銀河系地球から遠く離れた宇宙の彼方に神火巨星を中心とする九つの星の星団が九色の珠がウエーブ状のチューブの中に繋がったように輝いて存在していた。
美しい外観とは裏腹に九つの各星球内では醜い戦争が長期に渡り繰りひろげられ、農作物を耕作しても収穫
時になると略奪され、家屋が焼かれ、戦の度に支配者が変わり、敗れた国の民は財産を失い、奴隷に貶められ、女は犯され、法も秩序もない荒(すさ)んだ世界が広がっていた。
国も民も疲癭し、戦乱の世を鎮める手立ては無く貧困が蔓延し、今日の食糧すら事欠く状態の中で、生きる術も希望も無くし人間としての尊厳を無くした状態に有った。
そのような世相の中にあって民衆の中で病を治し、心の支えに成って来た神女達が何時も口にしていた「999年の9月9日の日に、天から救世主の皇神(すめかみ)が現れ乱れた世を直す」と言っていた言葉にすがる様になっていた。
そうした背景の中で、運命の9月9日の日が訪れ予言された通りの現象が起こり、空飛ぶ乗り物が飛来した。飛来した男は自らの過去を失い、自らに課せられた目的も、使命も分からないまま、第一星の紫の星の星民が待ち受ける前に姿を現すが、其処には 紫と称する宇宙から遣わされた女性が眠っていた。二人して混乱の渦中にある、九つの星を統一し、新たな仕組みの平和の世界に導いて行くことに成ったが、戦争に明け暮れ、疲癭し地獄を見た人達にとっては、天から下された 皇神(すめかみ)が導く新しい世界に改める改革や新しい社会システムや法に異をとなえる者など無く従ったので忽ちのうちに戦乱の無い平和な社会が訪れたが、神女が伝え残した神話には更なる予言として 再び元の戦乱の社会に戻らぬよう皇神の離星後の新しい九星社会の維持の為の手段として、皇神の御胤の皇子を象徴皇王として権限を持たないが鼎(かなめ)として残すよう語り継がれていた。
この神話に基づき九つの星で皇子を儲けるための様々な神秘のベールに包まれた女人との出会いを、第一章紫の星から第九章天色(あまいろ)の星ごとに
優麗な女賓との不思議の世界の中での交わりを寝物語に綴った物語です。
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最終更新:2021-08-19 14:24:41
51420文字
会話率:7%
高校1年生神木瑞樹は、一族に加護を授ける樹精に、生贄として捧げられてしまった。所構わず精を捧げるため淫らな行為を強いられる。そんな瑞樹の心の支えは生贄の管理を担う少年だった。
現代伝奇もののつもりです。知識等は割と適当かもしれませんがよ
ろしくお願いします。
また、痛い描写や無理矢理な行為が出てきます。苦手な方は注意をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 22:55:46
19512文字
会話率:43%
双子の兄妹であるヴィクトルとヴィオラ。
双子は忌み嫌われ、嫡男であり次期国王として表に立つ兄ヴィクトルと、誰からも嫌われ神殿で幽閉されるヴィオラ。
寂しい思いばかりしていたヴィオラだったけれど、いつも内緒で会いに来てくれるヴィクトルだけが
心の支えだった。
しかし互いが成長し、ヴィクトルが妻を娶ってから事態は一変した。
兄を不幸にすると言われ、ヴィクトルから離れることを望むヴィオラに対しヴィクトルは妹の願いを拒む。
挙句に彼女を拘束し、強引に身体の関係を持った。
禁忌であることを知りながらも愛される喜びに抵抗できないヴィオラだったが、彼女に天罰が下り、不慮の死を迎えた。
そうしてヴィオラであった時の記憶を持ちながら、新たな命で生まれ変わる。
しかし愛する妹を失ったヴィクトルもまた、彼女を追いかけるようにして生まれ変わっていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 20:00:00
111833文字
会話率:24%
幸也は、中学2年の時に交通事故で両親を失くして以来、姉と二人暮し。心の支えになったのは、姉の恋人である俊成。いつしか淡い恋を抱き始めるが、最初から叶わない恋だった。
その恋を手放そうとした時、俊成の弟である達人が現れて···。
達人の誘惑に
抗えず、心も身体も翻弄されていく。
※各話1回、R18表現が入る予定(微R18も含む)でしたが、無理でした。すみませんm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 20:00:00
40056文字
会話率:37%
<このあらすじはネタバレを含みます>
22世紀の日本。天涯孤独となった航(わたる)は、誕生日プレゼントとしてやってきたヒューマノイドの樹(いつき)と共に暮らすことになる。本来、樹は性的奉仕が主目的のヒューマノイドだが、容姿端麗である樹をモデ
ルに絵を描くことに航は傾倒し、樹も胸に苦悩を秘めつつ一途に支えていく。しかし、その苦悩などが原因となり、樹は稼働停止。その後、再起動したものの、樹の寿命は残り僅かである可能性が高いことが判明した。"2人一緒に日々過ごす"という、ありふれた日常を夢みて航は画策し、制約された日々の中、1日だけの幸せな日を心の支えに過ごし続ける。
※他BL小説サイトにも掲載しています。
※某コンテスト応募作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 23:00:00
66088文字
会話率:41%
幸せになれると思っていたのに、どうしてこうなってしまったのか。
不器用な夫と結婚して男爵夫人となったシェリー。
彼と添い遂げようと決めたはずなのに、ある日突然、夫は家から出ていってしまった。
彼は愛人を作っていると噂を聞いたシェリーは打ち
のめされる。屋敷の使用人は固く口を閉ざし、家族も頼れない。
疲れて眠れぬ日々の中で、商人のカイムがシェリーの心の支えだった。
結婚して二度目の誕生日。
シェリーは夫を待っていたが、彼は帰ってこなくやってきたのはカイムだった。
疲れはてたシェリーは優しい彼の態度に心を許して一線を越えてしまい──
「あなたを許さない。おれたちのいない人生で、幸せになんかさせてやるものか」歪な執愛に囚われた男爵夫人の末路とは──?
※NTRを書きたくて書いた習作です。
※「丁寧語を使うマメなクズヒーロー」という作者の性癖が混じった話です。タグにご注意ください。
※貴族の男は愛人や娼婦を囲うのが当たり前。女もこっそり不倫するような国のお話です。
※予告なくR描写が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 15:24:23
53355文字
会話率:25%
俺、古市拓篤は大学受験に失敗し浪人の道を歩むことになってしまい落ち込んでいた。そんな彼の唯一の心の支えは、塾の帰り道に咲き乱れる桜を見ることだった。そんなある夜、月明かりに照らされた桜の木の下で一人の露出狂と出会う。よく見ると、めっちゃ可
愛い子が露出してるからもうびっくり。今まで真面目に生きてきたけどこんな可愛い変態に出会えたんなら好きになるしかないでしょう。可愛い子と野外露出を極めたい系ラブコメデゐ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 02:11:32
3267文字
会話率:46%
アナベルとバートは政略結婚で、お手本のような冷たい夫婦生活を送っていた。諦めながらも可愛い息子を心の支えにして、侯爵家を立て直すアナベル。しかしある日、バートが媚薬を盛られて……。
最終更新:2020-04-10 22:40:43
10485文字
会話率:62%
20歳になった巨乳アイドル「愛沢七音(ななね)」は、マネージャーとともに新しいプロダクションに移籍し、心機一転、活動を始めることになった。しかしそれは、プロダクション社長の謀略による恥辱アイドルへの道だった。異物によるロストバージン、水泳大
会での生乳公開、コマーシャル撮影での媚薬オナニー、ステージでのアナル破花、そしてグラビア撮影での脱糞……。絡みつく罠の中で、信頼するマネージャーを心の支えに、七音はオトナへの道を少しずつ歩んでいった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 01:25:04
133730文字
会話率:42%
2/11、完結しました。
「わたし――、もしかして別の世界から来たのかしら……?」
百合耐性を一切持たない兎浪リナはいつからか、ガン撲滅目的で建国されたJKのJKによるJKだけの永世百合国家『J.K.』に住む自分の存在に強烈な違和を感じ
ていた。ゆりんゆりんな環境に馴染めない上に風紀委員としてレズ行為を取り締まる(レズ行為は螺旋ガンのもとなので)義務を負っていたリナは、ますます周囲との疎外感を強めていく。唯一の理解者にして心の支えは、後輩であり図書委員の"マチ"こと伊井時須だけだった。
そんなあるとき、JDを自称する謎の美女、サリンジャーが襲来。J.K.はサリンジャーの圧倒的なレズちからによってレズランド『L.U.L.』に作り変えられていき――!?
ナンセンスパルプポルノです。
全4Stage+α。重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 00:00:00
345055文字
会話率:59%
幼い頃に父と母を失い、裕福な伯父夫婦の養女として暮らすユウナにはやさしい思い出があった。歌の好きな彼女をヒバリさんと呼んで可愛がってくれる母親と、そんな母への愛情を隠すことのなかった父親。三人で過ごした幸せな日々の思い出が、ユウナの心の支え
だった。
ある日、都で英雄として名高いロウ将軍の若君様が、伯父夫婦の屋敷に滞在することになった。炊事場からユウナを呼び出した伯母は、あかぎれだらけの手と、痩せぎすの身体の彼女に綺麗な服を着せて、若君様にお仕えするよう命じた。
不幸な身の上の女の子が、救い出され、溺愛されて、幸せになるお話。ほぼほぼ、ふわふわ甘く愛されているだけのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 14:46:33
35152文字
会話率:32%
孤独な仁木葉司は、同級生の快活な少年・小山田優に片思いをした。
過去の傷痕に孤独に苦しみ続ける、17歳の葉司にとっては、優の明るい笑顔は、密かな憧れ、心の支えだった。
だけど、ある日突然、優から声をかけられて――
明るい優等生の優 × 過去
を持つクール眼鏡の葉司の、青春の一途で一生懸命なピュアラブ。
葉司と、いとこの瑠奈の、暗い秘密。
明るく優等生だと思っていた優の隠された想い。
交錯して、孤独な心が触れ合い、そして変化が訪れる。
愛しくて、切なくて、時に臆病になりながら、ただ大切に愛することを追いかけていくストーリー。
純愛の、耽美で美しい世界へどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 21:31:08
154422文字
会話率:43%
あらすじ
新暦1999年、「それ」は、突如としてこの世界に現れた……。
突如、異世界から現れた魔王は、配下の魔物を率いて世界を侵略、瞬く間に支配の手を広げていった。魔王や魔物が行使する未知の力「魔法」に帯する対抗手段を持たない人類は一方
的に蹂躙され、核を含むあらゆる近代兵器を思いつく限り使用したにもかかわらず、わずか半年で地球の半分は魔物が跋扈する魔境へと姿を変えてしまう。
人類の生存権が地球の1/3にまで縮小され、皆が希望を失いかけたとき、魔法の力をその身に宿した可憐な少女たちが、夕刊にも魔王軍に立ち向かい、次次とこれを撃破していった。そして、言葉にするのもはばかられるような苛烈な戦いの末、彼女たちは見事魔王を打ち倒し、世界は魔物と人類がにらみ合う冷戦状態となった。
それから30余年の月日が流れたが、未だに世界の1/3は魔物に支配されたままで有り、人類はその影におびえて暮らさなければならなかった。南海の孤島に建国された魔法少女たちの国である「サイバルキア共和国」の実質的な支配者にして、世界唯一の魔法使い養成学校である「魔法学園」の理事長番匠聡子は、学園の中でも突出した才能を持つ少女たちによる特務部隊「魔法少女隊特務師団」を結成し、破竹の勢いで魔物たちの残党を駆逐していった。少女たちはその美しい容姿も相まって、希望を失った人々の心の支えになっていった。そして、世界は少しずつ復興へ向けて歩みを進めていったのだった。
しかし、人々は知らない。強大な力を持ってしまった少女たちの心のゆがみともいうべき変化を。青春まっただ中の少女たちが抱える苦悩を。
これは、力故に愛を失った少女たちが、愛を見つけるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-24 00:00:00
61198文字
会話率:55%
貧乏暮らしの中、俺は自分だけの神様を信仰していた。我ながら滑稽だったが、心の支えとして大事な存在だった。そしてその神様が実際に目の前に現れた。しかしその神様は、ケツからイモをひねり出すのだった――
最終更新:2018-08-20 16:37:29
9702文字
会話率:52%
社長令嬢の漆野真雪(うるしのまゆき)は大学を卒業して間もない22歳。いずれは役員に名を連ねることが決まっているものの、まずは社会経験を積むために父の会社でOL生活を送っている。 普通の社員として仕事をしたいのに、周囲に気を遣われ腫れ物に触る
ように扱われる毎日。そんな真雪の心の支えは、父の秘書として仕える立原颯一郎(たちはらそういちろう)の存在だった。真雪より8つ年上の颯一郎は、頭脳明晰な切れ者と評判の男。でもそのクールな表情の裏で、真雪を混乱させるセクシャルな秘密を抱えていて・・・。
☆全20話です。1話目のみ、ヒロインの高校時代の日記形式になっています。※「アルファポリス」様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-30 16:00:00
75611文字
会話率:37%
侑太は生まれつきの心臓病のため、高校生の今日まで病室で過ごしてきた。
両親は忙しく、妹は幼い。
孤独を感じていた時に両親が連れてきた一人の青年ナツ。
その日からナツは病室に一緒に住んでくれて、
身の回りの世話をしてくれて、心の支えになっ
てくれた。
ある日、別の病室の友人がナツはアンドロイドだという。
少しづつナツに恋心を抱き始めていた侑太は、
病気のせいで長く生きられないと思い、
ナツに恋人と幸せになって欲しいと頼む。
そんな侑太の告白に、ナツは自分の正体を明かした。
★_______________________________★
「ちるちるBL小説アワード 第1回 お題 アンドロイド」
投稿作品を登場人物の名前、設定を少し変えて書き直しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-09 16:41:34
10163文字
会話率:24%
懐かしい地に帰ってきた。
あの頃の切ない想い出と共に……
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先生と元教え子のお話
とある企画向けに書いていたお話でしたが、どうにも基準を満たせそうになかったのでそのまま短編としてあげました。
時間が出来たらもう少し加筆して仕上げたいです。
※2016/2/2 微妙に加筆
※2016/4/6 微妙に加筆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-21 12:00:00
5281文字
会話率:75%
心臓外科医の奥田近衛は、自身が担当する患者、芦屋夏樹から衝撃的な告白を聞いた。
「実は俺、ゲイなんです」
両親からの愛情を得られず、孤独な闘病を続ける芦屋の心の支えは同性の恋人だった。身体を重ねることでしか愛情を確かめられない芦屋。しかし、
それは病身の彼にとっては命を削る行為に近かった……。
「【本編】ありのままの君でいて」を補完する番外編。「長い夜(3)」にちらりと出てきたしょうもない母親を持つ少年夏樹くんのお話です。近衛視点です。
※過激な描写はありませんが、切ないお話なので、お気をつけください
※医療事情についてもフィクションです
※本編の「聖夜の暗闇(2)」の冒頭直後から話が始まります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-12 21:06:59
23633文字
会話率:40%
幼い頃から病弱であった柚子の死期は、二十歳を目前にして近かった。入院する彼には認知症の祖父母しか身寄りはなく、大金を出せば受けられる治療も拒否をし、一人入院をしている。そんな彼の心の支えである一本の柚子の木の下で、こんこんと雪の積もる日、あ
る男と出会った。最初は面倒くさがっていたのだが次第に心を許す。いつの間にかなくてはならない存在になっていた彼は実はヤクザで…。ヤクザ×病弱。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-07 02:51:23
14267文字
会話率:32%
結婚十三年目の主婦佳奈は、夫の政治とはセックスレス。五年前から気の合わない姑と同居になってから、ますます夫婦仲は冷え込んでいた。そんな佳奈の心の隙間に入り込んで来たのは、隣人の桐生祐綺。
離婚歴のある彼は、夫の心ない仕打ちに耐え忍ぶ佳奈
の心の支えとなって行くが、彼の離婚には佳奈の夫の政治が関係していた。
◆この作品の著作権は高尾美也子にあります。無断記載は許可しておりません◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-24 19:37:55
95885文字
会話率:60%