ヨセミテを故郷とするアメリカ・インディアン、アワニチ族の六十名ほどの一団がロッキーの山裾を北上してゆく。その中には、明治維新の後に、武士というアイデンティティを失って、新天地を求めてサンフランシスコに渡ってきた豊田六郎の姿がある。日本刀を
背中と腰に帯びているが、見掛けはほとんど一族と変わらない。日本人の六郎は白人の生活が肌に合わず、混血らしいアワニチの女を妻に娶り、先祖の土地を奪われたアワニチと安住の地を求めていた。
そんな日米合作の映画の中で、アワニチから「クワイエット・サン」と呼ばれるサムライの役を、日本人俳優の松下礼史が演じている。
峡谷での撮影の日に、馬が滑落して、礼史は谷底で行方不明になってしまう。その夜は幸い満月で、瀕死の状態となっている礼史の霊魂が「幽体離脱」する。コヨーテ・キャンプという居留地に暮らす年老いた「メディソンマン」のトーキング・ロックが、そんな幽体を月夜の上空に発見する。トーキング・ロックは生き延びたいとうわ言を漏らす男を居留地に連れ帰って、呪術をかけて、男を蘇生する。
10年後のスイス。スキー・リゾートや観光で訪れる外者ばかりが目立つサンモリッツの街。そんな街の郊外のコテージで、礼史はなぜか年老いることも無く、静かに暮らしている。礼史は一人旅のドイツ人女性、ロミーと行きずりの一夜を共にする。そしてロミーは、奇怪な姿に変貌した礼史に体の生気を奪われて、固形化して神秘的な彫像となる。
ミュンヘンに住む富豪の父ヘルベルトは、サンモリッツの彫像家と一緒にいると言い残した一人娘のロミーとの連絡が途絶え、サンモリッツの警察に捜索願いを提出する。
礼史は奇跡的に回復し、精気を漲らせてロケ地へと戻る。頓挫するかと思われていた映画の撮影も無事に進められる。
アメリカに渡った六郎を追って、許嫁の小夜がお付きと共に渡米する。しかし、護衛の男たちは殺害され、小夜は無法者に連れ去られ、自らの手で命を断つことを選ぼうとする。無法者のハーヴェイは、そんな女に惚れ込んで、男のことを諦めたら自分の女になることを条件に、アワニチと部落を捨てた許嫁の行方を探す手伝いをする。
撮影の最中に、礼史は満月の夜に不可解な体調の異変を感じ取る。一方、撮影が進む映画の中では、六郎と小夜がアメリカと言う広大な土地で、苛酷な運命に翻弄されてゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 08:00:00
189218文字
会話率:34%
錬金術師。
それは、命を扱う者のこと。
良薬、劇薬の生成など。新たな技術を用いて人々の暮らしに寄り添うものであること。
だが、生命と不老不死は神秘であり、
生き物を粗末に殺すことを禁忌とす。
−−−−−
「俺と子作りしようか……」
国内最高位の錬金術師であり、他国にも名を轟かせている『最高位錬金術師《アデプト》』の名を持つロイド。
難読な彼の文字が読めることで、ロイド専属書記として採用された、旅館で働いていた少女ミカエラ。
仕事は、ロイドの実験の記録をまとめることと、彼のペットであるヘビの世話。
旅館で代筆業を請け負っていたことと、幼いときから山で育っていたため動物にも抵抗感がないということで採用されたとはいえ、
ひたすら研究のみだがどこか優しいロイドとの日々は、ゆっくりなようであっという間に過ぎていく。
雪国の田舎から王都に出てきて緊張していたミカエラにとって最高の職場だった。
ある日実験が失敗し、彼が倒れるまではーー。
一日中まぐわうという、珍しいヘビの精子からホムンクルスを培養していたロイドが、ヘビの本能のままにミカエラを溺愛してきて…
これはヘビの本能で、彼に想いは無いの?
【無口な美形錬金術師】✕【一生懸命なまじめヒロイン】!
ヘビは、怖がると丸まるボールパイソンという種類です。
⭐︎印R18です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 12:53:17
122477文字
会話率:43%
無能で、低所得で、童貞――負け犬のおじさんは三重苦を背負っていた。高校の清掃員という退屈な仕事の傍ら、麗しき女子高生にスケベな視線を送るのが唯一の慰めだった。ある日、悪いことが重なって、おじさんは自らの人生を呪う。『俺の人生はなんでこんなも
んなんだ』、と。絶望のどん底で、おじさんは神秘的な雰囲気を持つ少女からとある鍵を受け取る。なんと、その鍵は空間閉鎖という特殊能力を持っていたのだ。これまでの境遇に復讐するように、誰にも邪魔されずに少女たちを凌辱していく。閉ざされた空間でいくら助けを求めようとも、その声は誰にも届かないのだ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:26:21
137760文字
会話率:60%
深い森の奥に静かに玉の国はある。
そこを統治する王は深王と呼ばれた。
現深王のヒスイ・シンは、白銀の姫と言われ民に慕われていた。
深王はいつの時代も、神秘的で儚げな姿であり、周囲の人々から神のような存在ととして扱われている。玉の国は世界の
平穏を守る国として鎮座していたが、時代は移り変わる。
そんな中、ヒスイは閉国を宣言する。
時代の変化と争いの中、世間知らずで特殊な環境で育ってきたヒスイが、王としてではなく一人の女性として幸せになりたいと奔走し、その自由な行動に周囲は振り回されていく。
R18指定ですが、出てくるのはまだ先です。
初投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 08:00:00
307536文字
会話率:59%
女性には男性に知られてはいけない秘密がある。それは「クリボッキ」。実は女性はホルモンバランスが不安定になると、大きさ20cm程にまでクリが勃起し、一時的に理性を失う。そんな理性と野生の狭間で戦う女性達のお話し。
最終更新:2024-04-27 21:00:00
10227文字
会話率:64%
都丸政樹、16歳。引き篭もりの少年が、ゾンビにされて、復讐を誓うが…?
彼の日常は、学校を辞め、引きこもり生活とゲームに明け暮れる退屈なものだった。だが、ある日、世界は一変する。ゾンビが現れ、彼の日常は恐怖と混沌に包まれる。唯一の救いは、神
秘的な「セーブ&ロード」の力。選択をやり直し、運命を変える能力を手に入れた政樹は、この新たな世界で生き残る道を探す。
最初は自分だけの生存を願いながらも、徐々に他人の命を救うためにその力を使い始める。孤独な少年が、ゾンビの蔓延する絶望的な世界で、人間性と優しさを取り戻していく心温まる物語。彼は過去の選択をやり直し、新たな未来を切り開くことができるのか。一度きりの人生において、やり直しのチャンスがあったなら、あなたは何を変えるだろうか。
この物語は、選択の重要性と人間関係の再構築を描く、サスペンスフル
更新頻度遅いです。カクヨム、アルファポリスでも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 23:56:31
27977文字
会話率:17%
――――ここは、聖世界ロウガルド。
ロウガルドは大地母神である女神アリシアが治める世界。
その女神アリシアより聖剣の担い手として認められたユーリは、天才魔術師アリーナと聖女ローラとともに邪神を崇める邪教から世界を救った勇者である。
自身
に恋慕の念を寄せるアリーナとローラの想いにも気づかず、純粋に世界のために邁進するユーリに二人の美少女はヤキモキしながらも、それが素敵だと微笑み合う──それがこのハーレム勇者パーティーの日常であり、結局はこの三人のままで幸せな未来へと進んでいくのだった。
その約束されたはずの未来が、一匹のゴブリンによって崩された。
貧弱な魔物であるはずのゴブリン・キングは規格外の存在である邪神、それと比べてもなお例外と呼べるような、マジカルチンポという全ての牝を堕落させ魅了する神秘を秘めている。
これは、ハーレム勇者パーティーから美少女魔術師と美少女聖女がマジカルチンポに魅了されて勇者をあっけなく裏切り、人を苗床であり食肉としか思っていないゴブリンに搾取されるお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 18:00:00
44321文字
会話率:26%
ある日、ゲーム好きな高校生カズキと、幼なじみのミサの前に、月世界の住人カグヤが現れる。そこへ襲いかかる蛙星人と、手下の怪人。巻き添えでピンチに陥ったミサに、カグヤは力を授ける。それは変身することで何十倍にもパワーアップできる神秘の力。だが、
変身後の姿はなんとセクシーなバニーガールであった――!
地球と月の平和を守るため、カズキとミサはバニーガール戦隊「バニーレンジャー」を結成する!
Hなバニーの変身ヒロイン物語が、いま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 09:46:53
112153文字
会話率:47%
綺麗な大自然が広がるこの世界は 多くの人間と 神秘的な存在が共存している世界………
妖精……精霊……魔獣……色々な生き物が存在するこの世界は 色々な問題を抱えていた……
魔獣による殺戮で命を奪われる人々……貧富の差に苦しむ人々……住む場
所をなくす人々……
多くの魔獣達に脅かされた結果………富と権力を持つ 限られた者達が支配する現実………
だが………そんな人々を守る為に 命を懸けて戦う者達が世界中に存在していた………
召喚術を使って 様々な力を持った【召喚獣】を呼び出して戦う存在………それが【召喚士】
召喚獣は千差万別………数多くの召喚獣が存在するが たった一つだけ共通する事がある。
それは……全ての召喚士が戦う為に 召喚獣を【武装】に変換して 共に戦う事なのだ……
そして世界各地には 魔獣から世界を守る召喚士を育成する機関……【武召学園】が存在する。
多くの問題を抱えるそんな世界で ある学園に訪れた 不思議で小さな子供の物語である……………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 00:00:00
1324318文字
会話率:32%
魔女のルーチェは魔力が高いため、性欲が強い。
ある日の晩、自慰をして達し目を覚ますと知らない部屋にいた。
灯りの乏しい薄暗い部屋の中、己の状態を確認すると、ルーチェの身体は知らない青年になっていた。
彼女は神秘的な容姿の青年に興味を持ち、彼
の身体で時を過ごしていくうちに、彼と小さなやり取りを交わす方法を見つける。
事態を楽しんでいたルーチェだったが、『知らない誰か』の正体に気付き狼狽してしまう。
相容れない人を好きになり、少しずつ心の距離を近づけ、少しすれ違ったりするお話です。
自慰以外のRシーンには※印をつけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 21:33:20
104249文字
会話率:40%
親兄弟に疎まれ続けた第七王子ウルドは、ある日兄に殺されかけたあげく、立ち入りを禁じられた神秘の森の前に置き去りにされる。一方、神秘の森こと竜族の里に住まうサウィンは、番や宝に執着する同族を見下しながら、ひとり思いつきに任せて森の奥で穴を掘っ
ていた。
「土だけで家を作ろうと思って」「何それいいな!」
愛を知らないふたりは出会い、互いの素性を知らないまま、かけがえのない友人となっていく。
しかし、ふたりきりの平和な日々は、ウルドを迎えに来た将軍の、王座につけという言葉によって崩れ去る。友情にとっくにそれ以外のものが混じっていることに気がつかなかったふたりの関係は、戦に巻き込まれたことをきっかけに変わっていく。
性描写が含まれる話には※マークがついています。
※pixivの第三回ビーボーイ創作BL大賞に応募している中編です。(2023/10/31追記: pixiv賞を受賞しました。2024年夏頃にリブレより書籍化される予定です。読んでくださった皆さまありがとうございました!)
※人外と人間の寿命差への萌えを詰めました。ハッピーエンドのつもりですが人によって感じ方の変わる終わり方かもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 13:24:42
67496文字
会話率:47%
魔神を斃し、世界を救った勇者が居た。しかし勇者の力を恐れた人々に因って勇者は殺された。
そして長い年月が流れ、勇者が眠る聖廟へと男が侵入した。
あろうことか男は勇者の聖骸を犯したのだ。
孕むことがあるはずなどない聖骸。しかし神秘、もしくは奇
跡か、聖骸は子を胎に宿していた。
十月十日、聖骸は女児を産み落とした。男は赤子を聖柩に捨て、聖骸を盗み出し姿を消した。
赤子は無事、発見され、そして月日が流れ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 13:30:11
78749文字
会話率:38%
若手銀行員の諒子。入行間もない彼女だが、容姿端麗、頭脳明晰で行内では知られていた。幼い頃から沈着冷静さと大人顔負けの頭の切れで、何事も器用にこなしてきた諒子だが、一方で自分の歩む人生にどこかに物足りなさのようなものも感じていた。ある日、営業
で小高い丘に建つ小さな工場を訪れた。そこには経営者の白木という壮年男性と一匹の白い蛇がいた。白木との出会いでにわかに回り始める諒子の人生……。生の神秘と可塑性を描くことに挑戦したミステリー純文学の意欲作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 17:07:48
17827文字
会話率:25%
ミラ・メイユールは精霊の血を引いてる公爵令嬢。
絹のようなさらさらな銀髪、きめ細やかなシミひとつない真っ白い肌。菫色の瞳は可憐である。妖精の血筋を引いているだけあって、神秘的な雰囲気を合わせ持つミラは社交界では妖精姫と謳われていた。
そ
んなミラを嫌う相手がいる。王太子妃の専属近衛騎士であるアラン・フリーティアである。顔を合わせただけで眉間に皺を寄せ、鋭い瞳を向けてくる。
近衛騎士団の副団長であり、公爵家の嫡男であるこの男は社交界では大人気。180センチ以上の身長に鍛え抜かれた身体。黒髪に切れ長のサファイアの瞳には意思の強さがあり、スッと整った鼻筋に魅力的な赤い唇。社交界の娘の間では誰がアランを射止められるか争奪戦が繰り広げられていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 12:00:00
52502文字
会話率:35%
主人公の男の子は、女性と触れ合うことのない環境に育ったが為に、心の中で過度に女性を神秘化、神聖化してしまう。やがてその気持ちは、女性からきつく叱りつけられたいというマゾヒスティックな願望へと変貌を遂げていく。さて、彼が叱(しか)ってくれる相
手として選んだのは担任教師である畠岡先生。かなりの歳上であるのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 06:45:23
6676文字
会話率:34%
遠い未来、遥かな夢を見た人類は、禁断の人体改造に着手。それによって、老い、病、美醜など、あらゆる悩みを解消し、さらには生命の隠された力「神秘」を発見するに至る。
しかし、その早すぎる進化のスピードに、やがて社会の構築は追いつけなくなる。
人間間の摩擦は短期間で大きくなり、世は激しく乱れ、そして大戦争が勃発したのだ。
文明は破壊され、地上は焼き尽くされた。
さらに長い月日が立ち。人間は四つの種類と、派閥に分かれていた。
獣変化の神秘“獣力”を使う男たち、“覇軍派”
法則を歪める神秘“超力”を使う女たち、“女帝派”
二つの力を有するふたなりたち、“超獣派”
旧時代の科学を扱う無能力者たち、“貴族街”
彼、彼女らは皆一様に神秘に翻弄された者たちだが、互いにわかり合うことは決して無い。もはやそれぞれの倫理観が大きく違いすぎているからだーー
本能に身を任せる獣男たち、
尊厳を貶め弄ぶ妖女たち、
そして愛玩を求む傲慢な貴族たち。
悍ましき悪意の影が、戦うふたなりに差していく。
恐るべき“超獣”狩りが始まる。
・・・・・・・
初投稿です。
バトル漫画やアクション映画などでよく見る「頼りになる強キャラが敗北して連れていかれる展開」や「負け戦でハグれた仲間が再登場した時酷い目にあってる場面」などをコンセプトに、絶望感、敵への嫌悪感等をエロに昇華しようという感じで書いてみました。バトル物の皮を被りたいエロ小説です。
大体のキャラがが活躍→敗北→匂わせ→お披露目って感じのパターンになると思います。
※話の性質上、鬱展開多めです。苦手な方は閲覧をお控えください。また、ケモノやsissyといった要素も入れていく予定なので、そういったものが苦手な方もご注意ください。
pixivでも投稿しています
現在10話までで内容もほぼ同じですがキャプションで言い訳したり表紙にゲスザムの絵を飾りつけたりとかしてます
https://www.pixiv.net/novel/series/7719852折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 22:00:00
358364文字
会話率:43%
大学受験に失敗し、通信教育課程に在籍しながらうだつの上がらない日々を送る今西淳二。数少ない楽しみは近所の喫茶店でバイト店員の原居珠子に会うことと、爆乳グラビアアイドルの月浦藍里が載る雑誌を買うことだった。
ある日、同郷で自分とは住む世界
が違い過ぎると思っていた豊坂奏海と街中でばったり再開。彼女から思いがけず昔の自分の印象が悪くなかったと言うことを聞かされたのを機に、淳二の中で欲望がムクムクと芽生えて来る。
その感情を察知した異世界のスキルデザイナーから召喚され、寝袋を経由して縮小状態で女の子の夢と体の中に入り込むスキルを授けられた淳二の驚きとエロスに満ちた神秘体験が今、開幕する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 03:00:00
248247文字
会話率:39%
結婚して3年半の平凡な会社員・拓郎はある休日の朝、突如として米粒と同じぐらいの1000分の1サイズに体が縮小してしまう。隣で寝ている妻の香織に気付いてもらおうにも、小さく非力になってしまった拓郎は彼女の体にしがみ付くのが精いっぱい。そこへ
隣人の坂上氏が訪ねて来て、拓郎の姿が無いとみるや香織に猛烈なアプローチを仕掛けて来た。
訳もわからず体が縮小し、隣人に愛妻を寝取られた拓郎が絶望に打ちひしがれていると彼を1000分の1サイズに縮小した宇宙人の一員を名乗る女性が出現し「宇宙開拓のためのデータ収集を目的に10日間このサイズで生活して欲しい」と言われる。10日間が経過しないと元に戻れないため、不肖ながら協力に応じた拓郎はその女性に連れられ、このサイズでしか体感し得ない新たな冒険に一歩を踏み出すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 01:00:00
65638文字
会話率:45%
巨人獣と呼ばれる人を食う怪物に人類は人型機動兵器で対抗するも一度も勝てずに敗れ、半数の人口が失われた。
日本も例外ではなく巨人獣に追い詰められていた。しかしある日、黒くズングリした巨大ロボガイアークを操る仮面の男が巨人獣を次々と葬り去
った。
ガイアークとは謎の銀髪ロングの美少女ガイアと共に現れた宇宙人の技術で作られたスーパーロボットだ。
そして主人公の名は狭間優太。唯一巨人獣を倒すことの出来るガイアークのマスターだ。
目的は復讐だ。
狭間から全てを奪ったプライド高い上級国民の男翔馬。
翔馬の夢は世界を救う救世主となって良い気になること。だから狭間がガイアークの力を使って世界を救って宿敵翔馬を絶望させること。
のちに仮面の救世主と呼ばれる男はガイアと弟子と共に巨人獣と戦い。翔馬の裏にいる巨悪に立ち向かっていくストーリー。
物語の都合上。主人公の過去編から始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 15:06:44
469313文字
会話率:55%
巨大外蟲。
それは突如として世界を襲った異形のバケモノたちの総称。
人肉を喰らい、若い女の――とりわけ美少女を組み伏せ犯し種を植え付けるおぞましい人類の天敵。
そんな蟲たちに対抗する、天より異能を授かった少女たち。
全員が美しく、半不老
不死の神秘さと正義感を持つ彼女たちを人々は「姫君」と呼び称えた。
姫君たちは今も、死や死よりも恐ろしい末路と隣合わせの戦いをしているのだ。
そして今、新たな《姫君》が覚醒する。
◆通常のルートとは別に、その話でのIFの未来(敗北陵辱)としてBADENDを挟んでいきます◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 20:08:15
95617文字
会話率:29%
【不定期に更新。週一更新はストップしてます。 ※ただいまシオンエンドの番外編です】
「僕は普通にしているだけなのに、なぜか優しいといわれます(汗)」
婚約者からの一方的な番契約破棄で、ディルは死を選んだはずだった。
しかし目が覚める
と、そこはオメガが最底辺の世界から、最上位の世界に変わっていた!
体の持ち主はディルレクシアといい、わがまま横暴でナルシストというとんでも青年だった。
この世界で、オメガは神殿に保護され、〈楽園〉で蝶よ花よと大事にされて育つ。
そして、オメガが番のアルファを選ぶという。
こちらの世界は、治癒魔法を扱える神殿の権威がもっとも強く、オメガ男性は神秘の存在として尊ばれている。
オメガが選んだ相手は神殿に手厚く保護される。
末の王族でも王位につけ、没落貴族は返り咲き、平民ならば貴族へ昇格とめじろおし。
ディルレクシアには数名の番候補がいて、小悪魔よろしくもて遊んでいたようだ。
もちろん、ディルにはとてもそんな真似はできず、平穏な生活を楽しみながらも、番候補に会うのが気が重くてしかたがない。
しかもその一人は、ディルを捨てた男・アルフレッドそのものだった。
アルフレッドを見ると吐き気しかしないディルは逃げ、助けてくれた騎士に驚く。
前の世界でも最後までディルを見捨てなかった、護衛騎士その人だった。
ディルは次第に、騎士の青年と文官の青年と親しくなり、二人の間で気持ちが揺れることに。
平行世界に転移し、ディルレクシアとして生きることになったディルの望みは、「ほのぼのほっこり家庭を築く」こと。
さてはて、ディルの平穏な明日はどっちだ?
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※平行世界への転生ものです。
※オメガバースですが、「運命の番」設定はなし。女性オメガもいません。
※わたしの作品にしては珍しく、メインキャラは男のみのBLです。(後で脇役で女性がちらりと出てくるかもしれませんが、メインにはいません)
※ほぼ全員、美形。
※ベッドシーンはおそらく後半だと思いますが、途中で入る時は注意します。
※アルファポリス、エブリスタでも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 01:18:35
384654文字
会話率:48%