終わり、だと思っていた。
あの夢を見なくなって、もう長い月日が流れていたし、現実での恋を知らない私は、そうやって…諦めることを覚えて大人になって、自堕落に流されて、きっと気が付いた時には一人で、地味につまらない人生を終えるのだと、そう思
っていた。
「…残酷ね、今更」
そう、本当に今更。
「この年になって、若い頃憧れた夢の世界にご招待されるなんて」
原因不明、酒に酔い前後不覚状態のまま、私は異世界へ足を踏み入れた。
本来の私の年齢は二十三歳。独身。彼氏いない歴…年齢。そんな私が、ふと気が付けば見知らぬ土地で若返り、特に何の説明も補助も保護も無いままに放置された。
「神様なんて、もともと無神論者だし信じちゃいないけど…こりゃないわ」
見上げれば満点の星空が広がり、寝ころべばそこは草原。
「まぁ、とりあえず…おやすみ」
願わくば、これが夢でありますように…。
うたうように おどるように さがしなさい
あなたのもとめる 「 」 を
そしてあなたはしるでしょう
ぽたり とおちる じわり とにじむ そのかんじょうを
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-16 22:43:37
23624文字
会話率:48%
ある夏の夜、アパートの一室。目を覚ますと隣に知らない女が一糸纏わぬ姿で寝ていた。服を着て部屋を出るよう言ったのに、彼女はいつまでも服を着ることも部屋から出ていくこともせず……。間違いから生まれる恋の欠片。
最終更新:2017-09-06 22:08:16
14058文字
会話率:40%
警視庁刑事部捜査四課に所属する刑事東庄零トウショウゼロは、双子の息子を育てるシングルファザーだが、実は、両性具有で零が、産んだが、双子の弟で刑事部捜査一課に所属する宮北武道ミヤキタタケミチと、直属の上司しか知らない事実だ。ある日、マークして
いるヤクザの組長が経営している風俗店に、部下と潜入捜査をするが、久し振りの酒に酔い、トイレに行くがトイレの前で倒れてしまう。目を覚ますと見覚えがない部屋で、入って来た人物を見て顔色を変える。何故なら秘密で付き合っていた関東最大の指定暴力団時雨田シグレタ組の前若頭の弟時雨田晴房シグレダハルフサだったらだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-27 18:55:04
1227文字
会話率:60%
正確に言えば、完成品ではありません。が、細部を書く暇がないので、兎も角上梓することにしました。
やくざな前夫が刑務所に入ったのを機に別れた若妻。大きな息子の居る人と再婚した。夫は、良い人だが、精力がない。息子は半分オタク。が、彼女には興味が
あるようであった。そんな幸せではあったが、性的な欲求不満に身をもてあまし気味であった彼女。
そこへ、出所した前夫から電話があったのである。入所して改心したのかと思ったら、一時の気の迷いだという事だった。
お前はいい女だった。あんなクソ親父じゃ、体が満足していないだろう。今から抱きに行ってやる。断る暇もなく押し切られて、押しかけられた。玄関先で、昔のように激しくて卑猥な愛撫と犯しを受けた。昔のように悶えて快感に酔いしれた。男は残酷に言う。子宮の精液を処理してはいけない。そのまま下着を履いて、夜は夫に愛撫を求めるのだと。言われるままにする彼女。
男が帰った後に、ちょうど義理の息子が帰ってきた。息子は、彼女と今家の前ですれ違った男の間に何かがあったと直感したはずである。
その夜、夫に迫る。何も感じることなく、そして仕方なく彼女に応じる夫。その最中に彼女は、義理の息子の視線を感じる。そこで、義理の息子に卑猥な結合部分を見せつけながら、夫との睦み合いを行った彼女であった。
そんなある日、夫が、前夫と数人の男を連れて帰ってきた。仕事上の付き合いだという。妖しさを感じながらも応対する彼女。すると彼らは、夫を酔わせて潰してから、彼女を襲って輪姦すのであった。
拒否は出来なかった。そして昔の、死ぬほどの悦楽に身を染めて、何度も何度もエクスタシーに酔う彼女であった。散々に彼女を玩具して、男達は帰って行った。そこへ、またしても義理の息子が帰ってきたのである。驚く義理の息子を、なだめすかして、誘う彼女。ついに義理の息子も、目の前の淫態に我慢が出来ず、彼女を抱くのであった。
ところで、出所した前夫が、組織の抗争に巻き込まれて死んだのであった。
それから・・・・それから彼女は、義理の息子を一人前の男に育てることに、生きがいを感じるようになったのであった。今では、義理の息子は、彼女の楽しくもたくましい、セフレに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-03 22:49:01
15794文字
会話率:38%
私、籾山結梅(もみやま ゆうめ)は二十歳の誕生日を祝して、小学校からの友人である沢渡渓(さわたり けい)と一緒にワインを開ける。先に酔いつぶれてしまった渓ちゃんに、私はただならぬ欲情をおぼえて……。
最終更新:2017-05-23 07:46:45
14955文字
会話率:38%
それは一瞬の出来事だった。
仕事の途中で立ち寄ったカフェ。
偶然、隣のテーブルに居合わせただけのスーツ姿の男の人。
その人から漂う香りに、僕はうっとりと酔い痴れてしまい―。
天然系美人×可愛い系匂いフェチ
※自サイトより転載※
読みきりシ
リーズのため完結としましたが、続きができたらアップしたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 02:07:04
14135文字
会話率:28%
兵士であるクリフは大の貴族嫌い。あるとき、彼はかつての因縁の相手から手紙が届き読む前に破り捨てた。そんな中、唯一の肉親の妹ミアと些細な喧嘩をし一週間も口をきいてくれない冷戦状態になる。ふて腐れたクリフが常連のパブに行くと、そこには心を寄せる
友人のルシアンがいた。ルシアンと呑んでいたクリフは、酔いつぶれてしまい、目覚めると彼と同じベッドに眠っていて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-14 21:03:00
40003文字
会話率:26%
樹里(じゅり)は物心ついたときからずっと恋をしている。相手は十四歳年上の幼馴染、要(かなめ)。
ちっとも振り向いてくれない要が酔いつぶれたのを自宅に送り届けた翌朝、彼はとんでもない勘違いをして…!?
ヤッちまったと勘違いしている年上男と、そ
の勘違いを事実にしてしまいたい女の子の攻防が、今ここに開幕する――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 15:55:11
21537文字
会話率:56%
10年来の腐れ縁である商売敵に惚れている。目の前には酔いつぶれた男がいるわけだけど、どうしてやろう。
最終更新:2017-02-25 01:30:23
7099文字
会話率:32%
✳バレンタイン番外編始めます(2017/2/11)
大晦日に一人鍋も寂しいなと、私のお城(2LDK·中古マンション)に1つ年下のイケメン幼馴染みの孝太郎をご招待。ほろ酔い気分でごきげんになっていると、高校ジャージのゆるゆる部屋着姿のまま孝
太郎に突然押し倒された麻子さん。
何が起きたんだ!?
恋や結婚を諦めて2LDKの中古マンションを買い、あとは適当な男とワンナイトラブで子種だけをしぼりあげ、未婚ハッピーライフを予定していたのに!
いいや、ちがう!孝太郎には10年前振られたはずが、なぜ今!?
10年前に止まった二人の恋がするりと動き出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-16 23:00:00
10040文字
会話率:27%
12月24日――クリスマスイブの夜に、大学二年生である栂多は一人酒をあおっていた。恋人はおらず、友達にも誘いを断られた彼は、酔いの回った状態でふて寝してしまう。しばらくして目を覚ました彼の前には、サンタクロースの格好をした巨乳の女の人が優し
気な笑みを浮かべて座っていたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-24 22:40:50
17064文字
会話率:47%
二日酔いの朝、目を覚ますと隣で男が寝ていた。その日を境に、志乃の日常は一変する。
最終更新:2016-12-16 01:08:51
56617文字
会話率:38%
ある日、明るく活発な双子の兄とは正反対、彼女にも簡単にフラれるような地味眼鏡男子の伊吹は酔っ払い、双子の兄のフリをした。酔い潰れ、翌日、目を覚ますと、なぜか自分の好きなロックバンドのギタリスト、真澄と一緒のベッドで眠っている。突然起きた天変
地異はそれだけで終わったように思えたけれど。
数日後、伊吹は真澄の口から思いもよらないことを言われる。
「歌を、うたってみないか?」
けれど、伊吹は自分が兄のフリをしていることを、まだ、言えずにいた。
――彼の声は低いのに優しくて、指先は硬く不思議な感触で、全ては夢のようにしか感じられなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-21 10:00:00
158555文字
会話率:54%
お酒に酔い潰れて後輩に持ち帰られちゃうお話。
最終更新:2016-10-09 02:19:44
2642文字
会話率:50%
高校時代。僕が所属した写真部にはかなりおかしな女部長がいた。
脈絡のない言いがかりのような経緯で強引に僕の「カノジョ」に居座った鬼塚めぐみは決してタイプとは言えないが、僕は徐々に彼女から漂う甘い香りに誘われるように淫靡なセックスに酔いしれて
いった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-18 21:35:30
11221文字
会話率:18%
普通に考えて不自然な事が何かの拍子に自然な形にはまってしまうような事もある。
友達と飲んだ帰り道。
酔っぱらったおばさんを拾って帰ってしまった事があった。
私はそれほど酔ってはいなかったつもりではあるが、それはひどく悪酔いしたようなおかし
な夜だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-20 20:01:52
2994文字
会話率:19%
OL、椎名真由子の密かな楽しみはSMクラブへ通う事。だが、その日の客はたまたま相性の悪い客だった。欲求不満の真由子はそのまま行きつけのバーへ足を運び、ハンサムな店主を眺めながら勢いに任せて酔い潰れてしまい…。
※SM要素があります。苦手な
方はご注意下さいませ※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-30 01:01:13
9077文字
会話率:29%
雨の日だった。
千理(ちさと)は同僚との楽しい飲み会を終えて家路につく。
お気に入りの白い傘をさして、酔いをいい感じに回しながら、夜道をフラフラ。
彼は街灯の下で、手足も翼も投げ出して雨に打たれていた。
濡れてはかわいそうだと、酔った頭で
彼女は傘をさしかけるがーーー
孤独な魔王さまが、やっと見つけた自分に触れても気の狂わない女性をどうにかこうにか囲い込んで、女性もまんざらでもない的な、ざっくりいうとそんな話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-29 22:09:56
39133文字
会話率:35%
女で王と言う立場にある私は、腕の立つ側近を探していた。
目の前に現れた男は、酔いが回って面倒な事になっていた男達を軽くあしらう。
その目付き、表情に心を奪われた私は、その男の腕を掴んで叫んだ、
「君!私に使えてくれないか!」
その一言
が、私の今後を変えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-18 06:40:02
6813文字
会話率:51%
酔い潰れた後輩、杉原を家に連れ帰った先輩、佐谷。二人のそういうお話。
最終更新:2016-05-29 23:15:01
6493文字
会話率:43%
【追記】短編の分も入れました。
新年会の後、終電を逃した和美は、小学校のときの友達に似た龍二という男と出会った。お酒の酔いと一回の過ち。
一回だけで終わる逢瀬は何故か、直に現れて・・・会う約束をしてしまったが、神様の悪戯なのか、会う約束の前
夜に偶然でくわし、彼の熱に酔わされてしまう。
とうとう会う約束をした日の当日。彼に答えを出せるのか、久しぶりの恋に迷う女性の完結編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-14 23:11:15
55564文字
会話率:44%
「マルガリータ」の続き。
新年会の後、終電を過がした和美は、小学校のときの友達に似た龍二という男と出会った。お酒の酔いと一回の過ち。
一回だけで終わる逢瀬は何故か、直に現れて・・・会う約束をしてしまった。
最終更新:2015-11-23 13:03:42
9301文字
会話率:48%