「私とやりたいなら婚姻届にサインしてください」
ナンパに声を掛けられるたび、小夜はそう言って躱していた。
けれどそれは自衛のためだけではない。
結婚するまで処女をとっておきたい。
時代と逆を行く、そんな信条を小夜が掲げているからだ。
そん
な小夜にナンパしたのは――白髪が混じり始めた、ややおじさん。
しかも、嘘でしょ。初対面で、婚姻届書いてくれるの?
変人真面目女子×真面目をこじらせたオジサンの恋が始まる……のだろうか。
※タグはネタバレになるので、余程のものでない限り設定しておりません。
※全体的にアブノーマル寄りになる予定です。
※表現の上での『性描写』が苦手な方はご閲覧をご遠慮くださいますようよろしくお願いいたします。
※『性描写』などの予告はいたしません。予めご了承ください。
※時間が開いた時、息抜きに書く形になるので、連載は不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-31 18:00:00
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会話率:26%