「ねえリリー、知ってるかい? 我が国の貴族は自分の従僕となる霊獣を召喚するんだ。だから魔法の勉強はきちんとして、魔力量も質の良くて量もそれなりにないといけない。じゃないといくら召喚しても霊獣は来てくれないんだよ。 美味しくてたくさんの魔力が
霊獣たちのご飯だからね」
ーー知ってます、お父様。
心の中だけでそう返事をして。
「承知しましたわ、お父様。私、魔法のお勉強、頑張りますわ」
にこりとお父様に微笑む私は知っている。
ここが、乙女ゲーム『正しい恋の仕方 〜召喚した霊獣と恋のレッスン〜』の世界の中だということを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 21:31:58
23664文字
会話率:35%
子爵令嬢のドナ・ブラウンは、ある事をきっかけに王都の侯爵家のタウンハウスにメイドとして勤める事になる。この世界は乙女ゲームで、自分はゲームには出ないモブであると分かっているドナ。
しかし、侯爵家の長男 アランは攻略対象者だった!
攻略対象者
とは関わり合いにならないようにしようと思いつつ、メイドとして関わらないといけない、ちょっとピントのズレたドナのドタバタ日記。
※下ネタ満載ですが、主人公のイチャイチャなカラミ(エッチ)はありません。あっても少なめ。恋愛要素も微妙。すみません。
(男性同士のカラミ?が少しあります。でもBLではないです。→第二章で主人公以外のBLあり)
※最初は短編予定だったので、一話が長めです。
※なんちゃってファンタジー設定。息抜き用の読み物のつもり………だったのに、重くなりそうです。すみません。
※思いついた時に書く不定期。
※中盤以降に、キナ臭くなる予定なので、タグを増やしました。
※第2章 完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 10:00:00
319379文字
会話率:33%
数十人の男女を娶った元ハーレム王──だった前世の記憶を持つ紫藤充は過去と現在とのギャップについていけないでいた。
前世では最も美しいとされた自分の容姿がこの世界では平凡、見る人によっては醜男とカテゴライズされるらしい。
美醜の基準や貞操
観念などなど……前世とは何から何まで違う現世でも人目を気にせずマイペースに生きる超快楽主義者な主人公の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 12:00:00
6037文字
会話率:44%
国を救った英雄は、想い人を探していた。
喫茶店を営む俺の店に来たきっかけも想い人を探すためだった。だが、彼はその日以来、毎日店に来るようになった。
喫茶店の近所に家も建てて!? 何だか凄く好意的だけど、彼はノンケのはずだし、ゲイの自分が想い
を寄せてはいけない……よな?
両片想いの甘々です。
アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 09:31:30
26709文字
会話率:39%
幼馴染の凪(なぎ)と瑛人(えいと)は幼稚園のときに性に目覚めてしまい、高校時代までずっと周囲に隠れて「いけないこと」を繰り返していた。そんな子供の城は、ある日突然崩れ去る。高校で彼女を作った瑛人。しかし凪は同性愛を自覚して、葛藤し、瑛人から
離れ、人間不信に陥った。
● 著作権フリーです。
● ご指摘・クレームは作者ページの掲示板にお願いします。
● アルファポリスにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 08:37:55
59350文字
会話率:23%
夜遅くに目を覚ましてしまった時、枕元に何かが立っていたら、気づいたことを示してはいけない。
ただ、黙って目を瞑って、何かが立ち去るまで耐えること。さもなくば――。
そんな怪談の禁則を破ってしまった少女が、とっぷりしっぽり蕩かされてしまうお
話
※性的描写のある回には『★』をタイトルにつけております。
また、人を選ぶ描写がある場合は極力前書きに記載致しますので、ご一読ください。
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続きが浮かんだので、短編を連作に変更しました。
のんびりと書ける時に書けるだけ更新していくつもりです。
遅筆なので、悲しいくらいの鈍足進行ですが宜しくお願い致します。
※短編版をお読み頂きました方、ありがとうございます。
また、評価の入力・ブックマークなどしてくださった方、重ねて感謝申し上げます。
今回、短編から連載に設定を切り替えたため、改めての投稿となりました。
その為、折角頂きました評価やブックマークが初期化されてしまいます。
申し訳ございません。
中々進まない拙作ではありますが、評価やブックマーク、感想等は執筆の励みになります。
頂けました際には大変歓びますので、何卒宜しくお願い致します
==============================================折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 00:57:04
40244文字
会話率:40%
瀬谷 プラントハンター(30)×秦野 助手で大学時代の後輩(27)
プラントハンターとしてある島に採集に向かった瀬谷と秦野。
そこには数百年前に絶滅したはずのムラサキビヤクコウモリが生息しており、秦野はコウモリに噛まれてしまう。
そのコウ
モリの毒を解毒するには、精液を出し尽くさないといけない。
しかし、秦野はある事情によりうまく射精ができなくて、命を救うために瀬谷は苦闘する。
攻めと受けが仲良しで、受け→→→攻めという感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 00:27:12
8154文字
会話率:54%
雨が降り出すある夏の日のこと。家から外に出ない青年と微笑んでそれを見てるだけの男。雨が降ったら外には出ていけないよ。
ところどころ不穏不穏しつつ基本は攻めが受けのこと可愛がっておかしくなってるだけの話。その後の話を書いてますが一つずつやっ
てるのでそのうち自然な感じに直したい。
●てんつぶ様主催「蝉の音書き出し企画」に参加させていただきました。企画投稿したものは一話目のみ。ルール:「ふと気がつけば、あれだけ響いていた蝉の鳴き声がピタリと止んでいた。」から始まる夏をテーマにした3000文字以内のSS。今のとこエロなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 21:47:30
13808文字
会話率:28%
シロウは異世界転生者である。
転生前、シロウはブラック企業でメンタルを病んでしまい、毎日死にたい死にたいとおもいながら仕事をしていた。
しかし自殺はできない。怖いからだ。
殺されるのはいいが、自分から死ぬのはおっかない。
そんなシロウだが、
ついに過労の余り、心臓発作で死んでしまった。
だがシロウは不幸にも異世界に転生してしまう。
転生後の体はクロウという名前の冴えない冒険者だった。
シロウは折角死ねたのにまた苦しまなければいけないのか、と憤慨しつつ毎日を過ごすことになる。
冒険者として、依頼をこなしながら、早く死ねないかなと願いつつ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 19:00:00
52186文字
会話率:15%
ルルバは獣耳と尻尾を持った、獣人族最後の生き残りの少女である。
人間とは交流を持ってはいけないとされていたにも関わらず、彼女はグラウデ伯爵家のフィルと、草原の広葉樹の下で出会うことになってしまった。
薄汚い身なりをしているルルバに対しても
優しく分け隔てなく接してくれて、しかも仄かに好意すらを覗かせるフィル。
これまで恋愛などというものをしたことのなかったルルバは、フィルに対する感情を整理し切れず大いに戸惑ってしまう。
獣人族が人間である彼に対して、こんな想いを抱いてしまうなんて……。
初めて会った日に受け取ったフィルからのプレゼントを眺めながら、悶々とする日々が続くのだが、とある嵐の日にふたりは再び出会うこととなる。
風雨を避けるためにルルバの住処である岩陰で、嵐が過ぎ去るのを待つふたり。
その夜に、お互いがお互いに抱いていた想いが遂に爆発して――。
※魔法のiらんどで全年齢版を公開中です。
※えちえちパートはサブタイトルに【えち】入れますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 17:07:02
120031文字
会話率:41%
月の綺麗な夜だった…………頭上で揺れるブロンドは蜂蜜色に輝き、蕩ける艶を描き出している…………世界で一番美しい、弟………何よりも愛しい、弟…………その愛しい愛しい弟が、自分の身体の中で、少年から1人の男に変わった事を、たとえ月の光を遮ってい
たとしても、神様の目からは逃れられはしないだろう…………天国の門は閉ざされ、そこに続く光の道は断たれてしまったに違いなかった…………その代わり、足元にはぽっかりと大きな穴が開いた事だろう姉弟でありながら、愛し合わずにはいられなかった自分と弟を、地獄が口を開けて待っているのだ。「……っ、あぁ……ッ、ぁ、あ……っ」。「姉は弟の髪に指を絡めながら、不器用で力任せな抽挿を受け止める覚悟をした時に、地獄に落ちても構わないと思った…………そうなっても、繋がり合った身体を離したいとは思いもしない…………破瓜の痛みはまだ消えていないが、胸の痛みに比べれば取るに足らないものだった…………どうして神は、この不遇な弟に試練を与えるのか?…………これからの未来に弟が受けるであろう苦難を想うと、手と手を取り合って逃げだしたくなる…………一緒に居られるならば、場所など何処だっていいのだ…………天国であろうと、地獄であろうと「姉さん………ッ」切ない快楽に染まる愛しい弟の顔が、涙で滲んで見えなくなる……………」それでも姉は弟のうなじに手を回し、目尻を濡らしながらも微笑み掛けた…………運命に引き裂かれる前に、お互いの姿を記憶に留めなければならなかった…………自分を抱いて立派な男となった弟に、抱かれて女になった自分の、幸福に満ちた笑顔…………本当はそれぞれの胸に深い悲しみと不安があったけれど、今は、愛し合えた悦びを表情に浮かべて、互いの瞳に刻みつける「……忘れないで………愛しているわ」 ・「姉さん……必ず、迎えに行くから………僕を、忘れないで」・「………っ、あ……忘れ、ない………忘れるわけがないわ………っ」 姉は深まる弟を抱き寄せて、唇に触れた耳朶を食んだ…………離れ離れになるくらいなら、こうして繋がったまま溶けてしまいたい、同じ腹から生まれ落ちた弟と、胎内でどろどろに混ざり合う…………禁断の愛だと思っていたに、越えてはいけない一線を越えてしまったいまとなっては、これが罪だと思えなくなる程に、全てが自然に感じられた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 23:34:17
21150文字
会話率:26%
星花女子学園中等部、生徒会副会長の望月茉莉には、入学当初から気になっていた先輩がいた。
彼女の名前は神乃羚衣優。お人形さんのような美貌に美しい金髪、抜群のプロポーション、それにどこか小動物然としていて放っておけない彼女。2年生になった茉莉は
、幸運なことに寮の部屋が羚衣優と同じになった。
憧れの先輩を前に、茉莉はどこまで理性を保てるのか……
そんな女子中学生の日常を描いた恋愛小説(えっち多め)です。
この作品は「アルファポリス」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 21:14:24
32002文字
会話率:67%
ひょんなことから時間が巻き戻り二度目の人生をパークアクターであり舞台俳優でもある推しに人生を捧げていたらなんやかんなあって小学生の頃からの付き合いのある一途で優しくいい子な同級生、水泥恵介と恋人になった橋本絆奈はある日水泥から家に泊まりに来
てと言われるも熱のある目を見て、えっちなことが起こると身構えてしまい、心の準備のため断った。
後日、相手から再び泊まりに誘われる。今度は何もしないからという誓いを立てられて。すでに心の準備は万端なのでむしろいつ来ても大丈夫だと思いながら彼氏の家に泊まり、共にベッドに入るが特に何もなく寝落ちてしまう。
水泥はというと、手を出してはいけないと必死に我慢するものの耐えられず部屋を出て自慰をすることになるが、途中で絆奈に見られてしまうのだった。
こちらの作品はなろうにて完結している『推しを腐った目線でイチから応援したら近づきすぎて死にたい』の水泥ルート後のお話となりますが、本編は読まなくてもそのまま単体でお楽しみいただける内容となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 00:10:53
18562文字
会話率:36%
お風呂は一人で入ってはいけないと思い込まされている受けと、そう思い込ましている攻めの話。お風呂を一人で入りたいと思うところから、すれ違います。アホエロを目指しましたが、エロは擦り合いまでです。アホ要素もあまりないかもしれません。
最終更新:2022-09-06 22:19:09
11924文字
会話率:35%
私、花岡美琴はとある悩みを抱えていた。それは無意識のうちに周囲の男性を性的に惹きつけてしまうという何とも不可解な体質。この体質のせいで高校生の頃からずっと苦労してきた。例えば、通学で満員電車に出会すとよく誰かに身体を弄ばれていたし、大学の飲
み会なんかではお酒を無理やり飲まされて泥酔した挙句、複数の男性にホテルや自宅へ連れ込まれるなんてことも多々あった。けれど今の私は愛する夫の正次さんと結婚している身。人妻である以上、他の男の人に体を許してはいけない……そう決めたはずなのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 07:00:00
9186文字
会話率:66%
それは学生女神が夏季長期休暇に学院で出された課題の為作成した箱庭。出された課題は『神域に迫る知生体を自作の箱庭で創造する』事、神域に迫る個体が出てこなかった場合でも最も神域に近い個体データを提出しなければいけません。
箱庭の設定であったり
創造だったりは講義の中で行っていますので、みんな持ち帰った箱庭に少しづつ手を加え知生体のデータ量を増やして休暇明けに提出しなければなりません。しかし女神は創造系が苦手科目だったこともあって本来細かい調整を繰り返さなければいけないところを長期休暇中まったく手を加えていませんでした。
結果、学院再開まで一週間となった時、彼女の箱庭は神域に近い者のデータを提出するどころか、このままだと知生体の絶滅までありうる状態、いわゆる崩壊の危機を迎えています。厳しい母親にこんな状態の箱庭を見つかったら大事ですし、学院で再開後すぐ恥をかいてしまいます。きっとずぼら女と男子にからかわれてしまいます。ちょっと気になる彼にも知られてしまうでしょう。彼女にとってそんなことはあってはなりません。慌てて調整を行いますが、苦手科目に慌てて取り組んだことで崩壊はむしろ近づいてしまいました。
彼女は恥を忍んで父親に助力を頼みます。
この父親、創造系学問の教授で様々な完成度の高い箱庭をいくつも作っています。その箱庭の中からいくつかの狙いをもって幾人かが厳選されました。その選ばれた転生する者に今回の主人公も含まれています。
さて、主人公は夏休みの間忘れられていた世界を崩壊の危機から救うため、与えられた使命(R18を含む)をちゃんとこなせるのか
宿題はラスト一週間でやるタイプの学生女神の尻ぬぐい系異世界転生ファンタジー、ここに開幕
更新停止中 初投稿作品であまり練りこめていません、書きたい設定はできているのでどうにかしたいとは考えています。ただなにをどう変えるか閃きがないのでちょっと停止が長くなりそうです。ブクマ、評価していただいている方には本当に申し訳ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 08:11:25
19890文字
会話率:33%
家庭環境に悩む女子高生が家に帰りたくないと公園のベンチで時間を潰していたら、公園に来た時にはなかったはずのサーカステントが現れる。
帰らないといけない時間なのに、なぜか無性にテントが気になる。
急にこんなに大きなテントが現れるなんておかしい
。
こんな人気のない公園にサーカスをするなんて絶対におかしい。
おかしいのはわかっているのに気になる気持ちに抗えず、「ちょっと見るだけ……」とテントの入り口に手をかけた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 19:00:00
27633文字
会話率:28%
月皇凛空(つきがみ りあん)は圷(あくつ)、桐生(きりゅう)と共に【聖女】として異世界に召喚された。
その世界では穢れが充満し、聖女による浄化が必要とされていたのだ。しかし、なぜか凛空だけが浄化できなかった。その上、Subだとバレると
グレアや無理矢理なコマンドを浴びせられ、遂には国外追放される。
その時凛空を救ってくれたのが隣国の騎士団長ジェネシスだった。凛空に一目惚れしたジェネシスは、凛空にプレイをしてほしいと申し出る。
初めて蕩けるような甘いプレイを体験した凛空は、ジェネシスに心惹かれながらも、どうしてもDomが信じられないでいた。
それでも凛空を真正面から愛してくれるジェネシス。生まれて初めての恋を認めた凛空。
このまま二人で幸せになりたいと思いつつ、どうしても元の国に戻らなければいけないと奮起する。
戻った国は以前よりも穢れが濃くなっていた。街を調査していると、凛空にグレアを浴びせていたパロミデルと再会してしまう。そして『死』のコマンドを受けた凛空は、眠っていたデミゴットのスキルを発動させたのだった。
※Dom/Subユニバースの独自設定があります。
※予告なく性描写が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 07:42:27
104666文字
会話率:35%
水島夏輝はゲイだった。恋人なんか出来るわけもなく、ついに25歳。人生で一度きりでいい。男から、そういう目で見られたい。
幼馴染みの植田梨沙に頼み込み、一夜限りの夢を叶えてもらうことになった夏輝。本気になってはいけないと分かっていたはずな
のに、落ちていく心をどうすることも出来なくて……。
本作品はpixivにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 22:09:37
30060文字
会話率:36%
※これはBLではありません。
※R15,18は保険です。
ファンタジー脳(マニアでもオタクでもない)を拗らせた主人公が買い物帰りにコケて魔法と剣とケモミミの世界(まだ乙女ゲームにはならない)へヒョイと落っこちた(つまり転移した)お話。
「
番」はツガイですがタイトルのみ「うんめい」と読みます。
略称『めいハノ。』でシリーズ化する予定。
主人公(ハノン)の一人称やら口調や態度がちょっとアレですが、これは歴とした?NLです。
本人普段は忘却の彼方してるものの、身体も性自認も「一応女」です。
見切り発車、ご都合主義。なんでも許せる人向け。
もう一度言います。なんでも許せる人向け、です。
※こんな題名ですがピアノは全くの無関係です申し訳ない。
・ハノン/本作の主人公、ヒト族
本名「早乙女伊紀」、自分の名前が嫌いすぎて頭と尻で「ハヤノリ」を名乗る。
転移先がとある乙女ゲーと酷似した世界なことを暫く知らないままだった。
倫理観うっすいメンヘラな自覚はあるものの、ムッツリとヘタレを拗らせてる隠キャなためだいぶ挙動不審。一般と思考がズレてる自覚もあるが、それを「サイコパス」だと認識はしてない。こういう奴にチートを与えてはいけない。
本編で叫んでる妹の本名は「早乙女柚有里」。
・チャル/種族も種属も不明
体内保有魔力量が多過ぎて、文字刻んだり媒介用意しなくても魔法が使えてしまう。
代わりに五感はヒト族より少し良い程度。
周囲を観察すれば大体なんでも習得できる天才。
故に他人の「解らない」が解らないため、説明はドヘタ。
実は王国が新体制になってからの次期王の息子だが、絶賛家出?中。
・ビスク/とある王族の末裔
ちょっと出自が複雑過ぎる王族の正当な血縁…混じり物だけど。
うっかり冒険者ギルドで存在登録してしまった所為で身バレして、傀儡にしたい人達と殺したい人達に追われて忙しい日々。
本人は恩人のチャルを信仰してるからどれも断固拒否ってる。
魔力の質は良いのに捻る蛇口が無いため「魔法」は使えない。
・ライズ/とある文官の息子、兎人属
コロコロふわふわな垂れ耳白兎。アルビノではない。
体内の魔力は一般を少し下回る程度。
でも媒介無し略式1字で魔法を使える。
一部に溺愛されてるものの、厭われた方が精神的に目立つ所為で自己肯定感がド低い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 12:48:14
179666文字
会話率:41%