草次郎は京で寺子屋の先生をしていた。ある日、蘭学の師からの手紙で、江戸に行くことになる。
江戸はかつて可愛がっていた教え子、千吉が売られていった土地であった。
再会を夢見て、早る気持ちで年末に旅立ち、正月から湯島に到着した草次郎。
そこで、
羽根付きをしている陰間達に遭遇したが、一際美しい振袖姿の陰間、それは千吉だった。
もっと話をしたいと思う草次郎に、ならば水揚げ代を払えと他の陰間にせっつかれる。
促されるまま陰間茶屋に入り、同じ布団に入ると、千吉の様子が豹変した。
※陰間のお話ですが、悲しい感じはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 16:02:46
8901文字
会話率:43%
注意)バッドエンド(死ネタ)です。苦手な方はご遠慮下さい。
真面目な侍・友晴は、ある日友人に嵌められて陰間茶屋へ。だがそこで、晴日という陰間に出会い初めて恋をしてしまう。
足繁く通う友晴を晴日は気遣い、それすらも愛おしく思える友晴は彼を身
請けしようと資金を稼ぎに上京した。
そうして1年後、金も出来て意気揚々と戻ってきた友晴が聞かされたのは、晴日の死だった。
喪失感に苛まれる友晴は益々仕事に打ち込んでいく。そうして迎えた晴日の新盆。迎え火を焚いたその夜、友晴の元に現れたのは死んだはずの晴日だった。
この作品はエブリスタにも掲載されております。
作品は書き上がっておりますので、毎日16時更新で予約を入れてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 16:00:00
18923文字
会話率:54%
欲望を満たすための獲物を探しに、文化祭真っ只中の学校に来た中年の男、緒川。立ち寄った茶道部の可憐な女子学生、時雨と出会う。
この作品は、「pixiv」にも掲載しています。
最終更新:2020-08-11 15:14:32
164616文字
会話率:43%
世は幕末。攘夷過激派の活動が活発化し世の中がにわかに騒がしくなった頃、市田久一(いちだひさいち)は、藩主の護衛役として共に訪れた江戸の陰間茶屋で、かつて、謂れのない罪で死に追いやられた想い人、葵(あおい)生き写しの蜜羽(みつは)と出会う。
蜜羽は、呼出し花魁にも引け劣らぬと評判の美貌の陰間であった。
葵と同じ顔の蜜羽に複雑な感情を抱く久一。倒錯の中で収まりつつあった過去が再びぶりかえす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 22:22:52
7322文字
会話率:27%
商家の跡取りとして祖母に厳しく育てられた親のない少年、蘭之介。
息苦しい日々の中、唯一の気晴らしは街外れの茶屋へ通うことだった。
そこで密かに思いを寄せていた大店の若旦那と出会い、彼に縁談が持ち込まれたと知る。
「……逃げて、仕舞おうか」
耳元に落とされた誘惑は、蘭之介の心を強く揺さぶった。
跡取りとして安定した生活を取るか。
全てを捨てて、恋しい人と生きるか。
答えは、明白だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 18:00:00
31792文字
会話率:51%
※このお話は1話5分以内で読める様に設定してあります。
〜ここから本編あらすじ〜
この話は史実には載らない、過去の日本を陰で支えた男の物語である。
万年旗持ち家系の高校生、千国悦喜(せんごくよしき)は、ライフワークであるオナにー
の最中にテクノブレイクしてしまい命を落とす。
しかし運命のいたずらで数多の戦場、武将が群雄割拠する戦国時代に転生してしまう。
行き倒れになった所、街道沿いの茶屋に拾われ、そこで働き生計を立てつつ、右往左往しながらも現代に帰還する手立てを探す。
ある日、些細な問題を現代知識(下ネタ)であっさりと解決してしまった悦喜。その噂が一人歩きし、悦喜の元には次から次に問題が舞い込む…
何の力もない、自己中心的・保守的・自己顕示欲の塊・童貞・マスターベショニストの高校生が送る波乱万丈なストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 16:54:42
35592文字
会話率:33%
知っているいといませんか。
最終更新:2018-12-05 04:34:15
605文字
会話率:33%
人類の産業革命に伴い、人々はヴァンパイアへの畏敬の念をだんだんと忘れていった。
そんな中ヴァンパイアの始祖エリスと、他二人の始祖との三つ巴の戦争が始まろうとしていた。
エリスに従い眷属となったルーナたち人狼の《白き狼》。
彼らを率い、エリス
は始祖たちを巡る血みどろの戦いへと進んでいく。
血を見て戦う事で昂ぶるエリスの『性』を、美しい人狼達が奉仕して満たす。
冷血非情のエリスと、慈愛に満ちたルーナ達《白き狼》の、ヴァンパイア統一への戦いが今まさに始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-18 20:00:00
30978文字
会話率:37%
人間の社会に紛れ込み、人を食らい女を犯す異形の妖。 彼らを狩り続ける事を使命とする守護三家に生まれ、秘匿機関『管理者』に席を置く豪徳寺咲。 彼女の類い稀な美貌を穢そうと狙う輩は後を絶たないが、その大半は白銀の聖女と呼ばれる咲の剣技に葬られて
いた。 もはや退魔聖剣"一期一振"を自在に操る咲は無敵かと思われたが…… とある任務中に対峙した異形の男。 咲への復讐を誓い、異常な執着をみせる彼の謀略に堕ちた時、全ての歯車は音を発てて狂い始める。 強大な敵の前に屈し、恐怖と絶望に震えながら純潔を奪われた咲。 囚われの身となり、体の自由をも失った彼女の白い柔肌へと、どす黒い劣情を向ける男達の指と舌先が一斉に伸びる。 美しい肉体の隅々までを嬲られ、唾液と精液に塗れながらも、高潔な心は決して折れずにいる彼女。 だが、そんな咲の前に"あの男"が姿を見せた後、壮絶な恥辱と調教を施された彼女は、遂に醜悪な男の腕に抱かれ喘ぎ啼くのであった。 これは苛酷な運命を強いられながらも、人に仇なす者と戦い続ける気高き退魔師の少女、豪徳寺咲の永きに渡る物語の一幕である。
※この作品は『R.E.G.レッドアイズジェネアロジー』シリーズの完全18禁版となります。 尚、正編となる『紅き蛇眼の魔女編』『嘆きの煉獄編』はミッドナイトノベルズにて公開中です。 作品毎にお楽しみ頂ける仕様となっておりますが、併せてお読み頂ければ幸いに思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-21 00:07:14
122987文字
会話率:39%
《概要》己の無力さを呪う綾瀬蓮の眼前で、少女は異形の男達に辱めを受けていた。 両手足を拘束され為す術のない蓮、残酷な現実に絶望する彼が痛惜の涙を流した時── 漆黒のセーラー服を身に纏う隻眼の美女、月宮響が薄闇の中で魔性の微笑みを咲かせた。
妖刀『童子切』が光を帯びた直後、情欲に駆られ獣と化した男の身体は無残に両断され、美貌の魔人が見せる奇怪な異能に男達は戦慄する。 後日、転校生として再会を果たした響に、蓮は世界の裏側に蔓延る妖(あやかし)の存在と、古より人知れず彼ら異形の者達と折衝を続け、必要とあらば秘密裏に駆逐せしめる国家機関『管理者』の存在を知らされるのであった。 時を同じくして、綾瀬家に伝わる鬼の面を狙う猿森家の刺客と、蓮に仕える事を切望する鬼人面『氷鬼』の使い手である雉臣雪穂が現れ、異能者同士の壮絶な戦いを繰り広げる。 何者かに殺害された父親の形見、術者に異能力を与える『温羅の面』に翻弄される蓮。 愛憎渦巻く和葉と双葉の姉妹が背負わされた過酷な宿命。 蓮を狙い暗躍する猿森嘉継の正体と野望。 そして、漆黒の魔女と呼ばれる月宮響と、彼女の右目に巣くいながら妖を食らう怪物の思惑とは? 自らの意思で温羅と契約を交わした蓮は、最愛の姉妹を取り戻す為に鬼と化すのであった。 魔人VS異形の戦いを描く大人の超伝奇ライトノベル! ※シリーズ第二弾『R.E.G.嘆きの煉獄編』は『小説家になろう』にて更新中です。 また本作品は他サイトからの転載となります。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-13 02:19:07
227947文字
会話率:54%
江戸――茶屋で働く娘、藤花が家に帰ると其処に待っていたのは人ならざる《異形》の狼男、春寿だった。春寿は異常なまでに藤花を求めて――? 人外×人間の狂愛時代劇ファンタジー。※ガッツリな性描写はありません。
※この作品は『エブリスタ』に重複投
稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-18 02:00:00
3366文字
会話率:38%
旅の途中で立ち寄った茶屋で不思議な老婆の話を聞くことになった物書きの話。
ちょっとホラー。
最終更新:2018-03-09 22:57:27
10256文字
会話率:45%
正月。
一人の中年男性が、『雪待茶屋』へ向かった。
最終更新:2018-01-17 21:00:00
30054文字
会話率:32%
愛はきっと、穏やかな日常の中に潜んでる。迸る奔流みたいな恋情が全てじゃない、微笑み合ってそっと互いを慈しむ、そんな優しい愛がある。
なーんて思ってるのは幸子だけ。十夜の愛は雪崩も土石流も真っ青な超ド級の重たい溺愛。
しかも十夜は、幸子との日
常を守るために一人四苦八苦で大奔走。
幸子、こりゃーもう逃げられないよ。三途の川で仲良く暮らせ?
これは三途の川の管理者十夜と、三途の川のほとりでお茶屋を営む幸子の恋と日常の物語。
本編完結済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-19 20:00:00
112794文字
会話率:35%
高校生と、三十路に突入したOLの恋愛話。
最終更新:2017-10-13 22:17:48
23183文字
会話率:63%
想像上の世界の陰間茶屋の陰子・霧の水揚げが決まった。
髪を上げ、陰子から陰間になり名前を霧之丞と改めたが、胸に秘めるのは男衒の源蔵への想いだった。
叶わぬ想いのまま、客を取る霧之丞だったが。
*
Twitterでのやり取りがきっかけで始まっ
たお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-23 00:52:22
1351文字
会話率:0%
【R18】
濡れた瞳のその先に、うつる貴方を視ていました。
視ているだけで、充たされる。
そんな想いもあるのだと………
※陰間茶屋の男娼を主人公にしています。
明確な時代考証に基づいたものではありませんので細かい所などはご容赦を。
なん
となく、雰囲気を感じて楽しんでもらえたら幸いです。
※BLoveという投稿サイトに投稿済みのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-23 09:14:36
87901文字
会話率:29%
「あなた様に、帝位をついで頂きたい」男娼陰間。茶屋とは名ばかりの廓の中で、男を誘ふ色欲艶事の世界。そんな夜に沈みながら、一生を終えると思っていた。思っていた、のだが「あのじぃさん、まじだったのね。いや、今更嘘と言われても困るけど」真名を握れ
ばただの紙切れ一つで、墜とせてしまう。いや、この場合絶頂に昇らせる、かな。俺はここで何をしようか。すればいいのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-29 02:12:38
15561文字
会話率:39%
島原の茶屋に売られて遊女となるべき道しか持たぬ娘が得た、儚くも濃く熱い、恋。
最終更新:2015-01-03 17:36:31
12069文字
会話率:27%
時は江戸。
天涯孤独の身で芝居小屋に引き取られ、美貌を見込まれて色子(得意客の接待を請け負う者)を命じられていた友治(ともはる)はある日親方に手を引かれ蔭間茶屋に連れて行かれる。
わけもわからないまま始まった蔭間としての日々に最初は戸惑っ
たものの、そこでの出会いが彼を少しずつ変えていき…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-17 09:49:57
521文字
会話率:34%
つまらない人生を送るモテない高校生、佐藤一郎は田舎に帰省し、死にかけの神様に出会う。その神様の最期を看取るお礼として『魅了発情の瞳』、『無限快楽の肉棒』、『絶対隷属の精液』の三種の神器を貰い、神様の力によって異世界へ渡る。一郎はこの三種の
神器を用いて、異世界を生き抜こうと、そして美女美少女達をあんあんイかせようと決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-22 01:15:50
2739文字
会話率:53%