政府公認の外道専門殺し屋組織・ロベリアの一員である狗牙零児はある任務の帰りに謎の男から襲撃を受け、心臓を抜き取られてしまう。
死んだかと思われた零児だったが、目覚めるはずのない意識を取り戻すと、そこは自分の知る東京ではなく、人ならざる
もの・悪魔が跋扈する別世界線の東京だった。
消えた組織、蔓延る悪魔、亀裂だらけの心臓と…混乱する零児は行く先もなく彷徨い、そして悪魔に喰い殺されそうになるが…
本作はグロテスク、センシティブ、反社会の表現があります。閲覧の際はご了承ください。
また後日、一章ごとに更新していくご予定です。遅くなりますが、首を長くして待っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 23:09:59
49120文字
会話率:38%
私の名前はエミル・ステアレス。皇都に居を構える公爵家の三男だ。今年13歳になり、兄上や姉上の通っている学園に入学することになっていた。なっていた、というのは実のところ入学する直前に家を出てしまったため入学することは叶わなかったんだ。
それは何故かというと入学の定員枠がいっぱいになったからというんだ。おかしいな、私の成績であれば仮に下のほうであってもあぶれるということはないと思うのだが…。
しかし現実はこうなっている以上、公爵家の恥さらしである事実は変わらない。私は家を出て、平民として生きて行こうと決断したのだ。
それに、外の世界に憧れがなかったかというとそうでもないので、少し楽しみでもある。
…エミルがこのような考えを抱いて動いている時、国は、公爵家は、その家族は、知人は、それぞれ混迷の中で大変なことになっていたことに、彼は知る由もなかったのだった。
to be continue…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 23:00:00
35909文字
会話率:47%
ゲイバー『マテリアル・ムーン』のママをしている兄を持つ沢村朋弘は、憧れていた若杉部長と相思相愛の仲となったのだが、キスから進展がない。「さて、どうしたものか」と思っていたところ、若杉さんが心臓発作を起こし、突然、別れを切り出してきた。怒り、
戸惑う朋弘は、とうとう若杉さんを押し倒してしまう。後悔と自己嫌悪にさいなまれる朋弘は、ある決断をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 15:06:42
39257文字
会話率:48%
前世。番をさがし続けた"俺"が見つけたのは、愛する家族に見守られ、今際の際の番。
共に生きようと、半ば強引に行った「魂分け」さえ拒否されて、"俺"は取り残された。
ショックで魔力暴走した"俺
"は、愛しい「運命の番」の魔力の残り香に気づく。あの人の愛する「曾孫」を魔力暴走から護るため、俺は、自身の心臓を凍らせた。
そして、死んだ筈の"俺"の前に現れた「神」の提案で、俺は、「神」の娘の創った世界を護る手伝いをしながら、生まれ変わった愛しい「運命の番」を探す。
そして、数千年。やっと見つけた「あの人」は、麗しい銀色の魔力を纏う麗しの狐の獣人として生まれていたーーーー。
愛しい人!どうか今世こそ、我が伴侶に!!
探し求めた「運命」に、「生まれる前から」側に居られるーーーー幸せな赤子時代。
しかし、裏を返せば自分が生まれた時には、相手は既に大人なのである。
早婚の多い獣人社会。3周り以上の年の差は、既に「孫とじぃじ?!」そんな馬鹿な!!俺達は「運命」だ!!あなたもわかっているだろう?!
一途な竜人のおもいは、愛しい伴侶に届くのか?!はじめはほのぼの、後にえちえち?かもしれない……一途な竜人×自称"保護者(本人的には"じぃじ")"な麗しの銀色狐獣人の、年の差BL。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 16:10:55
41149文字
会話率:35%
ペナー家の長女セイディの婚姻を打ち消してくれたのは、私兵団の副団長を務めるエルフであるエズヴァルト・ケアという男だった。
やせっぽちで、背は高くて。豊満である事が良しとされていたこの時代に彼女を快く迎えてくれる男はいなかったものの、いざ会っ
た事もない魔法使いに婚姻を申し込まれると彼女は混乱した。夜半に頭を冷やそうと家から抜け出したのが運の尽きか、幸運の始まりか。セイディはエズヴァルトに婚姻を打ち消しましょう、と純潔を奪われてしまう。とんとん拍子に挙式まで至ったが、彼女はどうして彼が自分を好きなのかわからないままだった。それでも心優しいエズヴァルトに彼女は心を許していった。好きにはなれないが幸福な日々を送っていたある日、実はエズヴァルトはエルフの王子でありながらも呪われていたのだ。そして、その呪いを解くのには純潔の花嫁の心臓が必要だったと知る。そんな理由で、とセイディは彼に激怒したが、次第に彼の呪いという無理矢理に背負わされた運命に負けずに前に進んでいく力に惹かれていく。またエズヴァルトも彼女を自分の運命に巻き込んでしまった事を悔いつつも彼女の為にも呪いを解こうと努力していく話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 13:57:36
69604文字
会話率:44%
素粒子……悪の結社サマーロードアゲインにより殺害され、それを悲運ととった父・素紙子により改造された改造人間。改造手術の影響で怒りで右腕の皮膚が鉄のような色になる事をコンプレックスに思っていて、右手を手袋で隠している。自分のことを「海洋の子」
と思っている。えぐい。
クォーク……自殺した素粒子の恋人を素体としてサマーロードアゲインが改造し獣のような特徴を持つ改造獣人となった男。雌雄同体。素粒子が目覚めるまでの十年間をたった一人で傍にいてまもりつづけた。
火花の世界……心臓折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 13:02:10
5374文字
会話率:61%
身長180cm。高身長ではあるがメタボ体形のオタク「渡辺健三」は、日ごろの不摂生がたたりオナニー中に心臓発作を起こしてこの世に別れを告げる。
その時脳裏をかすめたのは「死ぬ前に童貞を卒業したかった、それが無理でもせめて女の子とエロい事をした
かった」という後悔。
それが影響したのかどうかは分からないが、異世界転生で健三はオークに転生する。何も分からない世界で初めて会った人間はナタリア・ミランという魔術師、すったもんだの末、何とか敵意が無いと納得してもらった後、オークとして生きて行く方法が全く思いつかない健三にナタリアはある交渉を持ち掛けてくる。
「良かったら私の従魔にならないか?」
奴隷契約同然と聞いて怯む健三だったが、ある条件を聞いて彼女の従魔になる事を決意する。
女性マスター「ナタリア」と、その従魔になった転生オーク「ケンゾー」を中心としたエロコメディです。
※日間、週間、月間、四半期、各ランキングで一位を達成!
※5月21日、ブックマーク5000件、☆評価10000Pt、総合評価20000Pt到達。
※5月28日、100万Pv到達。
※9月10日、総合評価30000pt到達、応援ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 00:00:00
212972文字
会話率:36%
【日間総合96位 日間短編15位作品】
どうやらこのサキュバス、どうしようもないおバカさんみたいです。
キスは口にするものであって、首にするものではありません。
そんなことも知らないのですね。ププ。
「うふふ、こういうことは初めて? お姉
さんが気持ちいいところ探してあげるからねえ?」
「んぅ……んひゅ……!」
舌が首から顔へと登り、耳をなぞります。
あ、あれ? なんだか……おかしいです……。
「こんなことしても、くすぐったいだけ……」
「“くすぐったい”は、“気持ちいい”が強すぎるだけなのよぉ。元勇者ちゃんには、優しいぐらいがちょうどいいぐらいかしらぁ?」
「んぅ……! どうして……それを……っ!」
「あむっ……んっ! 戦争なのよぉ? 偵察ぐらい当然でしょう? チュッ!」
触れるか触れないかでチロチロと耳元をくすぐられながら、シャツ越しに胸を揉まれます。
「あら、それなりに大きいじゃない。うふふ、勇者ちゃん? おっぱい揉み揉みされるのと、お耳ペロペロされるのどっちが気持ちいい?」
「こ、こんなものが気持ちいいはず……ないっ……!」
耳とおっぱいが、熱いです。
触られてるとこじゃなくて、その少し奥の身体の中が。
なにか、変な魔法でも使われているのでしょうか?
心臓がドキドキし始めました。
「あらあ? 乳首も触って欲しいのぉ?」
「やんっ!」
「服に浮くぐらい乳首勃たせて、気持ちよくないわけないでしょう? ほらほら、正直に答えないといじめちゃうわよぉ?」
「んぐっ……。ふ……んんう……」
おっぱいの先がつねられるたびに、声が出てしまいます。
お腹の奥がキュゥっとして、身体が自然と震えます。
耳、というか頭の中がすごく熱いです。
相手は人類の敵なのに。
しかも、女同士で……。
こんなの、ダメです……。
(本文より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 12:04:11
12257文字
会話率:34%
アルテリア・ローズベルト10歳。
7歳の時に前世を夢で見て思い出す。
前世では城戸優里25歳。日本という国で生まれ育ったが転生してた。
10歳の誕生日に魔力属性をし、チートスキル持ちと判明。
その後王家主催のお茶会に参加すると双子王子が近い
!
趣味に夢中なので、ご遠慮お願い致します。
※処女作です。
心臓は蚤の様に小さく豆腐の精神を持っています。
皆様心優しく見守って下さい。宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 21:38:23
3592文字
会話率:3%
親友のリオトは誰もが振り返るイケメンだ。真面目な性格のため告白されれば付き合うが、表情筋が死んでいるせいで長続きしない。
そんなリオトが好きなカイだったが、親友ポジをキープして己の気持ちは墓まで持っていくつもりでいた。しかし女子の餌食に
なり続けるリオトに腹がたったカイはついに「俺とも付き合えるのかよ」と告白してしまう。
断られるだろうと覚悟したカイの心とは裏腹に、リオトの返事は快諾だった。
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幼馴染大学生二人がちょっとすれ違いしつつイチャイチャしてる話です。ラブコメ風味。シリアスではないのでさくっと読めるはず。
※ 好きな人は独占したいと気づいた超絶イケメン(莉央人) ✕ 面倒見がいい恋愛奥手(櫂)
※ 誤字報告ありがとうございます(いつもすみません)。
※ 2023/4/15 タイトル表記を少し変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 16:36:56
19509文字
会話率:32%
一人暮らしを始めた大学生・リュウには最近、悩みがあった。アパートの隣室から、不気味な音や異臭がするのだ。意を決して隣室を訪ねると、その部屋は植物に覆われていて、ベッドでは人が死んでいてーー!?
「僕はおまえを守ってやってる。おまえは僕のも
のだ」
祖父の友人だったという美しい精霊に心臓を握られてしまったリュウ。精霊たちがリュウを襲うのには、何か理由があるらしく……ほのぼの日常ファンタジー(?)
植物の声が聴こえる真面目な大学生(温厚年下巻き込まれ攻め)×超絶美人な森の精霊のお兄さん(執着我儘長命受け)がずっとイチャイチャしてる話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 20:36:56
27127文字
会話率:50%
戦女神と呼ばれる一人の乙女がいる。
槍を振るえば神速にして敵の心臓を貫き、剣を持てば相手も気づかぬうちに首を落とす。
指揮を振るえば劣勢が一刻の間にも覆される。
戦女神は決して堕ちない――戦場では。
メインヒロイン1人+サブヒロイン2人
。イメージイラストあり(AI作成)
短期完結の中編予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 20:00:00
28095文字
会話率:35%
※作品タイトル変更しました。
今日もいつもと変わらない日常を過ごすと思っていた女子高生の七海は、突然水溜まりの中に〝落ちてしまった〟。たどり着いた先はなんと異世界。そして婚約者を名乗るイケメンが登場するが、彼の背後には数年前に行方不明にな
った七海の父の存在があるようだった。
そして、異世界に転移した七海は不思議な力を無意識のうちに使っていた。のちにそれが“魔法”だったと分かるのだが、どうにも上手くその魔法の力を使いこなす事ができない七海は、数々のトラブルに巻き込まれる。
そして女性が希少な存在となっているこの世界で、七海は無自覚に出会う人間を次々と惹きつけていく。
ーーーそれは、魔法かそれとも天然か?
恋を知らない七海が心を、そして身体を許す日はいつになるのか。
婚約者候補たちは七海の無自覚な可愛さに心臓を鷲掴みにされる日々。
※R18は第三章からです。ソフトめです。今のところ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 10:00:00
221341文字
会話率:43%
イタリアのドイツ大使館に勤務することになった武官のフランツは、久しぶりに幼い頃育ったミラノを訪ねる。幼馴染みだったパウロに会いに来たのだが、パウロはゲイポルノ俳優兼監督となっていた。パウロはフランツに会えたことをとても喜ぶが、何かに困ってい
るようだった。フランツが強引に聞き出すと、ゲイポルノ映画の撮影をしなければならないのだが、肝心の相手役が来ないという。しかもその映画はマフィアのドンの誕生日プレゼント用に依頼されたもので、出来なければパウロの命が危ない。フランツは大切なパウロを救うため、パウロの相手役として撮影に臨む……
甘い言葉で相手を翻弄させるミステリアスなパウロと生真面目で健気で頑固なフランツ。ゲイポルノ監督兼俳優のイタリア男×軍人のドイツ男のBL小説です。
ヨーロッパにおける迷言集で、
イタリア人はドイツ人を尊敬しているけれど、好きじゃない
ドイツ人はイタリア人が好きだけれど、尊敬していない
という言葉にもあるような伊×独萌えで書いてみました。再びこちらのサイトで投稿を開始します。アルファポリス、fujossy、エブリスタにも掲載。
※3/4、タイトル名を長くしてみました。
※新たに「chapter8 エンディング」を書いていきます。
※kindleへ移行するので1月末で全編公開を終了させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 19:06:04
72733文字
会話率:47%
《序章》·········· ·········· ·········· ·········· ·········· ···53
真っ白なカーテンから溢れてくる朝日に反応して重い瞼をゆっくり開ける。
嗚呼、やっぱりここだ、夢じゃない。
見慣れてきた真っ白な天井。
適度な空調を保つ為の静かなファンの音だけが響いている。
毎日取り替えられる張りのある真っ白なシーツにくるまり、袖口の無い真っ白な服も着慣れてきた。毎朝起こしに来て私の身の回りの世話をする女性を自分の心臓の鼓動を数えながら待つ。
まさしく、至れり尽くせり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 00:00:00
132293文字
会話率:49%
「離縁致しましょう」
私の幸せな世界は、妻の言い放ったたった一言で、凍りついたのを感じた──。
最愛の妻から離縁を突きつけられ、最終的に無事に回避することが出来た、英雄の独白。
※他サイトに掲載していた作品に、R18描写を加筆し
たものになります。
単体でも読めると思いますが、
①【私の愛しい娘が、自分は悪役令嬢だと言っております。私の呪詛を恋敵に使って断罪されるらしいのですが、同じ失敗を犯すつもりはございませんよ?】
母主人公
②【私は、お母様の能力を使って人の恋路を邪魔する悪役令嬢のようです。けれども断罪回避を目指すので、ヒーローに近付くつもりは微塵もございませんよ?】
娘主人公
を先にお読み頂くと世界観に理解が深まるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 12:27:56
11093文字
会話率:30%
人類が地球を離れ、太陽系全土に移民した時代。
宇宙船乗りのサクヤは10年乗った愛機フェザーの心臓部を、たまたま拾った『感情を持ったしゃべる武装船』に載せ換える。
するとその船は自らフェザーを名乗り、サクヤに強い執着を見せるようになり……。
感情を持った機械が愛を知らない男に恋をして、それはやがて太陽系全土を巻き込む騒動を巻き起こしていく。
豪快おっさん?ヤンデレAI×男前おっさんのハードボイルドSF風ボーイズラブ!
※当作品は突然のエロシーンや、機械姦、異物挿入などマニアックな要素や、戦闘描写など残酷な描写を含みます
特に注意書きは致しませんので、ご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 13:13:18
175023文字
会話率:41%
毒の一族として生まれたポワゾンは身体の中で猛毒が作られ、その体液に触れた者を死に至らしめる能力と、他者を惹き寄せる妖艶な美貌を持っていた。
毒の体質のせいで誰にも触れることができず、周囲からは畏怖の目で見られて育ったポワゾンは、孤独を抱えて
生きていた。
そんなポワゾンの能力に目を付けたライラ国王は、猛毒を武器として、また性的な愛玩物としてポワゾンを傍に置き、歪んだ執着を向け溺愛する。
悪魔と契約し魔力を持つライラ王の支配によって、ポワゾンは国外に逃げることもできず、夜毎ポワゾンの体液を摂取する王には毒の抗体ができつつあり、毒殺も叶わない状況にあった。
夜伽を強いられ、拒絶すれば罪もない兵を見せしめに毒殺されるポワゾン。自由になるためには、ライラ王が死ぬのを待つしかない状態だった。
「森の奥には獰猛な獣が住んでいる」
そんな言い伝えを聞いたポワゾンは森に入るが、そこで出会ったのは浄化と不老不死の力を持つ一角獣の青年・コムだった。獰猛とは真逆の純情でうぶなコムに、庇護欲を掻き立てられるポワゾン。
ポワゾンは生まれて初めて愛することを知り、求められる喜びを知る。
一方、寿命が残り少ないライラ王は、不老不死を得るため一角獣の捕獲を企てていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 19:00:00
34539文字
会話率:32%
その患者を診たとき、酷く心がざわついた。
いまにも壊れてしまいそうだったから。
精神科医だからそんな患者は見慣れている。
なのに、その患者に対して酷く心がざわついたのだ。
医者になって十年。
患者を前に緊張するなんて、駆け出しの頃
以来。
彼の名前を呼ぶ声が、震えてしまいそうで怖かった。
ばくばく早い心臓の鼓動が聞こえてないか心配になってくる。
診療を終え、彼の次の予約を確認すると、うきうきとしてしまった自分を否定する。
……患者にそんな感情を抱いてはいけない。
しかし、彼は次の診察日に来なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 23:39:26
7822文字
会話率:30%
侯爵家の令嬢であるソフィアは稀代の美貌をもつ、王国一の秀才令嬢と評判。
しかしその実態は、社交嫌いで卑屈な人見知り。好きなことは、ひたすら読書。おまけに猫背。端的に言って『残念な美女』だ。
そんな彼女がタイトルのとおり、因縁のある魔法使い
に目を付けられておかしな身体にされてしまい、てんやわんやするお話です。
主人公:ソフィア・ハートフォード(20歳)
侯爵家の令嬢。
一度読んだ書物の内容は記憶から消えない秀才。
王城で翻訳のお仕事をしている。
知的好奇心が高じて、18歳の時に魔法使いの心臓を狙い、呪われた。
その時に兄のオリバー・ハートフォードと身体が入れ替わり、男女逆転の生活を余儀なくされた経験がある。アーノルドとはその時の同僚。
賢いチキン野郎。
常に傷付くことを恐れて逃げることばかり考えている。
恋愛経験皆無。耳年増。
相手役:アーノルド・ルーズベルト(23歳)
男爵家の一人息子。
父親はうだつが上がらないが本人は優秀。
野心強め。
ソフィアの兄であるオリバーとは、剣術修行をしていた子ども時代からの友人。
ソフィアが呪われていた時は、いろいろサポートしていた。そして今回も…。
女タラシ歴ありで経験豊富。
いつも穏やかで余裕ぶっていたが、本気になればなるほどヤンデレかつクズメンである本性が浮上してしまって取り返しがつかない。
*****
えろ多めのコメディで計画中。
じれじれの末の甘きゅんが好物なので自分もそんなお話を書けるよう目指してます。
Rシーンには★を、ゆるいちゃシーンには☆をタイトルに付けていきます。
週に一回くらいの投稿ペースの予定です。
*****
前回書いた
「とりかえばやのかやのそと〜婚約者兄妹に溺愛されてますが百合も三角関係もお断りです〜」
の主人公たちの妹のその後を描いたスピンオフ作品となっています。
このお話だけで単独でも楽しめる作品を目指しておりますが
もしご興味が湧きましたら前作もご賞味ください╰(*´︶`*)╯
https://novel18.syosetu.com/n9415hm/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 00:04:40
127515文字
会話率:33%