かつて、世界を救った勇者がいた。
勇者は聖女と愛し合い、末永く幸せに暮らしたが、やがて聖女を病魔が襲い、死が二人を引き裂いた。
それから、幾年月。
前世の記憶を保持したまま、人間の女性として生を受けたかつての勇者は、愛しい聖女の生まれ変わり
を見つけ出す。転生した聖女は勇者のことを忘れ、ある王国の王子となっていた。
男だろうと女だろうと、勇者が躊躇う理由にはならない。愛しい半身をふたたび取り戻すため、勇者はさくっと魔王を滅ぼし、褒美として王子の身柄を要求した。
- - -地雷注意- - -
女性に転生した勇者と、王子に転生した聖女のえちえちなお話です。シリアス設定は薬味。
下敷きとなっている物語は「勇者様に躾けられた聖女」のヒーロー、ヒロインですが、彼らのその後ではなく、設定だけ流用した別の物語です(IFとかアナザーとか、とにかく別物。性格や口調も若干違います)
体は女性、頭脳は俺様な勇者(一人称オレ)と、記憶を取り戻す前は完全に少年なヒロインがえちえちするので、精神的にBLの雰囲気があります(身体的にはBL要素なし)
また勇者は転生して女体化している自分を完全に受け入れており、誘い受けを楽しんでいます。
根底にあるのは勇者と聖女の愛し合う二人の物語ですが、上記要素が少しでも苦手な方は、読むのを控えていただきますようお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 17:25:20
11957文字
会話率:29%
十数年前、わたしは亡命し、その名を捨てた。離れ離れになってしまった初恋の男の子・ヴァレリーとの約束も、故郷の凍える冬に置き去りにした。
――雪がふらない場所で、クリスマスを一緒に。
失った片翼のかわりに、新しい土地で得たものは、虚飾の
経歴、嘘の名前、偽りの姿。肌身離さず供にあるのは、自害用の毒入りペンダント。それから、大切な愛猫のルゥ。
何度目かのクリスマスの夜。雪の代わりにイルミネーションの光が降る街で、スミスと名乗った初恋の男の子と銃口を向け合う。
愛してる、と言って。
・ ❆ ・ ❅ ・ ❆ ・
逃げ出した人が悲しみを経て立ち向かうまでの話。
CP傾向は、ねちっこい妄執愛男×ツンデレ執着愛女
という、あれでそれなフワッとしたファンタジー的な話。
なお、特定の国ではありません。いつも心にファンタジーとフィクションを。
※推しは死ぬ。幼馴染みとの再会(銃口を向けられる)。クリスマスはしんみりしたい。叶わぬ恋が好き。という嗜好の人向けです。
バトル描写はそんなにないよ。
※閲覧は自己責任で
※誤字脱字は随時修正
本編20話は完結しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 22:26:11
72468文字
会話率:27%
――しゃぶりたくて、たまらないの。あいつの、あれを。
誰にも言えない妄執に囚われた女の子のおはなし。
■性描写を含む話には『*』マークをつけています。
■2019.08.12完結。全11話。
最終更新:2019-08-12 00:00:00
34870文字
会話率:31%
木井槇尾はかつての同級生である白瀬蓬を別荘に監禁した。離れていた間に行き場を失った恋心は捻じ曲がり、妄執へと変わっていた。社会人となり、10数年を経て再び巡り合った時、木井は溢れる感情を押し留めることができなかった。※エロは薄目ですがガッツ
リBLです。現代社会人監禁BLジャンルが好きな方に楽しんでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-07 00:11:30
8848文字
会話率:35%
技術都市アクトナム。汚れ切った霧に包まれた科学者の業と妄執の街に、今宵も剣戟の音と矯正が響き渡る――
主人公、雨水十兵衛は妻、夕凪の治療方法を探すため、技術者の美少女リディの用心棒として、相方の美女クチハと共に雇われていた。
そんな彼
らの元に、ある日奇妙な依頼が届いて――
「失敬だな。自慰を指差して不貞だ浮気だと言うのは、流石に潔癖が過ぎる」
――徹頭徹尾の屑野郎が幸せ(自己中心)を求めて斬って倒して犯しまくる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 21:00:00
8345文字
会話率:36%
年上夫と、初々しい妻の初夜のお話。
最終更新:2018-04-16 23:49:58
13363文字
会話率:51%
勝手に人を愛し、愛が報われないとわかると愛した人に呪いをかけて死んでいった竜がいた。
竜に呪われた兵士のマルスは、竜の妄執に捉われながらそれでも竜には負けじとと前を向き続ける。
死した竜を求め続ける番の呪いが命を喰らい尽くすまで、マルスは剣
を振るい続ける。
未来を己が手で切り開くために。
敬愛する上司のため、友のため、戦える限り。
そうしてついに呪いが追いついた最期の時、胸に残ったたった一つの思いとは。
マルスは向かう。最後の戦いへ。
本編完結、番外編更新中。
IF設定 「黄色い風の呼ぶ方へ」
本編を読まなくても大丈夫です
気になる方はあらすじをさらりと書いておきます
オリジナルとは別物として気楽にお読みください。人死に多数
最終的にハッピーエンド。ラストはCP固定です。
予告なく性描写入ります注意
マルス准将というたった一つのパワーワードから妄想が広がったパラレルワールド。
元ネタ
「黄色い風の呼ぶ方へ」
http://ncode.syosetu.com/n1196du/
不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 12:49:10
125455文字
会話率:24%
[閲覧注意]マニアックなエロがメインの短編を、ゆっくりと書き加えていきます。各話の前書きに注意事項を書いておきますので、大丈夫な方のみ読んでいただくようお願いいたします。
最終更新:2016-03-30 21:38:48
15440文字
会話率:51%
『お前が一番大切だから、私はお前を選んだのだよ』――かつて最愛の夫に、生贄として殺された過去を持つ伯爵令嬢のエジェリーは、転生後十六歳で国の象徴である聖女に選ばれる。そして王太子シリウスに出会い前世の記憶が甦った彼女は、己を殺した元夫の生ま
れ変わりが彼である事に気付いてしまった。それから二年。彼に殺された記憶は消えることなく、エジェリーはシリウスを極力避けた。前世を匂わせる発言にもわからぬフリを続けた彼女は、自分に執着を見せ始めるシリウスから逃げる為、隣国への逃亡を企てる。だが神殿を去る前日、夜這いを仕掛けた彼に無理やり身体を奪われてしまい――。◆前世から続く執着と狂愛の、溺愛王道ファンタジー。◆2017年4月5日ソーニャ文庫様より書籍化されました。改題名:「王太子は聖女に狂う」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-01 17:51:34
125690文字
会話率:29%
「神」と呼ばれる魔物に囚われた女と、彼女らを影から世話する下男の話。
最終更新:2014-01-26 03:00:00
7408文字
会話率:40%
強気なワンコはいざ時ヘタれる。そんな年下(敬語)能面リーマンから好かれてしまったのは、直情型口悪OLだった。二人の始まりからその後のお話。 *自サイトからの転載です。
表現が直接的なお話には【*】が付きます。
最終更新:2014-01-22 00:00:00
90964文字
会話率:45%
最初はただの命乞いだった。生きるため、殺されないために吐いた嘘。……全部、嘘だったのに。***人外少女と狩人男の妄執。書きたい場面だけを書いた話です。眼球舐めが苦手な方はご注意を。
最終更新:2013-03-23 16:12:37
27077文字
会話率:24%