有史以来続く、人とヴァンパイアの種の頂点を巡る戦い。人類は滅亡の危機に追いやられていた。
家畜として管理される明日を誰もが怯える世界で、ある天才科学者は叛逆の最終兵器を完成させた。
対ヴァンパイア自動殺戮人形——通称、VOM(ヴァン
パイア・オート・マーダー)
少女の皮を被った銀人形達は、空を駆け、血肉貪る悪鬼を殲滅する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 18:21:32
10928文字
会話率:39%
私は科学者だ。
だが普通の科学者ではない。
医学部を卒業した私は医者として勤務していたが、脳の研究をするために大学院へ進学。
そこで徐々に人間を洗脳する研究に興味をもち、医学会から追放されてしまった。
そんな私に研究の支援を申し込んできた組
織に私は拾われ、人間の破壊と洗脳について研究するチャンスを得た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 19:00:00
151441文字
会話率:51%
天才科学者シェルス・サルヴェラーにより、人々は老いの恐怖から解放された生活を送っていた。しかし突如現れた敵対生命体──レイダーによって世界は荒廃へと進む。多くの技術が失われた世界で台頭するのは、魔鉱石に宿る力、即ち魔法である。
皮肉にも
彼らによってもたらされた力で人々は抗う術を手に入れ、世界の常識は変革されていく。
徐々に滅びへ向かう世界に生まれ落ちた少年エスト・ヴァニティは、幼き日の夢を胸にレイダーと戦う者──ハンターとなり、外の世界へと足を踏み出していく。
ただし、少年に期待してはいけない。少年は決して応えない。何処までも自分本位、何処までも自分勝手な魔性の者。生まれついてのバグ、ただの独りぼっちの化物である。かつて得かけた愛は形を成す前に零れ落ちた。人になれずに残ったものは、中途半端な失敗作。
周囲の人間を狂わせながら、彼は自分の道を突き進んでいく。
強大な魔力を持つ彼に安寧はない。破壊の先に待つのは、破滅か絆か、或いは恋か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 07:15:44
374074文字
会話率:37%
BL、過激表現有りです。
ナイトフォール氏は世界中のお伽話(とぎばなし)を集めている学者である。なじみの古書店へ取り寄せを頼んでいた本を受け取りに行くと、猫耳・猫しっぽ・ワンピースの女装少年が店員をしていた。
氏は「猫を飼いたい」と店
主に相談して、よい子を紹介してもらうことになった。よい子(猫耳君)に店の中を案内してもらい、二人は人目から外れた場所へ行く。氏に求められて、猫耳君はスカートをたくし上げた。
エブリスタにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 04:13:55
96975文字
会話率:46%
シル・ガドナは王立魔法学院の講師。魔法学の研究者であり、前世の記憶を持つ転生者だ。元後輩で宮廷魔道士のアイザック・ヴォーンは研究仲間であり、恋人でもある。シルは古代神話の《泥の神》に関する研究を志し、アイザックとともに着実に成果を挙げていく
。だが成果を挙げるほどに学院や宮廷魔道士、王族など、周囲の思惑に絡まれていき、やがてそれは一つの騒動へと繋がる。果たして若き魔道士たちの研究と恋の行方はいかに。奔放な天才魔道士×努力家の凡人転生者魔道士。小難しい雰囲気多め。続編の続編です。ほぼ毎日予約配信。
【凡例】SS:サイドストーリー ※:R描写あり
【1作め】魔法学院高等部シル・ガドナの研究生活 https://novel18.syosetu.com/n3777ij/
【2作め(前作)】魔法学院講師シル・ガドナの多忙なる研究生活 https://novel18.syosetu.com/n4767in/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 19:00:00
224679文字
会話率:34%
シル・ガドナは、前世の記憶を持つ転生者だ。王立魔法学院の講師となった彼は、忙しい日々を送っていた。元後輩で恋人でもあるアイザック・ヴォーンとは、卒業後なかなか会えずに寂しい思いをしていたが、久しぶりに再会した彼が共同研究を持ち掛けて来て……
。若き魔道士たちが世界の謎に迫る(?)。奔放な天才魔道士×努力家の凡人転生者魔道士。若干不定期更新。
※続編です。最低限の説明はありますが、前作をさきにお読みになることをお勧めします。
【凡例】SS:サイドストーリー ※:R描写あり
【前作】魔法学院高等部シル・ガドナの研究生活 https://novel18.syosetu.com/n3777ij/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 18:38:41
253712文字
会話率:37%
シル・ガドナは、前世の記憶を持つ転生者だ。王立魔法学院高等部3年生である彼は、魔法学の研究に精を出すが、最近煮詰まっていた。ひょんなところから法陣学の天才と称される後輩アイザック・ヴォーンと喧嘩騒ぎを起こしてしまう。出会いは最悪だったが、そ
れ以後なぜか研究が進みだすようになり……。魔道士の卵たちによる研究ライフ。奔放な天才×努力家の凡人。
【凡例】SS:サイドストーリー ※:R描写あり
※続編始めました。 https://novel18.syosetu.com/n4767in/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 19:00:00
205375文字
会話率:37%
エヴァンス王国とブザーマ帝国の争いは続いていた。
ザーコ博士という天才変態科学者がエヴァンス王国を裏切ったことで戦況は一変した。
女性の魔力、戦闘力を無力化しして捕獲し、クソ雑魚戦闘員へ洗脳改造する装置の発明でエヴァンス王国は徐々に崩壊
していくのだった。
エヴァンス王国で四天王とも呼ばれる世界最強の4人 先導カナタ、天王寺アリス、佐倉・エヴァンス・カレン、佐倉・エヴァンス・キララは必死の抵抗を見せたが・・・
初めて小説を投稿します。誤字脱字や文脈がおかしいところも多いかと思いますが、ご理解いただけると幸いです。
投稿頻度も不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 19:40:48
90442文字
会話率:49%
「きっと僕は、貴女を絶望から寝取りに来たんです」
ときは近未来。
これは実験体として人間としての尊厳を奪われた後にひとりの科学者に監禁され愛玩されたヒロインがかつての恋人に奪われるおはなし。
* * *
なとみ先生主催のNTR企
画2024夏 に参加したくて書き上げたSFテイストな短編です。
寝取られ要素は薄いかもしれませんが自分の萌えが詰まっておりまする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 16:00:24
11125文字
会話率:27%
両親が開発中の新薬を誤って飲んでしまったミキの運命は・・・
(あぁ、もうハラハラ ドキドキが止まらない) おかげ様で42万PV。
★お知らせ:こちらに掲載が漏れた、「北の神様編」を以下に別掲載しています。
URL:https://nc
ode.syosetu.com/n7253eh/
本作品は以下の構成です
■性転換編 突然の性転換によるミキのドタバタをお楽しみください
■アイドル編 第16話~ イヤイヤやらされたアイドル。 さてさてどうなる?
■クローン編(クローン1号:第38話~ 2号:第53話~)
悪の教授が作り出したミキのクローンは?
■美少女ロボット編 第60話~
秋葉オタクの天才科学者が作りだした美少女ロボットとの切ない物語
■地縛霊・霊媒師編 第85話~ 地縛霊の少女(血織)の望みとは?
■神様編 第127話~ ある日ミキ宛に神様からメールが届く
「このメールは神様からのものなので、あなたは、どんなに急いで
いてもこのメールは着信と同時に必ず見ることになります」
■千織の転生 タイ編 第178話~ 自分がやりたい事を探すためタイを旅行する千織に悪の組織が
襲い掛かる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 20:20:00
457651文字
会話率:48%
全身を串刺しにされている美少女、橘里奈の血液を巡るストーリー。
里奈の血液は、単なる生理的な液体以上の意味を持っている。彼女の血液は、現在の世界において、石油に匹敵するほどの戦略的価値を持つ資源となっている。その重要性は、国際的な供給網や
政治的な駆け引きにまで影響を及ぼすほどだ。
だが、需要に対して供給が追い付いていない。科学者たちは新しい技術の開発に取り組み、里奈の血液の採取効率を向上させようと試みているが、現状では限界があるため、急場しのぎの対策しか打てないでいる。
一方、開発責任者である麗華は深い悩みの中にいる。彼女はそんな串刺しにされている里奈のことを心から愛している。同時に里奈が国家のために不可欠な存在であることも理解している。特に、女性を串刺しにして血液を絞り続けるという極めて非人道的行為が、彼女の心を締め付けている。
本作は、里奈の血液を巡って、愛する人への想いと現実の間で苦悩する麗華の姿を描いた作品である。
【注意】
本作品には身体を損傷させたり、非人道的な行為等の残酷な描写が含まれています。このような表現が苦手な方や心理的に影響を受けやすい方はご注意ください。また、18歳未満の方の閲覧をお控えください。作者は物語中にあるような非人道的行為を肯定する意図はありませんが、物語の要素として描写されています。閲覧の際は自己責任でお願いいたします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 17:02:17
3292文字
会話率:0%
『ツンギレ科学者とその助手の話(https://novel18.syosetu.com/n0411gu/)』の執筆間隔が永らく開いてしまったので、リハビリ用のエピソードを何話か投稿する予定です。
エロはあったり無かったり。
メタ的な内容もあ
ります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 22:15:49
6583文字
会話率:50%
大学四年生の私は、友達の紹介で、くせ者科学者の実験助手として働き始める。
ツンギレキャラ(好意がダダ漏れなくせに口調や態度が残念な人←合ってる?)を書いてみたくて挑戦します。目指せ完結ハッピーエンド!
※このお話はフィクションです。研究
室関連の記述は、作者の創作を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 13:43:50
110463文字
会話率:47%
下記サイトにて発売中のR18音声作品の台本になります。
・DLsite https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ01222331.html
・FANZA https://www.d
mm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_418022/
【作品概要】
Dr.ルードは世を乱すヴィランのひとりである。
彼女の現在の研究は、どんな人間も強制的に発情させるフェロモンを、人体から分泌できるようにする人体改造技術。
それがいま、完成しようしていた。
被験体として遺伝子操作や外科的手術、様々な投薬などを経て、「あなた」はドクターの望む強化人間となった。
前述のフェロモンに加え、強靱な肉体と精力絶倫など、セックスに関連する能力が飛躍的に高まっている。
そのポテンシャルを検証するため、ドクター・ルードは「あなた」との即ハメ性交検査へと臨む。
終わりなきドスケベ射精耐久実験が、今、始まる。
プレイ内容は下記の4パート。
・即ハメ騎乗位性交検査にて、冷静にセックス能力を判定するドクター。
・パイズリで射精回数の耐久実験。ドクターもフェロモンの影響を抑えきれなくなり…。
・ベロキス手コキで引き続き射精耐久実験。すっかり発情状態のドクター…。
・実験終了し、プライベートセックスへ移行。リミッター解除の連続中出し・連続絶頂・ド下品本気交尾に耽る。
【声の出演】ありのりあ
【イラスト】んぼ
【トラック内容】
・チャプター1「導入」 (2分57秒)
・チャプター2「ドクター・ルードの即ハメ性交検査 〜騎乗位でペニスとセックスの能力判定〜」 (17分03秒)
・チャプター3「射精耐久実験・前編・パイズリ連続狭射で発情するドクター」 (16分55秒)
・チャプター4「射精耐久実験・後編・ベロキス手コキの連続射精と顔射フィニッシュでアクメするドクター」 (19分37秒)
・チャプター5「リミッター解除・変態ドクターの連続中出し下品アクメファック」 (25分55秒)
【ファイル内容】
・本編音声5トラック (wav/24bit/48kHz/ステレオ)
・イメージイラスト (基本2枚/JPG・PNG)
・台本全文 (PDF)
【総再生時間】82分27秒折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 22:19:23
19401文字
会話率:0%
美しい天才科学者カルドは、今日も親友ヨハンの家を訪ねていた。
鉄壁のルーティンによって、一日のスケジュールの全てを詳細に決めるカルド。そんなカルドのルーティンに、ひょっこり現れた凡庸な男、ヨハン。
これは、他人の話を一切聞こうとしない変り
者の天才と、口の利けぬ凡庸な男の「二人きりのルーティン」の話である。
※【本編】完結済。【番外編】更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 16:36:02
53619文字
会話率:40%
考古学者のアウファトは調査に入った遺跡『白い柩』の奥で眠る美しい竜人を見つける。目を覚ました竜人の名はジェジーニア。古の言葉を話すジェジーニアとなんとか意思の疎通ができて安堵したのも束の間、ジェジーニアはアウファトをつがいだと言うが、アウフ
ァトに心当たりはない。遺跡から連れ出してもジェジーニアの求愛は続き、ある夜、アウファトはジェジーニアの発情に巻き込まれてしまう。
純粋無垢な訳あり竜人×絆され堅物学者のファンタジーBLです。
無理矢理描写が少しだけありますが、ハッピーエンドです。
R18描写のある話には*がついています。
※アルファポリスにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 20:00:00
149053文字
会話率:31%
海洋生物学者と自殺願望者わけありサーファーとの出会い。
死を選ぶサーファーを救うために奔走する生真面目学者の奮闘ぶりを、二人の日常生活を少しのぞかせつつ、真実の愛にいきつくまでのもだもだ劇。ラブコメ。ハッピーエンドです。ツンデレ。わりと大人
なストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 18:16:09
110482文字
会話率:34%
学者として特権階級になれるはずが、研究怠けたせいで、このままでは借金抱えた労働者になるしかない!!…のを回避する為に足掻く青年と研究者の話し。
ゆるゆるです。
最終更新:2024-06-11 02:32:05
14099文字
会話率:31%
童顔で背も低いけれど、大きなおっぱいのキョンシー少女が
考古学者の私と一つ屋根の下で暮らし出す。
はじめは研究対象としてしか見ていませんでしたが
『先生の精子、とっても熱いネ。 ワタシ、くらくらしちゃうノ』
とっても、非常に、大変好
色なキョンシーでした。
少女キョンシーとめくるめくるセックスライフが、 今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 16:17:32
128645文字
会話率:43%
男女比が1:3000の世界となったことを危惧して、世界中の科学者が協力のもと人類生存の為に開発した『魔法のオナホ』。魔法のオナホは、15歳以上でないと購入,所持をすることが出来ない法律によって禁止されている。主人公である佐藤昂(さとうこう)
は、15歳となり念願の魔法のオナホを手に入れた。配信者、アイドル、歌手、女優様々な女性を逝かせて多くのオナホ中毒者を生み出すのであった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 16:02:01
2189文字
会話率:13%
厳寒の地、グライブに出現したのは氷の大樹、フリーレン。曇天を裂き、逆さに伸びる枝が地に触れたれば土地は滅ぶという。
大樹の手がかりは五枚の石版、解読できるのは言語学者のみ。
災厄により二年の余命宣告を受けた吸血種達の元へ、隣国からの使者が訪
れる。
主人公カリヴァルドは種族性管理を担う立場から賓客を遇し、彼の妹ノウェルズは言語学者として古語の解読を急ぐ。
国の大事に足並みを揃える兄妹だったが、その関係は死と性とに糜爛していた。
(2024/修正済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 19:11:49
72678文字
会話率:34%
厳寒の地、グライブに出現したのは氷の大樹、フリーレン。
曇天を裂き、逆さに伸びる枝が地に触れたれば土地は滅ぶという。
大樹の手がかりは五枚の石版、解読できるのは言語学者のみ。
災厄により二年の余命宣告を受けた吸血種達の元へ、隣国からの使者が
訪れる。
主人公カリヴァルドは種族性管理を担う立場から賓客を遇し、彼の妹ノウェルズは言語学者として古語の解読を急ぐ。
国の大事に足並みを揃える兄妹だったが、その関係は死と性とに糜爛していた。
[※]兄妹モノ/暴力描写を含みます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 21:21:38
19467文字
会話率:38%
剣と魔法の世界の、傲慢だけど溺愛してくる第三王子×倫理観がユニークな反骨精神強め研究者
魔術を学ぶことへの意欲が強すぎる余り、騎士団を辞めて実家の公爵家を勘当されたフラエ=リンカー。知的好奇心の赴くまま研究を重ね、誰でも妊娠できる魔術を開
発する。自らで治験を行い、紆余曲折の末植物性モンスターの種子の出産を報告したら、第三王子グノシスの様子がおかしくて…?
「学生時代から、ずっと好きだった」「俺の子を産んでくれ」
あなたは僕を五年前に拒絶しただろうが!どの口でそんなことを言うんだよ!
そんなフラエの気持ちに構わず溺愛を注ぐポンコツ王子と、情緒面がポンコツな元騎士研究者のお話。
※R-18描写のある話には*マークがついています
※作中、不妊についての言及・描写があります
※残酷描写があります
この作品はアルファポリス様、エブリスタ様にも掲載されています。
こちらには加筆・修正版を掲載していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 07:46:42
118665文字
会話率:44%
「悪いが、セイシを分けてくれないか? 180ccほどでいい。なるべく新鮮なものを出してくれ」
唐突に、突きつけられたフラスコ。
は? なにを? なにを分けろと?
「いやいやいやいや、ムリッ! ムリですよ、アグネス!」
いくらなんで
もそれはムリ。「精子を出せ」→「はい、わかりました。ちょっと出しますから待っててください」ってヤツじゃないでしょ、精子ってもんは!
「研究所では、アグネスではなく、〝博士〟と呼べ、カトー」
フラスコ片手に胸を反らす博士、アグネス。
大きすぎる丸メガネに、大きすぎる胸のせいではち切れそうな白衣姿。十年前、浜に打ち上げられてた俺を助け、「サイトー」と名付けた人。……密かに、俺の好きな人。
「ホムンクルスを作りたいのだ。だから出せ」
いや、「出せ」って言われても。ってか俺、好きな女に、何を要求されてんだ?
聞けば、最強の武器になる「カワイイ」を研究するため、カワイイの塊である赤子が必要らしく。ここに赤子はいないから、代替でホムンクルスを作ろうと思い立ったのだとか、なんとか。
このトンチキ思考博士め。
ため息と同時に、底意地悪いイタズラを思いつく。
「博士。俺の精子を差し上げることは構いませんが、その代わり、もう少し別の方法を試してみませんか?」
「別の方法?」
「フラスコじゃなく、博士のお腹で醸成させるんです」
ようはただのセックスだけど。
「わかった。ぜひ、やってみよう。ジトー」
……俺の名前、サイトーじゃなかったっけ?
こじらせ片思い助手✕一般常識欠落トンチキ女博士の、順番手順間違い恋愛物語。
※ この作品は、PIXIVさまと、アルファポリスさまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 18:00:00
60377文字
会話率:36%