浅倉シヅ子(21)は短大卒業後、地元大阪を離れ名古屋の福祉施設に就職した。彼女には交際を始めて2年になるアルバート・シンプソン(23)という菓子職人の恋人がいる。
就職先の同僚たちや上司は皆仕事に誇りを持ち、新入りのシヅ子にもとても親切
で温かく、お陰で彼女はすんなりと職場に溶け込み、毎日を充実した気持ちで送ることができていた。
ある秋の夜、シヅ子は職場のスタッフの飲み会の後、主任神村と二人きりになり、薄暗い路地で不意に肩を抱かれる。そして恋人アルバートと離れて暮らすことに寂しさを募らせていたシヅ子は、その時彼の優しく柔らかなキスを拒むことができなかった――
半世紀の時を経てシヅ子が息子夫婦に語る、熱く甘い切なさに彩られた恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-10 06:00:00
83969文字
会話率:59%
憧れていた上司の彼と続けるセフレ関係。身体だけの関係でもいいと思っていた心はいつしか姿を変え、想いが手に入らない切なさにようやく関係を断ち切る決断をしたが…。
最終更新:2014-09-13 16:41:20
4140文字
会話率:40%
どうしてこんなに惹かれてしまったのだろう。
手を伸ばしてはいけない相手だと知っていたのに。
どうして手をとってしまったのだろう。
誰からも許されない恋だと分かっていたのに。
だけど、一緒に過ごした時間は、何よりも鮮やかに輝いていた。
幸せ
も、喜びも、切なさも、そして悲しみさえも眩しいほど鮮やかに色付いた。
その色はいまもなお心の奥に残って消えない。
あの頃のまま――――。
来秋、結婚式を挙げる万葉。
思い出の場所のそばに赴任してきた葵。
あの時、言えなかった言葉。
果たせなかった約束。
それぞれの想いを胸に抱えたまま、十年の月日が流れていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-14 00:00:00
76408文字
会話率:52%
雷鳴と共に甦る記憶。
それは中学最後の夏を迎えた年。
どう足掻いても叶わない年上の従兄と、彼の婚約者に翻弄された日々。
苦々しい思いであるが、今本当に愛する人を抱く己には、どこか懐かしく切なささえ覚えていた。
従兄弟の婚約者に劣情する少年
の視点で書いた短編。主人公の少年視点。
キーワード:初体験、年上の女性。シリアス。
初稿:2006/12/20
かつて「Temptation」という自管理サイトに掲載していたものを転載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-23 15:47:57
28415文字
会話率:27%
友香の元カレはモデル、今はドラマ出演までする有名人。友香自身も大学の姫と呼ばれる美貌を持っている。しかし、世間の噂に友香は傷ついていた。そんな時、気取らない彼と出会った。
「この世で誰かを選べって言われたら、彼と寝てもいい」
「百人の男に求
愛されても、たった一人の男に振り向いてもらいたい」
友香も恋の傷心を受けて、まだ立ち直っていない。小野にもまだ癒されていない衝撃の過去があった。
揺れる心、一途な恋。二人は乗り越えていかれるのか。第二部も完結。遠距離でお互いを思う心と切なさを表現できたらと思っています。
第三部、企画しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-15 08:43:39
227381文字
会話率:40%
幸せと悲しみ。愛は切なさの中に。4話完結。リハビリ投稿。
最終更新:2014-01-06 02:07:23
6719文字
会話率:23%
郁也は会社帰りの寒い夜、気まぐれに一人の汚れた男を猫として拾う。見知らぬ男を猫として飼う奇妙な同居生活。
4/8微修正
最終更新:2012-12-21 00:41:20
256875文字
会話率:45%
城西剣道部員の耕介と圭祐は幼馴染。圭祐は、やたらおホモだちごっこを仕掛けてくる耕介を持て余し気味の毎日だ。そんな圭祐の目下の目標は、耕介から上段で一本取ること。端から無理だと笑う耕介に「絶対に勝つ!勝った方が一日ご主人様だ」宣言をする圭祐。
もう後はない!かくして愛とプライドを賭した闘いが幕を開けた。と言う内容の「健全な肉体に宿る魂」を本編にスタートするシリーズ小説です。R18シーンには*印がついていますので、苦手な方はご注意を。基本コミカルHながらも切なさあり。時々シリアス風味です。水平線シリーズと微妙にリンクしています。 主に自サイトからの転載小説になりますが、サイトは書庫化していますので、ゆっくりと続きをこちらで書いて参ります。社会人編あり。一旦、完結にしておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-18 00:00:00
200277文字
会話率:41%
通院先の歯医者さんが大好きな矢尾板。だが歯医者さんの元彼が尊敬する剣道部顧問だったと分かり、この「好き」と言う思いが「恋」だったことを知る。果たして歳の差18歳の河を飛び越えることはできるのかっ?愛があれば歳の差なんてドタバタ奮闘記。「サヨ
ナラは言わないけれど」の本編その1です。 R18シーンはありませんが、常陸木城西高校物一連のシリーズにあたるため、こちらに格納させて頂きます。ご了承下さいませ。書庫化した自サイトから加筆訂正して転載。本編はひとまず12話完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-08 11:49:10
57595文字
会話率:41%
寒河江誠は女好き。「櫻井?男だろ?関係ないね」だったけれど、偶然ゲーセンで見かけた、いつもの優等生のお姫様らしからぬ櫻井の態度に、興味を抱いた寒河江が急接近!と言う「水平線の彼方に棲む君」を本編とするシリーズ物です。R18シーンには*印を付
けますが、苦手な方はご注意下さい。基本的に切なさやらシリアス風味付け6割、残り4割はコミカルです。シリアスか?と思わせておいてコミカルに落とすこともある…かも。すみませんっ。健全な肉体シリーズと微妙にリンクしています。 自サイトで公開済みシリーズです。サイトは書庫化していますので、ゆっくりとこちらで続きを書いて参ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-11 00:00:00
294295文字
会話率:39%
「大阪女 千恵 22歳」と「東京男 亮介 34歳」
アホらしくも、さくっと爽やか?年の差カップルが織りなす
ちょっぴりハタ迷惑な恋模様!?
生まれ育った土地を離れ遠くに嫁に行く切なさみたいなものを
書いてみたくて…つい…。
最終更新:2012-11-10 15:53:51
26270文字
会話率:36%
*深夜のテンションでお送りしております。
とある青年が繰り広げる、無茶振り展開に色々と詰め込んで絶賛完結済みです。総受けキャラではございますが、バカっぷりに笑いあり切なさありのお話となっております。
※小説サイト「ポケクリ」にも掲載してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-20 14:49:09
71489文字
会話率:50%
中学三年の木原俊平は十歳上の従姉、木原由紀に長年想いを抱いていた。祖母の葬式で再会してからというもの、慕情は次第に募ってゆく。
一方、由紀は「年下」にトラウマがあるようで――……。
年上の女(ひと)、都会への憧れ、家族のしがらみ。苦しさも切
なさも乗り越えて、少年は大人の階段を上りはじめる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-28 17:01:26
33555文字
会話率:41%
「ぼく」はバイクの事故で、入院する羽目になる。入院生活で「ぼく」が体験した思い出……。ちょっと切ないストーリィです。
最終更新:2009-05-23 20:28:50
17203文字
会話率:19%
優しい青い部屋。あたしと彼の6年の日々。
最終更新:2008-05-10 00:22:13
12621文字
会話率:61%