「駄目よ、コンちゃん。まだ食べちゃダメ」
数多くの分社を抱え破邪を司るお狐様・ミツケの神は、いわゆる"おあずけ"を食わされている。
由緒ある儀式にて"嫁札"を手にした娘・十子(とおこ)を伴侶に迎えよう
としたら、"今どきたかが札一枚でお嫁になんかいけません。出直すか、あるいはチェンジで"とすげなく断られてしまったのだ。
誠意がない、本気が感じられないと言われるが、どうしても十子が嫁に欲しい。
という訳で、ただ今御百度参りと称して絶賛通いつめ中なのである。
"コンちゃん"なんて屈辱的な呼び名ともふもふのケモノ姿で健気に十子の気を惹こうとする、お狐様の婚活模様。
※アルファポリスにも転載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 22:00:00
111741文字
会話率:38%
第06章:初冬を迎えたリゾートホテル、取り巻く人々がさらに増えていく中で、懸案を一つ一つ片付けていくことにする、いつまで掛かるか分からないが。その顛末を摘記していく。
本章は基本的に第05章の続きです、ただし一部に第03章や第04章と繋が
る話もあります、話が進むにつれて積み上がっていた問題を一つずつ処理していきます。従業員をはじめ登場人物がさらに増え、機密の保持に苦慮する場面も…。
~~~本作の第06章連載開始に当たって著者からのお願い。~~~
1 第06章連載開始を心待ちにしてくださっていた閲覧者の皆様、お待たせしました。
本章は基本的に各日5時及びに17時に投稿をしていく予定ですので、引き続き閲覧ください。
2 本話も大分長くなりましたので、第05章以前のあらすじは簡潔な形に書き換えました、御了承ください。
3 引き続き本作はR18指定です(内容は実質R40?)、該当部分がございますので充分御留意ください。
4 勇気ある閲覧者の皆様、評価(特にストーリー評価!!)・感想・レビューを是非お寄せください、全てに対して誠意をもって返信させていただきます。
また、悪評・酷評でも一向に構いません。
===第01章→第02章→第00章→第03章→第04章→第05章の極めて粗い「あらすじ」:かつてホテル王と呼ばれた男の没後、その娘と結婚していた俺は、遺された会員制リゾートホテルの立て直しに取り掛かり、起死回生のために禁断の特別営業を始める、そこには「日常」「日常の中の非日常」「非日常の中の日常」「非日常」が交錯する。
リゾートホテルという業態からいろいろな人物が訪れるのでそれらに対する応対、戦前の古い建物をリゾートホテルにしてからの歴史と現状についての独白、特別営業に必要な「ナマモノ」のセリと入手後の馴致や調教といった管理の状況、増え続ける社員の福利厚生の向上への取り組みなどの光景のうち、ほんの一部を摘記していくこととする。なお第00章は過去から現在を語る、いわゆる「エピソード0」、また第04章は過去と現在を繋ぐ、いわば「スピンオフ」の様なものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 05:00:00
303118文字
会話率:15%
つまらない。
気が付くと下らない動画を眺めるわけでもなく流し、ぼんやりとして正体のわからない期待で、SNSの新しい通知が無いか確認している。
気になるタイトルのネットニュースが目に入る。名前も聞いたことのない女優の恋愛事情を意味もなく読む
。こんなものを読んでも何も変わらないと知りながら。
僕、山方(やまがた) 裕介(ゆうすけ)が運命を変えていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 21:12:01
333文字
会話率:0%
仮面ハードロックバンドのボーカルが
全てを捨てて着の身着のまま電車に乗る
辿り着いたのは辺境の片田舎
そこで村人との触れ合いの中で
3人の高校一年生に出逢う
誠心誠意ロックを叩き込み
遂には彼等がロックバンドを組む
最終更新:2016-05-07 03:03:30
466文字
会話率:54%
一栄会と黒谷組の抗争から四年が過ぎようとしていた。
この大事件で双方の組長、多くの構成員が犠牲となった。
現在は一栄会の五代目会長の母、百合子によって、関東一帯は無事治められていた。
黒谷組は組長とその息子、翔の死亡により以
前のような勢いはなく、弱体化されていた。
その為、世間は穏やかな日々が過ぎていた。
当時の大事件を思い出す者は、もうほとんどいなかった。
ある日、高御堂法律事務所に一本の電話が掛かってきた。
依頼主は桜宮若菜。
高御堂法律事務所所長の妻、高御堂(たかみどう)友(ゆう)香(か)の担当産婦人科医である。
若菜からの四年ぶりの突然の電話。
友香は何事かと驚く。
依頼内容は、若菜の経営するクリニックでの赤ん坊の取り換え事件。
産科クリニックにとって絶対にあってはならない事件に困っているという。
その為、以前若菜のクリニックで出産した弁護士の友香を頼っての依頼電話だった。
依頼内容に驚いた友香だったが、お世話になった若菜の依頼を引き受けることになる。
この案件を調べていくにつれて、若菜にも友香にも四年前の事件が大きく関わっていく。
そして相手方の弁護士、神谷。
神谷は、友香が以前愛した龍治にどことなく似た面影を持っていた。
そんな神谷と戦うことになった友香は気まずさを感じながらも、若菜のために誠心誠意戦う。
若菜と友香の過去をも巻き込んで、この事件が明らかになっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-28 19:00:00
158663文字
会話率:32%
「……そういう事があったから、大きく募集をかけるのも躊躇われてね。成人しているとは言っても親御さんから預かった大切な子達だから。そこで、あかりちゃん。あなたにお願いしたいの。私を手伝ってくれないかしら?もちろん、お給料は出すわ」
「分かりま
した。私で良かったら精一杯お手伝いさせてもらいます」
私を見詰める睦美さんの真剣な眼差しに、私も誠意を持って返す。
「ありがとう!あかりちゃん。で、物は相談なんだけど…あかりちゃん“おばさん”になってくれるかしら?」
「……はい?」
かくして私、菜花(なばな)あかりは『社員寮のおばさん』として働く事が決まったのでした。
でも私、まだ25歳なんですけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-14 00:00:00
17913文字
会話率:46%
服飾、医療、料理、マッサージ等を承っております。何でも屋アクアリウムでございます。オーダーメイドで商品を作らせてもらいます。他、医療、マッサージ等、個々に行いますのでお時間とらせますがよろしいでしょうか?他にも何か依頼が有りましたらおっしゃ
ってくださいませ、できる限り誠意を尽くして行いたいと思います。外に出ての依頼ですか?ゆっくりと丁寧に施行するには私の顔はさらすことができません。お客様の安寧のためあまり顔は曝したくありませんので、ご遠慮させていただきます。今日は止めておきますか?次の日には居ないかもしれませんので悪しからず。
魔法や剣の世界で少女は旅して屋台をしている。
ほのぼの系異世界ファンタジーである。
どう動くかは彼女の気分次第。
主人公微妙に最強設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-06 23:14:14
1722文字
会話率:15%
呪われた両手を持つ伯爵令嬢シルヴィアが、十八年間も幽閉された塔から出されたのは、借金のかたに北国の将軍へ嫁がされるためだった。 何もかもが嫌になり城を逃げ出したが、よりによって嫁ぐ相手に捕まってしまい……。 一方で北国の将軍ハロルドは困惑
していた。軍師に無茶振りされた政略婚でも、妻には一目ぼれだ。幸せな家庭を築きけるよう誠意を尽くそう。 目指せ夫婦円満。 しかし何故か、話し掛けるほど脅えられていく気がするのだが!?
妻には奥手な二十八歳の将軍と、身体の秘密を夫に知られたくない十八歳の娘の、すれ違い夫婦のお話。 シリアス、コメディ要素が半々。 世界観は共有していますが、単品で問題ありません。
*書籍化に伴いまして2014年11月18日に本編のみ削除いたしました。どうぞ御了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-04 16:09:05
8375文字
会話率:35%