ノーダヴィダ王国大図書館を舞台にした波乱を呼ぶ者の最初の話。
見習い魔術師シーヴァは、これまで後ろ盾もなく、僅かな代償のために自分を切り売りするような生き方をしてきた。
そんな彼の新しい師となったのは、最高位の宮廷魔術師キリファド=ルシフィ
ン師。
彼は、人と時の神の契約の書「アストレーデ聖典」を収める壮大な書庫の鍵を預かっていた。
清廉にして厳格な師が、なぜシーヴァの師となったのか。 やがてシーヴァは、その厳格な師にまつわる、醜聞を耳にする。
そして、明かされる少年キリファドと、隣国の国王ラバリスの血塗られた絆の物語とは?
※現在、タイトル整理中。本文の推敲はまだいたしません。現在、随時進行中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-22 21:07:04
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会話率:24%