最強といわれる大王には133人の王子がいた。大王は王子同士を戦わせ、勝ち残った者だけを息子と認めることにした。兄弟同士で戦いたくない王子達は、大王国の外である外野へ逃げたが、外野は秩序がなく、殺人、強姦、人食が横行する世界で大王を嫌う者達
から命を狙われる。
大王は大きな碁盤で、数字が刻まれている碁石を見て王子の生死を確認し、どの王子が生き残るか側近達と賭けをして楽しんでいた。
次々と王子達が死んでいく中、89番の碁石が頭角を表し始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 19:38:08
862211文字
会話率:47%
<あらすじ>
腹黒小悪魔系美少年を標榜する僕・ティモシーは、学園のクラスメートで田舎貴族令嬢のビビアンが気にかかってる。彼女は美少女の自覚があるくせに、なぜかその風貌も天性のあざとしぐさも隠してあえて地味に過ごそうとしてるんだ。
ついつ
いちょっかいを出してるうちに、僕らは秘密を共有するようになった。彼女も僕を好きだと思っていたのに、意外過ぎる理由で拒まれた。
気まずいまま疎遠になり、数年後僕たちは再会した。音楽家と有閑夫人として、いささか浮かれた付き合いが始まったけど…?
何度もほどけては結び直される絆。
交錯する想いが奏でるビターな恋愛ストーリー。
<まえおき>
この作品は、「小説家になろう」本家でR15向けとして発表した同名作品の初稿版です。
初稿版では、ある程度婉曲的ながら、性描写が含まれています。成年にとって性的接触はコミュニケーションの一環でもあり、それゆえ生じる感情のすれ違いも表現するために必要な表現として書いていました。作者としては官能目的ではなく、表現としても一般文芸書なら許容できそうではと感じる程度に抑えたつもりですが、R15版として本家に掲載可能にするために、「迷うならR18」というガイドラインに従いそれらの箇所を削除しました。
書き換えはせずに該当箇所を削除しただけなので、R15版では少し前後の流れが不自然になっている場面もあります。シーンを把握しやすくする意味でも、削除前の状態のものをムーンライトノベルズへ掲載することといたしました。
削除量は、回によって間違い探しレベルから数段落ほどまで幅があります。
そのため、R15と差異がある回は、サブタイトルに「(+○○字)」として差異のある字数を付しています。
つまり、大してエロくはないです。
R15版
https://ncode.syosetu.com/n3838ie/
・この作品は、「小説家になろう」掲載の『千の箱庭〜婚活連敗王子はどうしてもフラグを立てられない〜』のスピンオフです。ほぼ独立した作品として、本編未読でも支障なくお読みいただけます。
・本作は、現実の日本社会における不法行為を容認ないし不実行為を推奨する意図はありません。
・毎日19時公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 19:00:00
147795文字
会話率:47%
浅倉莉音は高校に入学した直後、一学年上の立花秀帆に一目惚れした。
秀帆と親しくなりたい一心で彼が部長を務める手芸部に入ったものの、両思いになるどころか、先輩・後輩の枠からはみ出せないまま次の春を迎えた。莉音がヘタレだから? 違う、秀帆は
実は恋愛および性愛にまったく興味をそそられないというアロマンティック・アセクシャル。フラれて気まずくなるのがわかりきっていて告るより現状維持の姿勢を貫くほうがマシ──と片恋をこじらせた結果だ。
ところで密やかな想いを嗅ぎつけたやつがいた。それは三神晴也。莉音のクラスメイトである彼は、秀帆に黙っておく見返りにセフレまがいの関係を強要してきて、心ならずも承諾する羽目に。
同じころ通学時に乗り降りする駅に、だれでも利用可能な〝伝言板〟というツールが設置された。莉音は仮称Xと名付けた人物と伝言板を介してメッセージをやり取りするなかで、行き場のない恋心が救われるように感じ、そして──。
※同作はfujossyにおいて完結ずみです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 21:48:22
6367文字
会話率:35%
ある日、大森凌輔は大学構内で小野田翔也先輩と再会する。彼は同じ高校のバスケ部の先輩であった。高校時代、凌輔は彼のことを気になっていた。だから、彼と再会できたのは嬉しく思った。その後、二人は何度か会って仲良くなる。
それから数日後、翔也先輩に
ご飯に誘われる。二人で焼肉を食べていると、彼に「彼女はいないのか?」と訊かれる。凌輔は「いない」と答えた後、実は異性を好きになれないことを打ち明ける。
すると、彼が「俺も」と言って、自分がゲイだということを打ち明ける。それから、彼は高校時代に好きな人がいたことを話し始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 14:16:31
65622文字
会話率:50%
不慮の事故死を遂げた主人公、ヒカリ。
イケメン勇者になって異世界で『チートでウハウハハーレム』を女神に願うも、身勝手な要望にキレられて男の娘《コ》の姿にされてしまう。
イケメン勇者になる為には女神にリセットしてもらうしかないのだが、
ヤンキー女神はリセット権限を持っていなかった。
善行ポイントを貯めれば女神ランクが上がり、リセット権限を得られるという。
ここでヒカリは決意する。
ヤンキー女神を更生させて女神ランクを上げ、リセット権限を取得させよう!
そして、イケメン勇者になるんだ、俺は!
ライバルを名乗る女神が現れたり、男の娘《コ》なのに百合の彼女ができちゃったりして、てんやわんやな毎日がヒカリの身の回りで起きていく。
男の娘勇者、ヒカリのちょっとエッチでどたばたな冒険の幕開けです!
ちなみにヒカリが『妄想勇者』となるのは79話目です。
◇激しい性描写はありません。
◇❗ 男勇者が主人公ですが、百合要素が強めの物語となっております。
◇❗ 男性や女性の身体的特徴に関する描写が苦手な方や、児童虐待、女性軽視、LGBTq+等に敏感な方は読まないで下さい。
◇ この作品は『ノベルアップ+』にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 17:46:45
541410文字
会話率:28%
2021/2/12 前書き後書きあらすじの編集を行ないました。本文は変更ありません。
もっと大人になったら、恋をするって気持ちも生まれてくると思っていた。大学を卒業して、社会人になったいまでも、それはまだ、訪れない――。
中学生のころは
まだ期待していた。高校生になって、疑いを持って調べはじめた。成人してもそうだったから、もうそれでいいやと思った。三倉幸大(さくらこうた)はアセクシャルを自認している二十五歳。初めて体験した恋のときめきは、苦しくて、つらくて、怖くて、死ぬのかと思った。相手は同い年の幼なじみ、児嶋浩人(こじまひろと)。生まれた時から、家族ぐるみで付き合いのある幼なじみで、高校のころにゲイを自認している。できればずっと、いっしょに生きていたい。でも、性的な欲求はない。これは恋なのか、恋じゃないのか。
自分にとって特別な人にだけ、恋をしたり性的魅力を感じることのできるデミセクシャル(アセクシャルの一種)の、愛情の話。
LGBTQ+についてはなるべく調べましたが、あくまでもこれはフィクションです。R18BLです。
当社比多めにエロ(※印)書こうとしましたが、エロく書けているかどうかは未知数。なにせ語りが恋愛感情わからない性欲ほぼないアセクの方なので。アセクがゲイに開発されるっぽいあらすじですが、恋愛感情に振り回されないアセクが精神的優位で、挙動不審なのは常にゲイの方です。リバカップルなので地雷の人避けてください。なるべく作中でわかるように書きましたが、なじみのない言葉は0.用語集を参考にしてください。
1話小学・中学生、2話高校生、3話大学生、4話から本編(25歳くらい)。番外編含め、全部で40話くらい。1話目標5000文字で書いたけど少なかったり多かったり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 06:00:00
226402文字
会話率:61%