異能者と呼ばれる特別な力を持つ人々が存在する世界で、薬屋の息子として生まれたショーン。彼は自他ともに認める平凡な青年だったが、実は治癒能力者であることを隠して生きてきた。なぜなら、ショーンに治癒されたものは、その副作用で彼に対して欲情してし
まうからだ。
己の貞操を守るため力を制御して生きてきたショーンの前に、ある日突然傷だらけの騎士が現れた。騎士を救うため、ショーンは家族間での禁忌を破る決意をしたが、当然のことながら騎士はショーンに対して欲情してしまい……。
異能持ち美形騎士×治癒能力持ちの平凡
タイトル通り、体の関係から始まります。同性婚可能な世界です。
念のため残酷な描写ありにしていますが、基本ほのぼのでそれほど酷い描写は出てこない予定です。
R18の話にはタイトルに*を付けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 22:53:50
38409文字
会話率:49%
【アルファポリスより転載
】
突然ですが、例によって連載中の小説を全てサボって新作です・・・・いつもながらスンマセン。
今回の舞台は昭和初期!それも没落家族の母子の近親○姦がテーマです!
最近ファンタジー風の作品が続いていますので
、少し違ったカラーの作品を・・・というワケでは無くて、元々明治~終戦までの近代史が大好きなもので・・・。
大正浪漫の香りを色濃く残した昭和二年・・・しかし花開く大衆文化とは裏腹に、第一次世界大戦が終結し「戦時バブル」が弾けたこの時代、全世界を金融恐慌が襲います。
当時、まだ途上国だった日本もその例に漏れず、国内は未曾有の金融危機と大不況(昭和金融恐慌)に陥ります。
当時存在した「華族」という特権階級の人々も、その混沌とした社会情勢の例外とはなり得ませんでした。
そんな華族から身を堕とした美しい母子の淫靡で残酷な物語です。
※この物語はフィクションです、実在の人物、団体、名称、組織とは一切関係ありません。
【あらすじ】
男爵・後条院家の長女として生まれた後条院貴子。
彼女も本家の窮乏から、生糸の先物取引で一代で巨万の富を手にした新進気鋭の実業家・・・当時の流行語で「成金」と言われた、真崎雅史に嫁ぎます。
華族でも下位の爵位の家は、その華やかな外見とは裏腹に内証が苦しい家も数多くありました。
そんな華族の子女が、家格に「箔」を付けたい「成金」の家に嫁ぐ・・・それは珍しいことではありませんでした。
しかし、昭和二年の金融恐慌で、先物相場が暴落、真崎雅史は一夜にして巨額の負債を負う羽目になります。
そして、金策に奔走する日々を送るなか、突然、深夜の書斎で心臓発作で急死してしまうのでした。
残された元華族、世間知らずの35歳の貴子と、一人息子の○○歳の正雄の運命やいかに・・・・。
淫靡な「ゲーム」・・・お楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 22:06:06
93544文字
会話率:32%
◆セックスシーンがあるのでR18です◆
セックスシーンありのサブタイに♥️をつけました
※タイトル少し変えました(2021/02/20)
娯楽が少ない異世界に転生して、思春期や20代のオトコがセックスしたがらないなんておかしいだろ。ま
してとんでもない美少女たちを侍らせてのハーレム状態。魔王討伐して世界を救うよりも、まずはヤリまくる方が先なんじゃないのか。
ちょっとおバカな吸血族の少女マリーシアは、俺を押さえつけながら叫んだ。
「わ、わわ、私に血を吸う……吸わせにゃしゃい!」
血を吸われても死んだり眷属にされたりすることはない。吸血族は単に精力が欲しいだけなので、その源である人族を殺してしまっては死活問題に発展するからである。
俺は交通事故で死んで異世界に転生することになった。ただ、思い描いていたようなチートはなしだ。俺がもらえた特典は、30歳まで生きた日本での記憶のみ。
なんだよ、それ。ちっとも特典なんかじゃねえじゃん。だが――
俺が飛ばされるその世界では、男性が人口の4分の1しかいないという。さらに十分な精力を持つ男性はその5分の1、つまり全体の20分の1しかいないそうだ。
しかも問題はそれだけではなかった。
本来人を殺さないはずの吸血族が、精力枯渇のせいで血を吸い過ぎて相手を死に至らしめてしまい、ただでさえ少ない男性がさらに減ってしまっているらしい。
ちなみに吸血族は女のみで、血を吸われるのは男のみだった。
では何故そんな世界に俺が飛ばされるのか。それは俺に秘められた精力がケタ外れだからという。
それにしたって首筋とかに噛みつかれるわけだ。血が出るほどなのだから、痛いに決まっている。正直気乗りはしない。
しかし女神様の次の一言で俺の意思は固まった。
「吸血族の見た目は美少女ばかりですよ」
「お任せ下さい、女神様!」
そして俺はもう一つの疑問。ラノベなどの主人公が求めようとしない『禁忌』を口にした。
「転生する前に女神様とえっちしたいんですけど」
「それくらいなら」
目の前に美女や美少女がいて、ヤレるならヤル。それが俺のモットーである。
避妊不要の女神様にナマのまま中出しし、俺は異世界へと旅立つのだった。
※『吸血姫』は『きゅうけつき』とお読み下さい。
※数字は一部を除き、基本的にアラビア数字での表記となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 07:23:27
226313文字
会話率:70%
ヒロイン側あらすじ
女神官アシュレイは神殿の密命をうけてとある領地に潜入した。
クレイン領……異常なまでに『いい評判』しかないその土地について調査し、怪しいところがないかを報告するためである。
魔王が使ったとされる『禁忌』を使用している疑い
までかけられたその領地を、アシュレイは調査していく。
その中で彼女は、愛を知ることになる。
男側あらすじ
神殿から秘密調査員が来たとつかんだクレイン領の青年領主は、前領主からこの土地を奪ったのと同じ方法を用いて調査員に対応することとした。
『催眠』。
かつて魔王が扱ったとされる『禁忌』の一つであるその能力を発揮し、秘密調査員の女性神官を催眠調教し、落とすべく動き出した……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 12:20:25
18707文字
会話率:9%
双子が禁忌の王国で、戸籍も与えられずひっそり育てられたアマレット・バークレイ。姉のアマリリスは公爵家の唯一の子女として育てられ、王太子殿下の婚約者となり、貴族子女としての理想的な人生を歩んでいる。私の存在は完ぺきなお姉様の唯一の汚点にして、
バレたら人生を潰しかねない爆弾―…。そんな状況下で姉と密会をしたアマレットは、2人でいる姿を王弟殿下に目撃され、脅されてしまう。だけど、王弟殿下も大きな秘密を抱えていて―…。
※最初はかなり残虐、後半から救われていく「予定」です。プロローグから暴力気味のR指定入ります。3Pあり。無理だと思った方から引き返してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 15:00:00
343文字
会話率:25%
大司教府により死刑宣告を受ける二十人の異端の魔女。それぞれが禁忌に触れ、邪悪な研究を繰り返していると教会の人々は言う。彼女たち二十人の魔女の末路はいかに。
それぞれの短編で魔女が色々なエロい目に遭います。基本異種姦や触手凌辱、レイプなんかを
書くことになると思います。ガールズラブ要素の前には☆をつけます。
R18初投稿なのでお手柔らかにお願いします。
感想やアドバイスも逐一受け付けております、どうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 12:00:00
8260文字
会話率:27%
わたしたちはセックスをしている。
最終更新:2021-07-26 19:11:17
1503文字
会話率:49%
退魔師の名門・龍ヶ崎家の桐葉(きりは)は、高校で生徒会長を務める優等生。あるとき失踪中の双子の退魔師姉妹・久遠(くおん)と雪菜(せつな)に出会うが、それは破滅の始まりだった。姉妹に襲われて、妖魔から呪いを浴びてしまった桐葉。体に『男のもの
』が生え、常にうずくようになってしまった。
治療のために解呪師の早苗(さなえ)を訪ねた桐葉だったが、治療どころか体をもてあそばれて何度も絶頂してしまう。自己嫌悪におちいった桐葉は、古くから家に伝わる禁忌の力に手を出してしまう――。
ふたなりの桐葉ちゃんがひたすら責められて絶頂しまくります。解呪師さんによる責め、姉妹による責め、妖魔による責め。
挿入は最後だけ。
JK退魔師・ふたなり・百合シリーズの3作目です。
今回は百合成分は少なめです。
ここから読み始めてもOKです。
エッチシーンがある話には★をつけています。
*アルファポリスにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-20 19:00:00
46584文字
会話率:41%
前作の歪んだ愛情のレシウスの話です。レシウスは支配された状態で禁忌である行為を続けさせらた。妹王女が孕んだことでその悪夢から解放され、死を求めて王国騎士団の他国援助隊に混じる。誰でもいい僕を楽にして自分では死ねないんだ…と。そしてニスト国の
小競り合いの派遣隊の中でギルバートの姿を見つける…。性描写強めです。前作歪んだ愛情の続きです。そちらをお読みいただくと、より楽しんでいただけますが、単体でも分かるようにしてあります。そのため歪んだ愛情と内容が重複する部分も有ります。シャルム王族シリーズの第二弾です。
「アルファポリス」に投稿完結したものを加筆修正しております。本日21時完結です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 21:00:00
15873文字
会話率:28%
ある召喚士の失敗が、世界の始まりだとされる。
膨大な魔力以外は何もなかった大地に舞い降りた召喚士は、生活に必要な物を、人を、神を召喚し、世界の礎を築くいた。
やがて世界は多種多様な生命の営みで満ち、そこに各々の欲望が生まれた。
欲望の捌け口
を巡り、世界は光と闇の神々の陣営に別れ、激しい戦が繰り広げられた。
原初の召喚魔法SAFACAが多用され、様々な異世界からあらゆる種が無尽蔵に召喚された。
結果、神々の戦争は双方が肉体を失う事で終結を迎えた。
時は流れ、神話戦争の傷が癒える頃。
世界は人間種が最大勢力となり、その中でも自在に魔力を操る超大国が誕生した。即ち、アースダイン魔導王国。
この国から千年の間、世界は安定期に入る。しかし、同時に怠惰な感情を育む土壌ともなる。
その負が、世界に満ち始めた頃、大陸の東の果てにある島国に、一人の男性が現れる。
彼の者は、新たな御代への導き手なのか。それとも破壊の象徴なのか。今は誰も分からない。
禁忌として時代と共に葬られた召喚魔法SAFACAと世界の命運を知り、抗う人々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 00:14:09
12869文字
会話率:18%
その美貌と才気で国中の人気を集める王女エルネリアは、その人気に目をつけた実の父である国王と望まぬ婚姻を強いられる。禁忌の関係に怯えながら、身も心も搾取される、エルネリアの絶望と諦念の物語。
最終更新:2021-06-27 13:20:06
31819文字
会話率:39%
俺は弟を“愛してる”
家族愛じゃない。恋愛だ……
異常なのは解っているが
この気持ちに嘘偽りはない❢❢
弟に恋をした
〈下野目陽菜人〉
兄ちゃん以外愛さないし愛せない
誰も俺達を引き離せない
兄に恋をした
〈下野目皇多〉
あ
んた達、なんなのよ❢❢
皇多を愛していると言われ
陽菜人にフラれたバカな女
〈鍋縁真未〉
陽菜君、皇君は元気?
皇多が認め
唯一陽菜人が
呼び捨てにする女の子
〈倉持寿美礼〉
禁断と言われようと
禁忌と言われようと
俺達は愛し合っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 09:49:45
11069文字
会話率:28%
西島佳奈(にしじまかな)は、昔から目立たず引っ込み思案で友達も少なく、恋人もいない。
会社をリストラされ職探しをするものの、中々次の仕事も見つからないでいた。
ある日、佳奈は学生時代の片思いの相手、九条彰彦(くじょうあきひこ)と偶然再会
し製薬会社で働いている九条から、新薬を試すアルバイトをしてみないかと誘われた。
それは──
人を思い通りにする事が出来るという、禁忌に触れた新薬。
愛欲の服従実験が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 21:29:35
92215文字
会話率:46%
禁忌と呼ばれる技を行い、故郷を追放されたユウリと呼ばれる青年が、何度も何度も苦しみと罪を重ねていく中で、自分の罪と醜いどっちつかずな身体に悶えながら、見えるものや見えないものに激しく揺り動かされながらも、それでも生きていく。自分が何者で、自
分が生きることとは何なのか。希望や絶望を繰り返しながら、赦しと幸せを見つけて行くためのストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 16:01:34
11139文字
会話率:6%
終わった世界は、腐敗した心の世界だった─。
三つの禁忌(姉の身体に溺れ、少女を犯し、愛する女を殺す)を犯し、罪で結びつく〈盲目の少女〉との約束を果たすため、自らの地獄へ堕ちる。
その世界は、猫の面を被った人間たちが、鼠と呼ばれる弱い人間
を食い物にし、弱い鼠はまた弱い鼠を食い物にする、腐敗し化膿し爛れた世界だった。
セックスと暴力、本能のみが支配する弱肉強食の世界。
堕ちた主人公は、正義なのか、悪なのか、狂人なのか…。
天使、悪魔、人間が蠢くカオスのなかで、世界を再び、取り戻せるのか…? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 20:00:00
3258文字
会話率:6%
都会から離れた地方には、現代でもその土地に残る土着の民間伝承などと絡みついた伝統的な儀礼が残っている。
古くから続く物ほど部分的に近代化され簡略化されて、その土地の現代の祭りとして変化していっている。
その一方で古くからの伝統を厳格に受け継
ぐ血統の一族には、表だって知られる事がない因習というモノが色濃く残っていたりする。
この地方都市の外れにある小さな町にも、そう言った過去の因習が根強く残っていた。嘗ては、元服・裳着と呼ばれた、成人の儀式がそれである。
今では二十歳を迎えて公的に成人式として行われる行事ではあるが、昔は十代前半に行われていた。
無論当時は、医療面での問題や平均寿命の違いなどもあったのだろうから、現代と比較するのはおかしいのだろう。
嘗ては子供が早くに亡くなる事も多く、その為、精通や初潮を迎えた子が、大人になった時点でその儀式が行われていた為だとされている。
ただ成人を祝うだけならば普通の風習で片が付くのだが、この町での風習は少し異なる。世間一般では、因習として忌避されるような意味合いを含んでいる。
元服の祝いの宴の中には、成人を迎えた後継者としての男子に対する筆卸を意味する行為が含まれる事がある。成長した男子が次世代を残すことが出来る事を確かめる意味を持ち、男子は早くに性に触れることを推奨する傾向がある一方で、裳着に関しては、逆に女子の処女性が大切にされ婚姻を迎える迄は処女であることが大事にされる。だか結婚に際してその地域の領主が初夜権を持つなどという因習も存在したという。
そんな性に纏わる因習がこの土地には残っている。
この土地に残る因習。それは男子の元服の儀に伴う筆卸の儀式。しかもそれは単に年頃の異性をその相手にするのではない。
儀式の相手役を務めるのは、その男子を産み育てた母親が行うというもの。母親がその役を出来ない場合は、より血筋の近い既婚の女性がその役を担う事になる。
それだけでも、忌避されるには十分な理由となるのだが、この土地ではもっと人としての禁忌に触れる部分が含まれている。
この町での元服の儀式は、一夜限りで終わることがない。無事子孫を残せるかを確認する為、その相手が妊娠出産するまで関係が続くのだ。
血縁による妊娠出産までが1つ目のルーチンとなっている。
そんな因習に基づく儀式の日がまもなく訪れようとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 00:00:00
55432文字
会話率:45%
東方の島国 コメグニーで生まれ育った少年は、何故か経験した事の無い数多の記憶を、そして召喚世界SAFACARIAでは数少ない禁忌の召喚魔法「SAFACA」を行使する能力を有していた。
自分が何者なのか。
何故、追憶体験を有しているのか。
自
分の未来はどうなっていくのか。
運命の糸に導かれるまま、自らの将来像を追い求め、世界を旅するアルザードの物語。
この作品は、Pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 07:46:08
2754文字
会話率:9%
2022/06/22。
シェリーLoveノベルズ様から、電子書籍として配信予定。
(2022/05/22からピッコマ様にて、先行配信中!)
コミカライズも開始!
マリアティーヌは、『禁忌』といわれる赤目を持って生まれたがゆえに、王女
でありながら軟禁されて育つ。
その知らせは、突然届く。
自国が仕掛けた戦争に敗北し、父王と兄が戦死したというのだ。
強欲な大臣たちに国を乗っ取られるのを防ぐため、マリアティーヌは親子ほども歳の差のある宰相とカタチだけの結婚をし、女王として即位する。
宰相ロズワルドに言われるまま『宰相の傀儡であるかのように』振る舞い、マリアティーヌは本来の優秀さで国を治めるが、徐々に偏屈で不器用なロズワルドに惹かれていく。
ロズワルドもまたマリアティーヌに惹かれるが、ロズワルドには誰にも言えない秘密があり――。
孤独な偏屈宰相(四十二歳)×素直でちょっと変な(?)王女(十八歳)
こちら、アルファポリス様でも掲載中。※削除済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 19:00:00
132573文字
会話率:28%
[兄(α) × 弟(Ω) / BL / オメガバース / R18]
弟のことが大好きで番になりたい兄(α)と、兄のことが大好きで番になりたくない弟(Ω)のじれじれこじれ兄弟BL。
α家系に生まれた風吹杏(ふぶききょう)は、実の弟である風
吹桃(ふぶきもも)のことを愛している。それが家族愛の類ではないことを自覚した杏は桃と距離を置くことを決めたのだが、数年後、杏の元へ大人になった桃が会いに来る。そして告げられたのは、桃がΩだという事実。桃と番になれる可能性があることに高揚する杏だったが、桃から突きつけられたのは当然そんなことなど望んでいないという言葉だった。しかし、発情期を迎えた桃の様子がどうもおかしくて⋯⋯?
兄弟近親相姦・オメガバース(もどき)です。
前作の「キスハグ」のようなキュンキュン展開は期待できなさそうなどろどろしたストーリーです。が!受の桃は精一杯かわいく危うくあざとく書けるように頑張ります。
終始不穏な空気が流れるような展開になるかもしれませんが、しっかりハピエンです。短い間ですがどうぞよろしくお願いします。
以下、読まなくてもきっと大丈夫な独自オメガバースの設定
社会的にΩをサポートする制度が充実した時代になっていて、α性の優遇やΩ性の冷遇は減少している・抑制剤の進化により、Ωのフェロモンでαが自我を失ったり合意のない性交渉に及ぶような事象も激減している・αとΩ、運命の番の場合はその限りではないといわれている・αからΩの噛み付きは性行為中でなくても、一度性行為をした相手であれば番となる・一般的にはαとΩで婚姻することを国から推奨されている(最も離婚率が低いため)・βは第二次性に関係なく誰とでもうまくやれるため自由人が多く、特定の相手を持つことが少ない
※ちなみに妊娠描写はやんわ〜りとしか出てきません。運命寄りの話なので男性妊娠好きな方は物足りないかと思います。
R18シーンを含む話には(※)
基本は杏目線ですが、桃目線は(弟)とタイトルに付けます。
毎朝11時に更新目指します。
サクッとドロっと読めるをテーマに頑張ります。
追記:両想い後のセックスはとてもしつこいです。アフターストーリーはねっちねちの責め合いでいつも通りイラマや乳首イキ描写があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 17:00:00
74425文字
会話率:34%
美里──同い年のいとこが、結婚する。結婚式に招待された俺は、最寄り駅から歩いて結婚式場に向かっていた。式場が近づいてくる。すると、辺りは蝉時雨に包まれた。
瞬間、俺の中の遠い記憶が蘇る。それは、10年前、14歳の夏の日の出来事。その日、
俺と美里は、禁忌を侵した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 07:19:25
13878文字
会話率:47%