暗にカルラとの関係を責める、ラゴラは意地が悪い。
亞夫は彼の手を振り払おうとした。
しかし、彼の手はいっそうの強さで腕を締め上げてくる。
「さっきから何? カルラとのことは昔からじゃない。きみはぼくたちとずっと一緒だった。今さら遠回しに
皮肉を言ってどうしたいの」
「ずっと一緒ね。そうやって開き直るところは、あまり好きではありませんね」
「きみに好かれようと思って生きているわけじゃない。理解されようとも思っていないよ」
閉ざされた工房で繰り広げられる、弟子達とその師匠の、淫靡な関係と、彼らを取り巻く社会に寄り添う生と死を書いた「カルラシリーズ」16話目。
弟子二人と背徳の関係を続ける、罪悪感にまみれる師匠の懊悩。
性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 01:00:00
4800文字
会話率:27%
「僕もたまに、カルラに嫉妬するよ」
「師匠が? どうして」
「あんな風に思い通りに、鉄製品を生み出すことができたら気持ちいいだろうなと思う」
「カルラより、師匠の腕の方がずっと上でしょう。何を言っているんですか」
「だよね」
亞
夫は困惑気に微笑を浮かべ、白湯の入った茶碗を手に取り俯いた。
閉ざされた工房で繰り広げられる、弟子達とその師匠の、淫靡な関係と、彼らを取り巻く社会に寄り添う生と死を書いた「カルラシリーズ」11話目。師匠の元に顔を出した、放浪癖のある弟子の話。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-26 01:00:00
7302文字
会話率:54%
「でも、高沢さん」
「ん?」
「僕は自分の考え方よりも、高沢さんの考えや、導き出した答えの方を正しいと思っているんです。だから、何をされても平気です」
本心を告げながら、シャツに頬ずりする。
腕を背中に回し、縋りつく。子供みたい
だと自分でも思う。
「世界を信用してはいけないと、あれだけ教えただろう」
「判っています」
「判っていないな」
「高沢さんは世界でもなければ、世界の一部でもありません」
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長編「ラザロ」シリーズ、第10話目。
人さらいだった相手を思い続けた焉了の、愛する相手を待ちわびる心境。
話にショタ要素、及び性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-03 02:35:25
5179文字
会話率:33%
とある異世界に、転移・転生した者だけで構成された冒険者パーティーがあった。その名もチーム『ブランディッシュ』
四人はいずれも男性ばかりで、凄腕の賞金ハンターとして生計を立てていた。いずれも冒険者としては常識外れの力を持つ者ばかだったが、女癖
も悪く性欲を持て余すことなくところ構わず下半身を振り回してゆく者達でもあった。
曰く、ハーレム作らば十月十日を待たずして解散であると
曰く、人で無ししか愛せないのであると
曰く、女性はすべからく金ずるであると
曰く、祖たる雌は我が前にひれ伏せと
倫理観などくそっ喰らえ。下半身だけで異世界を生き抜く男達の放浪奇譚。
※エロシーンに入りますと、泣けなしのストーリーは進まずひたすら色んなシチュでセックスします
※一話五千字前後で、書き溜めが終わるまで毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 00:00:00
12067文字
会話率:28%
いいなぁ、やんちゃ坊主はいっぱいなでなでぎゅうぎゅうしてもらえて。やまちゃんの腕って気持ちよさそう。いい匂いしそう……。
子どもにやさしいおいさんを熱く見つめるカーラ(年上ふぇち・匂いふぇち)が甘えんぼ願望を叶えるお話。ふぇてぃしずむ企画参
加作品、3話完結済。
※ 2019.1月 姫初め企画に乗っかって、季節のアクティビティを楽しみつつ仲を深める二人(+やんちゃ坊主)の続篇11話+おまけ1話投稿。完結しました。
※エブリスタにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 23:42:02
83925文字
会話率:35%
サークルの後輩加藤弓恵に彼氏を奪われた小西綾香は、その親友水野奈緒とともに、弓恵に復讐をしていきます。二度と男ができないように…。
エロ系というよりは、苦痛、残虐、羞恥系を重視します。陰湿にじわじわと追い込む女子同士のいじめ。苦しむ女
の子の姿を中心に描ければとおもっています。
登場人物紹介
加藤 弓恵
大学2年生。小柄でポニーテールの可愛い系。胸はないけど、努力しなくても男子からはもてる。ダンスの腕前と同じくらいプライドも高い。中学校時代は、某アイドルグループの最終選考にまで選ばれた経験がある。
小西 綾香
大学3年生。明るく誰からも好かれる性格。女友達は多く、常にみんなの相談に乗る頼れる女子。男の子とは縁がなく初めての彼氏は弓恵に奪われてしまう。
水野 奈緒
綾香の高校時代からの親友。大学の同級生でサークルも一緒。綾香にはいつも助けられていて今回は綾香を助けることができると腕まくりしている。
挿絵:第一話 しまじ様に描いていただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-20 13:41:31
32786文字
会話率:46%
とある世界の物語、どこにでもあるようなファンタジーな世界。
名を【フォルティミシア】と呼んだ、数多の種族、魔物が入り乱れるような世界。
その世界に生きる一人の青年が居た、一族に伝わるある魔道具、それを【従属の腕輪】と呼んだ。
男ならば女を
、女ならば男を、それさえ満たせば魔物であろうと従わせる事の出来る魔道具。
それは今だ戦乱の続く世界において欲する者達が居た、数多くの国がその存在を知れば我先にとそれを手にするために兵を動かした。
結果、各地の隠れ里も含めて青年の故郷の里は滅ぶ事となった。
一人、腕輪を手にして脱出して姿を消した青年、その瞳には復讐の炎が宿り始めていた。
之は、一族の、そして、青年の行う復讐の物語。
色欲に塗れた復讐劇の幕が、今開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 02:00:00
662660文字
会話率:41%
【電子書籍配信中】
夢を渡る能力を持つ令嬢ラピスは、呪いを解いてくれる人物を探していた。彼女は一縷の望みをかけ、堅牢な魔法結界が施されている宮殿へと夢を渡って侵入する。しかし彼女の姿が見える者はおろか、声すら聞いてもらえない。途方に暮れて
いた彼女だったが、突然目つきの鋭い魔法騎士に腕を掴まれてしまった!
「貴方、私が見えるの?!」
「何を言っている。ここは死霊の立ち入りは禁止だ」
ラピスを死霊と呼んだ魔法騎士ジェイド。彼とは何故か『縁(えにし)』で結ばれており、しかも彼こそが探していた人物だった。さらに呪いを解くには、彼と『キス』をして『楔(くさび)』を打ってもらわなければならないと知ってしまい……?!
まさか幽体離脱しているとは思っていなかったうっかり霊嬢と、そんな彼女の姿を唯一見ることができる魔法騎士のラブファンタジーです。
パブリッシングリンク・ルキア様より各電子書籍サイトで配信されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-17 21:00:00
149455文字
会話率:60%
大真面目? に変態の力で戦うジュブナイルRPG風ストーリー。
両親を失ってから親戚の家をたらい回しにされてきた凌良は、大富豪である綺羅丸家の養子として迎えられる。
そこで見た目が幼女の養母ミラナ、お姉さん風のメイドであるノノ子、そして同い年
の美少女メイド麗音と出会う。
過激なスキンシップをしてくるロリママアなミラナにまいりながら、ようやく訪れた幸せの日々の予感を抱きながら眠った凌良であったが、謎の陰に襲われ、次の晩には鎧姿の不審者が邸宅に侵入しているのを見付けてしまう。
不審者に対抗する凌良であったが、人間離れした相手のタフさに窮地に立たされたその時、メイドの麗音に助けられる。
ミラナから与えられた腕輪から伸びた光の鎖が麗音の首に繋がったその時、凌良から流れた変態の力が彼女を強化する。
誰かの妄想によって作られた異界を壊す為、主人とメイドの戦いが始まる。
調教により、隷属したパートナーを強化。自身の変態力を増す為に様々な女性と関係を持つ。
変態どもが世界を救う官能アクション劇。
一部、変態過ぎ、マニアック過ぎに注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-15 13:24:05
462873文字
会話率:43%
山村家。
母と二人の姉妹の三人家族。貧乏のために美容方面には力が入らず、しかし生来の美貌からその容姿を隠しきれずにいた。
母の夏枝は、美咲と里美を女手一つで育ててきたが、ほんのささいな出来事から歯車は狂いだしてゆく。
脅迫、腕力、権力
普段女に相手にもされない男達は、美人親子の肢体をしゃぶりつくすために関係なしに力を振りかざしては借家へ押しかけ、入り浸る。
いつしか借家は女達の咽び鳴く蜜の牢獄と化してゆく。
幾人の男達の「肉オナホール」となった美人親子がたどり着く先は…
とある田舎の、ボロ借家に住む家族の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 22:00:00
251文字
会話率:0%
元準男爵令嬢のビヴァリーは、落ちぶれた暮らしを強いられながらも、乗馬の腕前を生かして競馬で大金を稼いでいた。ところが、ある日突然、誘拐まがいに連れ去られ、引き籠りの王子妃の乗馬の相手をしてほしいと頼まれる。頼んできたのは五年前にひと夏を共に
過ごした初恋の相手ハロルド。身分差から気持ちを打ち明けられずにいたビヴァリーだったが、酔ったハロルドと一夜を共にしてしまう。義務と責任感から結婚しようとするハロルドに、ビヴァリーは望まぬ結婚はすべきではないと、式の途中で逃げ出したのだが、ハロルドは今さら結婚を取りやめることはできないと、ビヴァリーを一晩中淫らに責め立てた……。ほんの小さな誤解から拗れた関係は、壊れる前に修復できるのか?白馬に乗った王子様より、白馬のほうを愛する女の子の波乱万丈な物語。※1/14 番外編投稿しました。【※他サイトでも投稿】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 17:25:34
297627文字
会話率:42%
海に面したリヴィエール公国の男爵家に生まれたメルリーナは、元船乗りの祖父マクシムに教えてもらって以来、チェスに夢中だった。十歳の時、マクシムに連れられてリヴィエール公爵家の宮殿を訪れ、強引な上に乱暴だけれど、本当は優しい公爵家の跡取りである
ディオンと出会う。負けたら何でもいうことをきくという賭けをして、定期的にディオンとチェスをすることになったメルリーナは、チェスの腕だけでなく、幼い恋をディオンと育むことに……。やがて、十六歳になったディオンは、未来の公爵となるべく経験と知識を得るため他国へ留学してしまう。メルリーナは、ディオンを信じ、寂しい思いをしながらも二年間、その帰りを待っていた。しかし、二年後、すっかり逞しく立派な青年となって帰国したディオンの傍らには、美しい王女様が。似合いの二人の様子を目の当たりにしたメルリーナは、二人が婚約すると知り、ディオンへの思いを諦める決意をするのだが……。【9/5 アラン&グレースの番外編完結!】【※アルファポリス様にも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-05 17:27:04
387145文字
会話率:42%
朝目覚めたとき、レイには昨日の記憶がない。それがいつからなのか、どうしてなのかはわからない。唯一わかっていることは、レイには小さな家の中で日々「やるべきこと」が与えられているということだけだった。
しかし、ある朝ベッドには見知らぬ男が眠って
いた。むき出しになった男の左腕は、肩から指先まで機械部品で構成されている。男はケントと名乗り、高度自律型ロボット管理局で働いていると言う。数日前から毎日レイのもとへと訪れていたようだった。
レイと関わろうとするケントの目的は一体何なのか。「やるべきこと」を終えたレイに待っている未来は――
機械の左腕をもつ捜査官×一日で記憶を失う青年。近未来SF(風味)
全6話を予定。R18。
※架空の国が舞台となっています。実在の国や技術とは無関係です。
※他投稿サイトでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 13:13:28
30584文字
会話率:41%
旧題:花街の双姫
街の外では魔物が世界を蹂躙している剣と魔法のファンタジー世界。とある大国では、貧しい人でも6歳~12歳の間に無料で通える学校があった。男の子は魔物の恐怖から街を守るため、女の子は人類繁栄のための教育を受ける。そんな学校
に通う凄腕の錬金術師であるシャーロットも12歳になり、学校を卒業後はいい人を見つけたかったのだが……
「強すぎる女はちょっと……」
天才であればあるほど努力すればステータスの上昇は大きく、ステータスに比例するように性器も強くなる。天才であるが故。クラスメイトのほとんどはすでに大人になっているというのに、シャーロットは処女膜を突破できる男に出会えなかった。
セックスしたい気持ちを募らせてオナホに嫉妬するようになり、いつしか圧倒的強者にオナホのように犯されたいという歪んだ性癖を持つようになっていた、そんな少女のお話しである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-11 21:00:00
47963文字
会話率:22%
狼の獣人である王族が治める沙羽倮(さはら)王国。
親に大金と引き換えに売られた人間の鈴は6歳から狭い牢屋で暮らしている。 金と引き換えに売られた理由が鈴の血が人の病や怪我をあっという間に治すからだった。 毎回鈴の腕や足にナイフを突き刺し血を
取る男達に鈴の身も心もボロボロだった。 そんな時、牢屋に数人の男達が押し寄せる。 鈴を牢屋から救い出し、温かな部屋と食事を与えてくれた。
王国史上最高の理想の夫婦とずっと語り継がれることになる国王夫妻の物語。
天 鈴 あま すず(17)
人と接することがほとんどなかったため感情を出すのが苦手。
血が傷や病を完全に治してしまう不思議な力を持つ。
賀五 織人 かい おりと (39)
狼の獣人。
沙羽倮王国国王。 王国始まって以来の賢王として名高い。 普段は人間の姿。
獣人の姿の方が楽。 常に眉間に皺を寄せ近寄りがたい雰囲気を出す。 国王になれるものだけに現れる赤銅色の瞳を持つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 11:32:45
5753文字
会話率:13%
シリアスと言っていいかわかりませんが、ギャグではなく真面目に進行中です。
ブラックファンタジー。
舞台は中世ヨーロッパ辺り、シン、コウが現役でヴァンパイアと人狼をやってた時の話です。
こちらも人狼による異質な交わりがありますが、
凌○系
主体となります。
ゴリ押し、辻褄合わない事があるかと思いますが御容赦下さい(^^;)
年齢は100歳以上。
こちらの方が18禁要素濃くなりますが、キャラが濃いのと外人という事もありまして尚更濃いかも?( ̄▽ ̄;)
無駄にエロい&エグい描写あり。
【主要キャラクター】
全員ゲルマンorケルト系白人。
※ジョン ハイドリッヒ…現役ヴァンパイア。
セミロング縮れた黒髪、美形、痩せガリガリ、弱い、個人主義、ネコ科…、な一方で繊細で細やかな1面も。
※ルイス ベーゼ…現役人狼、狼族。
ブラウン系短髪、髭面、むさい、ガタイよし、男臭い、屈強、剛腕、乱暴で粗野…、な一方で仲間思い、絆を大切にする、いざという時は頼れる兄貴的キャラ。
※アレクセイ スタン…現役ヴァンパイア。
ジョンの親しい友人。
黒髪、オールバック、美形、痩せガリガリ、能力は高く強い。
※ガイ…ルイス ベーゼの仲間、人狼、狼族。
群れの中では第2位の人狼のパシリと化しているが、ルイスの事を頼れる仲間として慕っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 09:27:35
237852文字
会話率:34%
★ Caution ★
この作品はBLで、エロがあります。
短編シリーズ2作目で、前作https://novel18.syosetu.com/n2892eq/『悪の魔導師にオシオキ!』をお読みいただいた上での方がより分かりやすいですが
、とりあえず読めます。
小説家になろう様で連載していた『魔王子は女騎士の腕の中で微睡む~炎の魔女~』を下敷きにしたスピンオフですが、用語は無視してフレーバーで処理してくだされば、これ単体でもお楽しみいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 00:00:00
5930文字
会話率:60%
「モブ顔ドS軍属拷問吏×悪のマッドサイエンティスト」をファンタジーにしたら「モブ顔ドS騎士(拷問吏)×悪の魔導師」になったので、そういう痛いエロがお好きな方向けです。エロしかないです。
★ Caution ★
この作品には拘束具、
強姦、フェラチオ、イラマチオ、口内射精、アナルセックス、射精管理などを含みます。
小説家になろう様で連載していた『魔王子は女騎士の腕の中で微睡む~炎の魔女~』を下敷きにしたスピンオフですが、用語は無視してフレーバーで処理してくだされば、これ単体でもお楽しみいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 19:48:33
10335文字
会話率:66%
生まれた時から修道院で生活していたリリーは周囲からガリガリの案山子で醜いと周囲の修道女から蔑まれていた。ある日、腕に傷を負った小汚い男を助けたが、その男もリリーをガリガリだと嘲って出て行った。後日リリーは町での布教活動の帰りに盗賊に攫われ
てそのアジトで男と再会することに……。三島様主催の『聖夜の騎士企画』参加作品です。どうぞよろしくお願いします~。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-25 10:00:00
35789文字
会話率:35%
「時折、鋭い痛みが胸を刺す」
動かない腕と病を抱え、明日が見えない。
あの子にはなにを託せるだろうか。
心中事件に巻き込まれた少年を自分の子供として育てた男。
事件から十年、高校生にとなった少年は、
まだ本当のことを知らなかった。
最終更新:2018-12-23 09:00:00
14041文字
会話率:60%
腕をナイフで切り落とし、足は鉤爪で切り刻む。時には石化、傷口に熱湯を注ぎ、生きたまま魔物に喰わせることも。
悲鳴をあげ、苦痛に暴れる犠牲者に、加害者である男――ライザスは尋ねる。「お前は俺を憎むか?」と。それには、理由があるようだ。
★足
や腕の破壊がメイン。グロテスク・猟奇小説をお探しの方へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 22:00:00
43537文字
会話率:54%
酒と喧嘩が何より好きな百鬼薫(なきり かおる)は都会でそこそこ名を馳せる敏腕ボディガード。
ある日、依頼達成の祝いに飲んだ帰りの道で薫は依頼者だった女に異常な愛をぶつけられた。女性に恋愛感情を抱けない薫が断ると、物陰に隠れていた女や通行人
を装った女達に抑えられ、刃物で滅多刺しにされて絶命した。
無残な死に方をした筈の薫が目を覚ますと、そこはもう深夜の路地ではなかった。荒れ果てた地に立っていた薫が次に目にしたのは大量の豚の頭を持つ巨人の軍団とそれに追われる1人の騎士だった。
男を守るのもまた一興、薫は自身に埋め込まれた不思議な力と声に身を任せて暴れまくる!
女が尊ばれ男は蔑まれる世界に来てしまった薫。彼女の侠気が異世界の男を虜にする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-11 12:17:14
15350文字
会話率:49%
十七歳の夏、異世界の王子の腕の中に落ちた夏乃。魔法陣から飛び出した呪紋は、彼女の肌に刻まれた。その呪紋に触れたとき、王子の髪と瞳の色が変わり、彼は夏乃を攫って寝台に押さえつけた──
言葉の通じない世界で孤独を感じながらも、異世界の不思
議を楽しむ勝ち気な少女、夏乃。
最強の攻撃呪紋を持ち、一年後の魔王討伐を宣言している〝黒の王子〟アークレイン。
二人は魔討伐の合間に身体を重ねる。魔力を回復するには、呪紋の伴侶と交わる必要があるから…
「女神の気まぐれ」によって繋がれた、喧嘩するほど仲のいい二人の、愛と冒険のファンタジー。
♥→夏乃視点。夏乃が異世界に落ちてからの期間も併記。♠→アークレイン視点。★→残酷、暴力、流血、戦闘あり。※→R18あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 00:00:00
680992文字
会話率:38%
広大な大陸を一つの国として統治する皇帝は、他国でもその手腕が噂されるほどの器を持っていた。
大国ガーライア。その国は皇帝と皇帝の三人の皇子たちにより、平和な国として栄えていた。だがある日、その平和が崩れようとする危機が訪れ、皇子たちは決断を
迫られることとなる。
その結果、新皇帝が即位し、ガーライアも安泰かと思われたが、実は新皇帝は側近しか知らない「ある秘密」を抱えており、その「秘密」を乗り越えなければ、本当の意味での『皇帝』にはなれないのだった。
新皇帝は「秘密」を乗り越えられるのか?その先に待つ恋と愛の行方は?
コメディっぽく?楽しく書いていきたいなと思っています。よろしければ、お付き合いくださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-30 13:46:48
65702文字
会話率:38%