【pixivより転載】
・・・ここしばらく、画像生成AI「Stable Diffusion」にハマっていまして、小説の方はずっとサボリ状態だったのですが、それもひと段落ついたのでやっと執筆再開です。
何作か「獣姦モノ」が続いたので
、次はどんなネタでいこうかと少し悩んでいたのですが、なかなかソソるものが頭に浮かんでこなかったので、原点に立ち返って「少年と熟女」にしてみました。
夏の甲子園大会のテレビ中継を横目で見ながら、ひたすら夏の合宿に汗を流す〇〇県の市立聖南高校の「弱小」野球部の16人+紅一点のマネージャー!
・・・しかし、たった一人しかいない野球部のマネージャー、工藤 萌美が家の都合で合宿から離脱することになってしまったのです。
仕方なく、彼女が担当してくれていたマネージャーの仕事を、全員で分担してやろうと決めた部員達に、PTA副会長・・・42歳の世話好き美熟女、水原 千鶴が助っ人マネージャーとして名乗りを上げたのです!
彼女は大の野球ファンで、普段からこの市立聖南高校の16人しかいない弱小野球部を応援していたのですが、大学生の息子も家を離れてアパート暮らし、夫も単身赴任中の気軽さもあって、急遽、〇〇県の某所で行われている合宿施設まで押しかけて、自ら「代打マネージャー」を買って出たのでした!
中学、高校時代も野球部のマネージャーをしていたという超世話好きの千鶴はウキウキで野球部の合宿に加わりますが・・・。
短編のヤルだけ小説なのでお気軽にお読みください。
なお表紙は、画像生成AI「Stable Diffusion」で生成してみました!
【登場人物】
●水原 千鶴(42歳)
高校のPTAの副会長で熱心な野球ファン。
夫が単身赴任中で、息子は大学に進学しアパート暮らし。
野球部合宿のマネージャー不在を救うべく「代打マネージャー」を買って出る。
●滝沢 隼人(〇〇歳)
野球部のキャプテンで2年生。
皆をまとめる頼りがいのある部長、実はスーパー絶倫。
●工藤 萌美(〇〇歳)
野球部の可愛いマネージャー。
祖父が新型コ〇ナにかかり、母が看病に行く事になり、急遽合宿から離脱。
※この物語はフィクションです、実在の人物・名称・団体とは一切関係がありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 21:37:56
50258文字
会話率:40%
フユ(♂)は、ヨナ(世界最強の魔法使い、♀)と婚約していた。
冒険と戦いに明け暮れていたヨナが、最恐の敵と戦ってボロボロになりながらも勝ち、運び込まれたのは、婚約者フユの館。
一方のフユは、最初は乗り気ではない(春を買う方が気楽だと思ってい
る)が、だんだんヨナに惚れて、どうやって抱いたらいいかを探っている。
結局は、ヨナの方からフユを求めているサインがあって、二人は事に及ぶ。
意外とデレデレな感じです。
(「イソアラ・ノーレ伝」の裏話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 15:37:15
4897文字
会話率:43%
長い看病の末に父を見送り、無為な日々を過ごす聡子のもとに縁談が。父の弟子である日野はそれを知り、聡子に結婚を申し込む。夫婦となった二人は少しずつ距離を縮めていくのだが……。
ちょっと昔を舞台にした年下の男の人と年上の女の人のゆっくりした話
です。男の人は女の人が大好きです。更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 00:51:42
107428文字
会話率:48%
性根の腐った夫クリストハルトに虐げられる妻イレーネ。ある日、愛人と子供に会いに行った帰り、夫は馬車の事故で瀕死の重傷を負う。その後回復した夫は、イレーネの献身的な看病に感銘を受けたと語り、愛人との関係を清算し、これまでの非道を詫び愛情を尽く
す。イレーネは心を入れ替えたという夫の豹変に戸惑い、彼の誠意と溺れるほどの愛情を拒絶していたが、やがて受け入れると決心する。だが、夫は改心したわけではなく――? 暴かれる伯爵家の醜悪な真実。男の愛と献身はどこへ向かうのか。●嫌われ冷遇され妻と突然溺愛夫?によるサスペンス風味の話です。あらすじキーワードと1話前書き確認の上避けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 22:02:16
125165文字
会話率:30%
第二夫人と義妹に父と家を奪われ、追い出された彼女は病弱の母親と遠い親戚を頼るために移動の途中、立ち寄った国で母親が倒れてしまう。
徐々に具合が悪くなっていく母親を看病しながら途方に暮れる彼女が耳にしたのは、どんな病にも効くという万能薬が城内
にあるという噂だった。
痺れ薬を手に入れ、わらにもすがる思いで侵入した城内で彼女が出会ったのは、薬学に精通し、自身の実験・検証・結果にしか興味を示さないマッドサイエンティストだった。
――設定はそんな感じだったのですが、内容はただ薬物まみれにされてヤっているだけです。
深くは考えずに読んで頂けると(汗)
全2話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 10:08:08
5681文字
会話率:43%
風邪を引いたらしい彼氏・真斗からの連絡を受け、由香は仕事前に彼の自宅を訪ねる。そこには元気がなさそうな真斗の姿が…。看病をしているうちに欲情を抑え切れなくなった彼に押し倒される ―。
※他サイトにも投稿しています
※販売のため予告なく非公開
にすることがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 22:52:30
2758文字
会話率:48%
山暮らしの“コバ”は、怪我を負い倒れている獣人を見つけ看病する。目が覚ました獣人はコバを見て何かを言ってくるが伝わらない。その時、獣人は番だと言っていた。
一人ぼっちの少年が訳も分からず惹かれた獣人は別の国の王様でした。
強く逞しく生きるコ
バとそんな彼を溺愛したい王のお話。
コバと獣人は運命の番。番を知らないコバと彼に焦がれる獣人。
(修正作業中です)
獣人は妊娠可能の世界になっております。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 12:13:35
124739文字
会話率:36%
OL四年目の夏帆はブラック企業で心身をすり減らしながら働く毎日を送っていたが、職場には尊敬する先輩・五十嵐さんがいた。七歳上の五十嵐さんは、いつも毅然としている大人の男性で、夏帆は何度も彼に助けられながら過酷な日々を乗り切っていた。
しか
し親の看病のために長期休暇を取ることになったのをきっかけに、夏帆は自分が心身ともにボロボロになっていることに気づいてしまう。ようやく退職を決意した夏帆は、いつも親身になってくれる五十嵐さんに相談することにした。すると五十嵐さんは黙り込み、じっとりとした目で夏帆を見つめてきたのだ。
「隠してたけど、俺はずっと前から山内さんが好きだったんだ。後輩としてだけじゃない……ずっとずっと好きだった」
ずっと募らせていた片思いが実らなくてキレちゃった先輩ヤンデレと、ブラック企業に追い詰められてる後輩のヤンデレホラー。後味は悪い。虫が苦手な人は注意してください。pixivにも掲載済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 22:05:41
17950文字
会話率:39%
俺――十時リクはある日、マンションの部屋の前で倒れている女の子を見つける。彼女は同じ学校の美少女――夜坂ユメだった。
放っておけずに夜坂の承諾を得て俺の部屋のベッドで休ませていると、夜坂が目を覚まし――突然抱きしめられ、キスをしてしまう。
「……私、サキュバスなんです」
自らの秘密を告白した夜坂。倒れていたのは、サキュバスが生命を維持するのに必要な精気が不足していたから。
しかも、その状態で異性に触れられると発情してしまうらしく……現在進行形で、夜坂は発情していた。
「私がサキュバスだという口止めと……一応、看病しようとしてくれた義理も含めて。それに……私ももう、我慢できそうにありませんから」
以前短編で投稿したもの+続きになります。今のところ四万文字程度まであります。気が向いた時に更新するかもしれないですが期待しないでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 20:38:22
38188文字
会話率:28%
俺――十時リクはある日、マンションの部屋の前で倒れている女の子を見つける。彼女は同じ学校の美少女――夜坂ユメだった。
放っておけずに夜坂の承諾を得て俺の部屋のベッドで休ませていると、夜坂が目を覚まし――突然抱きしめられ、キスをしてしまう。
「……私、サキュバスなんです」
自らの秘密を告白した夜坂。倒れていたのは、サキュバスが生命を維持するのに必要な精気が不足していたから。
しかも、その状態で異性に触れられると発情してしまうらしく……現在進行形で、夜坂は発情していた。
「私がサキュバスだという口止めと……一応、看病しようとしてくれた義理も含めて。それに……私ももう、我慢できそうにありませんから」
初めてR18書きました。優しくしてください。
ブクマと評価を頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
日間 2位感謝!!感想もちゃんも読ませていただいています。ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 20:13:54
18768文字
会話率:24%
「日が沈み始めた秋の夕暮れ、薄暗くなりだした狭い路地裏に私は倒れていたそうです」。
時は明治、雑誌編集者の「旦那さま」に拾われた名前のない主人公は、その屋敷に匿われ、看病を受ける。
そのうちに主人公の奇怪な体質が明らかになりつつも、次第に
二人は心を通わせ、共に暮らすようになった。だが旦那さまの優しさだけでは隠しきれない哀しい予感が、次第に近づいてきていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 19:43:16
9515文字
会話率:51%
溺愛執着攻め×パーティー会場で働く大学生
留学中の紘世は、ある日、アルバイト先のパーティー会場で、具合が悪くなった男性客を看病する。
ルイスと名乗った彼と親しくなり、好意を抱くようになる。
少しずつ距離が近づく二人だったが、留学を終え、
離れ離れになる時に辛くならないように、紘世はルイスへの想いを諦めようとする。
彼と顔を合わせる機会を減らすために、アルバイト先を変えるが、そこへルイスがやってきて――。
ブログや他投稿サイトにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 22:00:00
47576文字
会話率:45%
竜の墓〈輪廻転戦〉
優しく物静かな主人公の虎鉄(15歳)
体から鱗が生える正体不明の病を患う母を看病する最中、負い目から母の凛が自殺を図る。
隣町の商人から〝竜の心臓〟がどんな病も治すという情報を聞き、街の掟を破り母を救う為【立ち入り禁止
区域の火山洞】を目指した虎鉄。秘境に集う竜の存在。人間と竜が刻んだ禁忌の歴史。正体不明の鱗が生える病の謎を解き明かすべく旅をする虎鉄だったが…やっとの思いで仕留めた竜の心臓を持ち帰ろうとした時、視界が真っ白になり透き通る声に導かれる。目が覚めると虎鉄は竜になっていた。病に倒れた母を救えるのかー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 19:12:32
1761文字
会話率:21%
辺境の村の学校で教師をするネリアは、家に帰ると扉の前で腹から血を流している騎士の制服を着た青年を見つけて医者を呼ぶ治療して貰うが、毒に犯されており一歩遅ければ死んでいたと言われる
青年は、ゼルムと名乗った以外何も言わずにネリアに看病された後
回復しネリアに礼を言って去る
そして、その数週間後、帝都から騎士がやっていてよく分からないのに帝都の城の謁見の間で再会したのはゼルムー「賢帝」と言われる若き皇帝アンゼルムでー
目の前で前皇帝の父と皇太子の兄を殺された過去を持つ皇帝アンゼルムとアンゼルムに国を滅ぼされた王国の前国王の娘でありながらも叔父家族から冷遇されて育たメイドとして育たネリアの物語ー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 17:48:11
625文字
会話率:81%
辺境の村で息子と暮らす青年ウィルブアは、家に帰る途中の道で怪我をした美丈夫を家に連れて帰り手当てをするがその青年エルヴァは、この国の第三王子であり騎士団長であると知ったウィルブアはある感情を抑えつつもエルヴァを看病したがそれをきっかけにエル
ヴァに求婚される事になるがー
冷血と言われる第三王子×番を殺したかも知らない王子に求婚される事になる秘密持ち子持ちオメガ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 18:00:00
6403文字
会話率:86%
戸坂久次郎は、自力で食物を消化吸収できない奇病を患っている。十二年も続く治療や延命、栄養剤などによる金銭の出費、看病のストレスでおかしくなった母親はある人形を購入。自分で消化吸収ができないのなら、他人の吐き戻しを食べるしかない。
※十二歳の
中学生が主人公ですが、虐待を助長するつもりは一切ありません。※かなりの異常嗜好(嘔吐、吐瀉物など)なため、苦手な方は絶対に読まないでください。※更新スピードは不定期です。※問題があれば即削除します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 19:56:40
13768文字
会話率:39%
オリビア・スチュアートは26歳。ロスアンゼルス在住でアフダールコーポレーションで働いている。スペイン語のできる彼女は急きょ通訳に抜擢される。CEOはアフダール国のシークでもある アムル・アル・ラフィークだった。彼とは先日のパーティーで顔を合
わせて嫌な感じだったとさえ思ったが、反面彼のとてつもないオーラに心惹かれてもいた。だが、オリビアは極端なネガティブ思考の持ち主で最初から諦めてしまう。そんな彼と一緒にコロンビアに行くことになり躊躇するオリビアだった。アムルもオリビアを見るにつれ彼女に惹きつけられていく。だがオリビアが飼っている猫のアンソニーを人間の男性と思い込み、彼女を距離をおこうとする。オリビアは、コロンビアに行く途中、足首を痛めていたが、初めての通訳の仕事で失敗は出来ないとアムルに黙っていた。だが、帰るころには無理がたたり痛みはピークに達する。彼女を家に送っていくうちにアンソニーが猫とわかりアムルの想いは急激に募り始める。そしてオリビアの看病をするうちに今まで感じたこともない感情が芽生え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 06:26:33
95565文字
会話率:26%
アリシアはスポーツトレーナーの仕事をするためにロスアンゼルスに出てきた。だが面接の当日に通りの横から飛び出して車をぶつけてしまう。相手の車の後部座席に乗っていた男性がけがをしてしまう。その男性はかなり大手のグローバル企業の代表ブライアンで、
意識が戻ると記憶が子供のようになっていた。一方アリシアは面接にも行けずちょうど車の保険を切らしていたため支払いのめども立たない。窮地に立たされていた。気が付いた男性は驚くことにアリシアを見てママと言って慕っている。これを見た祖父のエドワードはアリシアにブライアンの看病を頼んできた。アリシアは事故の責任もあるし仕事やお金の問題もあり引き受けることにする。何よりアリシアはブライアンの事が気になって仕方がない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 15:28:48
59482文字
会話率:24%
「ざけんなっ! あんたに何かあったら……」
「ん? 私が死んだら貴様が国を守ればいい」
「国なんざどうだっていいんだよぉ!」
大粒の涙を溢れさせて怒鳴る少年の顔を見ると、ルミナスは、言い返すのを止めた。
王国の最大戦力であり、一個
旅団にも匹敵すると言われる伝説的女騎士ルミナスは、国王の勅命によりアンデッド討伐へと向かう。
なんとかアンデッドを壊滅させるも力尽きて気を失ったルミナスは、空挺騎士団によって自宅へと運ばれた。
彼女の愛弟子であり、秘かに彼女に恋心を抱く銀髪緑眼、浅黒肌の美少年ジルは、動けない彼女を付きっきりで看病するのだが……
※だいたいがエロシーンですが最後は、ハッピーエンドです。
※短編、伝説の女騎士が~と設定が似ていますが違うお話として書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 09:28:15
11066文字
会話率:34%
世の中に麗しい物語は数あれど、見目麗しくないヒロインの話なぞ語り継がれてはこなかった。
今宵は珍しく平凡極まりない容姿のヒロイン・秋嵐シュウランの物語をポツリポツリとお話しさせていただきましょうか。
秋嵐は貧困層の浮浪児であったが聡明で
律儀。
弱り始めた年老いた医師が自身の看病のために拾って育てた娘。
恩を感じてよく働いて老医師を見送った後に老医師の遺言によって路地裏で長屋をやっているがめついババアの元に家賃はツケでおいてもらえる事になっのでそのままそこに住んでいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 12:00:00
32233文字
会話率:34%
美雲は白猫を拾った。12月28日の夜のことだった。見るからに弱っている白猫を見捨てておけず、愛犬の待つ自宅に連れ帰り、甲斐甲斐しく看病をした。それがまさか、猫獣人だったとは!
とある事件の被害者である猫獣人--仙河織也は、命を助けてくれた
美雲に「借りを返したい」と迫る。だが、美雲は断るばかり。
そして年が明けた1月1日、仙河家から織也を助けた礼にと、高級ホテルの宿泊(2泊3日)をプレゼントされた。その日の夜、美雲は仙河家の粋な計らいでドレスアップし、ホテル内のレストランで織也とディナーを共にした。意外な共通点があると知り、互いに惹かれ合う。
「本気で拒んでくれないと、このまま本当に触るけど……いいの?」
猫獣人のキスにとろけて、舌に翻弄され乱される、そんな姫初め。
※ナイトランタン様公式企画【姫初め2022】参加作品。
※アルファポリスに掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 23:28:26
35061文字
会話率:43%
『鍵のかかった日記(優香の体調不良)』を本編とするスピンオフです。
莉緒の元カレ、立川に思いを寄せ、新しい彼女となった恵理菜の物語。
※浣腸の描写があります。
『鍵のかかった日記』は、体調不良や医療行為の恥ずかしさをテーマにしているため、
治療目的ではない浣腸を描くエピソードを、こちらで別の作品として公開します。
episode 1「執着」冒頭の登場人物紹介をご一読いただければ、『鍵のかかった日記』を読まなくても、こちらの物語の理解に差し障りはありませんが、登場人物と背景をより理解していただくには、『鍵のかかった日記』の以下のエピソードを中心にご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n3091fk/
・52話「保健室(2)衝撃」
・59話「保健室(9)告白」
・60話「遭遇」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 18:00:00
45867文字
会話率:34%
「そうそう、おまえの名前が決まったそうよ、ルルという素敵な名前なの、きっとおまえの魅力的な顔をイメージしながら真剣に考えて下さったのよ。
どこの誰かは知らないけれどおまえにぴったりの可愛い名前を付けて下さったお方に感謝しなきゃ駄目よ。」
「
……?」
「ついでに教えておいてあげる、おまえの命名をして下さったその方が、おまえが牝犬に生まれ変わった姿を見てみたいとおっしゃって3ヶ月先にここにお見えになるらしいよ。その時は従順な3歳の牝犬ルルに成長したおまえの可愛い牝犬姿をそのお方にご披露するのよ。きっとお喜びになっていただけると思うわ。」
涼子はルルと云う名前を聞いて驚いた、それは涼子が子供の時に飼っていた愛犬の名前である。その名前を知っているのは両親がなくなってから一時預けられたことがある叔父の家族だけである。預けられた当時は優しい叔父と叔母に可愛がられて幸せな毎日だった。しかし、病弱だった叔母が亡くなり、叔父は寂しさを紛らわせる為に気が狂ったように酒に溺れる生活を送るようになった。そんな時、叔父は後妻を娶ったのであった。
涼子と同い年の娘を連れて乗り込んできた後妻は、涼子に辛く当たった。娘も母親に輪をかけたように涼子に意地悪をした。涼子の唯一の味方であった愛犬のルルを涼子の目の前で殴り殺したのも、その娘である。
いくら辛く当たられても体調を崩した叔父の看病の為にと耐えてはいたがその様子を見るに見かねた叔父に諭されて誰もいない実家に戻った。
そこには両親の残してくれた幾らかの財産があった、涼子はその家で今まで一人で生きてきたのである。その後、叔父が亡くなったと噂で聞いたが涼子には何の連絡もなかった。
たった一度だけ、お金を都合して欲しいと後妻の女が訪ねてきたが、きっぱりと断った。きっと、あの母娘がお金に困って私を売ったのに違いないと涼子は確信した。
憎しみだけが涼子の心を支配していたが拉致される瞬間に街灯の下で佇む恋人の姿が瞼の裏に残って消えなかった、真人さんは無事だったのだろうか、恋人の安否も気がかりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 22:27:57
108744文字
会話率:41%