ここは〈自然の恵み〉を体現する能力を持った者たちが暮らす『東ガラット村』。
狩り人ヤスは『王狩り』となり、若くして特権階級の仲間入りを果たした。テス一族とも親しく言葉を交わすヤスには、家事に抜群の才能を発揮する妻がいた。
料理と裁縫の
腕前は人並み以上。『王狩り』中唯一の女衆を親友に持つナナイは、年嵩の女たちにも一目置かれていた。恋心を抱いた相手は幸運と狩りの女神に気に入られ、狩り人にとって最高の名誉『王狩り』まで登り詰めた。そしてその男(ひと)は今ではナナイの夫になっていた。
王狩りの夫とそれを支える妻が理想の夫婦像に見えても、日常に追われた二人の気持ちはすれ違っていた。男と女、妻と夫。それぞれの立場での不満を抱えた二人の気持ちは、再び交わることができるのだろうか。
*前夜祭が男性視点、後夜祭が女性視点となっています。
*本編のネタバレ防止のため登場人物の詳細とシリーズ上の時間軸を伏せてあります。その辺りの事情をご理解の上でお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-22 00:00:00
10255文字
会話率:42%
十亀彼方は高校生だけど陰陽師。
十亀家は代々陰陽師の一族なので、長男の彼方も陰陽師だった。
そんな十亀家には、同じ陰陽師の一族である九字家に仕えるという、しきたりがあった。
彼方もこのしきたりに従い、九字家の長男である、九字英人に仕えている
のだが、英人には困った性質があり、彼方はそのことで頭を悩ませていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 00:18:07
11468文字
会話率:58%
スコットランドの人食い一族ビーン一族。長であるソニー・ビーンとその娘ハリエット・ビーンの間に生まれた美しい少年、ハリーは人間を殺し食す事に一欠けらの疑問すら抱かずに美しい海辺で優しく端正な少年オルコットと恋をし愛し合い日常に不安を持って切な
く不器用なひと時の夏を感じ・・・。
■ホラー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-07 21:06:08
56489文字
会話率:21%
世界人口が100億人を突破したそう遠くない未来。一輝と亮介という二人の若者がいた。二人は貧困層に属する人間であり、十分な金もなく仕事を求めて放浪していた。水も食料も貴重なものとなった世界で、二人は偶然、仕事にありつく。だが亮介は頭が悪くてと
ろく、そのため経営者一族の男に目を着けられてしまう。一輝は亮介を庇い、そのせいで劣悪な環境の中でさらに虐げられるようになってしまう。
■社会派SF折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-07 16:59:35
26888文字
会話率:21%
大陸にはふたつの大国が在る。
東は陽神―――輝かしく、強神を崇める好戦的な一族。
西は月神―――穏やかで、慈愛に満ちた守りの一族。
国境付近の小競り合いこそあったものの、大河に挟まれた二国は均衡状態を保っていた。
だが―――東の国で日照りに
よる飢饉が立て続けに起こり、西の国への侵略を謀ったのが始まりだった。
禁術である召喚により異世界へ引き摺りこまれた滅魔の乙女。
その壮絶なる生涯を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-23 14:37:42
14075文字
会話率:21%
古都の佇まいが残る街、楓宮(かえでのみや)市。
その所縁となった一族・楓宮家の若き末裔、楓宮薫(かえでのみや ゆき)。
誰もが羨む一族に生まれながら、その眼差しは常に翳りを帯びていた――。
******
『十字架上に咲いた花』
の続編。
魔法のiらんど にて連載していた作品の、改稿版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-30 00:22:39
7550文字
会話率:24%
帝の影として、諜報や追跡、暗殺を司る一族《走狗》。走狗の兄弟、ゴコウとアマビコは一族の習いとして山籠りの修練にのぞんでいた。夜陰に乗じ手合わせをしている最中、5年前に出奔したきり逃走を続けていた女《香術師》イチシの臭いを嗅ぎ取る――。
エ
ロ描写少なめ。よく脱ぐけどエロくない。
\純情ツンデレ脳筋野郎/
\小悪魔愛され系美少年/
\物憂いミステリアス女子/
……以上、三名のアンバランスな性活って感じです、たぶん。
いいタイトルあったら教えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-21 16:37:35
12678文字
会話率:32%
主人公の「山田純也」は、魔力を引き継ぐ一族の一人だった。だが、この物語の第3章まで、魔力の話とか「魔法のチンポコ」の話は、一切登場しない。第3章以前のお話を読まないと「山田純也」の深い心の奥は理解出来ないのと、最終話のどんでん返しの感動を
味わう事が出来ない。
貨物船に乗る前、父の仁左衛門から突然、黒光りする木製の「魔法のチンポコ」を渡された。父は、この魔法のチンポコは、先祖代々伝わる童貞を捨てる為の魔法の道具で、ある条件を満たさないと、未来永劫、童貞で過ごすしかないと語った。
その結果、我が一族は、途絶えてしまう。
この「魔法のチンポコ」を使いこなすと巨大な魔力が得られるのだ。「その巨大な力とは?」純也は質問した。仁左衛門は「子孫繁栄、安産祈願」神社の絵馬に祈願するような事を語ったが、それは、仁左衛門が「魔法のチンポコ」の機能を使いこなす事が出来なかったからだった。
---あらすじ---
北海道旅行に。途中で知りあった、年上の女性「久代」と、ヒッチハイクで稚内に向かい、無事到着した。お別れの夜、久代と純也は性交渉を始めた。純也は初体験だった。
久代の秘部に男根を挿入する寸前、焦っていた純也は、男根を布団のシーツに男根の先っちょをこすり付け、不覚にもシーツの上に射精をしてしまった。
その様な情けない自分を逞(たくま)しい男へと成長させるべく、純也は、貨物船の船員になり、大海原に出る。「久代ネエサン。僕は逞しい(たくましい)男になって帰ってきます。次は、久代ネエサンを僕の得たテクニックで喜ばせますから・・・」
純也の野望と希望を乗せた船は出航した。予定では、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパに向かうはずだったが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-30 12:33:03
66318文字
会話率:50%
それは戦争が終わって漸く人々の生活が安定を取り戻しつつある頃のこと。とある工業地帯に君臨する一族のお話。
○…軽い性的表現あり
◎…性的表現あり
●…残酷表現あり
最終更新:2015-07-24 11:40:09
11781文字
会話率:30%
その昔、霊孤の一族に混血が生まれた。誰より美しく高い妖力を纏うその娘は、義父により名を呪われ、最果ての地に幽閉された。そこで出会った男は、名すら名乗らず娘の心に寄り添っている。───ずっと昔にガラケの未送信メールBOXに残っていた物の手直
し版です。長編の箸休めにどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-15 18:20:42
5754文字
会話率:55%
ある事故に巻き込まれ、島に流れ着いた男性・杜宮は、自身を助けてくれた魔女の扮装をした人物と唐突な性交をする。そして一旦眠ってから目を覚ますと、島の持ち主である深山家の邸宅に滞在する運びとなる。
その地で杜宮は、昼には魔女に似ている女性―
―深山摩季【みやままき】に請われてセックスし、夜には彼と性交した魔女が月の下、山羊の姿をした化け物に虐げられるのを眺める、陵辱と和姦を交互に見物し体験する日々を送る。
不可思議な事象と行為の裏には、深山一族と魔女の深い繋がりが存在して――。
以前一度投稿したものを最後まで書き、かつ修正したものです。
目障りかもしれませんが、完結前に読まれた方もいると思うので。
Pixiv版はこちら
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4235114折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-06-16 02:00:00
183275文字
会話率:40%
ラテンシア――北方領土の魔の一族に生まれた一人の魔女は、宮廷魔導師兼次期王教育係というご大層な肩書から、もうすぐ解放されようとしていた。
これまで教育対象として接してきた次期王に、契約の鎖で結ばれた使い魔、そして北の故郷で待つ婚約者――。魔
女としての理性を崩す彼らに、彼女は何を思うのか。
※こちらの作品は、投稿されている二話までの未完結版を数年前まで個人ブログに掲載していました。諸事情あってブログは閉鎖し、現在本サイトのみでの公開となります。完結版を作成したため、今回投稿いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 23:17:46
40112文字
会話率:58%
父と弟を討たれ、自らも傷を負った霧品の元に、得体のしれない男、琥珀が訪れる。絶世の美男にして不死の琥珀には、唇を這わせると、その部分を癒すことができるという特殊な力があった。
琥珀は霧品の傷を治すのと引き換えに、武器職人の名門、霧品の一
族が鍛え上げた、ひとふりの剣を得たいと言う。
奪われた剣を得るためには、王を討たねばならぬ――――
復讐のために立ち上がった霧品と、その従者となる琥珀。
王を討つためのふたりの長い旅が、いま、始まる。
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毎日更新予定。
物語完成済。
女子向け官能小説の、いわゆる本流からは外れてはいますが、エロはもちろん物語としても楽しんで頂けるように心がけました。ちょっと毛色の変わった女子向け官能小説をお探しの方に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-26 20:00:00
89100文字
会話率:39%
崖から落ちた自分を助けてくれたのは黒い翼を持った美青年。彼の正体は天狗だった。
一族の長らしい男は女天狗は子が産めないから、自分の子を産めとわたしに命じた。里には人間の女がたくさん存在しており、常に寵を得ようと人間同士が争っていた。
美青年
からある条件を出され仕方なくそれを飲むことにするも。他の女、女天狗達が黙っておらず……。
事前に*R18通告致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-18 17:17:52
22369文字
会話率:27%
契約。それは人が己の身を守るために生み出した諸刃の剣。
青年は復讐のために契約を望み、男は一族の掟のために受け入れた。二人の間にあるのは利害関係の一致。ただ、それだけのはずだった。
※自サイトより、修正したものを転載。完結しました。
最終更新:2015-05-15 22:30:33
29433文字
会話率:24%
二十歳になった第三王子の為に祖父であるカールが花嫁候補を選出した。
それが第三王子の元クラスメイトだったアレクシアであり、しかも男だった。その為、アレクシアは一族の秘術により男でも子を成せる体に作り変えられてしまう!
父は意気揚々とアレクシ
アを連れて王城へと上り、そこで数年ぶりに第三王子と再会した。
しかしアレクシアの記憶にあった美少年姿のディオン王子はどこにも存在していなかった。全5話
■花嫁シリーズ第五弾。
■第四弾は『ウサギの嫁入り』全6話ムーンライトノベルズ掲載
☆長編『feat.0』『過去番外編』も掲載中(完結済)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-15 18:00:00
68839文字
会話率:44%
魔族の頂点に立つある一族がいる。その一族はイブリースと呼ばれ古い時代からずっと魔王として君臨し国を治めている。そんな一族には特殊な生態を持っていた。それは『番い』という唯一無二の存在がいること。番いとは同じ時に生まれ、同じ時に死ぬ存在で二人
離れることはない。
しかし、生まれたときから引き裂かれた番いが存在した……。
◆feat.0過去番外編 魔族編
◆本編をご覧頂けなくても、単品で読めます。
ただ本編のネタバレ等ありますので気にしない方のみ閲覧してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-12 01:35:45
40673文字
会話率:27%
一話完結型オムニバス形式の完全18禁小説です。
時は現代。特殊な一族の分家の子達がイチャイチャしてます。
※作者の萌えを集めた内容の無い短編集になります。
※性描写がモロに出てくるので閲覧の際にはご注意ください。
■超不定期更新でしたが凍結
しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-03 15:10:57
77738文字
会話率:43%
今年も干支の引き継ぎの儀の時期がやって来た。各動物の一族の長達が、「干支の宮」に集まる。そこに仕える、宮仕えの稟(りん)は、猫族の娘で、今年で成人を迎えた。そんな彼女を狙う長達に、あんなことやこんなことをされながら、ひたすら可愛がられる稟(
りん)の逆ハー万歳な話。
干支をモチーフにした世界観となっていますが、史実と違う所もあるご都合展開です。主人公が複数の者と関係を持つので、苦手な方はご遠慮下さい。全体的に貞操観念が薄めです。落ちは今の所決めてなく、だらだらと書き連ねていこうかと思います。
不定期更新です。裏描写には★がつきます。
※連載中となっておりますが、とりあえず一段落しております。今後は番外編として、お相手とのその後を書いていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-03 12:43:22
45179文字
会話率:64%
輪廻の輪を外れ天狗となった左近には、龍神の一族である龍という飲み仲間がいる。龍はいつも突然酒を手に左近を訪ねてくる。
初め駄菓子屋を始めた左近を気遣ってくれた龍だったが、今はまるで辞めろといわんばかりであった。
診断メーカーからのお題で「
左近は天狗(てんぐ)で稲荷の辻に住んでいる駄菓子屋です。紙風船を大事にしています。龍(りゅう)とは酒飲み仲間です。 #妖町 http://shindanmaker.com/279875 」を元に創作しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-15 16:00:31
4005文字
会話率:17%
子供の寝物語の一つとして語られる『青銀の姫君』の話。私もそれをよく知っている、けど…、ってなんで襲われてるの!?私もういいおばさんなんだよ?お化けって二十歳までに見なければ見えないはずでしょう!?どういうこと?私が『青銀の姫君』?あれって只
のおとぎ話でしょう?龍って何…?私は、人よね…??
龍の一族と昔語り、そして過去から未来へと続く因縁の物語。
*R18は残酷描写や保険的扱いっていうことで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 21:46:24
56350文字
会話率:30%
感情というものをなくした暗殺の一族の男と娘。
男には分からなかった。花を愛でるということ、そしてこの胸に燻る想いの名前を。
最終更新:2015-03-01 00:00:00
4960文字
会話率:0%
灼熱の大地に暮らす『焔』一族の一鉄と、雪を降らせるために各地を行脚する『雪代』一族の英介。触れ合うことの許されぬふたりが、傷つきながらも望んだ場所とは……。
『ふたりのノンケ』シリーズのパラレルファンタジー初挑戦!しかし内容はやや重めですご
注意ください。【雪遊び企画2015】参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-13 21:00:00
6343文字
会話率:59%