俺は、マンハッタンにある小さな花屋の店長だ。
メキシコで生まれ育ち、今はここニューヨークで、妹弟と従兄弟たちと一緒に両親の遺したアパートで暮らしている。
ある日、店に金色の眼をした美しい男がやって来た。彼は花束を注文し、そしてこの店の隣に立
つ高級アパートから小さな女の子が消えたと言った。
その日から、俺の平凡だった日常は変わってしまった―――
〈ちょっとこじれた気障年上イケメン攻×自分に自信がない年下容姿平凡受〉
本作は、遺伝子操作により、超能力と動物の能力を持つ新人類が存在する歴史改変・近未来小説です。アメコミや海外パラノーマル作品が大好きなので、異能のヒーローたちが活躍するBでLなロマンスを読みたくて書きました。
エロはモロ語、年上攻めの溺愛・執着、ハピエンです。
なんちゃってミステリー仕様で、所々謎解きと世界観の説明が入りますので、面倒くさいという方は読み飛ばしちゃってください。
11月18日完結しました。
登場人物と用語について、説明ページをTOPに追加しています。内容の性質上、ネタバレ要素がありますので、閲覧にはご注意ください。
R-18は※印です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 01:00:00
232720文字
会話率:37%
女騎士のディアナは、騎士団長のセオドアに秘かに恋心を抱いている。だがある夜のパーティーで、セオドアが婚約したことを知った。捨て鉢になった傷心のディアナは、予てから折り合いの悪かった軽薄騎士・ジェフリーに身を任せてしまうが……慇懃無礼な気障男
と生真面目な女騎士のお話。
(LUNA文庫さまから『月と狩人~大嫌いな同僚騎士に身も心も奪われました~』というタイトルで電子書籍化いたしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 06:37:20
342844文字
会話率:48%
時は二十三世紀、火星。長く続いた無秩序状態のために、街には犯罪が満ち溢れていた。そんな荒くれ者を取り締まるのは、犯罪者にも引けを取らない荒くれ者達――時には法をも顧みずに突き進む、賞金稼ぎ〈カウボーイ〉だった。 ◆ リストランテ・バルの三階
に根城を構えるロイ・ミラーは、賠償金が報酬金を上回ってばかりの貧乏カウボーイ。小汚く日銭を稼ぐ彼に、ある日とんでもない依頼が舞い込んだ――人に害をなす月妖(ルナー)を、殺さず害わず捕獲せよ―― ◆ 時に古臭く、気障に、万事己の信ずる美学に照らし合わせて行動する男達が織り成す、ハードボイルドSF風ストーリー。気まぐれイラスト更新はTwitterにて→@koishi_625折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-20 00:03:11
70735文字
会話率:35%
情緒不安定な男。グレアムはある夜、飛び降り自殺を図ろうとしたところを、金髪の美形の男、セシルに止められる。どこまでも優しく、今時珍しいぐらい気障な男、セシルに心惹かれるグレアム。やがてグレアムは、セシルも孤独だということに気付く。互いの不安
定な孤独を埋めるかのように、ふたりはある晩結ばれる。そして、グレアムはその日に、不思議な狼に逢う夢を見るのだった。そして、近所で起こる、惨殺事件。まるで、獣に噛み殺されたかのようなその死体の有様に、付近の住人は不安を隠せない。そして、グレアムを一途に想い続けている幼馴染みの男、エリックはある日、セシルが女を殺す様子を目撃してしまうのであった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-18 22:16:33
22162文字
会話率:41%