パツンパツンのプルンプルン──。
まさに、そんな形容が相応しい〝聖愛光輪女子学院〟の女生徒たちの制服。
大学を出て初めて教師として赴任したばかりの今朝。校内の廊下に溢れ返る女生徒たちの光景は尋常では無かった。
……若手教師一年目の男
の私が、クラス名簿を抱えて歩いて居ると自然と生徒たちからの視線が集まる。
(……くっ! ど、どの娘も可愛いっ!!)
純粋無垢──。そんな彼女たちに振り回される一年が、まさにこれから始まろうとしていた。
私は、色んな意味で耐え切れるのだろうか。教師として……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 02:40:00
71577文字
会話率:48%
男として生きてきたはずの自分が、ある日突然、見知らぬ少女の肉体で目を覚ました。
異変に戸惑いながらも、やがて「女」として扱われることに少しずつ慣れていく。電車の中で感じた異様な視線、制服のスカートが風でめくれそうになるたびに脈打つ鼓動。そ
れは恐怖のようでいて、ほんの少しだけ、快感にも似ていた。
彼女を取り巻く世界は、かつて男がいた世界と似ているようでまるで違う。ただの友人・仲間・同僚であったはずの男性は今では彼女に無遠慮な品定めの目を向け、性のはけ口としての値踏みをしている。女としての「価値」が、かつての人格を少しずつ侵食していく。
抗えない出来事の積み重ねは、自尊心をゆっくりと剥ぎ取っていく。男だったはずの自分はどこにいるのか。気づけば「俺」としての思考は霧のように薄れ、「私」としての役割に身体も心もなじんでいく。
これは、ひとりの“男”が“女”に変わり、環境と欲望に呑まれながら、「俺」を失い、「私」として生きることを選ばされていく物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 23:15:14
106022文字
会話率:23%
R18展開ありの、新作フルダイブ型のゲーム『捕囚クエスト』。
それは、冒険の中で失敗してしまうと、捕囚状態に陥りNPCに好き勝手されてしまうゲームだ。
清楚で穏やかな女の子さやかは、今話題のこのゲームでエッチな目に遭いに行く。
最終更新:2025-05-20 22:39:10
11104文字
会話率:42%
絵画教室の専属ヌードモデルが急遽病欠。代わりを探すが見つからず、万策尽きた講師が自分の娘を呼び出した。
しかし駆けつけた娘はまだ中学生だった。
そこから始まる少女の恥辱のストーリー
最終更新:2025-05-20 22:24:14
113899文字
会話率:54%
完結済『臨時ヌードモデル』のスピンオフです。中学生たちの学校生活を中心に描きます。
元々R15作品だったのでエロ度合いはかなりライトな作品です。
登場人物(初期設定)
室賀弘斗(むろがひろと)♂
14歳、桐邦学園中等部二年生 ヴァイオリ
ン専攻 身長175cm
小山田梨果(おやまだりか)♀
14歳、桐邦学園中等部二年生 バドミントン部 ピアノ専攻 身長151cm バストサイズB65
角山奏音(かどやまかのん)♀
14歳、桐邦学園中等部二年生 バドミントン部 ヴァイオリン専攻 身長163cm バストサイズ D70
直江鍵次(なおえけんじ)♂
14歳、桐邦学園中等部二年生 ピアノ専攻 身長172cm
高遠美月(たかとうみづき)♀
13歳、桐邦学園中等部二年生 バドミントン部 フルート専攻 梨果の親友 身長143cm バストサイズ AA65
内藤隆俊(ないとうたかとし)♂
14歳、桐邦学園中等部二年生 トランペット専攻 身長170cm 情報通
室賀まひろ(むろがまひろ)♀
11歳、小学5年生 主人公 弘斗の実妹
身長142cm
馬場信也(ばばのぶなり)♂
29歳、桐邦学園中等部体育教師 中学三年になった梨果たちの担任 独身折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 16:07:07
113175文字
会話率:66%
完結済『臨時ヌードモデル』のキャストによるスピンオフ作品。
梨果が大人たちに執拗に勧められる写真集の出演。いっそのこと自分たちで作ってしまおうと奮闘するいつものオッサンたち。
より可愛く!よりギリギリに!より卑猥に…
最終更新:2024-03-17 00:05:01
19677文字
会話率:65%
※『パパのおちんぽ奴隷まなみ』のIF寝取られ編です。この作品は、元は支援サイトにて有料配信していました
ですが支援サイトの規約変更で全て非公開となってしまい、5年分の小説を眠らせてしまう位ならば僕が最初にお世話になったノクターンさんで無料
公開し、読者さんとサイトに少しでも恩返ししようと思いました
楽しんで頂けたら幸いです
ーー寝取られ編あらすじーー
本編のドファザコンの『愛美』がパパ以外の男(主に学校の教頭)に性交の様子を撮られ脅迫され、レイプされてしまいます
ですが愛美は教頭チンポの気持ち良さに屈服し、パパ以外のチンポなのに快楽堕ちしてしまいます
あれだけパパ一筋にラブラブだった愛美が他人チンコの快楽に負け、自分から浅ましくおまんこをオネダリする卑猥な姿を是非お楽しみください
※本編の続編ではなくIFのパラレルストーリー、寝取られもの(NTR)になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:30:00
142539文字
会話率:46%
女子校で用務員として働くキモデブ中年が神様に全知全能の力をもらって好き放題に若いメス達に欲望を開放する話。
最終更新:2019-11-23 22:40:06
33131文字
会話率:47%
放課後の教室で、ふざけ半分で試した“催眠術”。
好きだった白河しずくに、軽く手を振って、「動けなくなる」と命令した。
そしたら──
「……わたし、動けない……命令、ください……♡」
それ以来、彼女は俺の言うことを何でも聞くようになった
。
制服のまま、机の上で脚を開いて。
「命令されたから……」って、奥まで受け入れてきて。
毎日のように抱いて、咥えさせて、躾けている。
……ごめん。
俺、もう“彼女”じゃなくて、“オナホ”としてしか見られない。
だって、どんなことでも、嬉しそうに従ってくるんだよ。
これは、催眠にかかった好きな子を、
俺が“恋人じゃなくて、所有物”として扱っていく話
……のはず折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 18:00:00
47014文字
会話率:22%
転校した先は──男が僕ひとりの学園でした。
制服は透けてるし、授業中に「あっ♡」とか聞こえるし、
しかも女子たちは“自己紹介”で自分の感じる場所まで話しちゃう!?
そんな世界、知らないんですけど!?
でも、誰も悪くない顔して「耳、弱い
んだよね?」って言ってくるし……
こっちは何もしてないのに、どんどん見られて、触れられて、
気づけば──この教室、ハーレム状態でした。
感じることが当たり前のこの学園で、
僕の理性、今日もピンチです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-20 14:40:51
21668文字
会話率:36%
◆◆◆◆
高校2年生の僕、殿村(とのむら)優(ゆう)。
特に女の子からモテたこともない、ただの童貞男子だ。
とある昼休み。
昼食後の息抜きにと、
僕と親友の航汰を含めた男子4人は、
スマホでパーティーゲームをすることになっ
た。
しかも、負けた人には
自動で罰ゲームのお題が出される、
という趣向らしい。
4人で熱戦を繰り広げる僕たち。
——しかし。
運悪く、負けてしまった僕。
スマホに罰ゲームとして表示されたのは、
僕にとって、かなりの難題。
『優さんの罰ゲーム:
同じ学年の美人に告白する』
——すでに撃沈が確定しているその課題。
僕が告白相手に選んだのは、
同じクラスの、
亜桜(あさくら)和奏(わかな)。
彼女は、黒髪清楚にして、
バスト91の、超絶美人。
——いわゆる高嶺の花だ。
カースト上位男子が何人も告白しては、
亜桜に一刀両断にされてきたらしい。
そんな高嶺の花である亜桜に対し、
僕は、よく言えば中性的な顔立ちの、
冴えない童貞男子。
無謀にも、
そんな彼女を校舎裏に呼び出して告白する。
「ごめんなさい、
あなたとは付き合えないの……」
あっけなく振られた僕。
当然の結果ではあるものの、流石に気落ちし、
落胆を胸にその場から立ち去ろうとする。
「……ちょっと待って!」
——なにを思ったか、僕を呼び止める亜桜。
彼女は、ジッと僕の顔を見つめてくる。
動揺していると、
そのまま彼女の自宅へと連れていかれてしまう。
◆◆◆◆
親が長期海外赴任中のため、
今は亜桜ひとりで住んでいるという
自宅マンション、彼女の私室。
亜桜は、僕の前にとある『服』を差し出した。
ブレザーにスカート、
小さなリボンのついたショーツや、
細かい刺繍の施されたブラジャー。
——女の子モノの、制服と下着……。
「ねぇ、それ着て女装してくれたら、
あなたと付き合ってあげてもいいわよ……?」
彼女は百合の花のような笑みを浮かべ、蠱惑げにそう言い放つのだった。
◆◆◆◆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 07:00:00
13151文字
会話率:24%
とある学生専門の痴漢師の活動記録
最終更新:2025-05-20 05:56:10
26566文字
会話率:47%
♡多め淫語全開のハートフル青春純愛ストーリー。
歳の離れた中学生ヒロインと、イチャイチャエロエロな日々を送ります。
プレイの中では精液便女も痴漢も露出も鬼畜責めも凌辱もSMも何でもあり。
ランドセルや小学生コスで大興奮。
精液まみれでも大
興奮。中も外も洋服も。
スカートの中はショーツではなくパンツ。
精液は百薬の長。
おしっこは聖水。
お尻の穴はファンタジー。
精液の量と絶倫っぷりもファンタジー。
アナルはじめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 01:00:00
5541169文字
会話率:51%
神が放棄した3つの世界からパンツのと呼ばれる楽園に転生したリサ。
そこは愛欲の神ルミナの支配する楽園だった。
リサはこの国で魔王ミリーフを口説き落としベットに連れ込み説得して世界を救おうと決意する。
だが当面は生活費の確保だがこの世界バカリ
オン大陸以外は物々交換が主流の世界だった。
ついでに何故バカリオンが貨幣経済を維持できてるのかもなぞである。
リサと身内は愛欲の日々を送りながら生活費を確保する為戦うのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 11:02:53
3272618文字
会話率:32%
俺は学園にもクラスの友人(居なくは…無い…ぞ)にも秘密にしているが、実は商業誌デビューも単行本デビューも済ませたプロのマンガ家だ。担当編集者も付いている。何故、秘密にしているかと言うと……俺の描くマンガが【アダルトカテゴリー♡】だからだ。
4月の終わりに無事(笑)18才の誕生日を迎え、一気に商業誌&単行本デビューしたという訳だ。
そして、今回の新作は⭐デビュー10作目⭐の記念作でもあり、俺としても力が入っていた。無事ネームも通り、作画に入る前に、ヌードデッサンをしたいとお願いした。
特に今回は女子校生がヒロインなので、若い人をお願いしたい……できれば女子校生に見える人が望ましい、と注文を付けた。
そんな訳で、ヌードデッサンの日。女子校生風(希望)美少女(願望)が遣ってきた。
約束の時間にインターフォンが鳴り、開けた扉から入ってきたモデルさんを見て、俺は固まっていた。
そこに居たのは、同級生の片桐 花楓(かたぎり かえで)だった。同級生というだけでなく、隣りの席だったりする。更に、何故かウチの学園の制服姿だったのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 05:10:09
262807文字
会話率:38%
中学3年生の青田桃。多感なお年頃で性に興味があっても誰にも何も聞けない。唯一の情報源はおじいちゃんが布団の下に隠している水着を着た女の人が写っているアダルトな本。
それと下ネタをみんなの前で楽しそうに話す担任の熊野。
頭の中での妄想が爆発し
て最終的には先生にお願いしてあれこれを教えてもらうお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:16:42
29406文字
会話率:24%
森山裕一郎(もりやまゆういちろう)が一ノ瀬琴美(いちのせことみ)の姿を見たのは実に6年ぶりだった。
外見は大和なでしこを思わせる清楚で大人しい女子高校生。
切りそろえた長い黒髪と制服の中に押し込められた豊満な胸とお尻。
最後に会った
時よりもずっと大人びていた。
だが裕一郎は知らない。
琴美は好きな男にむちむちな身体を乱暴にレイプされることを夢見る、恋するどすけべマゾメスに育ってしまったことを。
※タイトルにレイプとありますがほのぼのイチャラブものです。
本番はちょっと先になりますが、大体の話でヒロインがびくびくぷしゅぷしゅする予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:00:00
189189文字
会話率:49%
私の名前は本城有希、十七歳。女子高の二年生で、クラスでは誰もが認める優等生だ。白いブラウスにネクタイ、紺のプリーツスカートにカーディガンという制服姿は、いつもきちんと整えている。長い黒髪をポニーテールにまとめ、笑顔を絶やさない私を、クラスメ
イトは「清楚で真面目」と評する。先生からも信頼され、廊下ですれ違う後輩からは憧れの視線を向けられる。そんな私が、誰にも言えない秘密を抱えているなんて、誰も想像しないだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 23:50:00
7777文字
会話率:41%
農奴となった俺は川島陸翔。勇者擬きが北条陽向、陽向の脳内恋人の神官は久家蓮。あの日、高校の卒業式を終え、俺達はこの制服とも最後になるなと三人で連れ立ち、夜遅くまで遊んだ。酒を飲むわけもなく所詮高校生の行く所なんかしれているが、俺は海外留学の
予定、陽向は防衛系大学、蓮は医大へと、其々の行く道は違っても、友情は変わらないと誓い合い、俺にとっては実現不可能な未來を語り、三人で大声で笑いながら帰途についていた。
中央公園を抜ける手前の横断歩道で俺達の周りを眩い光が囲んだ。咄嗟にこれ魔法陣じゃないかと、俺達は互いに顔を見合わせた。凄い光がとんだ。俺は一人、舗装もされない道で腰をぬかしていた。辺りには誰もいない。
「オレだけ「俺だけ「僕だけ、異世界に飛ばされたのか!?」」」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:00:00
278944文字
会話率:11%
ふたなりJKの仁瑚(ニコ)は夜な夜な女子更衣室に忍び込んではチ×ポを露出させてオナニーに浸っている。甘くも饐えた匂いを嗅ぎながら、込み上がる劣情をぶちまけていた。「おおん♡ おほぉおおお♡ イグ! ふたなりチ×ポから精液コキ出してザーメン
臭こびりつけちゃうぅぅ♡」と絶頂とともに野太い絶叫を上げるニコ。そんな品格に欠けた自慰を繰り返していたある日、ついにニコはその秘密を知られてしまう。
ご無沙汰しております! 青木達磨です!
今作は完全不定期連載です! 息抜きに脳みそを空っぽにさせて書いている勢いだけの作品を上げていきたいと思っております!
1話辺り千字程度の予定ですので、簡単に一気読みもできますし、空いた時間で読み返すことも可能です! 勢いだけで書いていますので粗も雑味もあるかとは思いますが、どうか皆様に愛される作品になることを願っています! そもそもふたなりもレズも書いたことないので、「もっとこうしたほうがいいよ」等のアドバイスがございましたら忌憚なくドシドシ教えてください。できる限り参考にさせていただきます! また、誤字脱字等ございましたらご指摘いただけると助かります!
もちろん評価・ブックマークは大歓迎!! 感想など送ってくださると筆者は悦びでオーバードーズします!
※キーワード内には今後予定されている展開も含まれております。あくまでも予定ですのであしからず。
後書きは読まなくてもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 07:10:00
159810文字
会話率:30%
生徒会副会長の冬島優理(ふゆしま ゆうり)には、誰にも言えない秘密があった。人目のない放課後の教室で一人、制服を脱ぎ、下着姿で過ごすという背徳的な趣味。絶対に人に見せてはならないし、見られたくはない。が、誰かに見られるかもしれないというス
リルが、日々のストレスを解消してくれていた。
ある日、いつものように下着姿になっていた優理は、さらに大胆になろうと決意する。しかし、そのとき予期せぬ来訪者が現れて……。
「これからは、私の言うことを聞いてもらうからね」
その言葉と共に、二人の関係が新たに始まる。優等生と孤高の美少女。秘密と支配で結ばれた二人の、禁断の物語が幕を開ける —— 。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 00:14:33
30091文字
会話率:38%
あたしの彼女は超優しい。いつでもどこでも、抱くときも。
大事にされるのは嬉しいけど、本当はもっと求められたい。優しくない顔を見てみたい。
なんて煽ったらじっくりたっぷりとろとろに抱き潰されちゃう話。
遠距離恋愛中の社会人百合カップルが最初か
ら最後までやってます。
※タチ側はネコを終始愛でるバリタチです
タグに入りきらなかったプレイ内容一覧↓
制服コスプレ/鏡見せつけ/Dキス/寸止め/焦らし/指咥え/下着越し愛撫/G責め/クンニ/Wクリ責め/Wポルチオ責め/咥えスカート折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 06:23:00
42762文字
会話率:22%
『桜はそっと淡く咲く』の続編です。
門叶と警察学校を卒業した律が、新たな事件に巻き込まれる中で、愛を育む物語の始まりです。
門叶の片想いで終わった物語が再始動。
成長した律のスパダリっぷりをぜひ読んでほしです。
一課の門叶(とかない)はあ
る日、久しぶりに繪野律(えの りつ)と出会う。
警察学校を卒業した律が、移動で赤羽署の管轄内の交番に配置転換となってやって来たのだ。
目の前に現れた律は、瞬きさえ忘れるほど凛々しい警官になっていた。
制服姿の律はある住民の苦情を抱え、報告と対処方法を求めて警察署にやって来た。
浮かんでは消える律の存在を、再会ではっきりとした輪郭を持ってしまった門叶。誤魔化していた淡い恋を再燃させ、無邪気に慕ってくる律に翻弄される中、成人男性の遺体が見つかった。
門叶は律の協力のもと、事件を追うことになったが……。
事件は解決するのか。律を悩ませる住民の苦情とは? そして門叶の想いは報われるのか。
好きを詰め込んだ作品です。こちらだけでもお話はわかると思いますが、桜はそっと……を先に読むことをお勧めいたします。
※ リヒャルト・デーメル
ドイツの詩人で、第一次世界大戦を生きた人間。
終戦後の1920年に戦争時の傷の後遺症が元で死去。
多くの作曲家が曲を付けた。また、彼の詩を元にしたシェーンベルクの弦楽六重奏曲『浄夜』は特に有名で、これを引用しております。
※小タイトルは、音楽記号でお話のニュアンスを表しているつもりです。
どういう意味? って思っても、そこはご愛嬌ということでお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:57:54
169146文字
会話率:40%
「先生ってもしかして童貞なの?」
唐突な教え子の質問に、僕は持っていた参考書を取り落とした。
「な、何言ってんだよ!」
必死に平静を装おうとしても、声が裏返り、顔が熱くなった。18歳、大学に入学してまだ2ヶ月。高校時代は勉強一筋で、女
子とはまともに話せた試しがない。
「当たりー!」
「先生、顔真っ赤だよ」
僕は動揺を隠せないまま、何とか話を勉強に戻そうとするが、詩織は興味津々に僕の大学生活や恋愛経験を探ろうとする。彼女の制服のスカートが無造作にめくれるたびに僕は視線を逸らし、鼓動が早くなるのを感じてしまう。
「先生、大学生活楽しい?絶対ぼっちでしょ?」
詩織は鋭く僕の孤独を見抜き、さらに僕を困らせて楽しんでいる様子だった。そんな彼女に翻弄されながらも、なぜか胸が締め付けられる感覚を覚える。
やがて、詩織は時折、意地悪さの中に優しさを覗かせるようになり、僕の心を少しずつ揺さぶり始める。高校では評価されていた真面目さが、大学では孤立の原因となり自信をなくしていた僕に、詩織は不意にこう言った。
「もうちょっと自信持ったら?そんなにブサイクじゃないよ」
この言葉が僕の心をさらに乱していく。
詩織の狙いは何なのか。そして、先生と教え子という禁断の関係に、僕はどこまで踏み込んでしまうのだろうか。
これは、孤独で不器用な大学1年生の僕と、小悪魔的な女子高生・詩織の、甘く危険な特別授業の物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 14:23:10
31880文字
会話率:54%