幼馴染みのキエコとは、高校から付き合いがなかった。
近所でたまに見かける彼女のつまらなそうな横顔が印象的だった。
ハタチ祝いと中学の同窓会を一緒にしようという友人に誘われ、下見を任されたオレは久しぶりのキエコとの時間に少し気持ちが動転してい
たのだろう。
彼女が『不感症』だ、なんて暴露をするから。
共に過ごすうちに、恋心を思い出してしまったから。
オレが治してやる、なんて宣言をしてしまったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 08:10:51
9988文字
会話率:37%
体格もよく強面のタキはDomSubバーで一人飲みをしていた。
いつも暴力的な奴だと誤解を受けてしまうDomのタキだったが、暴力など振るったことはないし、むしろ甘やかしたい欲が強い。
そんなタキの前に現れたのは、可愛らしいSubのミツル。まだ
お互いのことを何も知らないのにミツルはタキにパートナーになってほしいと言う。
タキはミツルの提案を受け入れる。しかしミツルが求めていたのはハードプレイだった。
戸惑いながらも、どうにかミツルの期待に応えたいと奮闘するタキと、タキの優しさに戸惑うミツルのすれ違いストーリー
・DomSubユニバースの設定をお借りしています(独自設定あり)
・軽い暴力行為が含まれますので苦手な方はご注意ください
・DomSubを知らない方でも読めるよう説明が時々出てきます
・ハードな躾はありません。基本甘々です
@Dom/Subユニバース
この世界には男女の性の他にダイナミクスと呼ばれる第二の性が存在している。
DomはSubを支配し庇護したい欲があり、SubはDomに支配されて従いたい欲がある。
DomとSubの他に、Normalと呼ばれるDomでもSubでもない者やSwitchと呼ばれるDomとSubの両方を持っている者もいる。
DomがSubに指示を与えて従わせるプレイはCommandを使って行われる。
※この作品はアルファポリスにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 18:00:00
36200文字
会話率:50%
「何で分かんねえんだよ。お前は俺なのに。俺でいられるぐらい俺なのに」
瓜二つの容姿を持つ双子――武澤尚人(たけざわ なおと)と奏人(かなと)は、週に3回入れ替わる生活を4年にも渡って続けていた。 兄-尚人は弟-奏人への贖罪のために。弟-
奏人は自由を謳歌するために。
そんなある日、尚人は入れ替わりの日々を終わらせるべく行動に出る。奏人の将来を思ってのことだったが、それはまったくの独りよがり。奏人が真に求めていたのは『同調』。双子の枠を超えて結ばれることだったのだ。
激しいぶつかり合いの末に漸く理解した尚人は、奏人の思いを受け入れようとする。だが、その道を阻むように1人の男が立ちはだかった。ゴシップ記者の谷原樹(たにはら いつき)。清潔感の欠片もないハイエナのようなこの男が、双子の運命を大きく揺るがす。
★…R-18 / ☆…R-15
後半は★だらけになると思います。すみません(*´▽`*)
※近親相姦,凌辱要素があります。苦手な方はご注意ください(。-人-。)
※悲恋になっちゃうんだと思います。
前向きなつもりではあるのですが…(ノД`)・゜・。
(先日までメリバを自称していたのですが、
解釈違いが怖く悲恋とさせていただきました。
至らず申し訳ございません!!!!!!!!!!!!!)
※取り上げている競技のルール等々はなんちゃってレベル。
忠実ではなく、一部歪めてます。ご了承くださいm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 21:45:05
104406文字
会話率:60%
真面目で厳格な医師作家、アーサー・コナン・ドイルは感じたくもない快感に身を震わせていた。彼はロンドンを騒がせる、“男専門”のレイプ犯、男狩りジャックに運悪く遭遇し、アナルセックスを夜の路上で強要されていたのだった。だが彼は、ウィリアム・ジレ
ットと言う若き紳士に救われる。ドイルが知る限り、ウィリアムはアメリカの人気舞台俳優のはずだ。だが男狩りジャックは、彼のことを「名探偵」と呼び、「犯行を見抜かれた」と口にした。そんなウィリアムは、男狩りジャックを武術の技で倒し、「仔犬」と呼ぶ、暗闇の中に控えていたスコットランドヤードの警官たちに逮捕させた。
彼の立ち回りは、まさに名探偵だった。だがウィリアムが名俳優であれ名探偵であれ、思わぬ男に助けられたことに驚きながらも、彼に感謝するドイル。
だが、ウィリアムがドイルに求めていたのは彼との肉体的な主従関係だった。彼にもまた男色の気があることを知り、衝撃を感じたドイルは、ウィリアムの前で一糸まとわぬ姿のまま気絶してしまう。次に目覚めた時、彼が倒れていたのは、ウィリアムが暮らす屋敷のベッド。そんなドイルを、ウィリアムは紳士的に介抱する。そして彼が告げたのは、ウィリアムが役者であるのは表向きで、彼の本職は私立探偵で、その卓越した推理力から、英国では名探偵と称されていると言うことだった。そして、さらにウィリアムは、ドイルに肉体的な関係を迫って来る。
彼の強引とも言える求めを、謎に思うドイルは、彼が何故そこまで自身を求めるのかの謎を、追いかけることを決める。その中で、彼はかつてウィリアムを彼が少年だった時に性的に虐待し、虐げていたひとりの男が、英国にいることにたどりついて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 17:18:45
15018文字
会話率:50%
英国の犯罪者たちに助言を与え、ロンドンで起きる未解決事件を裏から操る犯罪界の黒幕、ジェイムズ・モリアーティ教授はひそかに想いを寄せていた、歌姫にして女賊の少女、アイリーン・アドラーを支配したいと思っていた。そんな時、ロンドンの高級SMクラブ
で、若い男に理不尽な調教を受けていたアイリーンを「専属の女奴隷を奪われた」気分から、モリアーティ教授は助ける。アイリーンもまた、教授を求めていた。だが、歌姫がモリアーティ教授を求めていたのは、アイリーンの恋人でモリアーティ教授の宿敵である凄腕の名探偵、シャーロック・ホームズのためだった。アイリーンは教授に色仕掛けを仕掛けようと思ったのだが、処女である歌姫には難しかったらしい。それを知ったモリアーティ教授は、アイリーンを自らの「花嫁」として調教しようとする。ところが─ホームズ・パスティーシュ×SM、マッシュアップ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 19:44:57
2711文字
会話率:55%
大学4年、蓮見香乃は、図書館で隣席に座る男に仄かな恋心を抱いていた。
香乃が好きな花……勿忘草(わすれなぐさ)の色と香りを纏う彼と触れた時、秘めた熱は爆ぜる。
だが彼が求めていたのは、ひとときの遊びだったことを知り、心に深い傷を負う。
3
0歳になった香乃は昔の面影を払拭し、事務機メーカーMINOWAの営業コンサルタント課の仕事をして、花屋をしている実家への援助をしていた。
ある日、仕事で同期の営業課長牧瀬慎と共に、あまり評判がよくないホテルに向かう。
総支配人として現われたのは、27歳の真宮穂積。
香乃に忘れられない傷をつけた――勿忘草を纏った男だった。
※アルファポリスにて先行連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 22:07:55
380221文字
会話率:36%
館野 風見(たての かざみ)は十七年間、女性に対して恋心は知らずに生きてきた。高校二年生の春、新しいクラスで一目惚れした真野 海音(まの うみね)に告白したものの、すでに十歳年上の彼氏のいる彼女からはセフレになることを求められる。風見の親友
、颯介(そうすけ)には先に彼女への恋心を暴露され、ずっと自分の本心は話せずに隠していた。それでも彼女への恋心を止められずセフレになることを承諾。けれど、海音の彼氏が求めていたのは彼女と自分を交えた三人での行為で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-13 16:14:19
14280文字
会話率:65%
【1章】
職業、マダムのツバメの涼(リョウ)は、飼い主である女に捨てられ、夜の歓楽街で酒に溺れていた。
ふらりと誘われるように涼が足を踏み入れたのは、落ち着いた雰囲気のバー。
そのカウンター席で飲んでいた色男の明日夏(アスカ)に、涼はそのま
まお持ち帰りされてしまう。
男に囲われるのは初めてだったが、飼われることになった以上は磨かれたヒモ手腕を存分に発揮して飼い主である明日夏に喜んでもらおうと頑張る涼。
しかし明日夏が求めていたのはヒモとしての涼ではなく、二人の関係は次第に食い違ってしまう。
【2章】
再び明日夏(アスカ)のマンションで生活することになった涼(リョウ)は、ヒモとしてではない本当の自分を見せて欲しいという明日夏の要求に答えるべく奮闘していた。
自分の感情など必要とされず、ただ飼われることに慣れていた涼にとって無自覚の感情と向き合うのは困難を極めたが、それでも試行錯誤を重ねていくうち、涼は徐々に自らの奥底に秘められた明日夏への想いを自覚していく。
対する明日夏も、涼の言動と感情のうねりに晒されて少しずつ変化していく自身の無自覚の感情に、動じないはずの心を揺さぶられ、やがて。
ヒモモードを発動すると隙なく格好いいが、通常モードでは公園のベンチでのんびり日向ぼっこが似合うぼんやりツバメ系男子の涼と、全方位完璧過ぎて世の中イージーモード、それ故に退屈を持て余しているタワーマンション系男子の明日夏。
そんな二人の織りなす、ちょっぴりアダルティな少女漫画風BL小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 21:00:00
134547文字
会話率:29%
少年が求めていたのはただ一つ。『人』になること。
『人』でありながら『人』として認められない世界。
12歳の少年が、戦乱の渦に巻き込まれながら、自分の存在価値を探していく物語。
果して、少年は『人』になることが出来るのか……
最終更新:2016-11-11 01:15:54
23079文字
会話率:49%