父親の持つ会社の跡目争いから逃れるため大学院に進むことにした妾腹αの岡崎周は、将来の上司になるであろう人物から『現実を見ておくべきだ』と言われ、とある診療所を訪ねることになった。
そこで出会ったチョーカーを着けたΩに一目惚れをする周。だが、
チョーカーをしているのは番持ちのΩという印でもある。
番持ちのΩが一人で診療所住まいをしている――通常では考えられない状況の理由に行き着いた周。診療所で見たΩの『処置』を受け入れたくない周は、件のΩ、向坂一途を救う方法を模索し始めた。
後々開発に携わるであろうΩ用の抑制剤の完成は、一途の『処置』には間に合わない。そこで見つけた一つの方法、番の『書き換え』に一縷の望みを懸けるが――
薬学部学生で妾腹のα×未亡人Ω。
番を喪ってしまったΩの救済を目指す『書き換え』オメガバースBL。
独自設定が少々強めです。両者とも少しウダウダしていますが、まあしょうがない。
※pixivさん、pictBLandさんにも掲載します。
※話の関係上、女性αがメインで関わってきます。
※性描写がある話にはサブタイトル部分に☆を入れています。
AmazonKindleにて電子書籍を配信しています(洞施うろこ名義)
書き下ろしSSを4作追加していますので、よろしければ電子書籍版もお願いします。
Unlimited対応です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 12:00:00
67462文字
会話率:51%
番持ちの絶世の美貌を持つオメガに一目ぼれし失恋。
その後愛した人は自分と同じアルファだった。
中央の都で警察官として働くジルはそこそこモテるが番を持たないアルファ。
叶わない恋ばかりしてしまい、さらに番持ちとなった相手に未練を残す自分に決
別すべく、失恋旅行で縁のある南国ハレへの街へ向かおうとする。
その行きすがら、たまたま訪れた交番で、財布をすられて困り果てていた北国出身の少年に出会う。どこか危なっかしい彼が同じくハレヘを目指していると知り、世話焼きなジルは放っておけず……。
片思いに決着をつけたい男と、愛する母のため、職を求めて旅に出た少年との二人旅。
こことは違う世界でのオメガバースです。
スピンオフのスピンオフのスピンオフだともはや別のお話!
『香りの鳥籠』のスピンオフの『香りの比翼・虜囚』にでてきた人物の出る『香りの献身』のスピンオフ(笑)なので単独で読めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 21:52:31
392360文字
会話率:34%
あれから二年。
会えない事がこんなに辛いなんて思ってなかったんだ。自分で決めた事なのに今とても寂しいよ。
★短編『俺の想い』シリーズの二年後になります。啓一郎視点で話は進みます。
※※※オメガバースの設定をお借りしてます。更に独自の解釈
が入っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-06 20:00:00
53115文字
会話率:43%
「運命に手折られる」の続き?です。前作を見ていただけなくても大丈夫な内容ですが、読んでいただいた方が分かりやすいと思います。昭二の元にかつての戦友ーー中塚透が現れる。彼は運命の番を題材にした小説を書いている小説家になっていた。「全て、終わり
ました」そう言って笑った彼から、後日”小説”が届く。それはあるβの半生を書いたものであるというがーーーー。昭和を舞台にしたオメガバース世界です。時代背景に矛盾が発生している可能性がありますが、どうぞご容赦ください。男性妊娠出産描写有り。
襲われ体質βと若いαの破滅的な恋物語です。α×β。受けへの無理矢理描写、暴力表現。近親相姦描写があります。また攻めが複数おり、その中には番持ちがいます。本命の年下αが出てくるまで暫くかかります。受けもビッチ要素があります。受けが15歳→おっさんまで(戦前→戦後)の話です。必ずしもハッピーエンドとはいえませんので注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 23:46:10
11132文字
会話率:30%