※お借りしたキャラクターについては二次創作ですので、ワルツ本編のキャラクターとはイメージや行動に差異があります。
※ワルツ本編ではヘルトゥは未婚です。浮気もしません。
※この作品はアルファポリスにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-20 08:00:00
4028文字
会話率:27%
下級貴族ながら先祖の勲功で今も令名高いドゥ・シュバリエ家。三男坊のテオドールはその人柄と剣の腕前、学業の成績を見込まれ子爵家令嬢アナスタシアの婿にと望まれていた。
だが露骨な求愛を繰り返す侯爵家令息にほだされ押し切られたアナスタシアは、テオ
ドールの些細なしくじりに乗じて、彼との婚約を破棄してしまったのだ。
希望も誇りも失って故郷に戻った彼を、幼馴染ジェイコブの手紙が誘う。北方の旧都エスティナに三百年にわたってあぎとを開く、難攻不落の地下迷宮『梯子(ラダー)』へと。
……しかし、まだうら若いテオドールの身の上には冒険だけではなく、色事のタネが次から次へと降りかかるのであった。
全年齢版の本編「梯子の街のニーナ」で掲載できないR18シーンのみを紹介する番外短編集となっています。サイトを分けている意図にご配慮下さり、全年齢版の感想欄や作者マイページでこちらに言及されることがございませんよう、よろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 21:26:20
4333文字
会話率:35%
ある年の夏、それまでは一切関与していなかった親戚の法要だと田舎に連れて行かれた。集まってみれば血縁に男は自分一人。女系なのは男が短命な一族だからだと言う。無事に成人した自分を親族は歓迎してくれたが…
最終更新:2017-08-18 02:09:38
25347文字
会話率:19%