伯爵家の娘ヴェネッタは結婚式の三日前に占い師におまじないを掛けてもらった。
ごめんなさい。てっきり『婚約者のえっちな本音が聞こえる』おまじないだと思っていたら、『キスで身体が入れ替わってしまう』おまじないでした……!?
結婚式の誓いのキスで
公爵令息である夫、ジークの姿になってしまったヴェネッタ。ある日ジーク姿のヴェネッタに抱きついてきたのは……王女様!?王女はジーク姿のヴェネッタに言う。
「わたくしと結婚してくれるって言ったじゃない。ねえ、ジーク。わたくしを愛してると言ってちょうだい……!」
ヴェネッタのことを「愛したいと思ってる」と言った夫のジークが王女と恋仲であったと知り、そして国王陛下から聞かされた事実によって……。
――私、ジーク様の気持ち、わかっちゃいました……!
ジークに惹かれていたヴェネッタは心を痛めながらも決心する。
――大丈夫です、ちゃんと離縁いたしますから
妻ヴェネッタから離縁を突き付けられたジークの本当の気持ちは…………?
***
ヒーローとヒロインの身体が入れ替わったことによって、思いっきりすれ違って、お互いがお互いのために離縁しようとする両片思いのドタバタラブコメディの予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 20:00:13
65091文字
会話率:47%
言葉が足りなかったせいでセフレみたいになってしまう、無自覚両片思い幼馴染。
何も言わずに突然引っ越した幼馴染が帰ってきた。始めは拒絶する主人公だが、徐々に打ち解けて昔のような関係に戻っていく。それだけで十分幸せだったのに、突然の愛の告白
が二人の関係を拗らせる。衝動に突き動かされ、それが恋かどうかも分からないまま、初めての快感に溺れていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 15:57:28
76137文字
会話率:62%
【本編完結済】
「私の宝石ちゃんを、助けてくれ!」
若き女傭兵として生活するオルガの元に、割のいい仕事が舞い込んだ。
娼館に拐われて男娼として働かされている愛人を取り返してほしい、という金持ちからの依頼だ。
救出したその愛人は、人魚のよ
うな鱗に覆われた下半身を持つ、美しい青年だった。
だがその男は娼館での酷い扱いのせいか、声も出なければ手もろくに使えない。
足のかわりにヒレがついているので、一人で歩けもしない。
オルガは仕方なくぐったりとする人魚の世話をし、報酬を得るために依頼者の元に送り届けようとする。
一方人魚の青年は、自分を助け出してくれたオルガを慕い、心から愛し始めていた。
だが、当のオルガは金目当てで…。
健気でひたすら一途な水棲亜人種と、金にがめついがさつ系女子の、ほのぼの愛の物語。
途中切ない展開が多いですが、ハッピーエンドです。
※エッチは前半は薄め(愛撫から挿入未満)、本格的なものは後半になります。R18シーンにはサブタイトルに*印をつけてます。(ちょいエロが*、普通エロが**にしました)
※残酷描写とありますが、なるべく控えめぼかし気味を心がけておりますのでご安心下さい。
※特殊性癖注意!人魚注意報!獣人と人間が共存する世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 22:01:14
239084文字
会話率:33%
グランディア国そこは精霊が住まう国。そこで生まれた少女は自分と契約を結んだ精霊にある願いをした。そこから少女の世界は変わる。あれほど普通だと思っていた日常は着実に変わっていく。
「 。」
その言葉が前よりももっと難しく口から出な
いのは何故なんだろう。
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<臆病逃げたがり少女×一途軍人美丈夫>
歳の差、軍人、シリアス、途中切ない
かなり前から練っていた設定のもと作っているので、作者都合主義でわかりにくいところがあるかもしれません。あらかじめご容赦ください。みなさまの脳の力に委ねます。
※→SIDEOUT(他人物からの描写)
*→R18描写 になります。ご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-22 21:31:52
114989文字
会話率:32%