欧州のとある国。世が世なら女王にすらなれるほどの貴族の末裔のお嬢様がいる。
光り輝くブロンドのロングヘアー、手を入れなくてもきりりと少し上目に上がった整った眉毛、猫を思わせる大きな瞳、小さく通った鼻筋、ぷっくりとした柔らかく艶のある唇。ま
さに黄金比。名はサラ・ハルアート。
時代の移り変わりとともに目減りしていったとはいえ恐ろしいほどの莫大な資産を受け継ぎ、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経はインターハイ優勝クラス、十代の頃から自分でも企業をし、孫、曾孫の代どころか何世代に渡っても使いきれない程の資産にまで増やしてしまった程の天才、絶人と言っていい姫だった。
彼女は全てもを持ち足るがゆえに何物にもあまりに興味を示さなかったが、そんな彼女が恋をした。いや、愛に全てを捧げたといってもいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 13:36:51
9082文字
会話率:45%
れっきとした夫婦や恋人同士であっても一方がそれと分かるほど他人様の持ち物に入れあげたりすれば他方だってたまらず他人様の持ち物を味わおうとする・・・のかもしれない。
下薬研 (しもやげん) の加納家では今俄かにそんな大それたことが起こり
始めました。 家長であり下薬研 (しもやげん) の長でもある莞爾さんが長年の宿敵である入谷村の中組 (なかぐん) 隠居 (えんきょ) の嫁 敏江さんに欲情し入れあげ始めたからです。
美澪さんは口にこそ出さないものの莞爾さんにぞっこんでした。 入谷村と比べ物にならないほどの辺境の地でありながら莞爾さんの子を生し家庭を守り抜いてきたのも莞爾さんにぞっこんで莞爾さんあればこそでした。
この地区随一の知恵者であり分別に長けた莞爾さんならでは下薬研 (しもやげん) をして入谷村と対抗できたのです。 その夫がまさか年上の、しかも敵地である入谷の豊満な女性が好きだったなんて・・今の今まで知らずに添い遂げて来た美澪さん。
夫がそう出るなら自分だってと彼女は下薬研 (しもやげん) が本来属するいくつもの山を越えた地区にそれ目的で遊びに出かけたそうなんですが…
生物の世界で忘れてならないこと、それは子孫を残すべく契る性行為とは他に比べようもないほど気持ち良いものであるということ。 これに尽きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 05:00:00
5888文字
会話率:31%
春子さんの勤めていた職場は女にとって周囲の男以上に重宝され高給優遇されていました。 堕とされつつあった女も曲がりなりにも一家が進退をかけて送りだしており亭主にとっても家族にとっても大切な収入源で、しかも家や家族を見守ってくれる女神的存在で
ある筈でした。 その大切な女房が背徳行為の末喜悦にまみれ後背位で堕とされる様子を迎えに来て偶然当の女房殿の亭主が覗き見てしまったんです。
農林業という家族を養う根底の職業が時代の流れと共に水泡に帰し、働き手の男らを奮い立たせてくれ支えてくれた男尊女卑という習わしを失った今家族を支えてくれるのは女房殿である筈でした。 ところが蓋を開けてみれば、かつて男どもが奢り高ぶってやらかしていた色事の更に上を行く乱痴気騒ぎを何の抵抗もなく女房殿がやらかしていたんです。
自分たちがやらかしてきたことですのでしかるわけにはいきませんがお陰で頼るべき相手ではないことを思い知らされかつ子々孫々の将来など夢のまた夢と知ったのです。
この上は女房殿が間男のため家から何かを持ち出し遊び惚けるのであらば追い出し、そうでなくその手法でもって稼いでくるというのなら家畜として置いておくことにしたんです。
間男相手の性の喜びを知った女房殿は嫁ぎ先はもちろん我が子さえも一顧だにしないほど変わりました。 家族の、誰ひとり反対するものなどいなくなったことで部屋の中の様相ですらガラリと変わりました。 父祖伝来の骨董として置かれていたものがいつのまにやら二束三文で売りに出され、或いは粗大ごみとして捨てられ、代わって置かれたのが女子供がままごと遊びの対象として喜びそうな流行りものの人形やイミテーションの類だったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 05:00:00
3794文字
会話率:0%
クローン同士でより優れた子供を残すために乱交する話
2019-07-12pixivに投稿したもの。
最終更新:2024-01-28 21:13:57
1627文字
会話率:35%
未曾有の戦乱が起こり、そして人類の滅びとなる出来事が重なった未来。
人類最後にして、唯一生存を赦されるという希望の地がある――
その極北の小さな大地は、溶けた氷ゆえに地上に現れるが、それも程なく。 星の浄化作用によって、極北の地は大いなる
永久凍土に再び覆われる。
それでも噂があった。
人類最後の希望の大地。
生命の存在そのものを否定する氷の大陸エンデンフィルト――
何時の頃からか、その大地はそう呼ばれた。
生者絶命の環境下の中。
何故そこが人類の生存圏なのか。
それは誰も知らない、理由すら知らない。
そもそも誰が言い出したのかも――
されど残った人類は生きる為に我が子さえ枷の如く投げ捨て、もしくは完全飢餓状態から脱するため我が子すら喰らい、奥さんとファックしながら北を目指す!
新たな文明を構築する為。
新たなる人の種の保存の為。
天空から陽光見れない雷鳴と放射能強酸性雨の中で、地上は燃え尽きない油で灼炎の大地と化し、それすらも凍えさせるほど寒波が大地を覆いつくす。
その中を跋扈する悪魔と逃れる人間。
希望を見出し、人々はただただ歩き続ける。
その大地に救世主が向かったのは、本当に彼の意思だったのか。
魔物を狩る者にして魔物を呼び込む災厄の魔神。
人は彼――ブラック・オニキス――をそう呼んだ。
彼が北へ向かう理由。
それを知るものは彼に付き従う幼女と従者の魔族の【軍団』だけだろう。
終焉渦巻く星の上で、救世主と、破滅への支配者と示唆される彼もまた、彷徨える旅人となって極北の地を求めたのは――何もかもが定まらない、創世記より始まりハルマゲドンも終わり、その最果ての時代にて動き出す歴史の最終章。
それは間違いなく――真実となるのだろう。
彼は携えた武器と美幼女らの囁きに応え、ただ、約束を果たすために北へ向かう。
何時の頃か、生存者の間で、そんな噂がまことしやかに広がっていく。
さぁ、世界は滅ぶ。
人はもう子孫を残せない。
その事実を知らず、どうにか生まれた子ですら食料と化し、もしくは見捨てて置き去りにする。
跋扈する妖魔のエサと化す。
されど、その瞬間に、
ブラック・オニキスがやってくる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 20:54:15
9287文字
会話率:32%
かつて封印された妖狐が、その子孫である少年と入れ替わり復讐する話。
2023-12-23pixivにて投稿したもの。
最終更新:2024-01-28 14:12:59
2412文字
会話率:50%
とある旧家に伝わる社・・・その社は先祖代々住まう人々の手により守られてきた。
下記は保管されていた文書の一部より抜粋
壱、男子禁制也
弐、成人前の見目麗しい娘を巫女すべし
参、齢三十前までの期間、その間務めを絶やすことなかれ
特殊な修行、巫
術、秘薬がもたらされた奇跡の社なり
子孫の為に、その神名とその御力をここに記す
奉りたもう神の名は・・・
(ここから古文書が何者かに破られ持ち去られており
本家の巫女のみに伝わる口伝になる)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 04:00:00
17909文字
会話率:39%
主にゴリラ関連の研究を行う施設、ゴリラヘブン。
創設者の孫でもある美鈴は、自らの研究対象である人語を解し喋るスーパーゴリラ、ゴリの介に突然、愛を告白される。
助手の宇保男を打ち倒し、強引に迫るゴリの介。
まんざらでもない美鈴。
しかし、その時、施設内にロボット部門の最新研究、メカゴリラが暴走したとの緊急警報が鳴り響くのだった。
官能コメディー短編でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 13:29:51
8605文字
会話率:38%
異世界の惑星を開拓した、オーバーテクノロジーの惑星で他の次元の惑星から、娼婦の若い女達を買いセックスして嫁に成る女を探しながら惑星の人口を増やす娼婦達を嫁にする只のハーレム物語。
最終更新:2024-01-06 00:00:00
19239文字
会話率:24%
女神リーリスは、とある人物を強制的に己が統べる世界へ転移させた。その目的はその人物の子孫を残し、世界を存続させる為。しかしその者は抗う。抗うが、女神リーリスの力によって虚しくも子孫を残していく。その者が知らず内に……。その者、主人公は狐の姿
となりて全世界を駆けていく。そして、その狐は次々に伝説を生み出していくのであった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 10:13:16
470003文字
会話率:39%
二年参りに来た親子とその幼馴染。
ここは縁結びと子孫繁栄にご利益のある神社。
神社の参拝前に父親に揶揄われ、二人は神社のお参りの際にすれ違いのお願いをしてしまいます。
しかし神様は、仲の良い三人連れのお願いを全部かなえてくれたのでした。
最終更新:2024-01-02 02:12:11
19902文字
会話率:25%
全球凍結寸前の地球、残り少ない人類居留地のひとつで出会った宇宙移民推進派政商の孫娘クロエと、急死した父親の跡を継ぎ地球残留派思想団体の代表を務めるラーシュ。クロエを冷凍睡眠式移民船に乗せ地球に残ったラーシュは諦めきれず、複製人格運搬式移民船
で自分のコピーを深宇宙へ送り出した。
※ 3Pありです。
※ 不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 03:00:00
63213文字
会話率:36%
子孫を残すことを求められない男色の王子と、奴隷として生きていた少年が街で出会い、王子が奴隷を侍女として囲うお話。
タイトルは間違ってません。アルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2023-12-29 20:00:00
30688文字
会話率:64%
大学生の孫と祖母の話
最終更新:2023-12-23 22:12:18
26517文字
会話率:57%
精霊の王の子孫である王家が治める国で、簒奪があった。前王の息子で、かつて王子だった双子のアルステアとルイスは王家を追われ、新王の娘のオリヴィアは、王女となった。
しかし、十年後、オリヴィアは冥界の王と契約し、王都に災いを起こし、アルステアが
若き国王、ルイスが王弟となった。
更に、三年後、世間から死んだと思われつつも、生きていたオリヴィアは、名も姿も変わった状態で、アルステアとルイスが治める王都に戻ってきた。
◆うっかり冥界の王と契約してしまい、悪役として王都を去ることになった前王女と、手探りで前王女を追う双子の国王と王弟の話です。
◆全24話+番外編2話です。R描写はサブタイトルに※を付けますが、終盤のみです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 22:00:00
125320文字
会話率:40%
長く、精霊の王の子孫である王族が治める国で、王位の簒奪があった。父が王位を奪ったことにより王女となったオリヴィアは、王都に来て、前王の息子で、かつて王子だった双子のアルステアとルイスと出会う。
二人と出会ってから十年後、オリヴィアは冥界の王
と契約して、災いを起こし、王都から消えた。人は、彼女を『災厄の魔女』と呼んだ。
二年後、正体を隠し、国の最北の地で生きていたオリヴィアは、恩人の頼みで、王都に戻ってくることになった。そこで、オリヴィアは、国王となったアルステアと王弟となったルイスと再会する。
出会った頃とは、姿も立場も全く変わった状態で。
◆第一部は、主人公と双子の出会いと、それから十年間の話で、第二部は、王都を去った主人公が、正体を隠して二年ぶりに王都に戻ってきて、国王と王弟になった幼馴染の双子に再会する話です。
◆全27話で、R描写は※をつけます。本当に終盤のみですが、ネチネチしていると思います…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 20:00:00
181368文字
会話率:38%
16歳の伯爵令嬢ミリアムと孫までいる33歳辺境伯ヴァングラスの甘々な初夜のお話です。優しく経験豊富な年上のヴァングラスに導かれ幸せな初夜を迎えるミリアムのお話となっております。
なろうさんで私が別名で投稿している「王太子が公爵令嬢に婚約破
棄するのを他人事で見ていたら後日まさかのとばっちりを受けました」の主人公ミリアムとヴァングラスの初夜を思わず書いてしまいました。
このお話だけでも相思相愛の二人の幸せな初夜のお話として読む事ができます。
11/22 女性向けランキング日間連載中で2位、12/13 女性向けランキング月間連載中に3位に入りました。応援してくださった皆様、どうもありがとうございます(^^)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 13:13:01
9324文字
会話率:24%
魔王を倒すべく、王様から小銭をもらって旅立つ勇者アレナの、レイプされまくる冒険♡
小難しい話はいっさいありません☆
ふいに、「淡々と綴るRPG系のレイプ小説」をやってみたいと書いた小説で、「ちょっとどうなの?」と思ったので先行し
て掲載してみることにしました☆
国や街の名前が変な部分はまだ未定部分で、未完成なものですが少しずつ書き進めていくつもりです。
よろしければ、ご意見、ご助言など、ぜひよろしくお願いします☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 23:10:53
23967文字
会話率:30%
とあるジジイの懺悔話
最終更新:2023-11-26 07:15:55
1443文字
会話率:28%
何やってんのよ、母さん…
最終更新:2023-09-26 18:03:55
3861文字
会話率:10%
実家に保管されていたDVDの中に母の秘密が…
最終更新:2023-07-24 07:54:41
3970文字
会話率:10%
トルヴェール王国の侯爵子息として領地で生まれ育ったレベックは、この世界に対して拭い難い違和感を抱いていた。
家族との距離に淋しさを感じながら、妹のヒュパティアを可愛がっていたレベックは、やがて領地から王都に上り、開催された茶会で、王孫である
ユリウス王子の顔を見た途端、前世を思い出して、倒れてしまう。
そして、レベック・アストロラーベという名前は、前世で弟妹たちがプレイしていた乙女ゲームの攻略対象と同じであり、妹のヒュパティアが悪役令嬢だと気づく。
同じ攻略対象であっても、レベックは地味で不人気、ユリウス王子は一番人気のキャラクターだった。
大切なヒュパティアを悪役令嬢にはさせないと誓うレベックだったが、ユリウス王子の様子がおかしくて……。
初めましての投稿です。
異世界転生、悪役令嬢、BLと好きなものの詰め合わせで書いていきたいと思います。
当初の予定と傾向が変わってきましたので、タグを随時変更します。ごめんなさい。
更新はかなりゆっくりペースになりますので、気長に見守っていただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 20:00:00
516283文字
会話率:36%
千葉謡歌(ちばようか)の恋人藤原珠椰(ふじわらすや)は関節がかたく、背中の大部分に指がとどかない。そのせいでかゆい部位を掻けず難儀している場面に謡歌は出くわし、「掻いてくれない?」と頼まれる。
謡歌がポイントをまさぐって掻いてみたところ、珠
椰は異常に色っぽい声で啼きはじめ……
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推敲してて背中がかゆくなってしまった。読むさいには孫の手を用意しておいてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 15:00:00
10677文字
会話率:58%
二十二世紀初頭。医療技術の進歩により、限定された条件の下では完全な性転換(性器の相互移植による男性化または女性化)が可能となった世界において、少子高齢化に悩む日本では試験により国民を4階級に分け、劣等階級の国民は上等階級の国民に奉仕する一
方、上等階級の国民は一夫多妻等により優秀な子供を沢山つくることが社会的使命となっていた。
他方、一夫多妻の合法化により極端な男尊女卑社会が出現し、優秀な女性は多くが男性化(性転換)を望むようになったため、これを叶《かな》える法制度が整備されてきた。
かくして、国民の義務となった階級決定試験は中学三年の秋に全国一斉に実施され、結果によっては劣等階級の生徒は上等階級の生徒が希望する場合、性器の交換移植に応じる義務が課せられた。
そのような状況の中で、試験の結果、男子から女子への性転換を命じられた主人公杉田優稀と、希望が叶って男性への性転換が認められた優稀の腹違いの妹杉田千博の二人を中心に、杉田家とそれを取り巻く人々の日常を、笑いと涙と感動で描くヒューマンドラマ。
物語の開始時点で中学3年生の登場人物達が、性転換という運命の流れに翻弄されながらも年齢相応の性の発達に正面から向き合い、思春期の変化に迷い、悩み、戸惑いながらも、一人でも多くの子孫を残すという社会の要請に応えるべく必死になって日常を生き、家族を築き人生を営んで行く、そのような物語になります。
主人公及びその周辺の登場人物は、いずれもみな最終的に自分の居場所を見つけ、それぞれの幸せを掴むことになります。登場人物の意識の上では、程度の差はあれど全員がハッピーエンドで終了する予定です。
内容が性転換を扱っているため、性的な記述が随所に出てきます。性的描写は特に官能を意図してはいませんが、物語の背景として、中学卒業時点で成人し結婚が奨励される(なるべく早く結婚して子供をつくることが社会的に期待されている)時代のため、中学生でも性行為を普通にすることになりますし、この年齢でも夫婦生活としての性描写も出てきます。
なお、性行為の描写は、かなり詳細かつ微に入り細にわたりますので、ご注意下さい。ただし性的描写も含めて、医学的に完全に正しいということではありません。物語上の脚色があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 00:00:00
660451文字
会話率:68%