梨佳子は二歳になった息子の成長を、幸せとともに噛みしめていた。息子がいて夫がいる。梨佳子にはそれだけで充分だった。
だがある晩のこと、息子が発したひと声をきっかけに、梨佳子の人生は狂わされていく。
蘇る記憶。愛息の陰に重なる男の姿。
よもやの帰還者によって、梨佳子は偽りと真実の狭間で翻弄されていく。
一方、出版社に勤める夫の篤斗は、自らが手掛けるタウン誌の締め切りを前に、充実した日々を送っていた。
仕事と家庭を天秤にかけながら、一家の大黒柱としての責務を全うしていく。自らの築き上げた世界に、微塵の綻びも疑うことはなかった。
それがある日、篤斗は梨佳子の知られざる一面を垣間見たことにより、妻に深い疑念を抱くようになる。
躾と虐待に煩悶する夫。
嘘と虚構にまみれる妻。
歯車はいつ、狂い始めたのか?
全ては息子の為に――。
梨佳子と篤斗は、それぞれの想いを胸に、動き出す。
よろしいですか?
この物語は、決して他人事では済まされない。
今、これを読み始める貴方にも、充分に起こり得る可能性を秘めた話なのだから……。
否定すら許されない現実がほら、口を開けている。
リアルホラーワールド。
その不可視化な存在の入り口に、貴方はいま、立っているのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 15:57:27
338552文字
会話率:19%
優しいやくざ、本庄はいつも笑っている。本庄が愛している物は、みな本庄を愛さない。
みんなが本庄を馬鹿にしているのを、知っている若いヤクザ、新井は黙って見ていたが、ある日、本庄が息子に殴られているのを見かけて、少しずつ何かが芽生える。
親父
受け。可哀そうなやくざが息子に酷いことをされる表現が出てきます。
狂っている世界で、みんなから優しくないと思われているヤクザが優しいやくざに起こっている事を淡々と見ている、そんなお話です。サイコっぽい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 21:03:30
8033文字
会話率:21%
イカレたマスター×やくざ。一応親父受みたいな感じです。
サイコパス風味。マスターの一人語りの短編です。
気持ち悪いです。暴力などはないです。
最終更新:2020-05-18 05:52:38
3318文字
会話率:6%
ここはR-15版で表現しきれなかったものを改稿してアップしています。
本編はR-15版でご確認ください。
https://ncode.syosetu.com/n5255ge/
『小説家になろう(R-15)』にも投稿しています。
一部、
改稿している部分があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 00:03:08
18601文字
会話率:32%
(勇者×主人公メインの異世界ファンタジーです。一応主人公は聖女役で、性格悪いです。頭悪い系ギャグ。たまにシリアス。よろしくお願いします)
歩きながら今晩のオカズ(純愛もの)について考えていたら、猛スピードで突っ込んできた車に轢かれ死んでし
まった。
突然真っ白な空間に放り出され、困惑していると、なんか思ってたんと違う神――チャラ男系サイコパス神がめちゃくちゃいい笑顔を浮かべながら俺を突き落とした。「ちょっと聖女やってきてほしいっす!(要約)」俺はキレた。
目が覚めたら謎の美丈夫が俺の手を取って、ギャン泣きしながら頬擦りしてきた。記憶によると、俺の父親らしい。
コレは、転生してピンクピンク天才美少年(当時9歳)となった純愛推し俺が、『直感くん』という謎の犬系生命体と共に、なんとか勇者たちを育成して、魔王城にアタックする物語である。
※温かい目で柔らかく読んでください、なんでも許せる方向け。かっこいい人はいません
サブでガールズラブ要素あり&勇者以外は本番までいかない…予定です。
主人公と直感くんが性格悪い
ガバが多いので訂正も多いです
1話2000-3000文字を目安
5/3 サブタイ追加!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 19:00:00
37132文字
会話率:54%
年下ツンデレ美形勇者×クズビッチ淫魔
ハイテンポなアホエロ
最終更新:2020-05-01 23:24:56
7394文字
会話率:50%
タイトルまま。×ヤンデレ〇ヤンデル×面倒くさいことから全力で目をそらすがダメそうな系主人公。
だいたいギャグだけど深く考えると詰んでそう。前半三話で健全(にフラグを積み)後半三話でエロ(でクレイジーサイコヤンデル)です。とにかく書きたい分だ
け書きました! 約三万文字ですが、冒頭だけっぽいかも。毎日投稿。全六話。なお、この小説は自サイト、アルファポリス、Pixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 21:22:09
32261文字
会話率:37%
なにも珍しくない、一般的()な百合風景です。
過去に某所に掲載していたものを、ちょっと加筆、手直ししました。
最終更新:2020-04-25 14:56:30
6945文字
会話率:33%
階段から落ちた私は、妻の名前が思い出せなくなっていた。
家に帰ると……寝室では妻を犯す見知らぬ男が。
男を追い出したわたしを、さらなる衝撃が襲う。
なんと男に犯されていたのは、わたしの妻ではなく見知らぬ女だった。
わたしの妻は? それまでの
暮らしはどこに行ったんだ??
そしてわたしの前に、以前からずっと交際していたというひどくイカれた女が現れる。
どうなっているかわからないまま、わたしは突然変わってしまった日常に、慣れようとした……
『結婚三部作』その3です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 17:40:54
62569文字
会話率:22%
あの『大男』にはじめてレイプされたのは、小学生だった12歳のとき。
それから高校生だった16歳のとき、大学生だった20歳のとき、OLだった24歳のとき
……いつもあの『大男』は突然現れ、わたしを犯しては、音もなく去っていく。
そして人妻にな
ったわたしは、今、また犯されている。三歳の息子の目の前で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 18:26:26
40727文字
会話率:25%
あたしと宮本は、クラスでも浮いた存在だった。
二人は友達になり、それ以上にもなった。
つまり……女の子同士で、一線を超えちゃったのだ。
それを超えたあたしたちには、怖いものなんてなかった。
そしてあたしたちは、とんでもなく恐ろしい思い出
づくりをした……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-14 21:25:04
29654文字
会話率:24%
――また一つの運命が左右する……。
舞台は白屋邸脱出後から約1年半後、関東を仕切る極道の巨大組織・狼月会(ろうげつかい)が拠点としている暮内町(くれないちょう)。そこにギャングの組員の一人として滞在する羊谷銘(ひつじたに めい)は、双子の
兄“来(らい)”を探しつつグループに“Ω(オメガ)であることを隠しながら生きていた。
しかし、その嘘がグループにばれ銘が罰として凌辱されそうになったところを助けたのは狼月会幹部格の組織・常陸組の組長・常陸郷志狼(ひたち きょうしろう)だった。
郷志狼が言うには狼月会にも組織を揺るがす事件が多発しており父を撃ったというヒットマンを探しているということだった。そのヒットマンのは兄と同じ名を持つ“ライ”という人物かもしれないというものだった。これは偶然か、必然的な運命なのか……オメガバースを題材にしたサイコサスペンス第二弾――!
※この作品は過去作品“サイコ・α”のリンク作品となります、なおこの作品はリハビリを兼ねて更新していく予定なので更新は不定期になると思いますがよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 00:00:00
205205文字
会話率:47%
少女が人生のサイコロを振り直す話。
更新不定期。別作の先の話になるため、気になる方はそちらの完結後に読むことを推奨。
最終更新:2020-04-04 15:55:26
50066文字
会話率:17%
「お前は共犯者として俺に協力するんだ」
かわいそうなエイミー。いいや、もう今日を持って彼女はかわいそうなんかじゃなくなったのかもしれない。だって、彼女は、負け犬だって反逆し得ると自分の力で証明したのだから。
主な登場人物
マツダ…
スクールカウンセラー
エイミー(A)…臆病ないじめられっ子。主人格
B…暴力的な殺人鬼の人格。マツダを連続殺人計画に引き入れる
C…穏やかでミステリアスな人格
D…気の強い娼婦の人格
E…赤ん坊の人格
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 21:00:00
80332文字
会話率:53%
主人公の女子高生、奏がサイコパスを確立していく様。
最終更新:2020-02-11 00:39:17
3102文字
会話率:5%
僕は小学校5年生で、いつものように学校から帰った。
テーブルの上に、妹の紬の首が乗っていた。
お母さんが僕に向かって包丁を振りかざして来る。
お母さんから逃げて、家を出た。
僕は目の前で殺されそうになっていた七海を助けて学校へ戻る。
SNS
でも同じだった。
オトナ達が狂ってしまったらしい。
同級生六人で街をさまよい、二人殺された。
残った四人で渋谷に行く。
そこでは力のある小学生が帝王のように振る舞っていた。
狂ったオトナだけでなく、子供同士でも殺し合いが始まる。
僕らは三人だけになり、車で西へ向かう。
ネット上で、そこだけは安全だという情報があった。
そこへ着くと、オトナ達が優しくしてくれた。
でもそれは、ほかの狂ったオトナ達と違い、ペドフィリアの集団だった。
僕が好きだった七海が殺される。
僕は怒り狂って、オトナ達を皆殺しにした。
残った友達は西へ向かうという。
僕は一人、家に帰ることに決めた。
お母さんに会いたいから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 15:11:43
64929文字
会話率:31%
僕は小学校5年生で、いつものように学校から帰った。
テーブルの上に、妹の紬の首が乗っていた。
お母さんが僕に向かって包丁を振りかざして来る。
お母さんから逃げて、家を出た。
僕は目の前で殺されそうになっていた七海を助けて学校へ戻る。
SNS
でも同じだった。
オトナ達が狂ってしまったらしい。
同級生六人で街をさまよい、二人殺された。
残った四人で渋谷に行く。
そこでは力のある小学生が帝王のように振る舞っていた。
狂ったオトナだけでなく、子供同士でも殺し合いが始まる。
僕らは三人だけになり、車で西へ向かう。
ネット上で、そこだけは安全だという情報があった。
そこへ着くと、オトナ達が優しくしてくれた。
でもそれは、ほかの狂ったオトナ達と違い、ペドフィリアの集団だった。
僕が好きだった七海が殺される。
僕は怒り狂って、オトナ達を皆殺しにした。
残った友達は西へ向かうという。
僕は一人、家に帰ることに決めた。
お母さんに会いたいから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 15:09:41
63084文字
会話率:30%
彼女いない歴=年齢、ド根暗な青春を送りいつの間にか三十路を前にして未だ童貞を卒業できずにいる桃山 桃也は三十路の誕生日を前に色欲の悪魔・アスモデウスを召喚した。
ところがその正体はガチムチサイコパスオネェのアカと性悪ゴスロリ嬢のベニという超
癖の強い悪魔だった。
お花畑のほのかさんや盗撮が趣味の迷惑おじさん・よじよじさんなど悪魔たちに負けない曲者ぞろいのご近所さんや、地上に潜伏する下等天使たちも巻き込んでお下劣悪魔ライフがはじまるのである!
全世界のDTに送る最低最悪のドスケベコメディー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-07 22:00:00
233304文字
会話率:47%
何のチートも持たないまま異世界転移をさせられたとある日本人男性は、己の努力のみで異世界で地位を勝ち取り、賢者であり王者となった。異世界で成り上がった彼の前に、ある日、美しい女神が現れる。彼女こそ彼にチートを与えないまま転移させた張本人だった
。なぜ自分に加護を与えなかったのかと問う彼に対し、女神は理由を語る。そして彼は知ることになる。なんの力も無い彼が、この世界でなぜ王となれたのかを。
※ノベルアッププラスというサイトにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-05 19:48:18
25497文字
会話率:57%
※縦書き推奨。
この小説はツバキハラシリーズファイナルシーズン、8巻~10巻です。
初見の方はシリーズ目次をお読みください。このブックは7.5巻まで読了した上での閲覧を推奨します。
成人向けシーンカット版はカクヨムに掲載しております。
愛
、倫理、性、謎と探究。
人間とは、悪魔とは、言葉とは。
※ドグラマグラです。苦手な方は非推奨。前触れのない暴力シーンにご注意ください
※ラスダンの一部に下記描写を含みます
サイコホラー・不快感や恐怖心を煽る描写・グロテスク・キャラクターの精神崩壊
性転換・同性同士の性行為(ホモ含)・激しい性描写・モブレイプ・男性のメス堕ち・ビッチ
犯罪・殺人等、倫理的配慮が必要な描写(メインキャラクター間での殺害や暴力)
汚い言葉、言葉に関する言葉、メタホラー描写、大量の地の文、自己言及文、小説の体裁を無視した表現
※エロは全体の1割以下です。エロしかない番外は短編集にて(本編よりショッキングな描写を含みます。好きな人だけ行ってください)
おまけ11巻についてはなろう側シリーズ目次をご参照ください。
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・事件・学問・宗教・思想・歴史背景等は現実とは関係ありません。犯罪・暴力行為・悪魔差別を推奨するものではありません。成人向けシーンの登場人物は全員400歳以上です。
本作を閲覧される方は、それにより生じる如何なる事態にも良識と責任をもって対処できる方に限ります。フィクションに影響を受けやすい方は閲覧をご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 01:14:41
827466文字
会話率:42%
この世界はヒューマン(人間)の他に『ジャムズ(果実)』と『バグズ(虫)』と呼ばれる生き物が存在する。
サンクトペテルブルクの夜の帳、と呼ばれる美しき連続快楽殺人鬼、ロシア人の『ルカ・アレクサンドロヴィチ・コニュス』はジャムズと診断され、
流罪が決定してロシアを離れた。そして、新天地で出会った『バース・ベイン・バターフィンガーズ』というバグズに使用人として『人生』を買われる事となる。
「神様が態と醜くお作りになられた」
メイド達からも影で笑われるバース・ベインは病んだ娼婦と貴族の婚外子で、この世全ての醜さしか愛する事が出来ない性質を持つ腹違いの兄の『バーソロミュー・ベル・バターフィンガーズ』により溺愛され、人の目が触れぬように豪奢な屋敷に閉じ込められている状況であった。
バース・ベインの容姿は化け物そのものと言われていて、声はしゃがれており、背が低くて肥えていて、不潔で、顔など目も背けたくなるような醜さであったが、バイセクシャルで自他共に認める変わり者であるルカはバース・ベインに好意的であり、特別美しい物を好むバース・ベインも危険な匂いのする美青年のルカに次第に惹かれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-01 05:21:32
7611文字
会話率:13%
東京のどこかに存在する犯罪都市、N。路地裏ぐらいでしか活躍出来ないヴィラン、7人。彼等が集結し、凶悪集団、「路地裏セブン」が始動するまでの短編集。
この街で生きる、悪が主役の物語。
最終更新:2020-01-30 17:00:00
80280文字
会話率:42%
凶悪集団、「路地裏セブン」が始動するまでの短編集。
「NOVEL DAYS」でも掲載しています。
最終更新:2019-10-12 17:28:47
53349文字
会話率:41%
王国騎士団団員のエドガーは、帝国からやってきた怪しい男と身体の関係を持ってしまった。白子と呼ばれる魔力無しでありながら、その男は恐ろしいまでの強さを誇っていた。彼の獰猛で残酷な本性に怯えることはあれど、普段の優しく穏やかな性質に、次第に惹か
れていく。
しかし彼の左手の薬指には、銀色の光を放つ指輪がはまっている。
サイコパス気味美丈夫×自傷癖持ち真面目男前折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-30 01:00:00
3178文字
会話率:38%
中学の頃に起きた親友の自殺以来、月島惑(つきじままどい)は怯えていた。クラスカーストによって形成されたマジョリティの中に紛れ、イジメから1日1日を過ごしていた。
しかし、そのひどく不安定な平穏は、いともたやすく打ち破られる。クラスで浮いた
生徒・能代依織(のしろいおり)によって。
依織の怪しげな行動と荒唐無稽な言動は惑の内なる恐怖に触れ、惑の自衛本能は彼女への歪んだ執着に発展する。
それはひとつの悲劇の始まりであり、重なった悲劇の連鎖の果てでもあった。
※本作は『死んでしまったわたしと、視える彼女と、孤独にさまよう幽霊たち』の外伝エピソードで、元は『視える私と、生きる彼女と、エトセトラ』に収録していましたが、諸事情でこのエピソードだけこちらへ移転することになりました。
※『死んでしまったわたしと、視える彼女と、孤独にさまよう幽霊たち』の一部ネタバレ有り。内容は前述した作品に収録の「生霊少女と憑依少女」編に関係しているため、初見の方は先でも後でもそちらも読むことを推奨します。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-28 22:33:17
26912文字
会話率:42%