脇役受け ノクターン・ムーンライト　作者検索

　僕には、何よりも大切で、大好きな彼がいた。 　お互いを運命の番だと、出会った時から思っていた。 　それなのに、なんで、彼がこんなにも遠くにいるんだろう。 　もう、彼の瞳は、僕を映さない。 　彼の微笑みは、見ることができない。 　それでも、僕は、卑しくも、まだ彼を求めていた。 　結ばれない糸なのに、僕はずっと、その片方を握りしめたまま、動き出せずにいた。 　あの、美しいつつじでの誓いを、忘れられずにいた。 　甘い花蜜をつけた、誓いのキスを、忘れられずにいた。 ◇◇◇ 　傍若無人の生粋のアルファである生徒会長と、「氷の花」と影で呼ばれている表情の乏しい未完全なオメガの話。 　オメガバース独自解釈が入ります。固定攻め以外との絡みもあります。なんでも大丈夫な方、ぜひお楽しみいただければ幸いです。 九条　聖（くじょう・ひじり） 西園寺　咲弥（さいおんじ・さくや） 夢木　美久（ゆめぎ・みく） 北条　柊（ほうじょう・しゅう） ◇◇◇ 　いいねやブックマークなど、ありがとうございます。大変励みになります。 　９０話でようやく最終回を迎えます。 　だらだらと長い文章、お付き合いまことにありがとうございました。 　しかし、まだまだ不完全燃焼なので、エピローグとして書きたい部分をちょっとだけ書き足していきます。ただラブラブしてたり、濡れ場だったりなのですが、本編で書ききれなかったもやもやも少しは書けているかと思います。 　お楽しみいただけたら嬉しいです。 折りたたむ>>続きをよむ

行きつけのゲイバーでバレンタインパーティーが開催された夜、飲み友に失恋した梶山は初来店したという若者に声をかけられる。 若者は田舎くさく、眼鏡に長いボサボサ前髪で表情も見えないが、声や言葉、仕草や手に色気があった。 年下は好みではないが、若者に惹かれるのを感じた梶山は、つまらない自分を変えたいと誘いに応じてホテルへ行く。 すると一糸まとわぬ姿になった若者は、今話題の実力派俳優……梶山の推しの芳野隼人だった。 四十歳を目前に控えた「愛されてこなかった脇役受け」と「拗らせ執着年下芸能人攻め」の再会（？）ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ

B Lゲームの中にモブとして転生したと思っていたら、推しの風紀委員長様との急接近、自分の身体の変化に戸惑う主人公。 受け攻め　両方の視点があります。 風紀委員長様　× 地味な雰囲気美人(自称モブ) ご都合主義のフンワリ設定、後半はほぼエロ。 誤字報告ありがとうございます^ ^ 修正いたしました。とても助かっています(*´꒳`*)折りたたむ>>続きをよむ

非王道学園のその後な脇役受け。わりとエロ？ ▼サイト公開済み

エロにはエロの美学が必要だ。 そう思って生きてきた。 俺が輪姦されるのも因果応報的なものがあったのかもしれない。 β総受け。（α攻め、β攻め） ---------------------------------------------------------- β受けで主人公は気にしてませんが酷い扱いを受けています。 不憫平凡（β）無自覚総受けな非王道学園オメガバース。 オメガバース設定につき、 主人公がそうなるかはともかく男性の交際結婚妊娠出産がありえる世界。 サイト先行公開済み。折りたたむ>>続きをよむ

巻き込まれて異世界転移してしまった俺は、まだ未成年の神子を守るべく、おまけだと罵られながら生活していた。そこに現れたのは白い魔法使い。神子に心酔する魔法使いは身代わりだと言わんばかりに俺を無理矢理抱き、行為を強要し始める。 なかなかクズな魔法使いと無気力な主人公がすれ違う話。 攻めが中々のクズで、無理矢理要素があります。無理矢理の場面は話のみで描写なしですが、一応残酷描写有りにしてあります。 魔法要素は皆無。攻めの職業は一応魔法使いですが魔法のまの字も出ません。折りたたむ>>続きをよむ

勇者として召喚された親友を何とか支えようと奔走する脇役主人公の話。

無気力で過眠症な子が、気怠い色気ムンムンのルームメイトに餌付けされて、いつのまにか美味しく頂かれちゃうお話し。

何気ない日常から一転、何故か異世界へ来てしまったコミュ力が高いだけの平凡な高校生──高松京太郎。 しかも召喚された理由が、親友のおまけ？

魔王配下の俺が、勇者に一目惚れされた(らしい)。結果として、勇者の仲間に一目惚れしていた魔王様に、その相手と交換で勇者へと差し出された……ところから始まる異世界ファンタジーです。よろしければご覧ください！