聖女として神殿に仕えるルージェの元へ、両親から手紙が届いた。その内容にルージェは衝撃を受ける。
『あなたの兄は、魔界の王の子なの』
大好きな兄・クロードが魔族だったことよりも、クロードと血が繋がっていないという事実に驚き、歓喜するルージ
ェ。
両親は魔族を匿った罪からの迫害を避けるため、遠い地に旅立つという。
聖女として生きるか。両親と共に遠方へ旅立つか。
ルージェの出した結論は――
「もちろん魔城へ嫁ぎます!」
「いや、人間と魔族は結婚できないからな?」
クロードの反対を押し切って一緒に魔界へやってきたものの、種族の差に身分の差、さらには小姑のような魔王(※ 義父)に邪険に扱われたりと、ルージェの『花嫁計画』は前途多難…!?
◆ お兄様大好きヒロインによるテンション高いラブコメです。
◆ 完結前後で一部を改稿する可能性があります。
◆ R18シーンがあるお話はタイトルに「★」表記あり
◆ 設定はすべてフィクションです。実際の人物・企業・団体には一切関係ございません
◆ 不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 22:15:40
52602文字
会話率:45%