完全無欠の公爵家嫡男として社交界の華と崇められるヨシュアには、誰にも言えない秘密があった。それは「女」であること。そんなヨシュアの下に、ある日一通の手紙が届く――「貴殿の正体を知っている」と。社交をしながら手紙の主を探るヨシュアであったが、
手紙が届いたころから徐々に周囲の人間の態度が変化していく――。「氷像」と謳われる男装の麗人ヨシュアが、傲慢な侯爵家嫡男、放蕩者の伯爵家次男、冷淡な従者たちに愛される物語。
感想、レビュー、評価など歓迎します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-28 00:00:00
51210文字
会話率:57%
エピスミアⅠ
ある子爵夫人の醜聞。
最終更新:2014-06-28 09:00:00
13193文字
会話率:22%
王都から離れた古城、ラドクリフ城には密かに囁かれる噂がある。
美しい姉弟の、執着の話。
最終更新:2014-04-01 20:38:19
23983文字
会話率:30%
「─── すべて醜聞とするがいい、されど、私はあきらめない」
ヴァイオラ・アイリーン王女は、瞳をその名の花の色に染め上げて、宣言したのだ。
王妹殿下の逃避行、その辿り着く先は?
※予告なく性描写が入ります。主人公以外の同性間の愛情表現が多
くありますので、苦手な方は避けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-14 22:09:14
23291文字
会話率:18%
ノーダヴィダ王国大図書館を舞台にした波乱を呼ぶ者の最初の話。
見習い魔術師シーヴァは、これまで後ろ盾もなく、僅かな代償のために自分を切り売りするような生き方をしてきた。
そんな彼の新しい師となったのは、最高位の宮廷魔術師キリファド=ルシフィ
ン師。
彼は、人と時の神の契約の書「アストレーデ聖典」を収める壮大な書庫の鍵を預かっていた。
清廉にして厳格な師が、なぜシーヴァの師となったのか。 やがてシーヴァは、その厳格な師にまつわる、醜聞を耳にする。
そして、明かされる少年キリファドと、隣国の国王ラバリスの血塗られた絆の物語とは?
※現在、タイトル整理中。本文の推敲はまだいたしません。現在、随時進行中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-22 21:07:04
132215文字
会話率:24%