「ほら、これで――」
牙をなぞられ、
「――ここを、」
自らの動脈にあてがわれ、
「――こうするのでしょう?」
ミスラにされるがまま、サーヴィカの牙が彼の首筋を貫く……。
***
父様の亡き「息子」の成り代わりとして造られたホム
ンクルス――『ミスラ』。
命令ではなく、愛を注がれて生まれた存在。
でもその生き方はどこまでも不自然で、満たされない。
争いと欲望が渦巻く魔術栄える世界で、ある日彼は出逢う。
それは、死体を喰らって生きる半獣半人の娘――サーヴィカ。
「僕を欲しがっていいですよ」
「い、いらない…!」
「ふふ。----欲しがってください」
「やめてやめて首見せないで唇噛まないでなにその目つき……わ、わぁ、それ以上近寄ったら……!」
吸血に「生」を見出したホムンクルスと、死肉にしか興味ない半獣半人の娘。
出会うはずのなかった2人が、一口の“間違い”から関係を結び――
「食べられたい側」と「(生きている状態は)食べたくない側」の、少し歪な愛の物語が始まる。
※吸血鬼ではなく、「吸血する獣」です。
※愛は食欲だ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:06:34
4054文字
会話率:29%
1000年前に人間と魔族……争い合う二つの種族の間で講和条約を締結した勇者と魔王の末裔……人間の青年”アラン”と聡明な魔族の青肌美少女”リーネガルデ”は、長年の隣人にして幼馴染としての深い親愛の情とその血筋の宿命の間で葛藤を抱えていた。そし
て、血筋を理由に大切な幼馴染を失うことを恐れたアランは、リーネガルデに対し大胆な行動に出る。…………異種族ラブラブれいぷ交尾しあわせエンド中編。
『駆け出し勇者くん(最強)が宿敵青肌女魔界騎士を“テイム“して飼い慣らして強制的に幸せにしちゃうお話』
https://novel18.syosetu.com/n5320go/
『生意気ショタ勇者が魔族の虜囚監獄で“淫紋“を刻まれて交尾奴隷堕ちした旧敵との浮気背徳えっちにドハマリするお話』
https://novel18.syosetu.com/n9541gq/
これらの短編と世界観と設定を共有しています。
【旧作人物・用語解説】
魔族:モンスター。高い魔力と知性を持ち、人間の姿形に近い種を便宜上”上級魔族”と呼ぶ。太古の昔に人間に奴隷にされていたせいもあって人間への敵愾心は高い。
テイム:人間が作り出した魔族特効の悪名高い服従魔法。制約はあるものの、上級魔族さえも奴隷化できる。異次元の魔力と非常に高いスキルが必要。禁術扱いされ現代では失伝。
勇者:人間界で魔族との戦いで名を上げた英雄に与えられていた尊称。しかし、実態は魔族ハンターに近い。末期には金目当てのゴロツキが勝手に勇者を名乗り、質的に劣化していた。
アルゴダール1世:魔界を統べる魔王様。冗談の通用しないお方で、まだ素人同然の駆け出し勇者にいきなり最強の最上級魔界騎士を送りつける勇者狩りを始める。リーネガルデの先祖。
アレク・エルダーウィン:勇者。元々孤児で自分を白眼視してくる環境から逃げるために勇者になる。勇者狩りを切り抜けた天才。アランの先祖。
リース・ネルガルリンデ:最上級魔界騎士。青肌のクールな美女。勇者アレクに幾度も敗北を喫する。魔族としての誇りを傷つけられて自決しようとするも、アレクの"テイム"で阻止される。アレクの妻。
グロリア・エルトミーネ:可愛らしいボーイッシュな女上級魔族。人間の捕虜を収容する"ガロング監獄”の監獄長。捕虜への虐待で悪名高い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 16:17:58
116945文字
会話率:74%
現代社会の闇を狩る魔物ハンターの俺は、懐かれた吸血鬼の女の子をメイドとして雇っている。対価は血と精液?!異種族ラブラブファンタジー!
最終更新:2022-01-01 18:00:00
4674文字
会話率:45%
滅びかけた世界の片隅で、ただ生きていた馬人のムビオは、ある日閃光と轟音に見舞われる。光に焼かれた翼人が死んで落ちてくるなか、生き残りを保護する。保護したのは伝説の通りの美しさをもつ男の翼人だったが、その翼は焼けて失われてしまった。回復した翼
人ジューと、馬人ムビオの歩む先は。
翼人X馬人の異種族ラブ。エロは最後です。短編〜中編予定。隔日更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 07:00:00
34699文字
会話率:57%
ごくごく平凡で、ありふれた日常を送っていた森咲 月詠は
付き合った特異な彼氏のあれやこれやに巻き込まれ
世界の真実を知っていくことになる――
そんなこの私たちが生きる世界にも、もしかしたらあり得るかもしれない。
涙あり
、笑いあり、エロ多いにあり、な異種族ラブストーリー(になる予定)
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初投稿になります。
ホンマもんの初投稿です、今まで二次創作しか書いたことがありませんでした。
文字数これでええんか、読みづらくないかな、面白いのかこの話!?
と思いながら気の赴くままに綴っていきます。
更新頻度は低め。亀より遅い。けど、書き始めたからには完結させたいと思っています。
書き溜めとかしてないんですけど、そうすると絶対書くのに時間かかりすぎるので
自分に鞭打っていきます。目指せ週一更新。
生暖かい目で見守ってくださると嬉しいです。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 22:00:00
3854文字
会話率:33%
ヴァンパイアハンターのセス・ヴィクトリノは、増え続ける吸血事件に頭を悩ませていた。そこへ、応援要員として派遣されてきたのは、ハンターとしてはまだ未熟な竜人の従軍神父マティアス・リンドヴルムだった。
生真面目で、素直に自分を慕ってくるリンドヴ
ルムに絆されて、ひょんなことから一晩の過ちを犯してしまうセスだったが
それは、彼の運命の大きく変えることになるのだった
生真面目隠れヤンデレ激重竜人神父(×やさぐれ中年熟練ヴァンパイアハンターの、異種族ラブロマンスです
※異種姦、暴力シーン、微グロ描写など、アブノーマルな表現を含みます。お楽しみください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 00:04:21
109081文字
会話率:36%
ここできっと私は死ぬんだ。そう、思ったのに…。なんで、私を助けるんだろう?私は獣人なのに。怖いところに連れて行こうとしているの?それとも他の獣人みたいに『どれい』にされるのかな…?そう思いつつも初めて差し出される手に少女はすがった。そんな少
女とある男の、年の差+異種族ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-06 18:05:42
11129文字
会話率:15%