凶暴にすぎる山犬の棲まう深森――ジャーヴェル=ブラッドモア=グランデヴァルト。その深く暗い森にエルンストは座する。ただ一人、山犬のヌシとして、森の主として。あるいは、人の幼子として。
山犬達の数奇な習俗の渦中に立つエルンストは、しかし彼
の人間たるを望む義娘や元神職の少女、奇縁に結ばれた人間たちによって、少しずつ人の住む世界へと引き摺り出されていく。山犬として生き、山犬として死ぬことを望むエルンストの行く末は、未だ誰とも知れず暗澹としている。
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まず、NTRはないです。私が嫌いなので。
官能描写の都合上、それに類似したプレイ(?)を挟む可能性はありますが、決してNTRはないです。
のんびりと執筆していきますので、筆の進みは遅々としたものかと思います。
また、長編(構想では……)の執筆は初めてなので、何かと至らない点も多いかと存じます。そういった私の不徳を含めて、片手間に見守って頂ければ幸いかと。
皆様の暇潰しに一役買えることを祈って
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活動報告に描写等についての注意「Sword of the Wordsworthについて」を投稿しております。
基本的には読まなくて結構ですが、人権や信仰、信念や思想等に係る描写に一定以上の鋭敏さを持つ方は御目通し下されば幸いに存じます。世界観の設定上、予告等なく文中に含まれる場合もございますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-22 00:00:00
114527文字
会話率:32%
向井古書店で働く向井玲は、弟である向井夕に禁断の恋心を抱いていた。
大学生の夕は、同じ大学を中退した玲の当時の様子を知ろうと姉の友人を探し、詳しく話を聞く。
中退の原因は、同じ文藝部にいた男が、玲にふられた腹いせに嫌がらせと痴漢を繰り
返したためであった。おとなしい玲は抵抗することもできず傷心のために中退した。
それを知った夕はすぐに姉を励ました。そんな相手ばかりではないと。ただ玲は強く恐怖を感じ、怯え、諦観に沈んでいた。なんとか前を向かせようと夕は思いつくままに言葉を重ね、せめてもう少し広い世界をと、外へ連れ出すことになる。
その晩、入浴時に不意に当時の恐怖が蘇る玲。忘れようと弟に「さわって」と迫る。あの日のトラウマを、愛する弟の手で触れて、塗り潰してほしいと。夕も姉の苦しみを理解し、痴漢された胸や尻をやさしく触ってやった。玲は恋する相手の愛撫に落ち着きを取り戻す。夕は生々しい肢体の感触に、そこではじめて姉に異性を感じた。姉を一人の女として、意識し始めたのだ。
それから玲は苦しくなるたび、弟に「さわって」とねだるようになり、夕もそれに応え続けた。
本格的に古書店の経営を任された玲は、持ち前のまじめさと、本好きの知識とを活かし、奮闘する。夕も手伝い、経営は軌道に乗った。
対して夕は、自分の気持ちが姉への恋心なのではないかと苦悩するようになる。
やがて苦しいときだけでなく、お店の商品が売れたときにもうれしいあまり夕に「さわって」とねだるようにもなる玲。夕も慕う姉に負け、自分の気持ちにも負けずるずると胸や尻を触り続け、今や前戯に等しい有り様となった。
夕に恋するもう一人の女、丹波伊織が向井古書店にやって来る。夕は頼まれた資料を探しに店の奥へ引っ込み、姉が長年思い煩ったラブレターを発見した。そこで初めて姉の気持ちに気づいた夕。夕は自分の気持ちを確かめるためにわざと丹波と親しくしようとしてみる。それを見た玲は、丹波の恋心も知り、弟が自分を選ぶ未来だけしか考えなかった己を恥じ入り、夕が丹波と親しげな要素を見てとって、丹波を応援する決意をした。
だが玲は想いが溢れ、とうとう夕に迫ってしまう。夕も自分の気持ちを確かめ、ラブレターを見たと、返事だと手紙を渡した。夕のラブレターを読んで玲は感極まり、涙する。
二人は結ばれたのだった。
それから蜜月が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 18:29:51
202543文字
会話率:41%
博愛主義で浮気性の攻と他人に興味を示さない感情に疎い受の思い出を語る短いお話となっています。
※死ネタです。私的にはある意味HAPPYENDなのですが、内容としてはBADENDです。そういうお話がお好きでは無い方は読まれない方が良いかと思い
ます。
大丈夫という方は、本当に自分語りの様な内容となっていますので、サラッと読んで頂けたら、と思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 00:09:25
7984文字
会話率:7%
私はこの世界の生きものじゃない。
どこからどう見てもこの世界の人間という生きものと姿も形も同じだというのに、この世界の人間ではないという馬鹿馬鹿しい事実は、物心がつく頃には当たり前のように刷り込まれていた。
そして、半身に出会うと元の
世界に戻される。知りもしないこことは違う別の世界に──。
※『閒宵人の涙』と『青の深淵』が絡んできます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-19 20:00:00
199499文字
会話率:37%
昼と夜の狭間、禍時に迷い込んでくるものを、そこでは閒宵人と呼ぶ。その血肉はそこに棲むものたちの食料──。
そんな荒廃した場所に迷い込んでしまった美羽は、そこで逞しくもしなやかな体躯をもつ二人の男に出逢う。
最終更新:2016-09-21 21:00:00
136402文字
会話率:33%
死んだと思ったらTS異世界転生していた主人公が大変な事に巻き込まれていくお話。
処女作ですね、ええ。
不定期更新です。更新速度?勿論遅いですよ。息抜きで書いているので。
初めてなので批評を楽しみに待ってます。批判じゃないですよ。Mではな
いので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-19 15:11:46
5543文字
会話率:31%
罪人島ーー。ここでは日夜、罪人達が私利私欲の殺し合いを続けていた。
これは、彼らが罪を犯す前の物語。どうして……こうなってしまったのだろう。
なろうで完結を果たした「罪人の双六」の外伝的な物語。
本編では描かれなかった(描けない)男女の物
語。
外伝二種
・番外編 落ちぶれ貴族で描いた二人の物語。なろうでは描けなかった
切ない? ラブストーリー。本編にR要素を足したやつ。
・とある性犯罪者の話。彼が心の拠り所に裏切られ、家出少女に手を出した後
島でヒロインを犯すことになるまでを描いた復讐物語。完全新規。
罪人の双六 本編 @小説家になろう↓ ↓ ↓
http://ncode.syosetu.com/n8023dx/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-18 20:02:44
44747文字
会話率:39%
生徒会長の夜伽相手の一人でしかない透は最近会長に呼ばれることもめっきり減って…そろそろ飽きられた?
そんな時転校生がやって来てお約束の展開に。
あんまり王道学園ではないかもです。
最終更新:2017-05-18 13:42:56
23341文字
会話率:36%
佐藤志乃(40)はどこにでもいるサラリーマンだほんの少し人付き合いは苦手ではあるがそれ以外は変わったところは何もない、いや特殊な性癖を持っている所謂リョナと言うやつである、そんな彼は交通事故に巻き込まれ死んでしまう、死んだ先にいた邪神は加護
(チート)を与えるから転生して世界征服して来いという、無理ゲーである
これは主人公が暴虐の限りを尽くすそんなお話である
残虐な場面多々あります、苦手な人はご遠慮下さい
初投稿です、途中打ち切りもありえます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-18 00:15:34
122059文字
会話率:40%
仁藤玲奈と上條篤は10年振りの同級会で再会したのを切っ掛けに紆余曲折を経て恋人同士になった。
上條は表向きクールな二枚目。しかし玲奈の前ではおっぱい星人だった。
「同級生、その後、恋人」の続編になります。
一話完結です。本番行為はありません
。ただ恋人に胸を弄ばれるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 12:26:39
1960文字
会話率:38%
俗欲に汚れた街がある。失業者で溢れる街には犯罪が横行し、そこに住む人々の心を蝕む。
この街で生きる女達にとって愛だの、恋だの甘えた言葉は毒でしかない。性とは娯楽ではなく生きるための手段だ。
日々の生きる糧を得る事に必死な彼女達は、街の浄
化装置である『アリーナ』に身を寄せる。
欲望渦巻く街を舞台に通称『アリーナ』で交錯する男女の人間模様を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 06:00:00
6178文字
会話率:38%
女性だけの会社に一人の男社員が爆乳上司と貧乳部下、そして自宅では巨乳同居人に色々と振り回されてもそれに負けずに奮闘するストーリー。
語り手の主人公は通常、敬語を使用しますが、興奮したりキレたりすると口調が変わる事があります。
※あらすじやタ
グは物語の展開次第で修正、追加します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 00:00:00
51916文字
会話率:34%
『SEX ME』
とある路地で青年は、そんなことを書いたボードを持った少女と雨の降る夜に出会う。彼女は決して美人ではないけれど青年の目を引く独特な雰囲気を持っていた。それは他人を惹きつける類のものだ。
そんな二人の甘美な一夜。彼らの求める
こととは――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-16 04:40:33
4766文字
会話率:26%
三度の飯より人殺しが好きな快楽殺人者(♂)と、それに拾われてペットをすることになった、人間を触ってみたくて切ってみたくて食べてみたいドクター(♀)の日常のお話。殺伐とした世界観ですが、基本はほのぼのコメディと思って作者は書いています。
殺人
や食人、性描写等、倫理に問題のある表現が至る所で現れますので、苦手な方はご留意願います。また、本作品は犯罪行為を推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-16 00:00:00
18953文字
会話率:27%
ルールを守り、真面目に生きてきたがために「オンナノコ」になりそこね、社内では「都合のいい女」と笑われているのが私、石動亜久里(いするぎ・あぐり)。そんな私にも憧れの人がいた。それが社内で姫君と呼ばれる人気者、五月春さん。ある日、その五月さ
んにお願い事があると言われて――?
***オンナノコ未満の私が、オンナノコ以上の彼の悩みを解決して、女の子を楽しむお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 02:12:51
26788文字
会話率:46%
「私とやりたいなら婚姻届にサインしてください」
ナンパに声を掛けられるたび、小夜はそう言って躱していた。
けれどそれは自衛のためだけではない。
結婚するまで処女をとっておきたい。
時代と逆を行く、そんな信条を小夜が掲げているからだ。
そん
な小夜にナンパしたのは――白髪が混じり始めた、ややおじさん。
しかも、嘘でしょ。初対面で、婚姻届書いてくれるの?
変人真面目女子×真面目をこじらせたオジサンの恋が始まる……のだろうか。
※タグはネタバレになるので、余程のものでない限り設定しておりません。
※全体的にアブノーマル寄りになる予定です。
※表現の上での『性描写』が苦手な方はご閲覧をご遠慮くださいますようよろしくお願いいたします。
※『性描写』などの予告はいたしません。予めご了承ください。
※時間が開いた時、息抜きに書く形になるので、連載は不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-31 18:00:00
4455文字
会話率:26%
むかし、むかし、あるところに支倉常長がいました。彼はヨーロッパとの貿易のため日本を出て遣欧使節を率いてスペインへ行きました。
しかし彼らは交渉を失敗してしまいました。
そしてがっくりと一部の日本人をスペインに残して仙台に帰っていきましたとさ
これは支倉常長を主人公にした物語ではなく現地に残った侍が出世のために色々と頑張るドタバタ劇
(実際の歴史とは関係ないフィクションです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 22:57:40
15779文字
会話率:28%
我々は常に囲繞という存在に囲まれながら生活をしている。その囲繞は我々の平穏を脅かす存在であると言っても過言ではない。いつふりかかってくるか分からない災厄から生き延びる方法を徹底的に解説!!
最終更新:2017-05-14 18:00:00
11621文字
会話率:0%
我々は常に囲繞という存在に囲まれながら生活をしている。その囲繞は我々の平穏を脅かす存在であると言っても過言ではない。いつふりかかってくるか分からない災厄から生き延びる方法を徹底的に解説!!
最終更新:2015-04-11 12:34:33
28631文字
会話率:0%
原子力発電所が爆発した! ドライブ中に敵車両から襲撃を受けた! 銀行強盗の人質にされた! こんな危機的状況であなたは生き残れるか? そんな非日常的な局面で、どのように対処したらよいか、どのように戦っていけばよいか、そんなことは誰もが知るわ
けではない。己の生命が危険にさらされてしまったら、あなたは今までの知識で対処できるだろうか?
考えたことのない状況になってもおかしくないこの現代に……救いの手はあるのか? あるはずがない! そんな状況を助けてくれるのは、あなた自身。この本は、あなたに命の綱に等しい情報を与えてくれる!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-03 12:22:02
33759文字
会話率:0%
男なのに女の恰好をして男が好きなのに、でもオカマではないという。
不思議な青年、華鵺との一夜に私は満たされる。
最終更新:2017-05-14 16:57:41
13531文字
会話率:33%
女の子がひとりでしてしまった行為をストーリー仕立てにしてみました。
純粋な羞恥が主なので男性に直接身体等になにかされるといったことはありません。
短編集のようなものにする予定です。
あまり読みやすい文章ではありませんがご容赦下さい。
最終更新:2017-05-14 02:51:37
5178文字
会話率:26%
ごく普通の高校生である星宮優太は、バナナの皮で滑って頭を打って死亡。
そして異世界転生を果たすが、転生先では常識の通じない奇妙な世界が待っていた。
※嘘です
※この世界は別次元の何者かの存在によって消されました
今残っているのは
古のログです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-13 22:53:57
1274文字
会話率:35%
短編の名を被ったただの抜粋
肌も長い髪も雪に白く、しかし肌は絹の触りを思わせる。紅の瞳は硝子玉にも似て美しく、二日付きの様な黒眼は又は猫の目をも思わせなくも無い。彼女の名は『シラキ』……幼子の背丈の姿からは想像もできない程に大人びた
口調と雰囲気に、彼女の元を訪れた彼『笠木 翔兵衛』は一目で心を惹かれてしまった。
“人間”で有る彼と、“人間の姿をした人間では無い者”『不魔王』たる彼女の、種族を超えた“血の混じり”が此処に始まるのであった……
てきな? まあR-18的が含まれる小説のテスト投稿がてらに過去作から其処だけ抜粋
元々異種間恋愛的なものを作りたくて作ったやつで、これはその“親世代”の作品に該当
古いやつそのままなので、今のに比べたら酷く小ざっぱりして居る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-11 20:15:58
18366文字
会話率:29%