魔王陛下宛に日本国に住む稲荷神の代表から書状が届いた。いわく「去年のハロウィンに遊びに来た魔族連中が、キツネ狩りと称して街中の稲荷神を追い回した」と。日本まで謝りに来い、今年のハロウィンは不祥事を起こすなよ、という怒りの書状である。
魔
王の第109王子一之丞は母が日本人という理由で、日本に派遣されることになった。随行員は一之丞の幼馴染で騎士のリヒャルト。
二人は10月早々ハロウィン祭をしている遊園地に行って、悪さをしていた魔族どもを捕まえた。そこで魔族に追い回されていた、狐耳に狐のしっぽを持った女の子と紺色の着物を着た色白の女の子を保護する。「稲荷神です!」「座敷童とお呼びください。」という二人は、修学旅行のために田舎から出てきたという。修学旅行って?「卒業する年には修学旅行にいくんですよう。」と胸を張る狐。いったいなんのことやらわからないが、子どもふたりで夜までふらふら遊ぶとはけしからん。
なんとも危なっかしい二人が心配で、リヒャルトは子どもたちを家まで送り届けることに。
座敷童嬢は子どもの姿をしているのに、たたずまいや瞳の奥から老成した雰囲気をかもしだす。道中、リヒャルトはそんな彼女が気にかかる。
*流血表現を含みます。
*R18は終わりごろ。少しだけ。
初投稿です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 23:00:00
15623文字
会話率:30%
※なんでも許せる人向け
※予告なしにあれこれ展開する可能性が高いです
***
16歳になる年の夏、山の神社で一夜を過ごす習慣があり、温泉好きな当麻がお山に行くと「嫁御が来た」と騒ぎになって…
山の神様たちとどこか老成した高校生ののんびりほ
のぼの話。に、なるといいな。と作者は願っています。
***
他のサイトにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 22:35:42
21027文字
会話率:35%
ある日、仕事で滞在することになった街で、おれは一人の少年に出会った。
それは、幼い見た目で何故か時々老成した雰囲気を醸しだすその少年と、妖しを「判じ」る事が仕事のおれの、不思議な関係の始まりだった。
◎
「判じ屋」と呼ばれる仕事に
ついている男と見た目10歳前後のインキュバスの少年の軽いお話です。幼い少年の性行為を不快に思われる方は閲覧をご遠慮ください。
短編のつもりだったんですが、ちょっと長くなったので前後編に分けました。後編まで書き終わり予約投稿済です。これは多分小話を追加しないと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 01:00:00
19478文字
会話率:29%
いつの間にか心の中に棲みついた彼とのやり取りを含む、語り部”私”の日常を描いたものです。
※2017/12.2 4:53分 完結とさせて頂きます。
このようなお話を読んでくださった心温かな皆さまに最大の感謝を。
嬉しかったです
。
有難う御座いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 04:53:40
11831文字
会話率:11%
心が捻くれた女を愛する騎士がいた。だが心の異常さ様々ある。だから男は複数の女を愛ていた。それはさながらコレクションするかのように。1人は猜疑心が異常に強い王妃。1人は残忍極まる姫君。1人は守銭奴の女商人。1人は聖女と崇められる神の盲信者。
1人は老成した幼女の学者。
そんな異常極まる女たち、全員と付き合う騎士。名前をアレスという。アレスは心が捻くれた女たちを愛していた。その愛に果てはなく、その人数にも果てはない。アレスの奇矯な女コレクションは、その欲求のままに増えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-06 16:32:18
129857文字
会話率:50%