日本には古来より『カミカクシ』によって八百万の神ーー【異世界より来訪した神秘】によって、ときに恩恵を受け、またある時は厄災をもたらされてきた過去があった。
現代に至るまで、人々はこの『カミカクシ』に対抗しうるべくーー【神秘】には【神
秘】をもって厄災をはらい続けてきた。
その組織を、人は『WOW(ウィルオーウィスプ)』と呼ぶ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-19 20:38:13
460文字
会話率:29%
――法のない国バルハラ。
代々、女王が実験を握るこの血生臭い国でティヌア=ウル=シェラハは第一王位を継承する唯一の存在であった。
しかし、ティヌアは王権にすらお構いなし。
ふらふらと根無し草のように自由気ままに生きようとする彼女だったが、
周囲の人間はそれを捨て置かなかった。
鳥籠のような王宮で渦巻く陰謀に落ちていくティヌア。
――果たして彼女は何を得て、誰を愛するのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-21 20:37:26
14694文字
会話率:37%
高校2年生の5月、秋葉爽子は母の仕事の都合によって妖町(およずれちょう)という田舎町に引っ越してきた。新たに通学する烏野高校で学校案内を受け終えた爽子は、担任教師の合六六介に勧められ、妖山(およずれやま)の頂上にある御神木に参拝しに行くこと
に。
烏野高校を出た秋葉親子は夕焼けの中、頂上を目指して石階段を登り始めるが、進んでも進んでも一向に頂上へ辿り着かない。何やら山の様子がおかしいことに気づく爽子だったが、時すでに遅く、近くにいたはずの母の姿が忽然と消えてしまった。
焦る爽子が必死で母に呼びかけると、林の中から母の声が聞こえてきた。安心した爽子は、姿の見えない母に駆け寄ると、なんとそこにいたのは母ではなく、見たこともない異形のものがこちらへ笑みを浮かべていた。
異形のものから命からがら逃げだした爽子は、藁にも縋る思いで山の頂上にあるという御神木を目指して階段を駆け上がる。
何十分か何時間か。時間の感覚も狂うような鬼ごっこを耐え抜き、山の頂上に佇む御神木へと駆け寄ろうとした爽子が安心するのも束の間、爽子の背後にあの異形のものが迫る。
万事休すかと思われたその時。
山中から轟音を響かせて刀を持った青年が爽子を助けに現れた。
あまりの出来事に放心して青年を見つめていると、こちらに視線を向けた青年と目が合った。そして、次の瞬間。
「会いたかった――弁存様!」
見知らぬ青年にあずかり知らぬ名前で呼ばれた上に、強く抱きしめられてしまった爽子は、とうとう「人違いです!」と泣き出してしまう。
しかし、これは嵐のような出来事のほんの始まりに過ぎないのだということを爽子は、知る由もなかった。
――これは一人の少女が前世に決着をつける話――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 13:26:40
14516文字
会話率:29%
練習のための話
更新頻度未定
気が向いた時にしか書いてないです。
最終更新:2020-02-08 01:00:00
9575文字
会話率:30%
それが起こったのは、レーザー・シューティング・システム(LSS)を右腕に装着する手術を終えた帰りだった。手術は一時間ほどで問題なく終わったので、すぐ帰宅することにし、病院の売店で、昼食用におにぎりと菓子パンとお茶を買い、スカイカーに乗り込
んだ。
垂直にふわっと上昇してから、行き先を入力し自動操縦モードに切り替えた。雲一つない青空が広がり、八月の太陽が輝いていた。
支笏湖の上空を経由して、苫小牧沖に出てから、洋上を西に飛び、絵鞆半島の上空にさしかかった時だった。突然フロントガラス越しに見えていた景色が消失した。同時に暗黒が周りを覆い、スカイカーが激しく振動した。シートベルトが肩に食い込み、胸を締めつける。真っ暗闇の中、スカイカーが回転しながら、落下しているようだ。手を操縦席の計器につき、足を突っ張り衝撃に耐える。しばらく耐えていたが、頭の中に赤い閃光が走り、意識を失った。
気がついた時、スカイカーは海中に沈んでいた。
ここから、五千年の時空を超えて、僕と縄文の女たち――アベンカ(海)とリラ(風)とクンネ(月)――との愛と性の物語が始まる・・・・・・・他サイトに重複投稿している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 13:39:48
81314文字
会話率:44%
小説家になろうにて同タイトルで連載している作品の、一部規約に反しかけた話を抜粋したものです。 こちらから読むと意味不明なので、ご興味がありましたら小説家になろうの
https://ncode.syosetu.com/n7720fr/ までお
読み下さい。
なろうから読んで頂いている読者様方には、変則的な掲載になってしまい非常に申し訳ありませんが、作品の補完になりますのでよければお読み下さい。
また同様の事態になってしまった場合の為、避難所として連載扱いとしています。
お手数ですが、何卒よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 17:35:27
4100文字
会話率:33%
催眠魔法を持つ僕の生活を振り返る回想録。
最終更新:2019-07-24 21:28:40
57985文字
会話率:24%
軍大学への進学を控えたアーロンは、数年来の友人のエシュと共に、エシュの養父の地方視察に同行する。その地にはこの季節、いまだ〈法〉の制御下にない竜があらわれるといわれていた。
秋から開始する予定の長篇ファンタジー(異世界転生もの)に登場する
主人公ふたりの前日譚です。
小説投稿サイトfujossyの短篇小説コンテスト「梅雨のBLコンテスト」参加作品。エブリスタにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 06:54:12
9928文字
会話率:46%
寝ているあいだ地獄の魔王の嫁になっていたサラリーマンの話。激務で睡眠時間が激減したので魔王が怒り、現世に突撃してくるお話。魔王×サラリーマン
最終更新:2019-03-13 00:18:52
5777文字
会話率:59%
日本のどこかの都会。昭和っぽい雰囲気の残る街で、どこにでもいそうな2人の男が出会って暮らす話。
全4話。エロなし。完結済。
長篇のもとになるような短くてざっくりしたお話。章立てがあるので4回に分けました。
最終更新:2017-07-11 17:53:34
4919文字
会話率:52%
鹿族の娘・ヤシュカは、滅多に生まれない「白き鹿」だ。けれどもそれだけで一族の者に崇め奉られることにはうんざりしていた。ヤシュカは誤って禁足地に入り込んだところを山犬族の青年・モレヤに襲われ、おにぎりで窮地を脱し、おにぎりで窮地に陥る。自分を
特別扱いしないモレヤにヤシュカは次第に惹かれていくが、秋――発情期と共に決断の時が迫っていた。
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国譲り神話をベースにした和風神話ファンタジーです。
※=R18シーン有り
アルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-19 22:00:00
80964文字
会話率:34%
「サモンズ・スクオーラ」という乙女ゲームの世界に転生した私―-橘沙也。もともとゲーム自体にはまっていてプレイしていたものの、転生先はなんとライバル的ポジションの令嬢―-アルカリスだった。
しかもそのキャラはプレイヤーから「踏み台」「噛ませ」
と呼ばれるほどパッとしないキャラだ。
使い魔を召喚し、契約して魔法学校で成り上がっていくストーリーの中で、原作では何度もヒロインに敗北するアルカリス。
そんなアルカリスとして転生した以上、彼女の抱える事情も見えてきて、ヒロインにどうにか勝とうと奮闘するが―――結果は惨敗。
使い魔からも契約破棄され、仕方なく新たな使い魔を召喚しようとした矢先、ラスボスのいるところへ移動してしまい、命の危機を感じるが――このラスボス、溺愛してくる性質のようだ。
そろそろ学校に戻らないとと、帰りたがるアルカリスこと沙也と、彼女を伴侶とし、執着して離したくないラスボスの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-11 08:00:00
59317文字
会話率:30%
魔女のイリアリンデは幸せな日々を送っていたが、その幸せはあっけなく崩壊した。
同じ魔女が事件を起こし、魔女への迫害が始まったからだ。イリアも過酷な迫害を受け、以前住んでいた森の家へと逃げる。
人間と関わるのはやめようと考えたイリアだったが、
放っておけず森の中で傷ついた少年を拾ってしまう。
少年の名はヴィルフリート。元奴隷で、黒龍と人間のハーフだ。イリアは彼に癒され、ヴィルもまた彼女に惹かれていった。
そんな中、またしても魔女を迫害する動きが起こる。
人間と生活できるヴィルを巻き込むまいと、イリアはひそかに旅に出るが―――
「もう逃がさねえ。いやもやめても聞かねえし、泣いてもやめねえからな」
黒龍に、あっけなく捕まってしまう。
相手を巻き込みたくない魔女と、彼女に執着し、なにがなんでも魔女の側にいたい黒龍の物語。
【現在、二章更新中です!】
話が進むにつれて、ヒーローの溺愛度合いがだんだんと増えていきます。※マークがは性描写ありの話になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-07 23:59:27
129294文字
会話率:32%
有名宝石店の社長 大和が、14歳年下のジュエリーデザイナーを目指す女子高生ケイに一目惚れ。ほぼ犯罪スレスレ?強引な大和に振り回され確保されるケイ・・・ハッピーエンドと思いたい激甘ラブストーリーです。
※この作品は小説投稿サイト『魔法のiらん
ど』にて2012.6.12に投稿し、掲載中の作品を加筆修正したものです。また予告なく、R18シーン等がありますのでご注意下さい。このお話は『頬杖の時間』夕真の両親のお話です。単独でお読みいただけますが、時代背景が、コンビニや携帯のない昭和の時代です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 12:26:48
32024文字
会話率:29%
午後10時・夕食を買って帰宅予定のコンビニ客の目の前で起きたひき逃げ事件。いきなり非日常に巻き込まれた人達のすったもんだの物語です。
恋愛スキル中学生以下のバカップルにあてられる、残念な店員さん視点の話です。
拙い文章で申し訳ありません
。
下品ネタはない(?)のですが、読後感がケッって感じになるかもしれません。
おっさんと痴女の話を読んでくださった皆様に、感謝をこめたはずなのですが・・・。
あれぇ?
お楽しみいただけますと、大変うれしいです。
現在一部改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-26 22:00:00
5099文字
会話率:40%